あれこれ

飲食店のAI活用、忙しいオーナーが今日から使える3つのプロンプト

「ChatGPTが流行ってるのは知ってる。でも自分の店でどう使うの?」

「プロンプトって何?英語で書くの?」

「試しに使ってみたけど、なんか的外れな文章が出てきて、結局自分で書き直した」

こういう声、ほんとうによく聞くんですよね。

私、ハワードジョイマンは中小企業診断士として21年間、全国1,000店舗以上の飲食店・美容室・小売店オーナーさんの経営をサポートしてきました。そのなかで最近すごく増えているのが「AIを使いたいけど使いこなせない」という相談です。

AIツールの解説本は山ほどあるんですが、ほとんどが汎用的な説明で終わっていて、「飲食店オーナーがそのまま使える形」になっていない。そこが問題なんですよね。

だからこの記事では、忙しい飲食店オーナーさんが今日からコピペで使えるプロンプト3つを、具体的な使い方と一緒にお伝えします。難しいことは一切ありません。

こんな方におすすめ

  • ✅ AIに興味はあるが、飲食店経営に具体的にどう活かすか分からない方
  • ✅ POPや販促文を作るのに時間がかかりすぎていると感じている方
  • ✅ Instagramを更新しているのに来店に繋がらないと悩んでいる方
  • ✅ 新メニューのアイデアが行き詰まっている方
  • ✅ 毎月の販促を「後手後手」で対応しがちなオーナーさん
飲食店のAI活用、忙しいオーナーが今日から使える3つのプロンプト | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

なぜ飲食店こそAIを使うべきか——数字で見る「時間コスト」の現実

まず少し現実的な話をさせてください。

飲食店オーナーさんが販促まわりにかける時間を調べると、1枚のチラシやPOPコピーを書くのに平均で2〜3時間かかっているという声が多い。月に4〜5本の販促物を作るとしたら、それだけで月10〜15時間が消えていく計算です。

一方、弊社の会員さんでAIプロンプトを使いこなしている小売店オーナーさんは、販促文の作成速度が10倍になったと話してくれました。10倍ということは、3時間かかっていた作業が18分で終わる、ということです。

月商で見ても変化は明確で、AIを活用してPOPとSNS訴求を統一した会員さんは月商1,100万円を達成しています。

「AIは大企業が使うもの」という感覚、まだ持っていませんか? 実は個人経営の飲食店こそ、人手不足で時間が足りないからこそ、AIの恩恵を一番受けやすい立場なんです。

プロンプト①——POPコピーを60秒で作る

まず最初に紹介するのは、店内POPのコピーを作るプロンプトです。POPはお客様が手に取る、あるいは目に留めるものですから、ひとことの言葉の違いで注文率がガラッと変わります。

でも「キャッチコピーを考えるのが苦手」というオーナーさん、ものすごく多い。そこでChatGPTにこう入力してみてください。

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【コピペ用プロンプト①:POPコピー作成】

「あなたは飲食店のPOPコピーライターです。以下の条件でPOPのキャッチコピーを5パターン作ってください。

・メニュー名:〇〇(←自分の商品名を入れる)
・ターゲット:〇〇(例:40代の女性お一人様)
・一番伝えたいこと:〇〇(例:素材にこだわった出汁の旨み)
・文字数:30文字以内でお願いします」

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これだけです。たとえば「牡蠣の土手鍋」「ターゲット:寒い日に体を温めたい50代の常連さん」「一番伝えたいこと:広島産牡蠣の濃厚さ」と入れると、30秒ほどで5パターンのPOPコピーが出てきます。

全部そのまま使えなくても大丈夫。5つの案を見ながら「この表現とこっちの表現を組み合わせよう」と判断するだけでいい。ゼロから考えるのと、5つの案を手直しするのでは、かかる時間が全然違います。

プロンプト②——Instagramの投稿文を業種特化で量産する

「毎日投稿しているのにいいねは増えても来店に繋がらない」という悩みを持つオーナーさんは非常に多い。理由のひとつは、投稿が「料理の写真+一言説明」で止まっていて、お客様を来店に誘導するメッセージが入っていないことです。

こういう設計ができているSNS投稿を、AIで量産する方法があります。

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【コピペ用プロンプト②:Instagram投稿文作成】

「あなたは飲食店のSNS担当者です。以下の条件でInstagramの投稿文を3パターン作ってください。

・店名:〇〇(←自分の店名)
・今回紹介するメニュー:〇〇
・来店してほしいターゲット:〇〇
・このメニューのこだわり・背景:〇〇
・投稿の最後に入れたい一言:「ご予約はプロフィールのリンクから」
・文体:親しみやすく、押しつけがましくない感じで」

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ポイントは「来店してほしいターゲット」をちゃんと入れることです。「おいしいもの好きな人へ」ではなく「週末に奥さんと特別な食事をしたい40代のご主人へ」のように具体的にすると、投稿の刺さり方がまるで違います。

