「ChatGPTを使ってみたけど、何を入力すればいいか分からなくて結局使えていない」
そんな声、本当によく届きます。道具として持ってはいるんだけど、使い方が分からないまま放置されている――これ、すごくもったいない状況なんですよね。
私ハワードジョイマンがAIを販促に使い始めて感じたのは、「プロンプト(AIへの指示文)さえ決まれば、あとは早い」ということでした。逆を言えば、プロンプトが決まっていなければ、いくら優秀なAIでも使い物にならない。
この記事では、飲食店・美容室・小売店など業種別に、実際に使えるAIプロンプトを105種類ご紹介します。むずかしい説明はなるべく省いて、コピペして試せる形でお届けします。
📋 この記事でわかること
- AIプロンプトとは何か、なぜ業種別テンプレートが必要なのか
- 飲食店・美容室・小売店それぞれに使えるプロンプトの具体例
- 販促文・口コミ返信・メニュー説明など用途別の使い方
- AIを販促の「道具」として日常に組み込む考え方
こんな方におすすめ
- ✅ ChatGPTやClaudeを試したけど何を入力すればいいか分からなかった方
- ✅ 販促文やPOP文を書くのに毎回時間がかかっている方
- ✅ 飲食店・美容室・小売店のオーナーまたはスタッフの方
- ✅ AIを使いたいけど難しそうで踏み出せていない方
- ✅ 口コミへの返信やSNS投稿文を短時間で仕上げたい方

「プロンプト」って、そもそも何ですか?
まずここから確認しましょう。プロンプトとは、ChatGPTやClaudeなどのAIに対して入力する「指示文」のことです。
人間に仕事をお願いするときと同じで、「これをこういう形でやってほしい」と具体的に伝えるほど、AIは的確な答えを返してきます。逆に「なんかいい文章を書いて」と言うだけでは、ぼんやりした内容しか返ってきません。
たとえば飲食店で「メニュー紹介文を書いて」と入力するより、
「あなたは飲食店の販促コピーライターです。以下の料理について、30代〜50代の女性客に食欲をかきたてるメニュー説明文を100字以内で書いてください。料理名:○○、特徴:○○、使っている食材:○○」
と入力するほうが、圧倒的に使える文章が出てきます。これがプロンプト設計の基本です。
そして業種によって「伝えるべきこと」「使いたい場面」は異なります。だから業種別のテンプレートが必要なんです。
「AIは賢い新入社員だと思ってください。指示を出さないと動けないし、曖昧な指示には曖昧な答えを返します。でも適切な指示を渡せば、ベテランを超えるアウトプットを出すことがあります。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
飲食店向け:今日から使えるプロンプト35選
飲食店での活用場面は大きく5つに分けられます。それぞれのカテゴリとプロンプトの例をご紹介します。
チェックポイント1:メニュー説明文・POP文(10種)
単品の価値を伝えることが、客単価アップの出発点です。「美味しいです」だけでは伝わりません。食材の産地・調理の工夫・食感・香り・誰に向いているか、これらをAIに組み合わせてもらいます。
テンプレート例:
「あなたは飲食店のPOPライターです。以下の料理について、初めて来店した30〜50代の女性客が思わず注文したくなるPOP文を80字以内で書いてください。【料理名】【特徴・こだわり】【おすすめしたい客層】」
✅ ポイント:「○○字以内」「○○代の○○性向け」のように制約を入れると、そのまま使える文章が出やすくなります。
チェックポイント2:Googleビジネスプロフィール・口コミ返信(10種)
口コミへの返信は、次のお客さんへのアピールでもあります。ポジティブな口コミへのお礼文と、ネガティブな口コミへの丁寧な返信、どちらもテンプレート化できます。
テンプレート例:
「あなたは飲食店のオーナーです。以下のGoogleの口コミに対して、誠実かつ温かみのある返信を100字以内で書いてください。他の見込み客にも好印象を与える内容にしてください。【口コミ内容をここに貼る】」
✅ ポイント:「他の見込み客にも好印象を与える」という一文を入れると、宣伝文としても機能する返信が生成されます。
チェックポイント3:チラシ・ハガキDM用キャッチコピー(10種)
紙の販促物は今でも強力な武器です。ただし書くのに時間がかかる。ここにAIを使います。
