雨の朝の静岡。
傘をさして駅まで歩くと、
いつもの半分くらいしか
人が歩いていない。
これ、毎年梅雨の時期になると
よく感じる光景なんです。
車の通りは変わらないのに、
人の流れが明らかに細くなる。
飲食店のオーナーさんと話していると、
この時期の話題がよく出てきます。
「雨が続くと本当に暇で……」
「閑散期をどうにかしたいけど
何から手をつければいいか」
そうなんですよね。
梅雨の閑散期は、
多くの飲食店さんが
同じ悩みを抱えている。
でも今日お伝えしたいのは、
「梅雨の集客術」だけじゃありません。
それよりもっと大事なことがあって、
梅雨こそ「収益の第二の柱」を
育てる絶好のタイミングだと
私は思っているんです。
と言うことで、今日は
雨の日に足が遠のく時期の
来店動機の作り方を
ステップ順にお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 梅雨の閑散期に「来店動機」を作る考え方の基本
- 既存の顧客資産を活かして第二の柱を育てるステップ
- テイクアウト・物販・ギフトを梅雨に絡める具体的な販促アイデア
- 「一本足打法」の経営から抜け出すための優先順位の付け方
こんな方におすすめ
- ✅ 梅雨になると客足がぱたりと止まり、頭を抱えている飲食店オーナーの方
- ✅ イートイン一本に頼っていて、売上の波が激しいと感じている方
- ✅ テイクアウトや物販に興味はあるが、何から始めればいいかわからない方
- ✅ 「もう一本、収益の柱が欲しい」と思い始めている方
- ✅ 雨の日・平日昼間の暇な時間を、何かに活かしたいと考えている方

梅雨に客が減る本当の理由を整理する
「雨だから仕方ない」
そう思っているうちは、
何も変わりません。
梅雨に客足が落ちるのは、
大きく分けて2つの理由があります。
ひとつは、
単純に外出意欲が下がること。
もうひとつは、
「雨の日でもここに来たい」という
動機がまだ作られていないこと。
前者はどうにもなりません。
でも後者は、あなたのお店が
変えられる部分です。
例えば、
近所に「雨の日は◯◯円引き」と
看板を出している居酒屋さんがいます。
短期的には効果があります。
でも、値引きで来たお客さんは
「次も値引きがないと来ない」
お客さんになりやすい。
これも逆です。
梅雨の閑散期を打破するのに、
値引きは最悪の手なんです。
じゃあ何をするのか。
答えは、
「来る理由」をゼロから作ることです。
そしてその「来る理由」こそが、
長い目で見たときに
第二の収益の柱になっていきます。
梅雨の閑散期に「来る理由がない」のが問題だと気づいても、今の商売の数字をどう整理すればいいか分からないままでは動けません。無料で受け取れる書籍の中に「顧客の購買行動を軸とした販促改善の教科書(自店診断ワークシート付き)」と「必要売上シミュレーター」が含まれていて、今の柱の太さを数字で確認するところから始められます。メール登録だけで、1分で受け取れます。
「第二の柱」は遠くにない。まず今の柱の太さを確認する
「第二の柱を作りたい」
この話をすると、
多くの経営者の方が
「何か新しいことを始めなきゃ」と
外に目を向けます。
でも私がいつもお伝えするのは、
まず今ある柱の太さを
確認しましょうということです。
客数・客単価・来店頻度。
この3つに売上を分解して、
どこに伸びしろがあるかを
先に見ておく。
私が独立した直後、
貯金が底をつきました。
妻と母から借金をして、
ギリギリのところから
再起した経験があります。
だから「柱が一本だけ」の
怖さは、身に染みてわかります。
でも当時の自分に足りなかったのは、
新しい事業のアイデアではなく、
今の商売をちゃんと
数字で把握する力でした。
「新しい柱を立てる前に、今の地盤を確認してください。地盤がぐらついたままでは、どんな柱を立てても倒れます。客数・客単価・来店頻度のどこかに伸びしろが残っているなら、そこを太くするだけで、既存業態の中に第二の収益源が生まれることがある。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
