3.儲かる販促と利益アップ

飲食店のハロウィンイベント、仮装・限定メニュー・SNS拡散を組み合わせた企画の舞台裏

10月18日、朝9時半。

ハロウィンまであと13日。

会員の焼鳥居酒屋さんから
メッセージが届いていた。

「ジョイマンさん、今年のハロウィン企画、
去年と何を変えればいいですか」

去年も同じ質問をもらった気がする。
でも今年は、聞いてくるタイミングが
13日前になった。

去年は5日前だった。

この差が、実はすごく大事なんです。

おはようございます。
ハワードジョイマンです。

今日は、ハロウィンイベントを
「なんとなく楽しかったね」で終わらせず、
売上と利益に直結させるための
企画の舞台裏をお見せします。

仮装あり、限定メニューあり、SNS拡散あり。
でもそれを「なんとなくやる」のと、
「客数×客単価×来店頻度」に分解してやるのとでは、
結果がまったく変わってくる。

と言うことで、一緒に考えていきましょう。

こんな方におすすめ

  • ✅ ハロウィンイベントをやってみたいが、何から手を付けていいか分からない方
  • ✅ 過去にイベントをやったが「楽しかっただけ」で売上につながらなかった方
  • ✅ 限定メニューやSNS投稿を販促の武器として活かしたい飲食店オーナー
  • ✅ 値引きや割引なしで客単価を上げる方法を探している方
  • ✅ イベント集客を「一回限り」ではなくリピート来店の仕組みに変えたい方

📋 この記事でわかること

  1. ハロウィンイベントを「客数×客単価×来店頻度」の3系統に分解する考え方
  2. 仮装・限定メニュー・SNS拡散をどう組み合わせれば売上に直結するか
  3. 値引きに頼らず客単価を上げるイベントメニューの設計ポイント
  4. イベント当日の熱狂を、来店頻度アップにつなぐ「その後」の仕組み
飲食店のハロウィンイベント、仮装・限定メニュー・SNS拡散を組み合わせた企画の舞台裏 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

「イベントやったのに、なぜ利益が残らないのか」から始まる

毎年この時期になると、
飲食店さんから同じ声を聞きます。

「去年ハロウィンやったけど、
忙しかっただけで利益が残らなかった」

これ、本当によくある話なんです。

なぜ起きるか。
理由はシンプルで、

イベントをやる目的が
「盛り上げること」になっているから。

盛り上げることと、
売上を上げることは違います。

売上は「客数×客単価×来店頻度」の掛け算です。
イベントはこの3つのうち、
どれを動かすための施策なのかを
先に決める必要がある。

ハロウィンで言えば、
一番動かしやすいのは「客数」です。
新規やSNS経由の来店が増えやすい。

でも「客数」だけ上がって
客単価が下がったら、
忙しいのに利益が増えないという
最悪のパターンになる。

だから限定メニューの設計が、
イベント成否の鍵を握るんです。

「ハロウィンイベントをやるかどうかより、やった後に何が残るかを先に決めてから企画してください。お客さんの笑顔は大事。でも通帳の数字も同じくらい大事です。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

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朝イチの仕込みが、客単価を決める

朝10時。事務所に入って最初にやること。

会員さんのイベントメニュー案を
確認する作業です。

今日も届いていた。
焼鳥居酒屋さんからのメッセージ。

「ハロウィン限定でオレンジ色のカクテルを
300円引きでやろうと思ってます」

これ、逆です。

ハロウィンの限定感を使うなら、
値引きではなく、
「この日しか飲めない」価値を上乗せする方向に使う。

例えば、通常のカクテルより
500円高い特別仕様を作る。
かぼちゃのリキュール、
ドライアイスの演出、
オリジナルのホラーなネーミング。

これで客単価が上がる。

「そんな値上げしたら頼まれない」
と思った方、ちょっと待ってください。

ハロウィンで来るお客さんは、
「非日常を楽しみに来ている」人たちです。
普段より財布のひもが緩い日、なんです。

その日に300円引きをやる必要は
まったくない。

この考え方を実践された
焼鳥居酒屋のオーナー(50代・男性)は、
こんな声を寄せてくれています。

「客単価が900円上がりました。値引きをやめて、メニューに価値をのせる方向に変えたら、お客さんの反応が全然違った。『うちは他と違う』を堂々と言えるようになったのが一番大きかったです。」

焼鳥居酒屋オーナー(50代・男性)

客単価900円のアップ。

100人来店で、月9万円変わる。

これが「値引きをやめる」ということの
意味です。

限定メニューの設計について、
カフェの客単価を上げるためのメニュー構成と接客の舞台裏でも
詳しく書いています。
業種は違っても、考え方はそのまま使えます。

✓ ここまでのポイント

  • ハロウィンイベントは「客数・客単価・来店頻度」のどれを動かすか先に決める
  • 限定メニューは値引きではなく「この日だけの価値の上乗せ」で設計する
  • イベント来店客は財布のひもが緩い。割引に使うのは機会損失

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仮装×SNSの組み合わせで「客数」を最大化する

午前11時。

次は集客側の話です。

仮装来店のお客さんに特典を出す、
という企画は多くの店がやっています。

でも、そこで終わっている店が多い。

仮装してくれたお客さんは、
その格好で写真を撮りたいんです。
そしてSNSにあげたい。

だとしたら、
「映える背景」を店内に用意することが
集客コストゼロの広告になる。

黒とオレンジのバルーンを壁に飾るだけでいい。
コスト1,000円か2,000円の話です。

そこで撮った写真がInstagramに上がれば、
その投稿を見た人が「行ってみたい」と動く。

さらにひと手間加えるなら、
お店のInstagramアカウントをタグ付けしてもらうよう
一言添えておく。

「#(お店のアカウント名)をタグ付けして投稿してくれた方に、
次回使えるドリンク1杯サービス券をプレゼント」

これで来店頻度にもつながる。

SNS投稿→新規客数アップ、
クーポン→再来店頻度アップ。

一つの仕掛けで「客数」と「来店頻度」の
2系統を同時に動かせる。

あなたのお店は、イベントのたびに
こういう設計をしていますか?

