fbpx

ジョイマンの部屋

ハワード・ジョイマン エピソード13 市役所退職期

市役所5年目に市町村合併が実施され、清水市と静岡市が合併し、新たに静岡市が誕生しました。

私は、最初に、一番楽な部署で診断士の勉強時間を確保する予定が、一番時間拘束の長い部署になってしまい、診断士の勉強から遠ざかってしまっていました。

しかし、今思えば受験勉強から半年ほど遠ざかったことで、改めてリフレッシュすることができたことが良かったのです。

ゴールデンウィークの時期から、8月の1次試験まで集中することができました。しかし、1次試験は不合格でした。昨年の1次試験が合格していたので、今年の2次試験に合格しなければ、更に来年は1次試験で合格しなければならない新試験制度で、もう後がなくなりました。

こうして、私は背水の陣で5年目にして4回目の2次試験に挑むことになったのです。

こうして5年目にして、ようやく中小企業診断士試験2次試験に合格することができました。

しかし、市役所でも自分で納得できる仕事をしなければなりません。そこで、業務改善提案表彰で銀賞をとったり、市有地の公売で自治体の世界では例が無い「幸せな生活をするための賢い土地の選び方7つのポイント」の小冊子を作成し、無料配布するなど自分なりに納得できる仕事をやったと思っています。

こうして、私は、6年目に正式に中小企業診断士の登録がされ、7年間の市役所生活に幕を閉じて、新たなスタートを切ることになったのです。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

-ジョイマンの部屋