秋口の合宿、終わったあとの懇親会。
テーブルをはさんで、
二人の美容室オーナーが
話しているのを聞いていました。
一人は「去年より月商が上がった」と言い、
もう一人は「相変わらず壁が越えられない」と言う。
二人とも、同じくらいの規模で、
同じくらいの年数やっている。
技術も、立地も、そこまで差はない。
じゃあ何が違うのか。
その夜、僕はずっとそのことを
考えながら帰りの新幹線に乗ってました。
おはようございます。
ハワードジョイマンです。
今日は、売上の壁を突破できた人と
できなかった人の分岐点について、
僕自身の経験と、
これまで指導してきた833件の現場から
お話しさせてください。
📋 この記事でわかること
- 売上の壁を突破した人とできなかった人の、たった一つの違い
- 「第二の柱」を作る前に確認すべき、今ある柱の太さの見方
- 既存事業の中で新たな売上源を生み出す具体的な発想の順番
- 客単価改善で月商230万円を達成したオーナーの実例
こんな方におすすめ
- ✅ 売上が横ばいで「何かもう一本、収益の柱を作らないと」と感じている美容室オーナー
- ✅ 新規事業を考えているが、何から手をつければいいか分からない方
- ✅ 今の店の売上はあるのに、手元にお金が残らないと感じている方
- ✅ ホットペッパービューティーへの依存から抜け出したい方
- ✅ 一人または少人数でお店を切り盛りしていて、体力の限界を感じ始めている方

「柱が一本だけ」の怖さは、僕が一番よく知ってる
僕が市役所を辞めて独立したのは、
もう21年前のことです。
最初の数ヶ月で、
貯金が底をつきました。
妻と、母から、お金を借りました。
頭を下げながら、正直、
情けなかった。
あのとき痛感したのは、
「柱が一本しかない状態は、
その一本が揺らいだら終わりだ」
ということです。
コロナ禍以降、
同じ不安を感じた美容室オーナーさんが
一気に増えました。
「もう一本、収益の柱を持ちたい」
「新規事業を考えたい」
その気持ち、よく分かります。
本当によく分かる。
でも、一つだけ確認させてください。
今ある柱の太さを、
ちゃんと見たことがありますか?
「今ある柱をまず太くする」とお伝えしましたが、自分のお店の客数・客単価・来店頻度のどこに伸びしろがあるか、一人では見えにくいものです。繁盛店ポータルの無料アカウントを開設すると、ハワードジョイマンのメソッドを搭載したAIにあなたのお店の状況を相談でき、どこから手をつければいいかを一緒に整理できます。メール登録のみ、1分で開設できます。
壁を突破できた人がやっていた、たった一つのこと
売上の壁を越えられなかったオーナーさんに
共通することがあります。
「今の業態には限界がある」と思い込んで、
外に出ようとするんです。
新しいメニューを開発する。
物販を始める。
別業態の店を出す。
これ自体は悪くない。
でも、順番が逆なんです。
壁を突破できた人は、
まず今ある柱の中に
まだ伸ばせる部分がないかを
徹底的に探しています。
客数・客単価・来店頻度。
この三つのどこかに、
必ず伸びしろが残っています。
例えば、
客単価が低いまま客数を追いかけても、
忙しいのに手元にお金が残らない状態が続く。
これはよくあるパターンです。
先に客単価を整える。
次に来店頻度を上げる仕組みを作る。
そこで初めて、
第二の柱の話が出てきます。
客数・客単価・来店頻度の3系統で現状を診断する方法を
まだ試したことがない方は、
まずここから始めてみてください。
❌ よくあるパターン:「今の業態に限界を感じて、すぐ外に出る」
- 今ある顧客資産・販促資産を使い切れていない
- 新しい柱のために、今の店がおろそかになる
- ゼロから集客するコストと手間が一気にのしかかる
✅ 突破できた人のアプローチ:「今ある柱の太さを確認してから動く」
- 客単価・来店頻度の改善で、既存事業の中に新たな売上源が生まれる
- 物販・ギフト・テイクアウトなど、今の顧客に向けた横展開ができる
- 顧客資産を活かしながら動くので、ゼロスタートにならない
✓ ここまでのポイント
- 売上の壁を越えられない人は、外に出る前に今の柱を細くしてしまっている
- 客数・客単価・来店頻度の三つに分解すると、必ず伸びしろが見える
- 第二の柱は、今ある顧客資産を活かす方向で設計するのが最短ルート
「客単価改善で月商230万達成、毎日に目的地ができた」という実例をご紹介しましたが、自分のお店でどう動けばいいかは業種・規模・現状によって違います。無料の増益繁盛プランナー(5ステップ)を使うと、AIとの対話形式でお店のビジョン・目標・ターゲット客層を整理でき、経営の軸がスッキリ見えてきます。登録後すぐに使えます。
「フル稼働しなくても回る体制」に近づいた実例
オーナー一人とアシスタント一人で
切り盛りしている美容室の
40代女性オーナーさんがいます。
このオーナーさんが最初に相談してくれたのは、
「体が限界で、でも売上を落としたくない」
という話でした。
フル稼働で詰め込んでいる。
でも手元にお金が残らない。
休むと怖い。
この状態を見て、
僕がまず伝えたのは客単価の話でした。
技術はある。
お客さんの信頼もある。
でも単価が、その価値に見合っていなかった。
値引きに頼らず、価値を伝えて
適正な単価で選ばれる形に整えていく。
そこに集中してもらいました。
結果、
客単価の改善で月商230万円を達成。
フル稼働しなくても回る体制に
近づいていった。
そして、このオーナーさんが
一番変わったと言っていたのは、
「毎日に目的地ができた」という感覚でした。
「客単価改善で月商230万達成。フル稼働しなくても回る体制に近づいた。毎日に目的地ができた。」
オーナー1人+アシスタント(女性・40代)
目的地がある経営と、
目の前をこなすだけの経営は、
一年後、三年後で大きく変わります。
今、あなたの毎日に目的地はありますか?
