あれこれ

ホットペッパー依存からの脱却、最初に取り組むべき自前集客の3本柱

結論から言います。ホットペッパーをやめても、売上が落ちない店をつくることは、今すぐ始められます。

「そんな無責任なこと言えるの?」と思うかもしれません。でも実際に、弊社・増益繁盛クラブの会員さんの中には、ホットペッパービューティーへの掲載をやめた後にリピート率が38%から71%に跳ね上がり、年間の月商が1.6倍になった美容室オーナーさんがいます。

この記事では、そういった実際の声をもとに「自前集客の3本柱」をお伝えします。難しい話はしません。今日から動ける話だけします。

📋 この記事でわかること

  1. なぜホットペッパー依存が危険なのか、その構造的な問題
  2. 自前集客の3本柱(Googleマップ・Instagram・LINE)の役割と始め方
  3. 実際の会員さんの事例から学ぶ「脱・ポータルサイト依存」の進め方
  4. 今すぐ最初に手をつけるべき1つのこと

こんな方におすすめ

  • ✅ ホットペッパーや食べログの掲載料が重く感じている方
  • ✅ クーポン目当ての客ばかりでリピートしないと悩んでいる方
  • ✅ 掲載をやめたら新規がゼロになりそうで怖い方
  • ✅ SNSを更新しているのに来店に繋がらないと感じている方
  • ✅ 自前の集客導線を持ちたいが、何から始めればいいかわからない方
ホットペッパー依存からの脱却、最初に取り組むべき自前集客の3本柱 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

「掲載をやめたら怖い」——その恐怖の正体

先日、美容室を2店舗経営されているオーナーさんからこんな相談をいただきました。

「ホットペッパーへの掲載料が毎月40万円近くかかっています。でも来てくれるのはクーポン目当てのお客さんばかりで、次の月はまた別の店に行ってしまう。掲載をやめたら新規がゼロになりそうで、やめるに やめられないんです」

美容室オーナー(40代・男性)

この悩み、本当によく聞きます。飲食店でも美容室でも、ほぼ同じ構造です。

ま、要はこういうことなんですね。ポータルサイトに載っているのは「店そのもの」じゃなくて「クーポン」なんですよ。お客様はクーポンに来ているから、クーポンがなくなったらそのお客様も消えてしまう。お店ではなく、安さに来ているわけです。

だからといって「今すぐやめよう」という話ではありません。怖いなら段階的に移行すればいい。大事なのは、並行して「自前の集客導線」を育てることです。それが整ったときに、自然とポータルへの依存度が下がっていきます。

自前集客の3本柱——それぞれの「役割分担」を知る

自前集客と言っても、闇雲にやっても機能しません。大事なのは、3つのツールにそれぞれ「担当させる仕事」を決めることです。

私がいつもお伝えしているのは、こういうシンプルな役割分担です。

  • Googleマップ(Googleビジネスプロフィール):「認知・発見」担当。今まで知らなかった人が「近くの美容室」「清水区 居酒屋」と検索したときに見つけてもらう入り口。
  • Instagram:「興味・関係構築」担当。見た目の魅力を伝え、「この店、なんかいいな」という感情を育てる場所。
  • LINE公式アカウント:「来店・再来店」担当。一度来てくれたお客様を逃さず、次の来店に繋げるための仕組み。

「SNS単体で集客しようとするから行き詰まるんですよ。Instagramは『いいね』をもらう場所じゃなくて、LINE登録に誘導する入り口。LINEは売り込む場所じゃなくて、関係を育てる場所。この役割分担を理解した瞬間から、全部がつながり始めます」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント/中小企業診断士)

それぞれ詳しく見ていきましょう。

① Googleマップ最適化——「近く」にいる新規客をタダで拾う

まずGoogleマップ(Googleビジネスプロフィール)の整備は、絶対に最初に手をつけてほしいところです。なぜなら、無料だから。

「清水区 美容室」「清水駅 居酒屋」といったキーワードで検索すると、地図と一緒に店舗が出てきますよね。あそこに表示されるかどうか、どの順番で表示されるかで、新規客の数がまったく変わります。

写真の枚数・質、営業時間の正確さ、クチコミの件数と返信率——これらをきちんと整えるだけで、広告費ゼロで新規のお客様が増え始めます。ホットペッパーに月40万円払う前に、まずここを整えましょうよ、という話です。

② Instagram——「いいね」より「LINE登録」を目指す

毎日Instagramを更新しているのに来店に繋がらない、という声はとても多いです。その理由は先ほどお伝えした通りで、Instagramだけで完結させようとしているからなんですね。

Instagramの投稿には、必ずLINE公式アカウントへの誘導を入れましょう。「LINE登録でクーポンをプレゼント」でもいいし、「LINEでお得情報をお届けしています」でもいい。Instagramは「認知と興味」、LINEは「関係と再来店」。この導線を作ることで、SNS運用が初めて結果に直結し始めます。