梅雨の閑散期は、
ちょうどいいタイミングです。
忙しい時期に後回しにしていた
「数字の把握」と
「第二の柱の設計」を、
この時期にやっておく。
それが、
次のシーズンに向けた
一番の仕込みになります。
✓ ここまでのポイント
- 梅雨の集客不振は「来る理由がない」という問題。値引きで解決しようとするのは逆効果。
- 第二の柱を探す前に、客数・客単価・来店頻度の3軸で今の商売の伸びしろを確認すること。
- 閑散期こそ、忙しい時期にできなかった「設計」を進める絶好の時間。
「テイクアウト・物販・ギフトのどれから始めるか」で止まってしまうのは、今の商売の伸びしろが数字で見えていないからです。無料の会員サイトでは「増益繁盛店になる12ステップ(74ページ)」と「1店舗経営で3店舗分以上の利益を獲得する方法(46ページ)」が読めて、第二の柱を育てる順番の整理に使えます。解除もワンクリックで、まず読んでみてください。
梅雨の来店動機を作る、第二の柱候補3つ
では具体的に、
何が第二の柱になりうるか。
飲食店さんで特にやりやすいのは
次の3つです。
チェックポイント1:テイクアウト・デリバリー
雨の日は外出が億劫でも、
「お家で美味しいものを食べたい」
という欲求は下がりません。
むしろ上がる日もあります。
でも多くの飲食店さんは、
テイクアウトを
「おまけの対応」として
やっています。
これも逆です。
テイクアウトは、
イートイン一本に頼らない
立派な第二の収益源になります。
梅雨に合わせて
「雨の日テイクアウトセット」を
作って、LINE公式アカウントで
事前告知するだけで
反応が変わってきます。
✅ ポイント:テイクアウトを「おまけ」ではなく「商品」として設計する。容器・包装・告知をきちんと整えると、単価も満足度も上がります。
チェックポイント2:物販・ギフト展開
お店の看板メニューを、
「持って帰れる形」に変える。
調味料・ドレッシング・スープの素・
お菓子・瓶詰めなど、
業態によってやり方は様々ですが、
物販を始めると
来店していない日にも売れます。
「うちには物販できるものなんてない」
と思った方は、
本当にそうですか?
あなたのお店に来るお客さんが
「これ、家でも食べたい」と思う
一品はありませんか?
✅ ポイント:物販は在庫リスクを最小化してスタートする。最初は少量から試作し、常連のお客さんに意見を聞いてから本格展開するのが安全です。
チェックポイント3:ギフト・法人ギフト
梅雨から夏にかけては
お中元シーズンに重なります。
地元の食材を使った
お店オリジナルのギフトセットは、
普通のスーパーや百貨店にはない
「あそこのあれ」になれます。
近隣の企業や事業所に
ギフトカタログを配るだけで、
法人需要が生まれることがあります。
✅ ポイント:ギフト展開は「誰に渡すか」を最初に決める。個人客向けか、法人向けか。渡す相手のイメージが先にあると、商品設計がぶれません。
第二の柱を育てる、梅雨から始める4つのステップ
「やりたいのは分かった。
でも何から手をつければ……」
そうなりがちです。
だからステップに落としておきます。
販促 STEP 1
今の顧客台帳・LINEリストを確認する
第二の柱を育てるのに、
一番の資産は
今すでにあなたのお店を
知っているお客さんです。
LINE公式アカウントの友だち数、
ハガキDMを送れる住所リスト、
常連さんの顔ぶれ。
まずここを棚卸しします。
⚠️ よくある失敗:「リストが少ないから意味がない」と思って何もしない。10人に伝わるだけでも、口コミが動けば広がります。
販促 STEP 2
第二の柱の候補を1つだけ決める
テイクアウト・物販・ギフト。
この3つを全部やろうとすると、
どれも中途半端になります。
まず1つだけ決める。
判断基準は「今すぐ在庫リスクが
最も低いもの」です。
⚠️ よくある失敗:全部やろうとして3ヶ月後に疲弊して撤退する。一点集中でまず小さく成功体験を作ることが先です。
販促 STEP 3
梅雨・雨の日に絡めた「来る理由」を言語化する
「雨の日だからこそ、
ここに来てほしい」
