秋口の勉強会会場。
受付を済ませてすぐ、
一人の女性が声をかけてきました。
「正直、来るかどうか
すごく迷いました」
美容室を一人で切り盛りして
8年というオーナーです。
話を聞くと、
求人を出しても応募が来ない。
来ても3か月で辞めてしまう。
「また自分でやるしかないか」
と思いながら、
毎年同じことを繰り返している。
そういうサイクルを
ずっと一人で抱えていたそうです。
おはようございます、
ハワードジョイマンです。
今日は、その方の話を
入り口にしながら、
「採用で困らない店になる」
ということを、
少し違う角度から
一緒に考えてみたいと思います。
📋 この記事でわかること
- 美容室オーナーが孤独な経営判断に陥る、構造的な理由
- 「採用問題」が実は「店づくりの問題」である理由
- 繁盛店が自然と人に選ばれるようになる根本のアプローチ
- 勉強会・コミュニティへの参加が経営判断を変えた具体的な経緯
こんな方におすすめ
- ✅ 求人を出しても応募が集まらない美容室オーナーの方
- ✅ スタッフがすぐ辞めてしまい、原因が分からない方
- ✅ 経営の悩みを一人で抱えていて、相談できる場所がない方
- ✅ 採用より先に「選ばれる店」になる方法を知りたい方
- ✅ 値引きに頼らず、誇りを持って商売をしたいと思っている方

孤独な経営判断が続くと、何が起きるか
美容室のオーナーは、
本当に孤独です。
施術しながら考える。
片付けしながら悩む。
深夜に通帳を眺めながら
「このまま続けられるか」
と自問する。
同業者には
本音を言いにくい。
家族には
心配させたくない。
だから誰にも言えないまま、
判断だけを積み重ねていく。
採用もそのひとつです。
「どこに求人を出せばいいか」
「給料はいくらにすればいいか」
「面接で何を聞けばいいか」
全部、手探りで決めている。
でも、手探りで決めた採用は
ほぼ再現性がありません。
うまくいっても、
なぜうまくいったか分からない。
失敗しても、
どこを変えればいいか分からない。
同じ失敗を毎年繰り返す。
これが、
孤独な経営判断の末路です。
美容室経営者の孤独がなぜ生まれるのか、その構造的な背景については
別の記事でも詳しく書いていますが、
根っこは同じです。
「一人でやろうとしすぎている」
という問題です。
「そんな時間もお金もない」と思いながら、それでも8年間、採用の失敗サイクルを繰り返してきた──その詰まりを感じているなら、まず手元に残る利益の構造を数字で確認するところから始めてみてください。無料の会員サイトでは「必要売上シミュレーター」と8冊の経営書籍がすぐ読めます。メール登録のみ、1分で受け取れます。
採用問題の正体は、実は「店づくり」の問題だった
ここで、
少し立ち止まって考えてほしいのです。
求人を出しても
応募が来ない店と、
特別なことをしていないのに
「ここで働きたい」と
声がかかる店。
この違いは、
採用の手法にあるのでしょうか。
私は、そうではないと思っています。
例えば、
飲食未経験の元専業主婦の方が、
焼肉店のオーナーになり、
人件費率16%を実現した事例があります。
人件費率16%というのは、
飲食業では相当に優秀な数字です。
未経験スタートで
なぜそこまでいけたか。
採用の技術が高かったから
ではありません。
店としての「価値の伝え方」が
明確だったから。
お客さんに選ばれる理由が
はっきりしていたから。
そういう店には、
働く側も「ここがいい」と
感じやすくなるんです。
お客さんに選ばれる繁盛店をつくることと、
人に選ばれる職場をつくることは、
同じ根を持っています。
「採用の前に、店が選ばれる理由をつくること。求人票より先に、働きたいと思われる店になることが、人手不足を根本から解消する唯一の道だと思っています」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
美容室も同じです。
値上げができないと感じている美容室が見直すべき「選ばれる理由」の作り方でも触れていますが、
価値が伝わっている店は、
スタッフにも誇りが生まれます。
誇りがある職場は、
人が辞めにくい。
辞めにくいから、
採用頻度が下がる。
採用頻度が下がれば、
一人ひとりをちゃんと育てられる。
この好循環の入り口は、
採用テクニックではなく、
店づくりです。
✓ ここまでのポイント
- 孤独な経営判断の積み重ねが、採用の失敗サイクルを生んでいる
- 採用問題の根本は「選ばれる店になれているか」という店づくりの問題
- 繁盛店には自然と「ここで働きたい」という人が集まりやすくなる
「何をどの順番でやるか」が分からないまま情報だけ集めても、迷子になるだけです。無料の会員サイトでは「増益繁盛店になる12ステップ(74ページ)」と「顧客の購買行動を軸とした販促改善の教科書(48ページ)」が読めます。店づくりの順番を整理するのに、まずここから始めてみてください。
勉強会に通い始めたきっかけ、そして何が変わったか
冒頭の女性の話に戻ります。
彼女が勉強会に来るかどうか
迷った理由は、こうでした。
「お金も時間もないのに
勉強会なんて行っていいのか」
「そんな時間ない」
「そんなお金ない」
と思った方は、正直な方です。
でも少し考えてみてください。
その「時間がない」「お金がない」状態を
一人で8年続けて、
変わりましたか?
