3.儲かる販促と利益アップ

飲食店の客単価アップを支援するコンサルに密着、実際に何をどの順番で動かすのか

朝5時45分。清水の空が白む前。

ランニングシューズを履いて、
三保の方向へ走り出す。

この時間、頭の中でぐるぐると回るのは、
昨日の会員さんとのやり取りです。

「客単価を上げたいんですが、
どこから手をつければいいか
分からなくて」

30代のラーメン店経営者の方から
届いたメッセージでした。

月商は伸び悩んでいる。
でも忙しい。
回転は悪くない。
なのに手元にお金が残らない。

この三つが重なっているとき、
たいてい客単価が問題です。

と言うことで、今日は
「客単価アップを支援するコンサルは、
実際に何をどの順番で動かすのか」
を、一日の流れに沿って書いていきます。

おはようございます。
ハワードジョイマンです。

📋 この記事でわかること

  1. コンサルが客単価アップの支援で最初に確認すること
  2. 「すぐやる・続ける」順番の具体的な組み立て方
  3. 値下げに頼らず適正単価で選ばれる店になるための考え方
  4. 5年後・10年後も繁盛し続ける経営基盤の核になるもの

こんな方におすすめ

  • ✅ 客単価が低いと感じているが、何から手をつければいいか分からない飲食店経営者の方
  • ✅ 値下げやクーポンに頼らず、適正単価で選ばれる店にしたい方
  • ✅ 忙しいのに売上と利益が比例していない現状を変えたい方
  • ✅ 一時的な好調ではなく、5年後・10年後も続く店の経営基盤をつくりたい方
  • ✅ コンサルを活用した集客・単価改善の実際の進め方を知りたい方
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朝のルーティンで「今日動かすこと」を決める

6時20分に戻って、シャワーを浴びる。

その後の30分が、一日で一番集中できる時間です。

コーヒーを淹れながら、
会員さんのお店の数字を頭の中で並べる。

客数、客単価、来店頻度。

この3つのどこが詰まっているか、
それだけを見ます。

なぜ最初に数字かというと、
感覚で動いても
何を変えたから結果が出たのか
永遠に分からないからです。

「なんとなく忙しくなった」
「なんとなく売れなくなった」

これでは経営ではなく、
天気予報を待つだけの農家と変わらない。

売上は、意図的に作れます。

でも「意図的に」動くためには、
まず数字の現在地を把握することが先です。

飲食店の売上を客数・客単価・来店頻度に分解して数字を読む手順は、
このブログでも詳しく書きましたが、
コンサルとして一日が始まる前に
必ずやっていることもこれです。

「客単価を上げたいけれど、何から手をつければいいか分からない」──この記事を読みながら、そう感じているなら、1記事では書ききれない部分が残っています。無料の会員サイトでは、客数・客単価・来店頻度の3系統を整理する「必要売上シミュレーター」と、増益繁盛店になる12ステップ(74ページ)などの書籍8冊がすぐ読めます。メール登録のみ、1分で受け取れます。

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午前10時。最初の相談で必ず確認する3つのこと

事務所に入って、まず会員さんのメッセージを確認する。

今日は先ほどのラーメン店の方と、
オンラインで話す日です。

客単価を上げたいという相談のとき、
私が最初に確認することが3つあります。

チェックポイント1:今の客単価の「内訳」は把握しているか

平均客単価が900円だとして、
それがラーメン単品で終わっているのか、
それともトッピング・餃子・ドリンクの
組み合わせで成り立っているのか。
内訳が分からないと、どこを動かすか決められません。

✅ ポイント:レジのデータか手書きの集計でいいので、
「何が一緒に頼まれているか」を1週間でいいから記録する。

チェックポイント2:メニューに「もう一品」を促す仕組みがあるか

お客さんは勧められなければ、
追加注文しません。
これは意識の問題ではなく、
仕組みの問題です。
卓上POP、口頭の一言、
メニュー表の配置。
この3つのどれかが機能しているか。

✅ ポイント:「本日おすすめ」のPOPを1枚作るだけで
追加注文率は変わります。
まず1枚、今週中に作ること。

チェックポイント3:価格設定が「原価から積み上げ」になっていないか

原価に利益を乗せて価格を決めると、
たいてい安くなりすぎます。
価値から価格を決めることが先です。
「このラーメンを食べたお客さんは
どんな体験を得るのか」
その体験の価値から逆算する。

✅ ポイント:値段を「原価×3倍」で決めている店は、
まず価値の言語化から始めること。

✓ ここまでのポイント

  • 客単価を上げるには、まず「内訳」を数字で把握することが先決。感覚で動かない。
  • 追加注文は仕組みで生まれる。卓上POPや口頭促しなど「仕掛け」がなければ起きない。
  • 価格は原価積み上げではなく、お客さんが得る体験の価値から設定する考え方が基本。

「記録して、POPを出して、価値を言語化する」──STEPで順番を確認した後、「実際にどう進めるか」で手が止まりやすい場面です。無料の会員サイトには、飲食店の販促改善の教科書(48ページ・自店診断ワークシート付き)と、売上を伸ばした実践者インタビュー(134ページ)が揃っています。メール登録のみ、1分で読み始められます。

