「コンサルタントにお金を払ったけれど、何も変わらなかった」──そんな声を、私はこれまで何度聞いてきたかわかりません。
実は、中小企業庁の中小企業支援施策の利用状況に関する調査でも、外部専門家への相談後に「期待した成果が得られなかった」と感じた中小企業者は一定割合存在することが示されています。コンサルタントを名乗ること自体に資格の要件はなく、玉石混交の市場であることが背景にあります。
私はハワードジョイマン。静岡県清水区を拠点に、飲食店・美容室・小売店の経営者を対象に21年間・833件以上の支援実績を持つ店舗利益最大化コンサルタントです。中小企業診断士(経済産業省 登録番号 402345)として、独立前は市役所職員として7年勤務し、夜と週末を使って資格取得と現場修行を6年間続けました。その後、独立直後に貯金がゼロになる経験を経て、現在の「増益繁盛クラブ」を主宰しています。
だからこそ言えます。コンサルタント選びは、「なんとなく良さそう」では絶対に後悔します。今回は、私が実際に選ばれる側の立場から、選ぶ側であるあなたが使うべき「5つの質問」を正直にお伝えします。
📋 この記事でわかること
- コンサルタントを選ぶ際に確認すべき5つの具体的な質問
- 「業種特化の実績」と「汎用的な理論」の違いと見分け方
- 支援スタイル・費用対効果の考え方
- 後悔しないコンサル選びのチェックポイント
こんな方におすすめ
- ✅ 初めて経営コンサルタントへの相談を検討している飲食店・美容室・小売店オーナーの方
- ✅ 過去にコンサルを使ったが成果が出ず、次こそ後悔したくない方
- ✅ 複数のコンサルタントを比較検討中で、判断基準がわからない方
- ✅ 月商の壁(500万・600万・1,000万円)を本気で超えたい経営者の方
- ✅ 学びや広告への投資に踏み出す前に、まず信頼できる伴走者を探している方

質問①「私と同じ業種・規模の支援実績は何件ありますか?」
コンサルタントを選ぶうえで、最初に聞いてほしい質問がこれです。
経営の原則論を語れる人と、飲食店や美容室の現場を知り抜いた人は、まったく別の存在です。「売上は客数×客単価×来店頻度で分解できる」という話は教科書に書いてあります。でも「月商350万円の居酒屋がチラシ+Google広告の組み合わせで6ヶ月後に月商620万円になる」というリアルな変化の過程を一緒に歩いた経験があるかどうかは、まったく別の話です。
私の支援実績は、飲食店610件・美容室150件・治療院系30件・物販その他40件、合計833件以上。居酒屋・焼肉・カフェ・イタリアン・美容室・アパレルと、業態は幅広く対応してきました。
「うちは飲食店なんですが、対応できますか?」ではなく、「飲食店の中でも、私の店と同じ客単価・規模の支援経験は何件ありますか?」と聞いてください。そこで数字が出てこないコンサルタントは、あなたの現場を実験台にする可能性があります。
チェックポイント①:業種・規模の実績件数を確認する
「経営コンサルタントとして活動〇年」という経験年数だけでなく、自分の業種・客単価・店舗規模に近いクライアントを何件担当したかを確認する。
✅ ポイント:数字で答えられないコンサルは、実績が浅いか汎用型の可能性が高い。「何件の飲食店を、どんな状態から、どこまで変えたか」を具体的に語れる人を選ぶこと。
質問②「支援の手法は、紙・ネット・AIのどれかに偏っていませんか?」
ここ数年で「SNS集客専門」「LINE集客特化」「Google広告だけ」を打ち出すコンサルタントが急増しました。一方で「やっぱりチラシとDMが大事」という昔ながらの主張を崩さない人もいます。
正直に言います。どちらも偏りすぎです。
私が大切にしているのは、紙(チラシ・ハガキDM・POP・ニュースレター)、ネット(Google広告・MEO・Instagram・LINE・HP)、AI(販促文・画像・分析支援)の三層を優劣なく等価に組み合わせるという考え方です。なぜなら、あなたのお客さんがどこにいるかは店舗ごとに違うからです。
商圏が半径1kmの地域密着型の飲食店と、SNSを軸に全国からお客さんが来る美容室では、最適な手段がまったく異なります。「うちはSNSが得意だから」という理由で手法を押しつけてくるコンサルタントは、あなたの店に合った処方箋を書けない可能性が高い。
「手段に貴賤はない。紙もネットもAIも、すべてお客さんに届くかどうかで選ぶ。そのためにまず、今のあなたの店の弱い系統がどこかを見極めることが先です」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
質問③「コンサルタント自身の失敗経験と、そこからの再起の話を聞かせてもらえますか?」
これは少し意外に思われるかもしれません。でも、私はこの質問が一番大事だと思っています。
私自身、市役所を退職して独立した直後、仕事がゼロで全財産が底をつく経験をしました。妻と母から借金をして、毎月広告を出し続けることで少しずつ売上が立ち始め、最終的に300万円の借金を完済しました。その過程で気づいたのは、「お金を掛けずに売上を伸ばそうとする発想こそが最大の失策だ」ということです。
経営の現場には、教科書に載っていない判断が毎日やってきます。「また来月続けるか、ここで止めるか」「この広告費は出すべきか、出さないべきか」──その瞬間に腹を括れる伴走者がいるかどうかで、結果は大きく変わります。失敗経験がなく順風満帆だったコンサルタントは、あなたが本当に苦しい時に「もう少し頑張りましょう」以外の言葉を持っていない場合があります。
