母の日販促で、何を聞かれるかは毎年だいたい同じです。
おはようございます。ハワードジョイマンです。
先日、ある和食店のオーナーと話していて、こんな言葉が出てきました。
「ジョイマンさん、母の日って何をやればいいんですかね。
うちみたいな店がやっても意味ないですかね」
50代の男性オーナーで、
腕は確かなのに販促には自信がない、
という方でした。
でも実は、こういう方ほど
変わったときの伸び幅が大きい。
この方、今では月商が80万円上乗せになって、
仕組みができて現場を任せられる時間が増えて、
「抱え込みグセが減った」とおっしゃっています。
母の日が直接のきっかけではないですが、
「販促を意図的に仕掛ける習慣」が
経営を変えていく入口になった、
という話です。
と言うことで、今回は母の日販促について
現場でよく聞かれる質問をまとめて
Q&A形式でお答えします。
公開日は2026年9月ですが、
来年の母の日(2027年5月の第2日曜日)に向けた
準備の参考にしてください。
販促は仕込みが早いほど選択肢が広がります。
📋 この記事でわかること
- 母の日販促で飲食店がよく迷うポイントと、その答え
- スタッフが自信を持って使える提案トークの作り方
- 母の日を「単発イベント」で終わらせず売上の仕組みにする考え方
- 店が繁盛することが、スタッフの働きがいにつながる理由
こんな方におすすめ
- ✅ 母の日に何かやりたいけど何から手をつければいいか分からない方
- ✅ スタッフに提案トークを教えたいが、自分でもうまく言葉にできない方
- ✅ 特別コースや特典を作ったのに、思ったほど反応がなかった経験がある方
- ✅ イベント販促を「売上の仕組み」として積み重ねていきたい方
- ✅ スタッフが誇りを持って働ける店にしたいと思っている方

母の日に「何をやればいいか」が毎年わからないのはなぜ?
毎年同じ悩みが出てくる、ということ自体が問題の本質です。
「昨年やったこと」を記録していないか、
効果測定をしていないか、
そもそも「やりっぱなし」で終わっているか。
どれかに当てはまる方が多いです。
母の日販促は、単発の特別企画ではなく、
「毎年繰り返せる売上の仕組み」として
設計するものです。
例えば、こんな簡単な記録でいいんです。
・何の告知をしたか
・何件問い合わせがあったか
・何件予約に転換したか
・客単価はいくらだったか
これを残しておけば、翌年は「改善版」を仕掛けられます。
「去年はチラシ200枚配って予約8件でした。
今年は500枚配ります」
この状態になると、販促が意図的に動かせるようになります。
✅ ポイント:母の日を「今年だけの単発」にしない。記録→改善→繰り返しの構造を作ることが先決です。
「何を言えばいいか分からない」からスタッフが黙ってしまう、という話に心当たりがあるなら、まず経営の軸を整理するところから始めてみてください。繁盛店ポータルでは、AIがあなたのお店の状況に合わせて具体的な販促アドバイスを返してくれる「ハワードジョイマンAI相談」と、購買行動を軸に何をどう改善するかをまとめた電子書籍が無料で手に入ります。メール登録だけで、1分で受け取れます。
特別コースの価格設定は、どう考えればいい?
「高すぎると売れない気がして、結局いつもの値段に近くしてしまう」
という相談は本当によく聞きます。
でも、これは逆です。
母の日に来るお客さんは、
「特別な日」を演出したくて来ています。
普段1,500円の定食を食べる人が
母の日は5,000円のコースを選ぶ、
というのはよくある話です。
「特別感」に対してお金を払っているので、
安くする必要がない。
むしろ「母の日特別コース」の価格が
普段のメニューと大差なければ、
「特別な日」という期待感を下げてしまいます。
価格設定のポイントは3つです。
1. 普段の客単価の1.5〜2倍を目安にする
2. コースの中身で「なぜこの価格か」を説明できるようにする
3. 「母へのプレゼント」として提案できる要素を1つ入れる
花のプレゼントでも、デザートの特別演出でも、
メッセージカードでも構いません。
「ここでしか体験できない」ものが1つあるだけで、
価格の納得感がまったく変わります。
飲食店の特別感を演出して客単価を上げた事例と組み立て方も参考にしてみてください。
✅ ポイント:母の日の価格は「普段より安く」ではなく「特別感に見合った価格」を設定する。値下げは不要です。
✓ ここまでのポイント
- 母の日販促は記録と効果測定を残して「毎年改善できる仕組み」にする
- 母の日の客単価は普段の1.5〜2倍が目安。「特別感」に値段がついている
「提案トークの作り方」も「告知のタイミング」も分かった。でも、一人でやり切れるか不安、という方は多いです。繁盛店ポータルの「みんなの経営相談DB」では、チラシやメニュー表を添付してAIに添削してもらうこともできます。深夜でも何度聞いても、馬鹿にされることはありません。アカウント開設はメール登録のみ、1分です。
スタッフが自信を持って使える提案トークは、どう作る?