それとも「なんとなく楽しかった」で
終わっていますか?

SNS投稿の活用については、
カフェの夏限定メニューをSNSとPOPで来店に引き出す手順が
参考になります。
ハロウィンの季節でも考え方は同じです。

チェックポイント1:限定メニューの価格設定

ハロウィン限定メニューが、通常メニューより安くなっていないか確認してください。限定感と希少性が価値を生む。値引きは価値を下げます。

✅ ポイント:限定メニューは「通常より100〜500円高い」設定を目安にすること。原価を掛けた分は価格に乗せる。

チェックポイント2:SNS投稿の導線

お客さんがSNSに投稿したくなる「撮影スポット」と「投稿の理由(特典)」が店内に設置されているか確認してください。

✅ ポイント:タグ付け投稿に対して次回来店の特典を用意する。これが「来店頻度」を動かすフックになる。

チェックポイント3:イベント後のフォロー設計

イベント当日に来たお客さんへの「次の接触」が準備されているか確認してください。LINE登録・ニュースレター・次回告知POP。どれか一つでも用意する。

✅ ポイント:ハロウィン後に「クリスマス企画の先行案内」を渡すだけで再来店率が変わる。

午後2時。企画の骨格を「紙とネット」の両方で打つ

午後2時。

この時間帯は、会員さんへの
具体的な販促設計のアドバイスをまとめる時間です。

ハロウィンの販促で
よくある失敗パターンがあります。

❌ よくあるパターン

  • Instagramだけで告知して、近隣への案内をしていない
  • チラシだけ撒いて、SNSとLINEへの連動がない
  • 当日の賑わいで満足して、次回来店への仕込みをしていない

✅ 推奨アプローチ

  • チラシ・POPで近隣の既存客に告知する(紙)
  • Instagram・LINE公式で新規・既存両方に届ける(ネット)
  • イベント当日にLINE登録を促し、クリスマス企画の案内をする(来店頻度)

紙とネットを「どちらかだけ」にしない。
両方使う。

お金を掛けずに売上を伸ばす発想は愚策です。
チラシ500枚印刷して近隣に撒く。
そのコスト数千円は広告投資です。

それで1組でも新規が来れば、
十分に元が取れる。

「チラシなんて今どき誰も見ない」
と思っている方ほど、
チラシを受け取ったお客さんに
驚くほど来店してもらえる体験をする。

ネットが当たり前になればなるほど、
紙の希少価値が上がっているんです。

メニュー表の言葉の作り方も、
イベント集客の精度を左右します。
飲食店のおすすめメニューが頼みたくなる言葉と見せ方の違いを
参考にしてみてください。

「ハロウィンは年に一回だから特別に感じる。でもその特別感を売上に変えるための準備は、普段の販促と同じ筋肉を使います。チラシを撒く、LINE に流す、POPを貼る。地味で当たり前のことを、ちゃんとやり切ることが全部です。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

夕方4時。「イベントの熱」を来店頻度につなぐ仕掛け

夕方4時。

今日の最後の仕事は、
イベント後の「フォロー設計」のまとめ。

ハロウィンは10月31日です。
来週末が本番の店も多い。

当日どれだけ盛り上がっても、
次に来てくれなければ
「一回限りのお客さん」で終わる。

来店頻度を上げる。
これが売上の3系統の中で、
最もコストが安くて効果が高い部分です。

具体的に何をするか。

当日、会計のタイミングで一言添える。

「今日来てくれたお客さん限定で、
11月のニュースレターをお渡しします。
次回使えるサービスも入ってます」

紙一枚でいい。
A4一枚でいい。

その紙に、次のイベント告知を入れる。
クリスマス、忘年会、年越し企画。

ハロウィンで来てくれた人は、
イベントを楽しみに来る人たちです。
次のイベントも来る可能性が高い。

その確率を少し上げるだけで、
年間の来店頻度が変わる。

「そんな手間を掛ける余裕がない」
と思った方、
その手間が利益を作っているんです。

繁盛する店と、忙しいだけの店の差は、
たいてい「当日の後」で生まれています。

まとめ:ハロウィンイベントは「仕掛けの練習台」

今日の話を整理します。

ハロウィンイベントで動かすべきは
3系統です。

客数を増やす。
仮装特典とSNS投稿の導線を作る。

客単価を上げる。
限定メニューは値引きではなく
価値の上乗せで設計する。

来店頻度を高める。
LINE登録・ニュースレター・次回告知で
イベントの熱を次につなぐ。

そして紙とネットを両方使う。
どちらかに偏らない。

この設計を一度作れば、
クリスマスも、年越しも、
同じフレームで動かせます。

イベントは「一回限りの特需」ではなく、
「仕組みの練習台」として使っていきましょう。

あなたのお店が、今年のハロウィンで
「楽しかっただけ」ではなく
「利益が残った」と言える10月末を
一緒に作っていきましょう。

店舗経営は、終わりのない仕込みの連続です。
毎日の仕込みが、繁盛を作ります。

追伸:
客単価の上げ方・メニュー設計・SNS活用・チラシの作り方まで、
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無料でお渡ししています。
売上より手元の利益を増やしたい方は、受け取ってみてください。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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