③ LINE公式アカウント——これが「脱ホットペッパー」の核心

3本柱の中で最も重要なのがLINEです。なぜかというと、ホットペッパーとの構造的な違いがここにあるからです。

ホットペッパーのお客様は「ホットペッパーのお客様」であって、あなたのお客様ではないんですよ。でもLINEで繋がったお客様は、完全に「あなたのお客様」です。あなたが配信したメッセージが直接届く。これは全然違います。

来店後にLINEへ誘導し、次回予約の案内・限定メニューの告知・誕生日メッセージなどを自動配信する仕組みを作るだけで、リピート率は劇的に上がります。弊社の会員さんで実際にリピート率38%→71%を達成した美容室は、まさにこのLINEの仕組みを整えたことが最大の要因でした。

✓ ここまでのポイント

  • ポータルサイト依存の本質は「クーポンに集まっている客」を「自店のお客様」と勘違いしていること
  • 自前集客の3本柱は「Googleマップ(認知)→Instagram(興味)→LINE(再来店)」の役割分担が重要
  • LINE公式アカウントが整うことで、初めて「自分のお客様リスト」が生まれる

会員さんの事例——実際にどう動いたか

理屈だけではピンとこないと思うので、実際の動き方をお伝えします。

「最初はLINEなんて私には無理だと思っていました。でもジョイマンさんに言われた通り、まずGoogleビジネスプロフィールの写真を20枚追加して、営業時間を正確に入力して、クチコミをいただいたら必ず返信するようにしただけで、2ヶ月で新規のご予約が月に8件増えました。そこからLINEを始めて、今はホットペッパーへの掲載を1プランに絞ることができました」

美容室オーナー(2店舗経営・50代・女性)

そうそう、まさにこれなんですよ。全部いっぺんに完璧にやろうとすると動けなくなります。まずGoogleマップを整える。次にInstagramにLINEへの誘導を入れる。最後にLINEのシナリオを作る。この順番で動けばいい。

実際、飲食店でも同じ流れで成果が出ています。チラシとGoogle広告の組み合わせで新規客が約2倍になり、月商が350万円から620万円に伸びた居酒屋さんの事例もありますが、その前段階として自前の集客導線を整えていたことが大きかったと話してくれていました。

最初に手をつけるべき「1つのこと」

ここまで読んで「3つ全部やるのは大変そう…」と思った方、安心してください。最初の1つは決まっています。

Googleビジネスプロフィールを今すぐ整える、これだけです。

具体的にやることはこれだけです。

チェックポイント1:写真は十分に登録されているか

外観・内観・料理(またはメニュー・施術)・スタッフ——それぞれ5枚以上は欲しいところです。写真が少ないと検索順位が上がりにくく、見てもらえても「ここでいいかな」と不安にさせてしまいます。

✅ ポイント:スマホで撮った写真で十分。明るい自然光の下で撮ること。

チェックポイント2:営業時間・休業日は正確か

「Googleに書いてあった時間に行ったら閉まってた」という体験は、そのお店への信頼を一気に壊します。祝日・季節変動も含めて最新状態に保ちましょう。

✅ ポイント:月1回、カレンダーを見ながら確認する習慣をつけるだけで十分。

チェックポイント3:クチコミに返信しているか

クチコミをもらったのに返信しない店は、Googleからの評価も低くなりますし、投稿した方への礼儀もなっていません。どんな短いクチコミにも、丁寧に返信しましょう。

✅ ポイント:返信の際に「また〇〇を楽しみにお待ちしています」など再来店を促す一言を入れると効果的。

この3つを整えるだけで、Googleマップでの表示順位は着実に改善します。広告費ゼロで、です。

まとめ——ホットペッパーをやめるより先にやること

改めて整理します。ホットペッパー依存から抜け出す道は、「やめること」ではなく「自前の集客導線を育てること」です。

Googleマップで発見してもらい、Instagramで興味を持ってもらい、LINEで関係を育てる。この3本柱が機能し始めたとき、初めて「掲載料を払い続けなくても大丈夫」という状態になります。

弊社の会員さんには、この流れを実践してホットペッパーへの掲載を大幅に縮小しながら売上を上げた方が何人もいます。累計1,000店舗以上の支援実績の中から、飲食店・美容室に特化した実践的な方法をお伝えしてきたからこそ出せた成果です。

「うちでも本当にできるのか」「どこから手をつけたらいいかわからない」という方は、まずは無料の情報から始めてみてください。繁盛している店が何をしているかを知るだけで、見える景色が変わります。

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自前集客の仕組みを本格的に整えて、ポータルサイトに左右されない安定した経営を手に入れたい方は、こちらからどうぞ。会員さんの事例や具体的な進め方を詳しくお伝えしています。

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静岡・清水から全国の飲食店・美容室オーナーさんをサポートしています。北海道から沖縄、海外の方まで一緒に取り組んでいますので、どうぞ気軽にのぞいてみてください。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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