秋の清水港。
この時期になると、地元の常連さんが多い居酒屋のオーナーから
相談の連絡が増えてきます。
「ジョイマンさん、来年で創業20年になるんですが
正直このまま続けられるか不安で。
息子に継がせたい気持ちはあるけど、
自分のやり方を言語化できてなくて。
コンサルに相談しようかと思うんですが、
どこに頼めばいいか分からないんです」
この言葉、すごくリアルです。
「次の代に渡したい」という思いはある。
でも何から手をつければいいか分からない。
コンサルへの相談も、どこに頼むかで結果が変わると分かっているから、
動けないでいる。
と言うことで、今回はこの問いに正面から答えます。
静岡で飲食店を経営するあなたが
コンサルへの相談を考えているなら、
事前に知っておいてほしい「支援内容と費用感の比較」を
実例も交えながら整理していきます。
📋 この記事でわかること
- 飲食店コンサルの支援タイプ別の特徴と向き不向き
- 月額・成果報酬・スポット相談の費用感の違い
- 「次の代に引き継げる仕組みをつくる」ための視点
- 地域No.1ブランドを目指す経営者が選ぶべきコンサルの条件
こんな方におすすめ
- ✅ 静岡エリアで飲食店を経営し、コンサルへの相談を検討している方
- ✅ 自分のやり方を型にして次の代に引き継ぎたいと思っている経営者
- ✅ 値引き集客から抜け出し、地域で長く選ばれる店をつくりたい方
- ✅ 月額・成果報酬・スポットなど、費用の違いを知りたい方
- ✅ コンサルに依頼して「本当に変わるのか」を確認したい方

飲食店コンサルは「タイプ」で支援内容が大きく違う
一口に「飲食店コンサル」と言っても、
その中身は大きく3つに分かれます。
❌ よくあるパターン①:売上アップ単発型
- チラシやSNS投稿など、特定の施策だけを代行・指導する
- 短期で成果が出ることもあるが、オーナーの手を離れると止まる
- 「誰に頼んでも同じ施策」になりやすい
❌ よくあるパターン②:コスト削減・業態転換特化型
- 原価率・人件費の圧縮が中心
- 「削る」だけでは限界があり、利益体質は変わらない
- 現場の疲弊につながるケースも多い
✅ 推奨アプローチ:仕組みごと引き継げる伴走型
- 客数・客単価・来店頻度の3軸で売上を構造的に改善する
- 販促の型を文書化し、オーナー不在でも動く体制をつくる
- 経営者マインドの転換まで含めて、次の代が再現できる状態にする
「息子に継がせたい」
「自分がいなくなっても店が続く状態にしたい」
そう考えるオーナーに本当に必要なのは、
単発の施策ではありません。
販促の仕組みそのものを
社長の感覚から剥がして型にする作業です。
これを飛ばして「とりあえずSNSを強化しよう」と動いても、
社長が投稿をやめた瞬間に集客が止まる。
それでは「引き継いだ人がゼロから悩む」状態は変わらないんです。
「販促を型として持っているか」という問いに、今すぐ答えられない状態のまま相談先を探しているなら、まず自店の現状を棚卸しするところから始めるのが順番です。無料登録するだけで、客数・客単価・来店頻度の3軸で利益構造を整えるための書籍8冊と、必要売上を自動計算できるシミュレーターがすぐに使えます。メール登録のみ、1分で完了します。
費用感の比較、月額・成果報酬・スポットで何が変わるか
コンサル費用の形態は主に3つあります。
それぞれの特徴を整理します。
チェックポイント1:月額顧問型の特徴
毎月一定額を支払い、継続的な伴走支援を受ける形です。
相場は月5万〜30万円程度と幅が広く、
何が含まれるかによって大きく異なります。
販促の実行支援・数値管理・個別相談がセットになっているほど単価は上がります。
✅ ポイント:「月に1回の訪問だけ」「報告書を受け取るだけ」の形式では、
実際に手を動かす体制になりにくいです。
「販促を一緒に作る」「実行した結果を一緒に振り返る」まで含まれているか確認しましょう。
チェックポイント2:成果報酬型の特徴
売上アップ分の何%を報酬とする形式です。
初期費用が抑えられる反面、コンサル側が「短期で数字を出しやすい施策」に偏りやすいリスクがあります。