この理由を、
お客さんの言葉で書く。
「雨で外出が億劫な日、
このスープを持って帰れば
家族が喜ぶ」
「雨の夜の締めは、
テイクアウトのあれ一択」
こういう具体的なシーンが
浮かぶコピーを作る。
POP・LINE・SNSで
同じ言葉を使って告知する。
⚠️ よくある失敗:「雨の日もやってます」と告知するだけで終わる。「なぜ雨の日にここに来るのか」の理由まで書かないと、行動につながりません。
販促 STEP 4
閑散期の売上データを記録して次に活かす
梅雨に試した施策の結果を、
ちゃんとメモしておく。
「あの週はLINEを送ったら
テイクアウトが○件出た」
「POPを貼ったら物販が
○個売れた」
この積み重ねが、
次の閑散期の仕込みになります。
感覚ではなく数字で動く経営に、
少しずつ近づけていく。
⚠️ よくある失敗:試してみたが記録をつけていないため、翌年また「どうしよう」と一から考え直してしまう。
梅雨の閑散期の販促については、
飲食店の販促が効果的かどうかを仕分ける5つの判断軸も
参考にしてみてください。
「カフェの女性オーナーさんが、物販とサブスクを導入したら月商が20%増えました。フル稼働しなくても回る体制に近づいた、と言ってくれたとき、これが本当の意味での第二の柱だと思いました。派手な新規事業ではなく、今のお客さんに喜ばれる延長線にある収益源。ここに気づいてもらえると、経営の見え方が変わってきます。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
「毎日に目的地ができた」という感覚が、経営を変える
増益繁盛クラブの会員さんで、
1人+アシスタントで
運営しているサロンの
女性オーナー(40代)の方がいます。
客単価の改善に取り組んで
月商230万円を達成し、
フル稼働しなくても
回る体制に近づいた方です。
「毎日に目的地ができた、という感覚です。」
オーナー1人+アシスタント(女性・40代)
この言葉が、すごく刺さりました。
「目的地」がある人と
ない人では、
同じ1日の行動量が
まったく違ってきます。
今の商売一本に頼って、
梅雨になるたびに
「暇だ、どうしよう」と
毎年同じ場所で悩んでいる状態は、
目的地がない状態です。
でも、
「今月はテイクアウトで
○万円を作る」
「梅雨明けまでに
物販の商品を1つ完成させる」
こういう目標が立つと、
閑散期の見え方が変わります。
暇な時間が、
仕込みの時間に変わります。
また、チラシ・SNS・LINEどれから手をつけるかという販促の優先順位は、
第二の柱を告知する場面でも
参考になります。
飲食店の月商規模によって
どの販促ツールを選ぶかという
判断軸については、
飲食店の販促ツールを月商規模別に選ぶ基準も
合わせて読んでみてください。
まとめ:梅雨を「仕込みの季節」に変えましょう
梅雨の集客対策。
多くの飲食店さんが
「雨の日は仕方ない」と
諦めています。
でも実は、
梅雨こそ第二の柱を
育てるチャンスです。
客数・客単価・来店頻度で
今の伸びしろを確認する。
テイクアウト・物販・ギフトの中から
1つだけ選んで動き出す。
来店動機を「値引き」ではなく
「価値」で作る言葉を用意する。
この3つを、
今すぐ始めていきましょう。
一本足打法の経営から抜け出す
第一歩は、
大きな決断ではなく、
小さな設計です。
店舗経営は、
晴れの日も雨の日も
走り続けるマラソンです。
でも、ゴールに向かう地図さえあれば、
雨の日も迷いません。
追伸:
今日お伝えした
「既存資産を活かした第二の柱の設計」を
もっと体系的に進めたい方は、
増益繁盛クラブの会員サイトで
無料の書籍8冊と
経営シミュレーターが使えます。
まずそちらで
自店の数字を整理してみてください。
「毎日に目的地ができた」という感覚を、あなたのお店でも持てるようにしたい。梅雨の閑散期を仕込みの季節に変えるには、一人で考えていては限界があります。増益繁盛クラブでは、客数・客単価・来店頻度の3軸に沿って、あなたのお店の次の一手を一緒に設計できます。申込フォームへの入力だけで始められます。