秋の夕方、商店街の前を歩いた。
焼鳥屋さんの店先に、
手書きのボードが一枚立ってた。
「本日の焼き鳥テイクアウト、
18時〜限定20本」
それだけ。
でも、前を通る人が
何人も足を止めていた。
看板の横で店主さんが
炭火で串を焼いてて、
煙と香りが通りに流れてた。
あの光景を見ながら思ったんです。
テイクアウトって、
やり方次第で
既存のお店の「第二の柱」に
なれるんだなって。
と言うことで、今日は
飲食店のテイクアウト集客について
話していきます。
おはようございます、
ハワードジョイマンです。
📋 この記事でわかること
- テイクアウトを「第二の柱」として設計する考え方
- 注文数が増えるメニュー設計の具体的なステップ
- 既存客・新規客への告知の順番と媒体の使い分け
- 客単価を上げながらリピートを生む仕組みの作り方
こんな方におすすめ
- ✅ テイクアウトを始めたけど注文が安定しない飲食店オーナーの方
- ✅ 本業の売上だけに頼ることへの不安を感じている方
- ✅ 値引きやクーポンに頼らずテイクアウト客を増やしたい方
- ✅ メニューの組み方や告知の順番を整理したい方
- ✅ 収益の柱をもう一本、既存のお店の中で作りたい方

「柱が一本」の怖さは、経験した人にしかわからない
コロナ禍を経て、
多くの飲食店オーナーが
同じことを感じたはずです。
「イートインだけに頼っていたら
一瞬で売上がゼロになった」
私自身、独立直後に
貯金が底をつき、
妻と母から借金をした経験があります。
「収益の柱が一本しかない」
という状態の怖さは
身に染みてわかってます。
だから、相談に来る飲食店さんに
「第二の柱を持ちましょう」
という話をよくするんです。
でも、ここで多くの方が
思い浮かべるのは
「新しい業態」「2号店」
「全然違う事業」といった話。
これは逆です。
第二の柱は、
今のお店の中に
眠っていることが多い。
テイクアウトは、
その代表格です。
テイクアウトのメニューを作る前に、今の客数・客単価・来店頻度の現状を把握できていますか?無料登録で読める「増益繁盛店になる12ステップ(74ページ)」と「必要売上シミュレーター」を使えば、今の柱の太さと、テイクアウトで何円・何件の上乗せが必要かが数字で見えてきます。メール登録だけで、1分で受け取れます。
STEP 1:まず「今の柱の太さ」を確認する
メニュー設計の前にやること STEP 1
客数・客単価・来店頻度の3つで現状を見る
テイクアウトの話をする前に、
必ずやってほしいことがあります。
今のイートインの売上を、
3つに分解してみること。
客数 × 客単価 × 来店頻度。
この3つのうち、
どこかに伸びしろがあるなら、
既存のお客さんへの働きかけだけで
売上を上げられる余地があります。
あなたのお店は
今、この3つを把握していますか?
先に進む前に
ここを確認してください。
テイクアウトはあくまで
「第二の柱」です。
既存の柱が細いまま増やしても、
経営の土台は安定しません。
⚠️ よくある失敗:
現状の数字を確認せずに
テイクアウトメニューを作り始めて、
仕込みだけ増えて利益が残らない。
「忙しいのにお金がない」状態の典型です。
✓ ここまでのポイント
- テイクアウトは「新規事業」ではなく、既存のお店の延長線上で設計する
- まず客数・客単価・来店頻度を分解して、今の柱の太さを確認する
「メニューを絞る」「既存客から告知する」と頭ではわかっても、自分のお店で何から手をつければいいかが一人だと決まらない、という状態になりやすいです。増益繁盛クラブでは、テイクアウトの告知文・LINEの配信設計・客単価の組み方を、あなたのお店の状況に合わせて一緒に進められます。申込フォームに入力するだけで始められます。
STEP 2:テイクアウトメニューは「絞る」ことで価値が上がる
メニュー設計 STEP 2
「何でもあります」より「これだけです」の方が売れる
テイクアウトを始める飲食店さんで
一番多い失敗が、
メニューを増やしすぎること。
イートインのメニューを
そのままテイクアウトに並べると
どうなるか。
仕込みは増える。
容器代はかかる。
注文はバラける。
結果、一品あたりの利益が薄くなって
「やった割に残らない」
という状態になります。
テイクアウトのメニューは
最初は3〜5品に絞る。
その中に、
「単品」「セット」「ファミリー向け」
の3層を設ける。
例えば、焼鳥屋さんなら、
・5本セット(おひとり用)
・10本セット+ごはん(ふたり用)
・20本盛り合わせ(家族向け)
この3つだけでも、
客単価の設計ができます。
「何でもあります」より
「これだけです」の方が
お客さんは選びやすい。
選びやすいと注文が増える。
注文が増えると客単価が上がる。
実際に私が指導した焼鳥居酒屋の
50代の男性オーナーの方は、
メニューを絞って再設計した結果、
客単価が900円アップしました。
「客単価が900円上がり、新メニュー開発の時間も確保できた。『うちは他と違う』を堂々と言えるようになった」
焼鳥居酒屋オーナー(50代・男性)
「他と違う」と言えるようになった