値引きクーポンや集客イベントで一時的に数字を動かして終わり、
という結末も少なくありません。
✅ ポイント:「数字が上がった理由」を言語化してもらえるかどうかが分岐点です。
理由が分からなければ、次の担当者は再現できません。
「引き継げる状態」を目指すなら、成果だけでなくプロセスを渡してもらえるかを確認してください。
チェックポイント3:スポット相談型の特徴
1回あたり数万円で単発相談を受ける形式です。
「今すぐ答えが欲しい」場面では有効ですが、
月1回程度の接点では仕組みをつくるには至りません。
継続的な実行支援には向いていません。
✅ ポイント:スポット相談は「方向確認」に使うもの。
「地域No.1を目指す」「次の代に渡せる体制をつくる」という目標には、
スポット相談だけでは力不足です。
なお、飲食店コンサルの費用相場を月額・成果報酬・スポットで詳しく比較した記事もありますので、あわせて読んでみてください。
✓ ここまでのポイント
- 飲食店コンサルは「タイプ」で支援内容が大きく異なる。単発施策型・コスト削減型・仕組み伴走型の3つに分かれる
- 月額・成果報酬・スポットそれぞれに向き不向きがあり、「次の代に引き継ぐ」目的には継続型が向いている
- 費用形態よりも「プロセスを言語化して渡してもらえるか」が選ぶ際の核心的な確認ポイント
チラシとGoogle広告を「型」として回した居酒屋が6ヶ月で月商350万円から620万円に変わった、その仕組みの作り方が気になった方へ。販促の型づくりと売上分解の考え方を整理した書籍レポートが、無料登録ですぐ読めます。まず手元に置いておくだけでも、次のコンサルへの相談が具体的になります。
「次の代に渡す」ために今やるべきこと、実例から見える優先順位
実際に動いた方の話をします。
居酒屋を経営するオーナーさんが
私たちの支援を受けて取り組んだのは、
派手な施策ではありませんでした。
チラシの設計とGoogle広告の運用を
「型」として整理し、
継続的に回す仕組みにする。
その結果がこれです。
「月商350万円だったのが、6ヶ月で620万円になりました。チラシとGoogle広告で新規客が約2倍に増えて、客単価も1,400円上がりました」
居酒屋オーナー(40代・男性)
注目してほしいのは数字だけじゃありません。
チラシとGoogle広告という、
誰でも再現できる手段で動かしているという点です。
社長のセンスや人脈ではなく、
型として回せる販促の仕組みがあったから、
この結果が出ました。
これを文書化してあれば、
次の担当者や後継者がゼロから考え直す必要はありません。
「次の代に渡す」とは、
こういう状態をつくることだと思ってます。
「販促を社長の感覚のままにしておくと、社長がいなくなった瞬間に止まります。型として文書化する。これが承継の準備の第一歩で、同時に今の売上を上げることにもつながります」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
静岡の飲食店オーナーが「地域No.1」を目指すための視点
静岡市内や清水エリアを歩いていると、
創業10年・20年の店が静かに減っています。
腕があって、お客さんからも愛されていた店が
「後継者がいない」「仕組みがない」という理由で
畳まれていく。
帝国データバンクの調査によると、
2025年の後継者不在率は50.1%。
小規模企業では57.3%という数字が出ています。
「うちはまだ大丈夫」と思っていても、
準備に時間がかかるのが承継です。
地域No.1のブランドを築くとは、
派手な広告で一時的に注目を集めることではありません。
Googleビジネスプロフィール、口コミ対策、
ニュースレター、POPの見せ方。
地味な販促を「今すぐ」「継続して」やり切る積み重ねが、
地域でブランドになっていきます。
そしてその積み重ねを「型」にしておくことが、
次の代が引き継いだときに
「あの店らしさ」を保ち続けられる土台になります。
あなたは今、販促を型として持っていますか?
