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■手書きPOPの書き方講座

売れる手書きpopの書き方

from:東京に向かう新幹線の車内より
ハワードジョイマン

私は、出張が多くて
よく東京と静岡を行き来しています。

そして、出張から戻ってくると、
さて、増益繁盛クラブの方から
実践報告のお手紙が届いていたりします。

本当にうれしいです。

「実践報告をどんどん送ってください」と
メッセージを発信したので
お陰様で全国の方から
実践報告が届きます。

初回来店客を2週間以内に再来店してもらうための実践報告だったり、
年末の宴会を受注するための取組の実践報告だったり、、
色々な実践報告が届いています。

これも順次、
増益繁盛クラブの会報誌でご紹介できたら
良いですね~。

これらの実践報告は
全て紙媒体です。

ようは、チラシも葉書DMも、FAXDMも
紙に文字や写真でお店に来てもらうための内容が書いてあるものですよね。

それだけ、文字や写真というのは
お店や商品の魅力を伝え、
来店のきっかけを与えるのに重要な役割を果たしているわけです。

そして、
お店の人が口頭で1人1人に伝えるのと違い、
紙媒体で伝えることのメリットは、
同時に何千、何万という人に
一気に情報伝達ができるということです。

店内でも1日に何十人という方、
一人一人に話さなくても
POPを見たお客さんが、

その商品の魅力を理解し、
欲しくなり買い物かごに入れてくれたり、

注文をしてくれます。

だから、その日のうちから
成果が出やすい手書きPOPというのは、
これから経営の勉強をしたい方にとって
最初に実践するのにピッタリな宣伝方法です。

そこで今日は、
手書きPOPの書き方について
簡単にお話しますね。

まず最初に理解してほしいことがあります

それは、「フォントにこだわらないこと」
まずは書くということです。

よくPOPの書籍などの巻末には
明朝体の書き方、ゴシック体の書き方など
マジックでどうやって書くのか?というフォント解説みたいなのが
あります。

あれを信じて、真面目に字(フォント)の書き方の
練習をしている人がいたら、
あれこそ、時間の無駄ですね。

セミナーとかで、
フォントの書き方とかの練習をしていたら、
ご愁傷様ですとしか言いようがありません。

書き方と言っても、
大事なのは、伝える内容のことであって、
字体の書き方ではありません。

で、今日は、
商品POPに書くと良いポイントを
5つお話します。

書き方というのは、
色々なパターンがあるので、
今日は、そのうちのほんの1つですが、、、

今回学んでいただいたPOPをマスターすれば、
それがチラシの書き方など
他の宣伝販促手法に生きてくる
POPの書き方のポイントをお話します。

どんなことをPOPに書けばいいかというと、

1.誰が、
2.どんな時に
3.どんな用途で使うと
4.これまでのどんな苦労、問題、不安が解消され
5.どんなメリット、効果があるのか?

これらの5つの中から
該当するものをPOPに書き込みましょう。

全部書かなくてはいけない訳ではありません。

例えば、テレビCMでもおなじみの
佐藤のご飯ですが、

「玄関開けたら2分でご飯」

あれは、
働いている一人暮らしの方が
夜、疲れて仕事から帰ってきて(問題点)
ご飯をといで炊く時間を節約して(手間)
たった2分でチンするだけで(簡単便利)
美味しいご飯が食べられる(しかも、おいしい)
ということをわずか1行で表現しています。

でもこれって、
何も働いている人だけでなく、
「一人暮らしの人や高齢者も便利やん!」
という話になりますよね。

上記の場合は、
お客さんにとって
これまでこんな不便でしたよね。
でもこの商品ならば、
今までの不便が解消されて
こんなに便利になりますよ
ということが書かれています。

だから、
お客さんにその商品の魅力が伝わり
購入に至るわけです。

でも、
書いても売れないPOPというのは、
上記のようにお客さんが知りたいことが書いて無くて
商品自体のことを書いています。

例えば、●●製、●●産、ということ自体よりも
●●製だから、お客さんにとってどんな便利さがあるのか?
●●産だから、お客さんにとってどんな便利さがあるのか?

●●式マッサージということよりも
その●●式マッサージにより
お客さんにはどんな便利さがあるのか?

こういうことが知りたいわけです。

でも、そういったことが書いて無くて

単に●●式マッサージって書かれていても
「それがどんなものか?」って良さがわからないんですよね。

醤油
よりも、
卵かけごはん専用醤油
って書かれてあれば、
これは卵かけごはんをする時に良いんやな!ってわかるじゃないですか。

石鹸よりも
ハンドソープ
小鼻汚れ用石鹸
など具体的に書かれていたほうが、
買う理由ができます。

あなたは
お客さんに分かりやすく
お客さんが知りたいことを書いていますか?

ぜひ、この一週間取り組んでみてください。

ハワードジョイマン

追伸
明日から、増益繁盛クラブVIP会員の
12月参加者の受付を期間限定で開始します。

www.haward-joyman.com/zhc

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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