2.集客対策

飲食店のプレスリリース書き方、メディアに取り上げられる構成と手順

取材の電話が、一本も来ない。

プレスリリースを送っても、
反応がゼロで終わる。
そんな経験、ありますか?

増益繁盛クラブの会員さんの中に、
プレスリリースを活用して
累計100回以上メディアに掲載され、
観光バスが止まるほどの名物店に
なった方がいます。

最初からそうだったわけじゃない。
最初は「どう書けばいいか分からない」
という状態からのスタートでした。

と言うことで、今回は
飲食店がメディアに取り上げられる
プレスリリースの書き方と手順を、
具体的にお伝えしていきます。

📋 この記事でわかること

  1. プレスリリースが取り上げられない本当の理由
  2. メディアが「記事にしたくなる」構成の作り方
  3. クーポン・値下げに頼らず客単価を上げるプレスリリース活用術
  4. 送付から掲載までの具体的な手順

こんな方におすすめ

  • ✅ チラシやクーポンに頼る集客から抜け出したい飲食店オーナーの方
  • ✅ 広告費をかけずに新規客を増やしたい方
  • ✅ プレスリリースを送ったことがあるが、反応がなかった方
  • ✅ 値下げなしで客単価を上げる方法を探している方
  • ✅ 地元メディア・テレビ・雑誌に取り上げてもらいたい方
飲食店のプレスリリース書き方、メディアに取り上げられる構成と手順 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

プレスリリースが無視される、たった一つの理由

まず正直に言います。

ほとんどの飲食店のプレスリリースは、
読まれずにゴミ箱へ直行しています。

なぜか。

「お知らせ」になっているからです。

「新メニューが登場しました」
「○周年を迎えました」
「リニューアルオープンします」

これ、全部「店の都合」の話です。
メディアの担当者は
一日に何十本もリリースを受け取る。
その中で、自分には関係ない
「お知らせ」は読み飛ばされます。

メディアが取り上げるのは、
「視聴者・読者が喜ぶ話」です。
ここがズレている限り、
何本送っても反応はゼロです。

では、どう変えるか。
「お知らせ」を「ニュース」に変えることです。

「プレスリリースは店の宣伝じゃない。
メディアの読者に届ける情報提供です。
この視点が変わると、一気に取り上げられやすくなります。」

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メディアが「記事にしたくなる」プレスリリースの構成

構成は、シンプルです。
でも、意外とできていない。

チェックポイント1:タイトルで「なぜ今か」を伝えているか

メディアが最初に見るのはタイトルです。
ここに「なぜ今、このニュースが重要か」が
なければ、次は読まれません。
季節・社会的背景・地域の話題と
絡めるのが有効です。
例えば、秋の行楽シーズンに合わせた
「地元食材を使った限定コース」は
「観光と食」というメディアが
喜ぶ切り口になります。

✅ ポイント:タイトルは「何か」より「なぜ今か」を先に立てる。季節・トレンド・社会課題と絡めると採用率が上がります。

チェックポイント2:「数字」か「初めて」か「地域一番」があるか

メディアが好む三大要素があります。
「数字」「初めて」「地域一番」です。
「創業30年で初めて女性向けコースを開発」
「静岡県産食材だけを使ったフルコース」
こういう切り口は記事になりやすい。
あなたのお店にも、探せばあるはずです。

✅ ポイント:数字・年数・地域性・業界初などの要素を一行で入れる。「ウチの店らしい」特色が一番のネタになります。

チェックポイント3:「取材したくなる絵」があるか

テレビや雑誌は「映える場面」が必要です。
写真・映像になる場面を、
リリースの中で具体的に提示しましょう。
「調理中の様子をご取材いただけます」
「○月○日にメニュー発表会を実施します」
など、撮影の機会を先に示す。
これだけで問い合わせ率が変わります。

✅ ポイント:「絵になる場面」を先に提案する。記者が「どう撮ろうか」をイメージできると動いてくれます。

✓ ここまでのポイント

  • プレスリリースは「店のお知らせ」ではなく「メディアの読者への情報提供」として書く
  • タイトルには「なぜ今か」を必ず入れる。数字・地域性・初の要素が採用率を上げる
  • 「取材したくなる絵」を具体的に提案することで、問い合わせにつながる

値下げなしで価値を伝える方法として今回プレスリリースを取り上げましたが、それだけでは集客の全体像には届きません。繁盛店ポータルでは「顧客の購買行動を軸とした販促改善の教科書」を無料でダウンロードでき、集客から客単価・リピートまでの流れが一冊で整理できます。無料・ワンクリック解除可能です。

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値下げなしで客単価を上げるプレスリリースの使い方

ここが今回、一番お伝えしたいことです。

プレスリリースで集客した場合、
何が変わるか分かりますか?

