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小売店のプレスリリースで地元メディアに取り上げられる、3つのコツ

「プレスリリースを送ってみたけど、全然反応がなかった」——小売店を営んでいると、そういう経験、一度はありませんか?

せっかく新商品を仕入れた、こだわりのフェアを企画した、地域とのコラボを実現した。それなのに、送ったプレスリリースはどこにも取り上げられず、ただ時間だけが過ぎていく。「やっぱりうちみたいな小さな店には関係ないのかな」と諦めかけている方も、いるんじゃないかと思います。

でも、取り上げられない理由は「店が小さいから」じゃないことが、ほとんどです。

こんにちは。増益繁盛クラブスタッフの渥美昌代です。私は有限会社繁盛店研究所で、会員サポートとコンテンツ運営に携わっています。日々、全国の店舗経営者の方々のご相談を受けながら、プレスリリースをきっかけに地元テレビや新聞に取り上げられた会員さんの事例を、数多く見てきました。

今日はそんな私の「一日」を追いかけながら、小売店が地元メディアに取り上げられるための、プレスリリースの3つのコツをお伝えしていきます。

📋 この記事でわかること

  1. 地元メディアが「取り上げたくなる」プレスリリースと、スルーされるプレスリリースの違い
  2. 小売店が使える「ニュース性」の作り方と3つの具体的なコツ
  3. プレスリリースをきっかけに繁盛した店舗の実例
  4. 今日からすぐに取り組める、最初の一歩

こんな方におすすめ

  • ✅ プレスリリースを送ったことがあるが、反応がなかった経験がある方
  • ✅ 広告費をかけずに地元メディアに取り上げられたい小売店オーナーの方
  • ✅ 新商品・新サービス・イベントの告知を効果的にしたい方
  • ✅ 「うちには話題になるネタがない」と思い込んでいる方
  • ✅ 地域でのブランドをもっと高めていきたい方
小売店のプレスリリースで地元メディアに取り上げられる、3つのコツ | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

朝10時。会員さんからの「なぜ取り上げられないのか」という声

私の一日は、朝10時に事務所に入るところから始まります。静岡鉄道新清水駅からほんの10秒。今日も変わらず、扉を開けてパソコンを立ち上げます。

受信トレイを確認すると、会員さんからのメッセージが届いていました。地方で雑貨店を営む方からで、「プレスリリースを地元の新聞社とテレビ局に送ってみたんですが、まったく返事がなくて。何が悪いんでしょうか?」というご相談でした。

こういうご相談は、実は珍しくありません。プレスリリースそのものを「送ること」はできても、「取り上げてもらえる形」で送れているかどうかは、別の話です。

私は返信を書く前に、送っていただいたプレスリリースの文面を見せてもらいました。丁寧に書かれていて、商品の説明も詳しい。でも、読んで数秒でわかりました。「記者さんが記事にしたくなる理由」が見えないのです。

これが、取り上げられないプレスリリースの、一番よくあるパターンです。

❌ よくあるパターン:「商品説明」になっているプレスリリース

  • 新商品の特徴・スペックを詳しく書いている
  • 「ぜひ取材をお願いします」と締めくくられている
  • 記者にとっての「なぜ今?」「なぜここで?」が抜けている
  • 読者(消費者)の「どんな悩みが解決するか」が見えない

✅ 取り上げられるプレスリリースのアプローチ

  • 「地域」「今の話題・季節・社会的背景」と商品・企画がつながっている
  • 読んだ記者が「これ、うちの読者・視聴者が興味持つな」と思える切り口がある
  • 数字・エピソード・人物など、具体的な「絵が浮かぶ」情報がある
  • 問い合わせ先と担当者名が明記されており、すぐ動ける状態になっている

コツ①:「自分の店の話」ではなく「読者(視聴者)の話」として書く

午前中のうちに、会員さんへの返信の骨格を作りながら、私が改めて実感することがあります。プレスリリースで一番大事なのは、「自分が伝えたいこと」より「メディアの向こう側にいる読者・視聴者が気になること」を起点にすることだということです。

