2.集客対策

美容室の紹介客を増やす、既存のお客さんが自然に人を連れてくる仕組みの作り方

先日、ある美容室オーナーさんと話をした。

2店舗を経営する40代の男性で、
月商は2店舗合計で550万円を超えている。

「ジョイマンさん、うちの店、
紹介客がじわじわ増えてるんですよ」

そう言ってニヤリとした顔が忘れられない。

「でも正直、最初はそこより先に
スタッフの問題があって。
求人出しても来ない、来ても辞める。
それが一番しんどかったです」

と言うことで、今日はその話をそのまま書きます。

紹介客を増やすことと、
採用で困らない店をつくること。
この2つは実は、同じ根っこから育っています。

📋 この記事でわかること

  1. 紹介が自然に生まれる店と、そうでない店の違い
  2. 「働きたいと思われる店」が紹介客を増やすメカニズム
  3. 既存のお客さんが人を連れてくる接点の設計手順
  4. 採用と集客を同時に解決する繁盛店の作り方

こんな方におすすめ

  • ✅ 紹介客を増やしたいが、何をすればいいか分からない美容室オーナー
  • ✅ 求人を出しても応募が来ず、人手不足に悩んでいる方
  • ✅ スタッフが定着せず、自分が現場を離れられない方
  • ✅ ホットペッパービューティーへの依存から抜け出したい方
  • ✅ 採用と集客を別々の問題として悩んでいる店舗経営者の方
美容室の紹介客を増やす、既存のお客さんが自然に人を連れてくる仕組みの作り方 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

紹介が生まれない店の「本当の原因」

紹介客が増えない理由を聞くと、
多くのオーナーさんはこう答えます。

「紹介してと言いにくい」
「お客さんとそこまで仲良くない」

でも、それは表面の話です。

紹介が起きない店に共通しているのは、
「この店のことを誰かに話したい」
という気持ちが生まれていないこと。

あなたのお店に来たお客さんは、
施術が終わって外に出たとき、
誰かに話したくなっていますか?

「良かったよ」で終わる店と、
「あそこ、すごくよかった。行ってみて」
になる店の差は、技術だけではありません。

その差をつくっているのは、
オーナー自身が誇りを持って
商売をしているかどうか、です。

「紹介は、頼んで生まれるものではない。
その店に来て良かったと心から思ったお客さんが、
誰かの顔を思い浮かべたとき、自然に動くものです。
だから私は、まず経営者自身が誇りを取り戻すことから始めてもらいます」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

紹介が生まれない根本原因は接点の数より「この店を誰かに話したい気持ち」が育っていないことだと、ここまで読んで感じているはずです。その土台をどう作るか、利益が残る構造への転換を含めた48ページの販促改善の教科書と、自店の必要売上を計算できるシミュレーターが無料で手に入ります。メール登録のみ、1分で受け取れます。

【無料】販促改善の教科書と必要売上シミュレーターを受け取る ›

「美容師」から「経営者」へ意識が変わった瞬間

先ほどの2店舗経営の男性オーナーさん。

彼が最初に相談してきたとき、
月商は2店舗合算でも伸び悩んでいた。

スタッフへの指導もうまくいかない。
自分が休むと売上が下がる。
求人を出しても応募が来ない。

「ジョイマンさん、どうやって
スタッフを動かせばいいですか」

というのが、最初の問いでした。

でも私は逆に聞きました。

「あなたは今、自分の店を
誰かに自慢できますか?」

彼は少し黙りました。

「・・・自慢、ですか」

そうなんです。

スタッフが「ここで働きたい」と思う店は、
お客さんが「あそこに行ってみて」と言う店と、
ほとんど重なっています。

どちらも、「この店は特別だ」という
空気を感じているから動く。

その空気は、オーナーが作るものです。

「2店舗合計月商550万を超えた今、
仕組み化で各店を任せられる体制になりました。
一番変わったのは、自分が
『美容師』から『経営者』になったという感覚です」

複数店舗経営(男性・40代)

