3.儲かる販促と利益アップ

飲食店の売上分析のやり方、客数・客単価・来店頻度に分解して数字を読む手順

朝、昨日の売上レジを締めながら。

「今日は良かった。でも明日はどうだろう」

そう思いながら帰った夜が、
何度あったか数えきれない。

先月は良かったのに、今月は落ちた。
天気のせいか、競合のせいか、
それとも自分の何かがダメだったのか。

原因が分からないまま、
また今日も開店する。

これ、運任せの経営です。

でも、売上の数字は「なんとなく良い・悪い」
で終わらせていい数字じゃないんです。

ちゃんと分解すれば、
どこが動いたのか、どこが止まったのか、
必ず見えてきます。

と言うことで、今日は飲食店の売上分析を
3つの数字に分解して読む手順を
具体的にお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 売上を「客数・客単価・来店頻度」の3つに分解する意味と手順
  2. 各指標の数字をどう読み、どの販促につなげるか
  3. 分析結果を「意図的な売上づくり」に変えるステップ
  4. 30代ラーメン店オーナーが客単価250円アップを実現した実例

こんな方におすすめ

  • ✅ 「いい月と悪い月の波が大きい」と感じている飲食店オーナー
  • ✅ 売上の原因が分からず、対策を打てずにいる方
  • ✅ 数字は見ているが、何を変えればいいか分からない方
  • ✅ 客単価や来店頻度を意図的に上げていきたい方
  • ✅ 運任せの経営から抜け出して、自分で売上を作れるようになりたい方
飲食店の売上分析のやり方、客数・客単価・来店頻度に分解して数字を読む手順 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

なぜ「売上の合計額」だけを見ていても動けないのか

「昨日の売上は38万円でした」

この数字、ちゃんと経営に使えていますか?

合計額だけを見ていると、
良かった・悪かった、という感想しか出てきません。

でも、その38万円の中身を分解すると
全然違う景色が見えてきます。

売上の構造は、シンプルにこうです。

売上 = 客数 × 客単価 × 来店頻度

この3つのうち、どれが変化したから
売上が上がったのか、下がったのか。

それが分かれば、次の手が打てます。
分からなければ、また天気頼みの一日が続きます。

私が21年間、833件以上の店舗を見てきた中で、
売上に悩む経営者の共通点があります。

それは「数字の合計しか見ていない」こと。

分解して読むだけで、
やるべきことが一気にクリアになります。

「売上が下がった理由を聞くと、ほとんどの経営者は『客が来なくなった』と言う。でも実際に数字を分解すると、客数は変わっていないのに客単価が下がっていたり、来店頻度が落ちていたりする。原因が違えば、対策も全然違います。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

「3つの数字に分解する」と言われても、実際に自分のお店で何をどう計算すればいいか、手が止まっている方も多いと思います。無料登録で受け取れる「増益繁盛店になる12ステップ(74ページ)」と「必要売上シミュレーター」を使えば、固定費・人件費・原価率から逆算して、今のお店に必要な数字の目標が具体的に出てきます。メール登録のみ、1分で受け取れます。

【無料】売上シミュレーターと経営書籍8冊を受け取る

STEP 1:今月の数字を3つに分解してみる

売上分析 STEP 1

1ヶ月分の数字を「客数・客単価・来店頻度」に分ける

まず手元にある数字を使います。

レジのデータ、POSシステムの集計、
手書きの帳簿でも構いません。

今月の数字をこう整理してみてください。

  • 客数:今月、何人来たか(組数ではなく人数)
  • 客単価:1人あたり平均いくら使ったか(売上÷客数)
  • 来店頻度:リピーターは月に何回来ているか

「来店頻度なんて把握できていない」
という方も多いと思います。

最初はざっくりで大丈夫です。

LINEの登録者数、スタンプカードの枚数、
常連の顔が何人浮かぶか。
そこから推測するところから始めましょう。

⚠️ よくある失敗:「正確な数字が揃ってから分析しよう」と後回しにすること。ざっくりでも分解を始めると、数字を取るべきポイントが自然に見えてきます。

STEP 2:3つの数字を「先月・先々月」と比べる

売上分析 STEP 2

変化を時系列で並べて「どこが動いたか」を特定する

今月の数字が出たら、
先月・先々月と3ヶ月並べてみてください。

例えば、こういう変化が見えたとします。

  • 客数:先月180人 → 今月175人(ほぼ変わらず)
  • 客単価:先月3,200円 → 今月2,900円(300円下落)
  • 来店頻度:変わらず

この場合、売上が落ちた原因は
「客が減ったから」ではありません。

客単価が落ちたからです。

だとすれば、チラシを撒いて新規客を増やしても
売上の回復は限定的です。

やるべきことは、
客単価を上げる施策。

ドリンクの注文率を上げるか、
サイドメニューを提案するか、
セットの構成を見直すか。

原因が分かれば、対策が絞れます。
対策が絞れれば、動けます。

これが「数字を読む」ということです。

⚠️ よくある失敗:3つの数字を並べずに「なんとなく客が少なかった気がする」で判断して、集客施策に丸ごと予算を投じてしまうこと。

✓ ここまでのポイント

  • 売上は「客数・客単価・来店頻度」の3つに分解してはじめて、原因が見える
  • 3ヶ月を時系列で並べることで「どの数字が動いたか」が特定できる
  • 原因が特定できると、打つべき販促の種類が変わる