メディアの記者さんは、毎日膨大な量のプレスリリースを受け取っています。その中で「これは使える」と判断するのは、自分の媒体の読者や視聴者が興味を持つかどうか、という一点に尽きます。つまり、記者さんに向けて書くより先に、「地域の人が読んで・見て、へーっとなるかどうか」を考えることが出発点です。

たとえば同じ「国産オーガニックコットンのタオルを仕入れました」という事実でも、書き方は全然変わります。

❌「当店では新商品として、国産オーガニックコットンのタオルを取り扱い開始いたしました」

✅「赤ちゃんのいる家庭から高い支持。地元の○○地区で、肌に優しいタオルを探す若い親御さんたちの声に応えた専門店が話題に」

後者には、「誰が」「なぜ」「どういう背景で」という文脈があります。記者さんが記事にしやすい「物語の入口」が用意されているのです。

「プレスリリースは、店の自己紹介状じゃない。地域の人の暮らしと、あなたの店をつなぐ橋渡し状です。その橋がしっかり描けているかどうかで、取り上げられるかどうかが決まります」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

コツ②:「ニュース性」は作れる。季節・数字・地域の3軸で考える

お昼を回ったころ、私は畑のことをふと思います。休日には土を耕して野菜を育てているのですが、畑でいつも実感するのは「タイミング」の大切さです。種まきに適した時期があるように、プレスリリースにも「出す時期」があります。

「うちには話題になるようなネタがない」とおっしゃる小売店オーナーの方は多いのですが、ニュース性は「作れる」ものでもあります。ポイントは3軸です。

チェックポイント①:季節・イベントと結びついているか

地元メディアは、季節感のある話題を好みます。夏なら夏、冬なら冬の暮らしに関連した商品・フェアであれば、それだけで「今」感が生まれます。梅雨前の「湿気対策グッズ特集」、年末の「地元産の贈り物特集」など、メディアが特集を組みたくなる時期に合わせて発信すると、取り上げられる確率が上がります。

✅ ポイント:プレスリリースは、掲載されたい日から「逆算して2〜3週間前」に送るのが基本です。記事を書く時間を記者さんに渡す感覚で。

チェックポイント②:数字が入っているか

「大好評」「多くのお客さんに」という表現は、記者さんには響きません。「発売から3週間で○○個販売」「リピーター率が○%」「地元の○代女性を中心に…」など、具体的な数字があると、グッと信頼性が上がります。小さな数字でも構いません。「3週間で手作り品が完売」は、立派なニュースです。

✅ ポイント:数字が出しにくい場合は、「エピソード」で代替できます。「○○歳の常連さんが毎月必ず買いに来てくれる」というような具体的な人物像も、記者さんには「取材したい」と感じさせる素材になります。

チェックポイント③:「地域」との接点が明確か

地元メディアが最も動くのは、「うちの地域の話だ」と感じるときです。地元の農家と組んだ商品、地域の課題を解決するサービス、地元の人が知っている場所・文化とのつながり——こういった「地域固有の文脈」を持っているプレスリリースは、他の情報と明確に差別化されます。

✅ ポイント:地域の学校・NPO・行政との接点があれば、積極的に盛り込むこと。「地域連携」という要素は、記者さんの選定基準に強く働きます。

✓ ここまでのポイント

  • プレスリリースは「商品説明」ではなく、「読者・視聴者の暮らしとの接点」を起点に書く
  • ニュース性は「季節」「数字」「地域との接点」の3軸で作れる
  • 送るタイミングは掲載希望日の2〜3週間前が目安

コツ③:送って終わりにしない。フォローの一本が生む大きな差

午後は会員さんへの個別サポートの時間です。今日も何人かの方とやり取りをしながら、プレスリリースに関してもう一つ大事なことをお伝えしました。

それは、「送って終わり」にしないことです。

プレスリリースを送った後に、電話やメールで「先日プレスリリースをお送りしたのですが、ご覧いただけましたか?」と一本フォローするだけで、取り上げられる確率は格段に上がります。記者さんは毎日大量の情報を処理していますから、届いていても見落とされることは少なくありません。フォローは「しつこい」のではなく、「丁寧さ」です。