この変化が起きると、何が変わるか。

スタッフへの関わり方が変わります。
お客さんへの伝え方が変わります。
店全体の雰囲気が変わります。

結果として、
紹介が生まれやすい土台ができていく。

✓ ここまでのポイント

  • 紹介が起きない根本原因は「この店を誰かに話したい気持ち」が生まれていないこと
  • スタッフが「ここで働きたい」と思う店と、お客さんが紹介したくなる店は同じ
  • その空気を作るのはオーナー自身の「経営者としての誇り」

「美容師から経営者へ意識が変わった」という2店舗オーナーさんの話を読んで、自分も変わりたいけど何から始めればいいか分からない、という状態の方がほとんどだと思います。増益繁盛メソッドという決まった順番があるので「まず何をやればいいか」で立ち止まることがなくなります。書籍8冊と経営ツールを無料登録ですぐに受け取れます。

【無料】増益繁盛クラブの書籍8冊と経営ツールを受け取る ›

紹介客が自然に生まれる「接点設計」の手順

では具体的に、何をするか。

紹介客を増やすための接点は、
施術中だけでなく、
施術の「前後」に設計することが大切です。

チェックポイント1:施術後のひと言設計

帰り際に何を言うか、決めていますか。
「またお越しください」で終わっている店は多い。
でも、「次回はいつ頃が良さそうですか?」
この一言があるだけで来店頻度は変わります。
そして、「もし気に入っていただけたら、
お友達にも教えていただけると嬉しいです」
という言葉も、自然な流れで言えるようになります。

✅ ポイント:帰り際の声かけをスタッフ全員で統一することで、属人的な接客から仕組みへ変わります。次回予約率が変わる声かけの設計手順も参考にしてください。

チェックポイント2:LINEの活用と配信設計

来店後にLINEでフォローを入れていますか。
「ご来店ありがとうございました」の一斉配信ではなく、
その人の施術内容に触れた一言が入るだけで
反応率はまったく変わります。
「先日のカラー、馴染んできましたか?」
こういう個別感のある接点が、
「この店は丁寧だ」という印象を残します。

✅ ポイント:LINE配信は頻度より「個別感」が大事です。LINEを使った再来店導線の設計方法も合わせて読んでみてください。

チェックポイント3:紹介しやすい「渡せるもの」の準備

お客さんが紹介したいと思っても、
「何を渡せばいいか分からない」という状態では動きません。
名刺サイズのカード1枚でいい。
「このカードを持ってきてくれた方には
初回トリートメントをサービスします」
という仕組みを作るだけで、紹介の行動が
起こしやすくなります。

✅ ポイント:カードの文言はお客さんが誰かに渡したくなる言葉にすること。POPや販促物の言葉の作り方も参考になります。

「採用で困らない店」になることが紹介を加速する

帝国データバンクの調査によると、
正社員が不足していると感じている企業は
51.3%にのぼります(2026年7月時点)。

美容業界も例外ではありません。

でも、採用の手法を変える前に、
私が必ず確認することがあります。

「あなたの店で働くことを、
あなた自身が誰かに勧められますか?」

「そんな余裕ない」と思った方は、
少し立ち止まって考えてほしい。

オーナーが自分の店を誇れない状態では、
求人票に何を書いても、
本質的な部分で人を惹きつけられません。

逆に言えば、売上が立ち、
価値を伝える販促ができていて、
オーナー自身が誇りを持って商売をしている店には、
「ここで働きたい」という人が
自然に集まってくる。

紹介客が増えている店は、
スタッフからも「あの店、良さそう」と
思われている店でもあります。

お客さんに選ばれる繁盛店をつくることと、
人に選ばれる職場をつくることは、
同じ根を持っています。

❌ よくあるパターン:採用と集客を別々の問題として解決しようとする

  • 求人媒体を増やしても応募が来ない
  • クーポンを出して集客しても紹介が生まれない
  • どちらも「外から補う」発想なので根本が変わらない

✅ 推奨アプローチ:「選ばれる店」になることを先に解決する

  • オーナーが誇りを持って商売できる状態を作る
  • 価値を伝える販促で、お客さんとの関係を深める
  • その結果、紹介も採用も「外から補わなくても集まる」構造になる

「私のミッションは、周りから憧れられ、
目標とされる経営者を全国に1000人育成することです。
そういう経営者の店には、
お客さんも、スタッフも、自然と集まってきます」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