SNSは「認知」のツール、LINEは「関係構築」のツール、店内POPは「単価向上」のツールと機能を分けて考えると、それぞれの役割がはっきりします。SNS投稿ひとつでリピートまで完結させようとしているのが、来店に繋がらない一番の原因だったりするんですよね。

✓ ここまでのポイント

  • 飲食店の販促文作成にかかる時間は月10〜15時間。AIプロンプトで10分の1に短縮できる
  • POPコピーは「ターゲット・伝えたいこと・文字数」を指定するだけで5案が即出力される
  • Instagramの投稿文は、ターゲットを具体的に設定すると刺さり方がまるで変わる

プロンプト③——「ありそうでなかった」新メニューのアイデアを10分で出す

「新メニューを考えたいけど、アイデアが浮かばない」という相談も年間を通じて多いです。

実は名物メニューって、天才的なシェフだけが作れるものじゃないんですよ。既存メニューの「組み合わせ」で生まれることがほとんどです。カツカレーだってカツ丼とカレーの組み合わせだし、麻婆豆腐と唐揚げを組み合わせれば「麻婆チキン」という新メニューが生まれます。

AIはこの「組み合わせ発想」がめちゃくちゃ得意なんです。

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【コピペ用プロンプト③:新メニュー開発】

「あなたは飲食店のメニュー開発アドバイザーです。以下の条件で、ありそうでなかった新メニューのアイデアを10個出してください。

・お店のジャンル:〇〇(例:和食居酒屋)
・現在の人気メニュー:〇〇と〇〇と〇〇(3〜5品書く)
・季節・時期:〇〇(例:秋冬向け)
・狙いたいターゲット:〇〇
・原価率の目安:〇〇%以内で
・条件:既存メニューの素材・調理設備を活かして作れるもの」

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「原価率の目安」を入れるのがミソです。これを入れておかないと、食材を大量に仕入れる必要がある非現実的なアイデアが出てきてしまう。ちゃんと制約を入れると、今の設備とスタッフで実現できる現実的なアイデアが揃います。

出てきたアイデアから気になるものを選んで、さらに「このメニューの魅力的なネーミングを5つ考えて」「このメニューをプレスリリースで紹介する文章を書いて」と会話を続けていくと、メニュー開発からメディア露出の準備まで一気に進みます。

「月商60万円で赤字続きだったのに、メニューと販促を見直して月商470万円・利益200万円になりました。最初は半信半疑だったんですが、やってみるとこんなに変わるんだと驚いています。」

イタリアン経営オーナー(40代・男性)

「ジョイマン先生の方法でPOPを書き直したら、スタッフが『お客さんによく褒められるようになった』と言い始めて。売上も6ヶ月で月商350万円から620万円に上がりました。チラシとGoogle広告を組み合わせたのが特に効きましたね。」

居酒屋経営オーナー(50代・男性)

AI活用で気をつけてほしいこと——「出てきた文章」で終わらせない

ここまで3つのプロンプトを紹介しましたが、ひとつだけ注意してほしいことがあります。

AIが出してくれた文章は「素材」です。そのまま使えることもあるんですが、あなたのお店の個性や、常連さんとの関係性や、地域のカラーは、AIはまだ知らない。だから出てきた文章に「自分のお店らしい一言」を足してあげることで、ぐっと魅力が増します。

逆に言えば、「全部AIにやらせよう」と思うと行き詰まる。「アイデアを出してもらって、仕上げは自分がする」というスタンスが一番うまくいきます。

それと、AIへの指示(プロンプト)は、使えば使うほど上手くなります。最初は「なんか違うな」と感じる出力も多いかもしれないけど、「もっと短く」「もっとやわらかい表現で」「こういうお客様に向けて書き直して」と追加で指示するだけで、ぐっと良くなります。100の知識より1つの実践です。まず使ってみることが大事。

まとめ——今日から1プロンプト、試してみてください

この記事でお伝えした3つのプロンプトを整理します。

  • ① POPコピー作成:「メニュー名・ターゲット・伝えたいこと・文字数」を指定して5案を出力
  • ② Instagram投稿文:「ターゲットを具体的に」設定して来店誘導まで設計した投稿文を量産
  • ③ 新メニュー開発:「原価率の制約」を入れて現実的なアイデアを10個出力→ネーミング・プレスリリースへ展開

「全部やろう」と思わなくていいです。今日は1つだけ、どれか試してみてください。それだけで「AIって自分でも使えるんだ」という感覚が変わります。

弊社の増益繁盛クラブでは、飲食店・美容室・小売店オーナー向けにコピペで使えるAIプロンプト105テンプレートを提供しています。POPコピー、SNS投稿、LINE配信文、メニュー開発、Google広告キーワード抽出など、業種別に整理された実践的な内容です。また、AI活用に限らず、集客・販促・客単価アップ・リピート率向上まで、静岡の現場から全国の飲食店オーナーさんを一緒にサポートしています。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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