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午後1時。「動かす順番」を決めてから実行に移す

今日のラーメン店の方は、
3つの確認を終えて、
こんな状態でした。

・客単価の内訳は把握していない
・メニューへの誘導が一切ない
・価格は原価から積み上げ

3つ全部詰まっていた。

でも、だからこそ伸びしろがある。

こういうとき、よくある失敗が
「全部一気にやろうとすること」です。

全部一気にやると、
何が効いたか分からなくなる。
続かなくなる。
疲れて止まる。

順番が大事です。

客単価アップ STEP 1

1週間だけ、注文内容を記録する

レジに入力したデータでも、
手書きのメモでもいい。
「何が一緒に頼まれているか」
これだけ1週間記録する。
数字が見えてから、次を考える。

⚠️ よくある失敗:「そんな時間ない」と言って記録を飛ばし、
感覚で施策を打って効果測定ができない状態に陥る。

客単価アップ STEP 2

「もう一品」を1つだけ決めて、卓上に置く

記録を見て、
一番頼まれていないけれど利益率の高いメニューを1つ選ぶ。
そのPOPを1枚作って、テーブルに置く。
難しいものは要らない。
手書きでもいい。

⚠️ よくある失敗:完璧なデザインにこだわって
1ヶ月動けない。まず1枚、今週中に出す。

客単価アップ STEP 3

価値を言葉にする

「このメニューはなぜこの値段なのか」
「食べた後、お客さんはどうなるのか」
これをA4用紙1枚に書き出す。
POPのコピーにもなるし、
スタッフへの説明にもなる。
価値の言語化が、適正単価の根拠になります。

⚠️ よくある失敗:「うちの商品は説明しなくても分かる」と思い込み、
お客さんに価値が伝わらないまま値下げで対応してしまう。

値下げに頼らず単価を引き上げる4つの手順についても
別の記事でまとめています。
STEPと合わせて読んでいただくと、
動かす順番がより明確になると思います。

「客単価250円アップ、月商330万円超え。数字を追う経営に手応えを感じ始めた。回転を効率化したことで実働も短縮できました」

ラーメン店オーナー(男性・30代)

この方も、最初は「どこから手をつければいいか」という状態でした。

でも順番通りに動いた。

記録して、POPを出して、価値を言語化して。

それだけで客単価が250円上がり、
月商が変わりました。

「そんな地味なことで変わるの?」
と思った方は、一度立ち止まって考えてみてください。

あなたは今、何か「派手な打ち手」を探していませんか?
あなたのお店に、今すぐできる「地味な一手」はありませんか?

「客単価は、派手な施策では上がらない。地味な記録と、地味なPOPと、地味な価値の言語化。この3つを『すぐに』『続ける』だけで、ほとんどの飲食店は数字が動き始めます」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

午後3時。一日の終わりに確認すること

閉所前の15分、今日動いたことを振り返る。

これが習慣です。

今日の相談で何を決めたか。
その方が今週中に動けることは何か。
来週の確認ポイントは何か。

一つひとつ書き出して、
次のアクションを明確にする。

コンサルの仕事で一番大事なのは、
アドバイスの質ではないと思っています。

「相談した後に、経営者が動けるかどうか」

これだけです。

どんな良いアドバイスも、
やらなければゼロです。

だから私は、
「次の一手を一つだけ決めること」
にこだわっています。

二つ三つ持たせると、
どれも中途半端になる。

一つだけ。
今週中にできること。
それだけを確実に動かす。

これが積み重なって、
半年後・1年後の数字になります。

飲食店の客単価が低い原因を、メニュー構成・席づくり・提案タイミングから探る記事も
合わせて読んでいただくと、
「どこが詰まっているか」の特定が早くなります。

5年後・10年後も続く店に共通していること

支援実績833件を振り返ると、
長く繁盛し続けている店には
共通点があります。

派手な打ち手を持っているわけではない。

SNSのフォロワーが多いわけでも、
テレビに出ているわけでもない。

ただ、地味な販促を
「すぐに」
「継続して」
やり切れています。

客単価アップの施策を
1ヶ月続けた店。
ニュースレターを
3年間毎月届けた店。
ハガキDMを
やめずに出し続けた店。

これだけです。

でも、これが一番難しい。

「続けること」が難しいのは、
意志の問題ではなく、
仕組みがないからです。

一人で考えて、一人でやろうとすると、
忙しくなった瞬間に止まる。

だから私は21年間、
経営者が「一人で続ける」構造を
変えることにこだわってきました。

❌ 一人で情報を集めて一人で悩む経営

  • 何から手をつければいいか分からず迷い続ける
  • やり始めても続かず、施策が中途半端で終わる
  • 一時的に好調でも、仕組みがないので再現できない

✅ 順番を知り、仲間と動き続ける経営

  • 「まず何をやるか」が明確で、迷いがなくなる
  • 同じ景色を見る仲間がいるから、続ける力が生まれる
  • 数字を追う習慣が身につき、経営に手応えを感じ始める

施策より先に、
「売上は意図的に作れる」
というマインドが経営の核になります。

マインドが変わると、
施策を選ぶ目も変わる。
続ける力も変わる。

人生を10年単位で考える。
商売を10年単位で考える。

その視点が、
今日の一手の質を変えていきます。

「繁盛店には、特別な才能があるわけじゃない。地味な販促を『すぐに』『やめずに』動かし続けた人が、5年後・10年後に残っているんです」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

まとめ:今日の一手を一つ決めてください

コンサルの一日を追ってきましたが、
やっていることは
実はシンプルです。

数字を確認する。
詰まりを特定する。
動かす順番を決める。
今週中にできる一手を一つ選ぶ。

これを繰り返すだけです。

客単価250円のアップが、
月商を変えます。

月商が変わると、
利益が変わります。

利益が変わると、
経営者の時間と気持ちの余裕が変わります。

一気に変えようとしなくていい。

今週中にできる「地味な一手」を、
今日決めて、今日動かしていきましょう。

店舗経営は、ゴールのないマラソンです。
歩幅は小さくていい、止まらずに走り続けましょう。

追伸:
客単価アップの順番を知りたい方、
また「何から始めればいいか分からない」と感じている方は、
無料で読める書籍・経営ツールをまとめて用意していますので、
受け取ってみてください。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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