「新規事業を考える前に、まず聞くことがあります。今ある柱から、まだ取れていない売上がありませんか?そこを整えてから動く人と、整えないまま動く人では、一年後の手元の数字がまったく違う。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
既存事業の中に「第二の柱」を作る、発想の順番
「既存事業の延長で柱を増やす」
というと、
「そんな余裕ない」と思った方、
少し待ってください。
余裕がないのは、
今の柱が細いからです。
まず柱を太くする。
太くなった土台の上に、
次の柱を立てる。
これが順番です。
チェックポイント1:客単価は適正か
今の客単価は、
あなたの技術と時間に見合っていますか?
近隣の相場と比べて安すぎていないか、
一度数字で確認してみてください。
✅ ポイント:値上げが怖い場合は、新メニューや上位コースの設計から始めると心理的ハードルが下がります。単価を上げることと、値引きをやめることは別の話として整理しましょう。
チェックポイント2:来店頻度は意図的に設計されているか
次回予約の声かけをしていますか?
LINEで定期的に接点を持っていますか?
来店頻度は、放っておくと下がります。
✅ ポイント:次回予約率を40%から60%に上げるだけで、月商の安定感が大きく変わります。仕組みとして組み込むことが重要です。
チェックポイント3:既存顧客への物販・サービス横展開を試したか
テイクアウト、物販、ギフト、店販。
今のお客さんに向けた横展開は、
ゼロからの新規集客より
ずっとハードルが低い。
✅ ポイント:「今のお客さんがお金を払いたいもの」を起点に考えると、ニーズが見えやすくなります。客単価と来店頻度が整った後に動くと、成功確率が上がります。
経営が止まる前に見直す6項目も合わせて確認しておくと、
自分のお店のどこに手をつけるべきかが
よりクリアになります。
完全新規に出るときも、顧客資産を活かす設計で動く
「既存事業の延長ではなく、
本当に新しいことをやりたい」
その場合でも、一つだけお願いがあります。
今持っている顧客資産・販促資産を
活かせる方向で設計してください。
ゼロから集客するというのは、
今まで積み上げてきたものを
一切使わないということです。
それはもったいない。
例えば、
今の美容室のお客さんに向けた
物販ラインナップを作る。
そこで物販の感覚をつかんでから、
外に向けて展開する。
こういう順番で動くと、
ゼロからの孤独な戦いにならなくて済みます。
僕が指導した店でも、
既存業態の中に新たな売上源を見出して
うまくいったケースが何件もあります。
ひとり美容室の売上はなぜ伸び悩むのか、客単価と来店頻度から読み解く構造は、
一人または少人数で動いているオーナーさんに
特に参考になると思います。
まとめ:分岐点は「柱を太くしてから動く」かどうか
売上の壁を突破できた人と
できなかった人の分岐点は、
技術でも立地でも、センスでもありません。
今ある柱の太さを確認してから動いたか。
確認しないまま外に出たか。
それだけです。
客数・客単価・来店頻度の三つに分解して、
まず今の柱を太くする。
その上に、次の柱を立てる。
この順番で動いていきましょう。
あなたのお店に、
まだ整えられていない伸びしろが
必ずあるはずです。
店舗経営は、ゴールのないマラソンです。
でも目的地を決めた人だけが、
走り続けられます。
一緒に走っていきましょう。
「目的地がある経営と、目の前をこなすだけの経営は一年後に大きく変わる」と書きましたが、その目的地を一人で決め続けるのは孤独です。増益繁盛クラブでは、客単価の適正化・再来店対策・既存事業の横展開まで、全国の同じ景色を見ている仲間と、僕が伴走しながら実践に落とし込んでいきます。申込フォームに必要事項を入力するだけで参加できます。