クーポンや値引きで来たお客さんは、
「安いから来た」人たちです。
次回は別の安い店に行くかもしれない。
これが値引き集客の怖さです。

でも、メディアで取り上げられて
来たお客さんは違う。
「この店が気になった」
「ここじゃないとダメだ」
という動機で来ます。
これが飲食店の営業利益率を改善する、
最も根本的な方法です。

さらに言うと、
メディア掲載は店の「看板」になります。
「テレビで紹介された店」
「雑誌に載った料理」
これがPOPや店頭で使えるようになる。
価値を伝えて、
適正な客単価で選ばれる店に
なっていくのです。

プレスリリースで累計100回以上
メディア掲載を実現した会員さんは、
最終的に観光バスが止まるほどの
名物店になりました。
値引きを一切使わず、
店の価値だけで選ばれ続けている。
これが、プレスリリース集客の
本当の強さです。

「プレスリリースで累計100回以上メディアに掲載していただき、
今では観光バスが止まる店になりました。
送り続けるしかないと思って続けた結果です。」

増益繁盛クラブ会員(飲食店オーナー)

送付から掲載までの具体的な手順

では、実際にどう動くか。
手順で整理します。

飲食店プレスリリース STEP 1

「ネタ」を月1本決める

最初の壁は「ネタが思いつかない」ことです。
でも、探せば必ずあります。
新メニュー・季節限定・地元食材との連携・
周年・スタッフのエピソード・
常連客の変化・地域への貢献活動。
月1本、カレンダーに「プレスリリースの日」を
作ることから始めてください。

⚠️ よくある失敗:「大きなネタが出てから送ろう」と待っていると、一生送らない。小さなネタを量産する方が結果的に掲載回数は増えます。

飲食店プレスリリース STEP 2

A4・1枚で構成を作る

長くする必要はありません。
A4・1枚で十分です。
構成はシンプルに。
①タイトル(なぜ今か)
②リード文(3行で内容の要約)
③本文(数字・特徴・背景)
④取材対応の案内(日時・場所・連絡先)
⑤写真1〜2枚
この順番で書いていきましょう。

⚠️ よくある失敗:店の歴史や理念を長々と書いてしまう。最初の3行で「何のニュースか」が分からないと、読み進められません。

飲食店プレスリリース STEP 3

送付先リストを作る

地元のテレビ局・ラジオ局・新聞社・
地域情報誌・フリーペーパーの編集部に
FAXまたはメールで送ります。
最初は10〜20媒体でいい。
送付先を一覧にしてリスト化して、
毎月同じ先に送り続けることが大事です。
担当者の記憶に残るのは、
「また来た」と思われてからです。

⚠️ よくある失敗:一度送って反応がないと「プレスリリースは効かない」と諦める。累計100回を超えた会員さんも、最初は無反応でした。続けることが前提です。

飲食店プレスリリース STEP 4

掲載後に「証拠」として使う

取材を受けたら、店内でその事実を使います。
「○○テレビで紹介された○○料理」
というPOPを作る。
Googleマイビジネスの投稿に使う。
これが次の客単価アップと
リピート強化につながっていく。
店頭POPの差し替えを仕組み化することで、
メディア掲載の効果を長く使い続けられます。

⚠️ よくある失敗:取材が来て満足してしまい、その後に何も使わない。掲載は「集客資産」として繰り返し活用することが大事です。

プレスリリースは「広告費ゼロの看板」になる

広告にお金をかけるのは大事です。
でも、プレスリリースは
お金をかけずにメディアが
あなたの店を紹介してくれる仕組みです。

「そんな時間ない」と思った方は、
STEP1の「月1本ネタを決める」だけ
今日やってみてください。
ネタが決まれば、あとは型通りに書くだけです。

「そんな簡単にメディアが来るわけない」と
思った方も、焦らなくていい。
でも、送り続けた人だけが取り上げられます。
100回送って100回掲載された会員さんは、
最初の1回目から始まっています。

値引きで来たお客さんは、
次の値引きで別の店へ行きます。
価値で来たお客さんは、
また来てくれます。
この違いが、飲食店の1日の売上平均を押し上げる、
根本の力になります。

プレスリリースはその入口のひとつです。
値下げに頼らず、
あなたのお店の価値を
正しく伝える手段として、
今日から一歩踏み出していきましょう。

商売は、種を蒔いた人にしか
収穫の秋は来ません。
今日が、その一日目です。

追伸:増益繁盛クラブでは、
こうした販促の実践を
仲間と一緒に続けられる環境を
整えています。
一人でやると続かないことも、
仕組みと仲間がいれば
動き続けられます。

プレスリリースを月1本送り続けるには、「一人でやる」には限界があります。増益繁盛クラブでは、ネタ出し・構成・送付後の店内活用まで、同じ景色を見る仲間と一緒に実践できる環境があります。値引きに頼らず、価値で選ばれる店づくりを一緒に進めていきましょう。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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