✓ ここまでのポイント
- 業種・規模に合った具体的な実績件数を数字で確認する
- 紙・ネット・AIのどれかに偏った手法を押しつけるコンサルは要注意
- コンサルタント自身の失敗と再起の経験が、現場での伴走力を左右する
質問④「支援のスタイルは『教える』ですか、それとも『一緒に歩く』ですか?」
この違いは、思っている以上に重要です。
「教える側・教わる側」のコンサルティングは、先生と生徒の関係です。セミナーで理論を学ぶのは良いのですが、問題は「実行の段階で誰が隣にいるか」です。聞いた話を自分で咀嚼して、自店に落とし込んで、実行して、結果を見て、また修正する──この繰り返しを一人でやるのは、経営者にとって相当しんどい作業です。
私が大事にしているのは、伴走型のスタイルです。教える人と教わる人ではなく、同じ方向を向いて隣を歩く関係。「増益繁盛クラブ」の会員制サポートも、メール・チャット相談、オンライン面談、合宿型の研修など、継続的な接点を複数用意しているのはそのためです。
コンサルを選ぶ前に確認してください。「契約後、私が実行に詰まったとき、いつ・どんな形で相談できますか?」と。
チェックポイント②:実行支援の継続性を確認する
単発セミナーや1回限りのコンサルティングでは、実行段階でのサポートが受けられない。月次での継続支援、チャット相談、グループコンサルティングなど、実行を伴走してもらえる仕組みがあるかを確認する。
✅ ポイント:「学んだあとのアフターフォローはどうなりますか?」という質問への答えが曖昧な場合は、実行支援を重視しない可能性が高い。
「チラシ+Google広告を組み合わせてから6ヶ月で月商が350万円から620万円になりました。客単価も1,400円上がって、新規のお客さんは約2倍に。最初は広告にお金を使うのが怖かったけれど、続けてよかったです」
居酒屋オーナー(飲食店・男性)
「リピート率が38%から71%になり、LINE集客とフォローアップの自動化で年間の月商が1.6倍になりました。数字で確認できるようになってから、経営が怖くなくなった気がします」
美容室オーナー(2店舗・女性)
質問⑤「費用の考え方として、コンサル費用はどう回収する設計ですか?」
最後の質問は、費用対効果の話です。
ここで誤解してほしくないのは、「安いコンサルが良い」ではないということです。「お金を掛けずに売上を伸ばしたい」という発想は、私が最も注意を促したい考え方のひとつです。学びと広告への投資は、経営においてコストではなく投資です。
でも同時に、その投資がどのように回収されるかの設計をコンサルタントが持っていなければ、あなたの経営は改善されません。「月商を〇万円伸ばすために、まずどの系統(客数・客単価・来店頻度)に手を打つか」「その打ち手で何ヶ月後に変化が出やすいか」を説明できるコンサルタントかどうかを確認してください。
私が「絶対に儲かる」「必ず売上が上がる」という言葉を使わないのは、経営には不確定要素があるからです。ただ、客数・客単価・来店頻度の3系統に売上を分解し、それぞれを動かす打ち手を組み合わせることで、売上は「運任せ」ではなく「意図的に作れるもの」に変わっていきます。
❌ よくある選び方のパターン
- 「有名そうだから」「テレビに出ていたから」だけで選ぶ
- 初回が安いから契約したが、継続費用が高額だった
- 業種を問わず「なんでも対応します」と言われた
✅ 後悔しない選び方
- 同業種・同規模の実績件数を数字で確認した
- 支援スタイルが「伴走型」で、実行段階の相談窓口が明確
- コンサル費用の回収設計(どの系統をいつ動かすか)を説明してもらえた
チェックポイント③:費用対効果の設計を確認する
「このコンサル費用で、何をどう変えて、どのくらいで売上に反映されるか」の見通しをコンサルタントが説明できるかを確認する。
✅ ポイント:費用が安いことより、投資した費用が店の売上・利益となって戻ってくる設計があるかどうかのほうが重要。「学びへの投資」という考え方に切り替えられるかが、経営者マインドの転換点にもなる。
まとめ:コンサルタント選びの本質は「誰と歩くか」
5つの質問をまとめると、次のようになります。
- 同業種・同規模の支援実績は何件か(数字で確認)
- 紙・ネット・AIを偏りなく組み合わせる視点があるか
- コンサルタント自身が失敗と再起の経験を持っているか
- 実行段階での伴走支援の仕組みがあるか
- 費用の回収設計・売上向上の見通しを説明できるか
私が「増益繁盛クラブ」を通じてお伝えしていることは、販促の技術論だけではありません。「売上は運任せではなく、意図的に作れる」というマインドに切り替わったとき、経営者の目の色が変わります。そのマインドの転換こそが、施策より先にあると考えています。
21年間・833件以上の支援実績の中で、月商60万円の赤字イタリアンが月商470万円・利益200万円になった例も、月商300万円の飲食店が年商2億5,000万円規模に成長した例も、最初の変化はコンサルタントとの信頼関係からはじまっていました。
もし今、コンサルタント選びで迷っているなら、まずは情報収集から始めてみてください。無料で使える繁盛店ポータルでは、店舗経営に関する情報や支援の入口をご用意しています。気軽に覗いてみてください。
また、増益繁盛クラブのゴールドクラスは初月980円でお試しいただける入口をご用意しています。「まず自分に合うかどうか確かめたい」という方は、こちらからどうぞ。一緒に、売上を意図的に作れる経営を目指していきましょう。