変わらなかったから、
今も同じ悩みを抱えているのでは
ないですか?
学びと行動への投資は、
店舗経営で大事なことです。
お金を掛けずに売上を伸ばす発想は、
私は愚策だと思っています。
彼女が勉強会に来て
最初に変わったのは、
「経営の悩みを話せる場所ができた」
ということでした。
技術より先に、
孤独が解消された。
「自分だけじゃなかった」
と知っただけで、
また前に進めるようになった
とおっしゃっていました。
そして次に変わったのが、
「何をどの順番でやるか」
が明確になったことです。
情報はたくさんあります。
SNSでも、YouTubeでも、
「採用のコツ」は探せば出てきます。
でも情報が増えるほど、
迷子になる。
勉強会やコミュニティで得られるのは、
情報よりも「順番」です。
まず店の価値を言語化する。
次に、その価値をお客さんに伝える
販促を整える。
売上と客単価が上がり、
店に誇りが生まれる。
その状態で求人を出す。
この順番が分かれば、
採用の悩みは大きく変わります。
「客単価が上がって、店に誇りができてから求人を出したら、はじめてちゃんとした応募が来ました。店が変わると、来る人が変わるんだと実感しました」
カラー特化サロン(30代・女性)
「働きたいと思われる店」をつくる、3つの基点
では具体的に、
何から手をつければいいか。
私がお伝えしているのは、
3つの基点です。
チェックポイント1:店の「選ばれる理由」が言葉になっているか
あなたのお店を一言で説明するとき、
「丁寧なカット」「アットホーム」
という言葉しか出てこない場合、
それはまだ言語化できていない状態です。
お客さんがリピートする理由、
スタッフが長く働いている理由、
それを言葉にする作業が最初の一手です。
✅ ポイント:「うちの店にしかない強み」を一文で書いてみてください。書けない場合は、長くいるお客さんに「なぜ来てくれるのか」を直接聞くのが最速です。
チェックポイント2:客単価と利益に、成長の余地があるか
人件費率の話に戻りますが、
人を雇えない根本理由が
「利益が少ない」という場合、
採用の前に客単価の設計を
見直す必要があります。
値引きで集客していると、
利益が薄くなり、
人を雇う余力が生まれない。
これは構造的な問題です。
✅ ポイント:客単価を上げることが「雇える店」に近づく最短ルートです。値上げへの踏み出し方と、選ばれる理由の作り方は別記事を参考にしてみてください。
チェックポイント3:経営判断を一人でしていないか
採用・値上げ・販促・メニュー設計。
これを全部一人でやっていると、
どれも中途半端になります。
相談できる場所があるかどうかで、
判断の精度が全然違ってきます。
✅ ポイント:同じ景色を見ている全国の仲間と繋がれる場を持つことが、孤独な経営から抜け出す現実的な一手です。
まとめ──繁盛店が「選ばれる職場」になる理由
帝国データバンクの調査によると、
正社員が不足していると感じている企業は
51.3%に上ります(2026年7月)。
人手不足は、
あなたの店だけの話ではありません。
だからこそ、
採用テクニックで勝とうとしても
限界があります。
根本は、店づくりです。
売上が立ち、
価値を伝える販促ができ、
社長自身が誇りを持って商売をしている店。
そういう店に、
お客さんは集まります。
そしてそういう店に、
「ここで働きたい」という人も
集まるようになります。
採用で困らない会社にしたいなら、
まず「選ばれる店」になることを
目指していきましょう。
一人でやろうとしなくていいです。
同じ方向を向いた仲間と、
一歩ずつ積み上げていけば、
必ず景色は変わります。
店舗経営は、
ゴールのないマラソンです。
でも、隣に走る仲間がいると、
ペースも変わってきます。
一緒に走っていきましょう。
孤独な経営判断を続けてきた美容室オーナーが、仲間と出会い、順番が見えて、採用の景色が変わった──その一歩目は「相談できる場所を持つ」ことでした。増益繁盛クラブでは、月2回のグループコンサルと24時間の経営相談AIで、あなたのお店の具体的な状況に合わせた次の一手を一緒に考えられます。まず申し込みフォームに必要事項を入力するだけです。