客単価が250円上がっただけで月商が変わった、というラーメン店の話をしましたが、「うちで同じことをやるとしたら何から手をつければいいか」と思った方へ。無料で受け取れる「顧客の購買行動を軸とした販促改善の教科書(48ページ・自店診断ワークシート付き)」を使うと、3つの数字のどこに手を打つべきかを自分で診断できます。登録はメールアドレスだけ、解除もワンクリックです。

自店診断ワークシート付き無料教材を受け取る

STEP 3:数字ごとに「動かす手段」を対応させる

分解した数字と、販促の手段を対応させます。

3つの数字には、それぞれ効きやすい手段があります。

❌ よくあるパターン:全部まとめて「集客しなきゃ」と動く

  • 何の数字を動かしたいのか曖昧なまま広告を打つ
  • 効果の測定ができず、次の判断ができない
  • 「やってみたけど変わらなかった」で終わる

✅ 推奨アプローチ:数字ごとに手段を対応させる

  • 客数を増やしたい→ チラシ・Google広告・MEO・Instagram・プレスリリース
  • 客単価を上げたい→ メニュー設計・POP・セット提案・おすすめトーク・コース化
  • 来店頻度を上げたい→ LINE・ハガキDM・ニュースレター・スタンプカード・次回来店特典

この対応関係を頭に入れておくだけで、
「今月は何をやるか」の判断が
劇的にシンプルになります。

飲食店の販促施策を客数・客単価・来店頻度の3軸で整理する取り組みの進め方も参考にしてみてください。具体的な施策の組み合わせ方を解説しています。

STEP 4:実際に「動いた数字」を確認して次の手を決める

売上分析 STEP 4

施策を打ったら、翌月の同じ3つの数字を比べる

販促を打ったら、必ず翌月の3つの数字と比べます。

客単価を上げるためにセット提案のPOPを貼ったなら、
客単価が動いたかどうかを確認する。

LINE配信で再来店を促したなら、
来店頻度が上がったかどうかを見る。

これをやっていない経営者が、実はとても多い。

「やったかどうか」は記憶していても、
「数字が動いたかどうか」を確認していないんです。

確認しなければ、次の施策に学習が活きません。
毎回、手探りのままです。

動いた数字を確認することで、
「この手が効いた」「この手は効かなかった」
という経営の資産が積み上がっていきます。

⚠️ よくある失敗:1ヶ月で効果を判断して諦めること。数字が動くには2〜3ヶ月かかるものもある。継続しながら計測する姿勢が大事です。

「数字を追うことは、お店の健康診断をするようなものです。体重だけじゃなく、血圧・血糖・コレステロールを分けて測るから、何を改善すべきかが分かる。売上の合計だけを見るのは、体重計だけで健康を判断するようなものです。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

「客単価250円アップ、月商330万超え。数字を追う経営に手応えを感じ始めた。」

ラーメン店オーナー(男性・30代)

このラーメン店の方は、もともと
「月商は何となく把握しているけど、
どこで上がっているか分からない」
という状態でした。

客単価を分解して確認したところ、
トッピングの注文率が低いことが判明。

POPとスタッフのひと声提案を組み合わせたら、
客単価が250円上がった。

施策の派手さではなく、
「数字を見て、原因を絞って、手を打つ」
という順番が、結果を生んだんです。

値下げに頼らず客単価を引き上げる手順も、合わせて読んでみてください。

「分析」を習慣にすると、売上が意図的に動き始める

ここまで4つのステップをお伝えしました。

難しいツールは必要ありません。

エクセルの簡単な表でも、
ノートに手書きでも構いません。

毎月、3つの数字を書き出して、
先月と比べる。

これを続けるだけで、
経営の「感覚」が「根拠」に変わっていきます。

「今月は良かった気がする」ではなく、
「来店頻度が0.2回増えた。LINEの効果だ」
と言える状態になっていきます。

あなたのお店の売上を、
天気や気分や運に任せるのは今日で終わりにしましょう。

3つの数字に分解して、
動かすべき数字を決めて、
手段を選んで打つ。

この繰り返しが、
「意図的に売上を作れる経営者」への最短ルートです。

飲食店集客の進め方を客数・客単価・来店頻度の3つに分解して考える記事も、基本の整理として参考にしてみてください。

数字は怖くない。
読み方を知れば、道しるべになります。

一緒に、自分の意思で売上を作れる経営を
作っていきましょう。

店舗経営は、毎月締めてまた開けるマラソンです。ペースを知って走り続けましょう。

「来月の売上がどうなるか分からない」という感覚から抜け出すには、分析の手順を知るだけでなく、実際に動かし続ける場と仲間が必要です。増益繁盛クラブでは、客数・客単価・来店頻度の3系統に沿った実践を、全国の飲食店・美容室オーナーと一緒に進めていける環境があります。まず何をやるかの迷いをなくして、意図的に売上を作る経営への一歩を踏み出してみてください。

着実に繁盛店を目指すあなたへ(増益繁盛クラブを見る)

ハワードジョイマン公式

記事のとおりにやってみたいが、一人では続かないという方へ

増益繁盛クラブは、繁盛店づくりのノウハウと、同じ立場の経営者が集まる場と、集客ツールをまとめて使える会員制サービスです。

  • 増益繁盛メソッドの動画教材と、月1回のセミナー
  • 会員掲示板(BAND)で、同じ立場の経営者と情報交換
  • 増益繁盛メソッドを搭載した専用AIに、24時間いつでも相談
  • ゴールドは繁盛店MEOナビを1店舗ぶん無料で利用できる

ゴールドクラス 月額9,800円(税込)/新規ご入会は初月980円

増益繁盛クラブの内容を見る
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

-3.儲かる販促と利益アップ