テンプレート例:
「あなたはダイレクトレスポンスマーケティングの専門家です。新規客獲得のためのチラシに使うキャッチコピーを5パターン作ってください。ターゲット:○○。お店の特徴:○○。読んだ人にとってほしい行動:来店予約。」
✅ ポイント:5パターン出してもらい、その中から一番しっくりくるものを選ぶ方法が効率的です。
チェックポイント4:SNS投稿文(Instagram・LINE)(5種)
毎日の投稿に悩んでいる方はとても多いです。テンプレートを使えば、ゼロから考える時間がほぼなくなります。
テンプレート例:
「あなたは飲食店のSNS担当です。今日の日替わりランチの告知投稿を書いてください。親しみやすいトーンで、ハッシュタグも5つ提案してください。【料理名】【特徴】【価格】【提供時間】」
✅ ポイント:投稿するお店のトーン(カジュアル・高級感・家庭的など)を最初に明記するとブレがなくなります。
✓ ここまでのポイント
- プロンプトとは「AIへの指示文」。具体的であるほど使える回答が返ってくる
- 飲食店では「POP文・口コミ返信・チラシコピー・SNS投稿」の4場面から始めると効果が出やすい
- 制約(字数・ターゲット・目的)をプロンプトに入れると精度が上がる
美容室向け:リピート・単価アップに効く30選
美容室での最大の課題はリピートです。初回来店のお客さんに「また来たい」と思ってもらえるかどうか。AIはそのための接点作りに使えます。
チェックポイント5:ニュースレター・お便り文(10種)
毎月のニュースレターを「書かなきゃ」と思いながら後回しにしていませんか。内容の骨子だけ伝えて、文章はAIに下書きしてもらう流れが作れます。
テンプレート例:
「あなたは美容室オーナーの代わりに書くライターです。以下の情報をもとに、既存のお客さんに向けた親しみやすいニュースレター(400字程度)を書いてください。今月のトピック:○○。スタッフ近況:○○。季節のケアアドバイス:○○。」
✅ ポイント:「親しみやすい」「既存客向け」というキーワードで、営業色を抑えた自然な文体が出やすくなります。
チェックポイント6:メニュー提案・アップセル文(10種)
「もう少し単価を上げたいけど、お客さんに押しつけがましくなりたくない」という声をよく聞きます。AIに「自然な流れで追加メニューを提案するセリフ」を書いてもらう方法があります。
テンプレート例:
「あなたは美容師です。カットのみで来店したお客さんに、トリートメントを自然な流れでおすすめするセリフを3パターン書いてください。押しつけがましくなく、お客さんの利益になる伝え方で。」
✅ ポイント:「押しつけがましくなく」という制約が重要です。入れるだけでぐっと自然なセリフになります。
「リピート率38%から71%になった美容室(2店舗)がありました。LINEでのフォローアップ文をAIで自動化したことが大きかったと聞いています。月商にして1.6倍。やることは地味なんですよ、送り続けるだけですから。でもその継続をAIが支えてくれる。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
「チラシとGoogle広告を組み合わせたら、新規客がおよそ2倍になりました。客単価も1,400円上がって、6ヶ月で月商が350万円から620万円になりました。何より、来月の売上がある程度見えるようになったのが一番安心しました。」
居酒屋オーナー(40代・男性)
チェックポイント7:LINE配信文・再来店促進メッセージ(10種)
LINEは美容室にとって最強の再来店ツールです。でも毎回文章を考えるのが面倒で更新が止まるケースが多い。テンプレートを持っておくだけで運用が続きます。
テンプレート例:
「あなたは美容室のLINE公式アカウントの運営担当です。前回来店から2ヶ月が経ったお客さんに向けた再来店促進メッセージを書いてください。プレッシャーを与えず、また来たくなるような温かいトーンで。100字以内。」
✅ ポイント:「前回来店から○ヶ月」という条件を入れると、タイミングを意識した自然なメッセージになります。
小売店・その他業種向け:40種のテンプレート活用法
小売店・アパレル・物販系の店舗向けに、特に効果が出やすい活用場面をご紹介します。
❌ よくあるパターン(商品説明文)
- 「素材:○○、サイズ:○○、カラー:○○」という仕様の羅列だけで終わっている