ただし、フォローのタイミングと言い方には気をつけてください。

❌ よくあるフォローパターン

  • 送った翌日に「ご検討いただけましたか?」と催促する
  • 「ぜひ取り上げてください」と押しつける
  • 「なぜ取り上げないのですか」と詰める(これは絶対にNG)

✅ 効果的なフォローのアプローチ

  • 送って3〜5営業日後に「先日お送りしたプレスリリースに追加情報がございまして…」と新しい情報とともに連絡する
  • 「もし取材のご都合がよろしければ、いつでもご案内します」と、記者さんが動きやすい形にしておく
  • 担当者の名前を覚えて、次回からも継続的に情報を送り続ける(関係づくりが大事)

「プレスリリースは、一回送って終わりじゃなく、メディアとの関係を育てるきっかけです。取り上げられた店は、例外なく継続して送っています。一回の結果じゃなく、積み重ねが信頼になるんです」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

実際に、増益繁盛クラブの会員さんの中には、プレスリリースを継続的に活用することで累計100回以上のメディア掲載を達成し、観光バスが止まる名物店へと成長した方がいらっしゃいます。最初の一回が取り上げられなくても、やめないことが大切です。

「チラシとGoogle広告を組み合わせてからは、新規のお客さんが約2倍になりました。プレスリリースをきっかけにメディアに出てからは、お店への信頼感が全然違います」

居酒屋オーナー(月商350万円→620万円/6ヶ月)

夕方15時。今日の気づきを会員さんに届けて、一日を終える

15時になると、私の業務時間は終わります。事務所を出る前に、朝メッセージをくれた雑貨店の方へ、修正したプレスリリースのフィードバックをまとめて送りました。

「自分の店の話ではなく、地域の人の暮らしの話として書き直してみてください。最初から完璧じゃなくていいです。送って、フォローして、また送る。その繰り返しが、最終的にメディアとの関係になります」

そう伝えながら、私自身が畑で学んだことと重なるなと思っていました。土を耕して種をまいて、水をやって待つ。すぐには芽が出ない。でも、続けていれば必ず何かが育つ。プレスリリースも、それと似ているように思います。

増益繁盛クラブでは、ジョイマン先生が「地味な販促を『すぐに』『継続して』やり切ることが、繁盛の本質だ」とよくおっしゃいます。プレスリリースも、まさにその一つです。派手なテクニックより、続けられる仕組みを持つことが大切です。

まとめ:プレスリリースは「伝える技術」より「続ける習慣」

今日お伝えした3つのコツを、もう一度整理しておきます。

  1. 「自分の店の話」ではなく「読者・視聴者の暮らしの話」として書く
  2. 「季節」「数字」「地域との接点」でニュース性を意図的に作る
  3. 送って終わりにせず、フォローと継続でメディアとの関係を育てる

プレスリリースは、広告費をかけずに地元メディアに露出できる、小売店にとって非常に価値の高い販促手段です。支援実績833件以上の増益繁盛クラブでも、プレスリリース活用はひとつの重要な柱として位置づけています。

「うちには話題になるものがない」「どう書けばいいかわからない」という方も、ぜひ一度、今日の3つのコツを意識しながら、書いてみてください。最初は完璧じゃなくていい。続けることが、結果につながります。

もし「プレスリリースの書き方を具体的に学びたい」「集客の仕組みをもっと整えたい」という方は、増益繁盛クラブの無料情報からのぞいてみてください。全国の店舗経営者の方と一緒に、一歩ずつ歩んでいきます。

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また、店舗の売上・利益を本格的に伸ばしたい方は、こちらもご覧ください。超絶繁盛店を目指すあなたへ。全国から集まった経営者の方が、ここから動き出しています。一緒に取り組みましょう。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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