紹介を「仕組み」にするための3つのステップ

紹介の仕組み化 STEP 1

オーナー自身が「経営者」として立つ

技術だけで商売してきた方は、
販促や数字の話を「苦手なもの」として
後回しにしがちです。
でも客数・客単価・来店頻度の3つの数字を
意識して経営できるようになると、
自分の店の状態が見えてくる。
「何をすれば良くなるか」が分かると、
誇りが戻ってきます。

⚠️ よくある失敗:施策から先に始めようとする。マインドが変わらないまま手法だけ試しても、継続しません。

紹介の仕組み化 STEP 2

お客さんとの「接点」を設計する

来店中だけでなく、来店前・来店後にも
お客さんと接触する場面を作ります。
LINEの配信設計、次回予約の声かけ、
紹介カードの準備。
どれも地味な作業ですが、
「すぐに」「継続して」やることで
徐々に紹介が生まれる土台になります。

⚠️ よくある失敗:一度やって反応がなければやめてしまう。紹介は数回の接点では生まれません。3ヶ月・6ヶ月のスパンで考えること。

紹介の仕組み化 STEP 3

スタッフも「紹介が起きる店」を体感させる

オーナーだけが頑張っても、
スタッフが「ここで働いて良かった」と思っていなければ
その雰囲気はお客さんに伝わります。
スタッフが誇りを持てる環境を作ることで、
接客の質が上がり、
自然に紹介につながる会話が生まれます。
追加提案が自然に生まれる接客設計も、
スタッフの動き方を整える上で参考になります。

⚠️ よくある失敗:スタッフへの指示を増やすだけで、働く環境の魅力を後回しにしてしまう。

まとめ:紹介も採用も、同じ一本の道から生まれる

紹介客を増やしたい。
採用で困らない店にしたい。

この2つを別々のゴールとして
追いかけていませんか?

実は同じ道です。

オーナーが誇りを持って商売できている店は、
お客さんが誰かに話したくなる店になる。
スタッフが「ここで働いて良かった」と思う店になる。
そして紹介も、採用も、
「外から補わなくていい」構造が育っていく。

先ほどの2店舗経営のオーナーさんは、
仕組み化で各店を任せられる体制を作りながら、
「美容師」から「経営者」へと意識が変わった。

その変化が起きたとき、
紹介客は「お願い」しなくても増え始めていました。

派手な手法は要りません。
地味な販促を「すぐに」「継続して」やり切ること。
その積み重ねが、選ばれる店をつくっていきます。

一緒に、その道を歩んでいきましょう!

店舗経営は、ゴールのないマラソンです。走り続けましょう!

追伸:
紹介を仕組みにする前に、
まず自分の店の数字を把握することが大事です。
固定費・人件費率・原価率から
利益を残すために必要な売上を計算できる
「必要売上シミュレーター」を、
無料の会員登録で使えるようにしています。
ぜひ一度、自分の店の現状を
数字で見てみてください。

紹介も採用も「選ばれる店になる」という同じ一本の道から生まれると分かっても、一人でやり続けるのは正直しんどい。全国の仲間と一緒に実践しながら、ジョイマンに直接相談しながら前に進める場所があります。申込フォームに必要事項を入力するだけで参加できます。

着実に繁盛店を目指すあなたへ|増益繁盛クラブの詳細を見る ›

ハワードジョイマン公式

記事のとおりにやってみたいが、一人では続かないという方へ

増益繁盛クラブは、繁盛店づくりのノウハウと、同じ立場の経営者が集まる場と、集客ツールをまとめて使える会員制サービスです。

  • 増益繁盛メソッドの動画教材と、月1回のセミナー
  • 会員掲示板(BAND)で、同じ立場の経営者と情報交換
  • 増益繁盛メソッドを搭載した専用AIに、24時間いつでも相談
  • ゴールドは繁盛店MEOナビを1店舗ぶん無料で利用できる

ゴールドクラス 月額9,800円(税込)/新規ご入会は初月980円

増益繁盛クラブの内容を見る
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役社長
・株式会社繁盛店研究出版 取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役社長
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

-2.集客対策