- 「高品質です」「人気です」という根拠のない一言で片づけている
✅ 推奨アプローチ(プロンプトで変える)
- 「この商品を買うとどんな気分になるか」「誰のどんな悩みを解決するか」まで書いてもらう
- 商品の背景・作り手のこだわり・使うシーンをプロンプトに含めると、物語のある説明文が生成される
テンプレート例(アパレル):
「あなたはアパレルショップのコピーライターです。以下の商品の販売ページ用の説明文を200字で書いてください。購入者が読んだとき、自分がこれを着たシーンが浮かぶような内容にしてください。【商品名】【素材・特徴】【おすすめシーン】【価格帯】」
テンプレート例(物販・プレスリリース向け):
「あなたは中小店舗専門のPRライターです。以下の情報をもとに、メディアが取り上げたくなる新商品のプレスリリース(400字)を書いてください。【商品名】【特徴・こだわり】【ターゲット層】【発売日・価格】」
実際に増益繁盛クラブの会員さんの中には、プレスリリースを活用して累計100回以上メディアに掲載され、観光バスが止まる名物店になった方もいます。プレスリリースの文章作成こそ、AIが最も力を発揮する場面のひとつです。
105種類のプロンプトを一覧で活かすための考え方
ここまで業種別にご紹介してきましたが、最後に全体の活用姿勢についてお伝えします。
私がコンサルティングの中でAI活用をお伝えするとき、必ず言うのが「AIは道具であって、主役ではない」ということです。
売上は「客数 × 客単価 × 来店頻度」で動きます。AIはこの3つのどれかを動かすための手段です。POPで単価を上げる、ニュースレターで来店頻度を上げる、Google広告で客数を増やす――その文章を書く手間をAIが引き受けてくれる。それが正しい使い方です。
「AIを導入しました」で終わりではなく、「AIのおかげで販促が続けられるようになりました」が目標です。
実際の活用STEP 1
まず1つの用途を決める
口コミ返信だけでも、メニュー説明文だけでもいい。「全部やろう」とすると何もできなくなります。今の店で一番手間がかかっている文章作業を1つ選んでください。
⚠️ よくある失敗:「とりあえず全部試してみよう」と複数のプロンプトを同時に使い始め、どれも中途半端に終わる。最初の1週間は1種類だけに絞ること。
実際の活用STEP 2
このページのテンプレートをコピペして、自店の情報を埋める
テンプレートの「○○」の部分に自店の情報を入れるだけです。最初は完璧を目指さなくていい。
⚠️ よくある失敗:「まず自分でゼロから書いてみよう」とテンプレートを使わずに挑戦し、うまくいかなくて諦める。型があるから早いのです。
実際の活用STEP 3
出てきた文章を少し手直しして使う
AIの出力は「下書き」です。そのまま使えるときもありますが、少しだけ自分の言葉・店の雰囲気に合わせて直すと、グッと良くなります。手直し時間は5分以内が目標。
⚠️ よくある失敗:AIの出力を「完成品」と思い込んでそのまま使い続ける。または「もっと良くしなきゃ」と完璧を求めて結局使わない。ほどよい手直しが最強です。
私が指導している833件以上の店舗支援実績の中で、AIを使って販促文の作成速度が劇的に上がった事例がいくつもあります。アパレル小売店では販促文の作成速度が10倍になり、月商1,100万円を達成した事例もあります。最初の一歩は小さくていい。コピペから始めてください。
まとめ:プロンプトは「仕込み」、販促は「継続」
AIプロンプトの話をしてきましたが、最終的に大事なのは「継続できるかどうか」です。
地味な販促を「すぐに」「継続して」やり切ること――これが繁盛店の共通点だと、21年間の支援経験から断言できます。AIはその継続を助ける道具です。一度プロンプトを仕込んでしまえば、毎回ゼロから悩まなくていい。その分、販促を続ける体力が生まれます。
もし「どのプロンプトから始めればいいか分からない」「自分の業種に合わせてカスタマイズしたい」という方は、まず増益繁盛クラブに入って一緒に試してみましょう。北海道から沖縄、海外の会員さんとも一緒に、現場で使えるAI活用を磨き続けています。
あなたの業種・規模・今のお悩みに合わせて、伴走者として一緒に考えます。お気軽にどうぞ。
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