2013年7月3日
from:静岡の事務所から
by :ハワードジョイマン
「ご好評につき完売です」
こうやって書かれていると、「ありゃ!もっと早く来ればよかった!」と思いますよね。それに対し、
「すいません。品切れです」
こうやって書いてあると、「なんだよ~、品揃え悪いな~」と思います。
両方とも、在庫がないという事実は同じです。でも伝え方が違うだけで、相手が受ける印象というのは、全く異なります。
この伝え方1つで、得しているお店、損しているお店があります。
私達が店舗の利益を伸ばそうと思ったとき、一番身につけたいのは、この伝え方です。
どんなに美味しい料理でも、どんなに施術がうまくても、その魅力を上手に伝えないと、お客さんはその魅力が伝わりません。
「うちのお店の商品は良いのにな~」なんでお客さんが来ないんだろう?
って思っている方は、その商品の良さを伝えているか?あるいは、ちゃんと伝わっているか?是非、疑ってみてください。
自分が思っている以上に、伝わってないものです。
伝わってないということは、お客さんにとってみれば、存在していないのと同じです。
HPやチラシ、店前看板でお店や商品の魅力が伝われば、来店客数が増えますよね。
店内の陳列や商品POP、メニューブックで商品の魅力が伝われば、商品の購入率が上がります。
いずれも大事なのは伝え方です。
そこで今日は、伝え方が身につく、1つの練習方法をお話します。
「Aという商品は、●●という良い面があります。
なぜなら、●●だからです。」
例えば、この文章を使って練習してみましょう。
「当店のレタスチャーハンは、シャキシャキした食感が好評です。
なぜなら、朝採れたレタスをさっと炒めているからです。」
こんな感じで、練習がてら色々書いてみましょう。
最初は、こんな程度で良いです。下手で良いんです。
まずは、数稽古で書き出してみるのが大事。
多くの人が、書けないのではなくて、書いたことが無いだけです。
回数不足、練習不足です。
美容師ならば、スタイリストになるために、何度も何度も練習しましたよね。料理人ならば何度も何度も料理を作りましたよね。
同じように、伝え方だって、何度も書いて練習する必要はあります。
例えば、下記の文章だって、私がパッと書いただけだから、しょうもないです。
「当店のレタスチャーハンは、シャキシャキした食感が好評です。
なぜなら、朝採れたレタスをさっと炒めているからです。」
でも、こうやって書いてみると、
「レタスチャーハン」という名前よりも、「朝どれレタスのシャキシャキ炒飯」の方が、なんか注文はいりそうって思いますよね。
こうやって書いていくと、文章の練習にもなるし、ネーミングを改善するヒントにもなります。
いずれも伝え方を鍛える練習になりますので、ぜひ、試してみてくださいね。
あなたのお店が更に繁盛することを応援しています♪
ハワードジョイマン
追伸
弊社の会員さんが、着実に業績を伸ばしているのは、
この会報誌を継続的に学び、「伝え方」を身につけるからです。
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