次の担当者が明日から同じ動きを再現できる状態ですか?
この問いに「はい」と答えられない経営者の方が
圧倒的に多いのが現実です。
でも、それは今から整えられます。
静岡市の飲食店・美容室オーナーが集客コンサルに頼る前にできているかを確認できる自己診断チェックも参考にしてみてください。
コンサルを選ぶ前に確認しておきたい3つのこと
コンサルへの相談を検討しているなら、
依頼する前にこの3点を確認してください。
チェックポイント4:飲食店への支援実績があるか
「経営コンサル」という肩書きは誰でも名乗れます。
飲食店特有の原価構造・回転率・席数と売上の関係を
実際に理解しているかどうかは、実績の数で判断するのが現実的です。
✅ ポイント:業種別の支援実績を確認してください。
私自身は飲食店への支援が610件以上あります。
居酒屋・焼肉・ラーメン・カフェ・イタリアン・中華など業態も幅広く対応してきた経験が、
現場に即した打ち手の提案につながっています。
チェックポイント5:「仕組みの文書化」まで踏み込むか
施策を一緒にやってくれるコンサルは多い。
でも「そのやり方を型として残す」ところまで
サポートしてくれるコンサルは多くありません。
✅ ポイント:「販促マニュアルをつくるお手伝いをしてもらえますか」と
直接聞いてみてください。
答え方で、次の代まで見据えているかどうかが分かります。
チェックポイント6:経営者マインドの転換にも触れるか
施策の前にマインドが変わらないと、
何をやっても「やらされている感」で終わります。
「お金をかけずに売上を伸ばしたい」という発想のままでは、
広告投資も中途半端になり、
結果的に何も変わらない。
学びも販促も広告も「投資」として考えられるかどうか。
ここが経営の分岐点です。
✅ ポイント:コンサルとの初回面談で
「あなたがまず変えたいのはどこですか」と聞かれるかどうか。
施策の話より先に経営者の現状認識から入るコンサルは信頼できます。
なお、飲食店の予約サイト比較など、集客媒体の選び方についても別記事で整理しています。コンサルを選ぶ前に、自店の集客現状を棚卸しする参考にしてみてください。
まとめ、地域に根を張る店をつくるために今動いておく
コンサルへの相談は、
「今すぐ売上を上げたい」ためだけにするものではありません。
「これまで築いてきたものを次の代に渡す」
という目的がある経営者の方にこそ、
早い段階で動いてほしいと思ってます。
販促の型をつくるには時間がかかります。
文書化するには実行の積み重ねが必要です。
経営者マインドの転換はもっと時間がかかります。
だから早いほうがいい。
地域No.1のブランドは、
一夜にして生まれません。
地味な販促を今すぐ始め、
継続して型をつくり、
次の代に渡せる仕組みにしていく。
その積み重ねの先にだけ、
「あの店といえば」という地域の信頼があります。
一緒に動いていきましょう。
店舗経営は、ゴールのないマラソンです。
走り続けましょう。
追伸:
私が主宰する「増益繁盛クラブ」では、
飲食店・美容室の経営者が客数・客単価・来店頻度の3軸で
販促の仕組みをつくるプロセスを、
継続的に伴走しながら支援しています。
「次の代に渡せる体制にしたい」という経営者の方の
ご相談もお受けしています。
「次の代に渡せる仕組みがない」という現状に気づいているのに、何から動けばいいか分からないまま後回しになっている方へ。増益繁盛クラブでは、販促の文書化・客単価の適正化・再来店の仕組みづくりを、全国の飲食店・美容室経営者と一緒に実行していく場を提供しています。まず申込フォームに必要事項を入力するだけで、伴走の第一歩が始まります。