のは、メニューを絞って
価値を明確にしたからです。
値引きで選ばれるより、
価値で選ばれる方が
ずっと長く続く商売になります。
⚠️ よくある失敗:
「せっかくだから全部出したい」と
メニューを増やすほど、
お客さんは迷って注文しなくなります。
絞る勇気が、実は一番難しい。
メニュー表そのものの作り方は
売れるメニュー表のレイアウトと言葉の選び方にまとめてありますので、
合わせて見てみてください。
STEP 3:告知は「既存客から始める」が鉄則
告知の流れ STEP 3
新規客より先に、来てくれているお客さんに伝える
テイクアウトを始めても、
注文が来ない。
こういう相談をよくいただきます。
原因のほとんどは、
「誰にも伝わっていない」だけ。
告知の順番は、
必ず既存客から始めてください。
なぜか。
あなたのお店をすでに好きな人が
一番動いてくれやすいから。
LINE公式アカウントに
登録してもらっているお客さんへの配信、
ポイントカードを持っているお客さんへの
ハガキDM、
テーブルに置いたPOP、
レジ前の卓上ポップ。
これだけで
最初の注文はかなり取れます。
次に、外向けの告知です。
Googleマップのビジネスプロフィールに
テイクアウトのメニューと写真を追加する。
Instagramに仕込みの様子と
完成写真を投稿する。
店頭のボードに
「本日〇〇時からテイクアウト」と書く。
この3つで、
徒歩圏・車圏のお客さんに
届き始めます。
⚠️ よくある失敗:
Instagramに投稿しただけで
「告知した」と思ってしまうこと。
フォロワーが少ないうちは
Instagramだけでは届きません。
既存客への告知を先にやる。
ここを飛ばさないでください。
Googleマップ経由の集客については
飲食店のGoogleマップ集客を代行に任せる前に知っておきたいことも参考になります。
STEP 4:リピートを生む仕組みをセットで設計する
リピート設計 STEP 4
一回買ってもらうより、また来てもらう仕組みが大事
テイクアウトで一番やりやすい
リピート対策は何か。
次回使えるクーポンを
袋に入れること。
でも、値引きクーポンにしないでください。
❌ よくあるパターン
- 「次回100円引き」をつけて来てもらう
- 値引き目当てのお客さんが増える
- クーポンがないと来なくなる
- 利益が薄くなる一方
✅ 推奨アプローチ
- 「次回、〇〇(特定の串・一品)をプレゼント」という特典にする
- 原価が低い商品を特典にすれば、利益を削らずに済む
- 「あの店はサービスしてくれる」という印象が残る
- 次のイートインの来店にも繋がりやすくなる
値引きではなく、
価値で繋ぎ止める。
この発想の転換が、
テイクアウトを「第二の柱」に
育てる上で一番重要です。
また、テイクアウトのお客さんを
LINE公式アカウントに誘導する仕組みも
セットで作ってください。
「お得な情報をLINEで配信しています」
という一言を袋に入れるだけで
登録してくれる方が増えます。
登録してもらえれば、
次の告知が楽になります。
来店頻度を自分でコントロールできる
状態に近づいていきます。
⚠️ よくある失敗:
LINE登録の導線を作らずに、
テイクアウト客を「一見さん」で
終わらせてしまうこと。
連絡先を取れないと、
再来店はほぼ運任せになります。
「売上は運任せでなく、販促と仕組みで意図的に作れます。テイクアウトを始めても注文が来ないのは、仕組みがないのではなく、伝える順番が間違っているだけのことが多い。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
まとめ:テイクアウトは「育てる」もの
テイクアウトは、
始めた翌日から
注文が殺到するものではありません。
でも、順番を守って
地味に積み上げていくと、
半年後には確実に
「第二の柱」と呼べる存在になります。
もう一度、ステップを整理します。
STEP 1:客数・客単価・来店頻度で
今の柱の太さを確認する。
STEP 2:テイクアウトメニューは
3〜5品に絞り、
3層の価格設計をする。
STEP 3:既存客への告知から始め、
外向けはGoogleマップと店頭ボードで広げる。
STEP 4:袋にLINE登録の導線を入れ、
リピートを仕組みで作る。
このステップを一つずつ
踏んでいきましょう。
「派手な手法より、
地味な販促をすぐにやり切る人が
勝つ」というのは、
私が21年・833件の指導を通じて
一貫して言い続けていることです。
テイクアウトに限らず、
自店の販促を整理したい方は
集客コンサルに頼る前にできているか確認する自己診断チェックも
参考にしてみてください。
店舗経営は、
ゴールのないマラソンです。
走り続けましょう。
テイクアウトを「第二の柱」に育てるステップを読んでいただきましたが、実際に動き始めるには「自分のお店の数字」が手元にないと判断できません。無料登録で使える「必要売上シミュレーター」と「顧客の購買行動を軸とした販促改善の教科書(48ページ)」は、今日からすぐ使える道具です。メール登録のみ、解除もワンクリックでできます。