「スタッフが提案してくれない」
というオーナーの声は多いです。
でも、スタッフが提案しない理由は
サボっているからじゃない。
「何を言えばいいか分からない」から黙ってしまう。
提案トークは、作ってあげる必要があります。
例えばこういう形です。
「5月は母の日のご予約を承っております。
お母さんとの特別なお時間に、
ぜひうちの個室をご利用ください。
お花のプレゼントもご用意しています」
これを紙に書いてスタッフに渡す。
練習してもらう。
それだけです。
「そんなこと言いにくい」と思うスタッフには、
こう伝えてみてください。
「お客さんは母の日に何かしたいと思ってる。
でも自分では調べる時間がない。
だから教えてあげるだけでいい」
提案は押し売りじゃなく、情報提供です。
この視点が変わると、
スタッフ自身が提案を「自分の仕事の一部」として
受け入れてくれるようになります。
「スタッフが提案できないのは、才能の問題じゃない。言葉を渡していないから話せないだけです。オーナーがセリフを作れば、あとはスタッフが動いてくれる。それが仕組み化の第一歩です」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
事前告知は何週間前から始めればいい?
答えは「最低4週間前から」です。
母の日は5月の第2日曜日ですから、
4月の頭には動き始めるイメージです。
でも、実際には「告知が遅い」お店がほとんどです。
「まだ早いかな」と思っているうちに
他の店に予約が埋まっていきます。
告知のタイミングと手順をざっくり整理すると、
4週前:店頭POP・LINE公式の告知スタート
3週前:常連客へのDM・ハガキ発送
2週前:SNS告知の強化・スタッフ口頭提案の開始
1週前:「残り〇席」の限定感を出した告知
この順番で動くだけで、
予約が計画的に積み上がっていきます。
特にハガキDMは、
スマホをほとんど使わない世代の親御さんへの
告知に有効です。
「お子さんが手配してくれた特別な席」という文脈で
メッセージを書けば、受け取った側の反応も違います。
✅ ポイント:「まだ早い」と感じるくらいのタイミングから動く。4週前スタートが基準です。
「月商が80万円上乗せになって、仕組みができて現場を任せられる時間も増えました。抱え込みグセが減ってから、やっと経営に集中できる感じになってきました」
和食店(男性・50代)
この方が変わったのも、
「やりっぱなしの販促」から
「記録と仕組みのある販促」に切り替えたのが大きかったです。
母の日販促はスタッフの働きがいと、どうつながる?
ここが今日一番伝えたい話です。
あなたは「スタッフが誇りを持って働ける店にしたい」
と思っていませんか?
そのために、制度を整えたり、
待遇を改善したり、
コミュニケーションを増やしたりしている方は多いです。
でも、実は土台が別のところにある。
お客さんから「ありがとう」と言われる場面が多い店、
売上が安定していて社長が安心した表情をしている店、
そういう店のスタッフは表情が違います。
逆に、値引きで集客を続けて疲弊している店、
社長が常に不安そうにしている店では、
どれだけ制度を整えても空気は重くなる。
必ず大変。
母の日販促も、単に売上を増やすためだけじゃなく、
「お客さんから感謝される体験」を
スタッフと一緒に作るための機会です。
「お母さん、喜んでくださいました」
「お客さんが泣いてましたよ」
こういう言葉がスタッフから出てくる体験が積み重なると、
仕事への誇りが生まれます。
客数・客単価・再来店の3系統で
売上を意図的に作れるようになると、
店全体の表情が変わっていきます。
飲食店の売上改善で現場で本当に効いた打ち手もあわせて読んでみてください。
販促を仕組みに変えるヒントが詰まっています。
「お金をかけずに売上を伸ばす」という発想は愚策です。
告知にはコストがかかる。
でもそのコストは、売上と誇りを生む投資です。
飲食店の集客でよくある失敗と現場オーナーの本音にも、
同じ視点から書いた話があります。
✅ ポイント:スタッフの働きがいは、制度より先に「店の繁盛」が土台になる。販促の仕組みを作ることが、働きがいのある店づくりにつながります。
まとめ:母の日販促を「一度やって終わり」にしない
今回のQ&Aをまとめます。
・毎年迷うのは記録がないから。今年から残してみてください
・価格は普段の1.5〜2倍。特別感に値段をつけて構いません
・提案トークはオーナーが作ってスタッフに渡す
・告知は4週前スタートが基準
・販促の仕組みは、スタッフの誇りの土台になる
一つひとつは地味な話です。
でも、この地味な販促を「すぐに」「継続して」やり切った店が、
じわじわ変わっていきます。
派手な施策より、
毎年改善できる仕組みを一つ持つ方が、
長く繁盛できます。
来年の母の日に向けて、
今年の記録を残すところから始めていきましょう。
店舗経営は、ゴールのないマラソンです。
走り続けましょう。
「抱え込みグセが減って、経営に集中できるようになった」という和食店オーナーの話は、制度ではなく販促の仕組みを作ることから変わりました。一人で悩んでいる状態を抜け出したいなら、客数・客単価・再来店の3系統で売上を意図的に作る体制を一緒に組み立てましょう。増益繁盛クラブでは、月2回のグループコンサルと無制限の直接相談で、あなたのお店の具体的な一手を一緒に考えられます。申込フォームへの入力だけで始められます。