2.集客対策

居酒屋の新年会集客、1月の予約ラッシュを逃さない告知と受け皿の整え方

10月の今、もう動いている店と、まだ動いていない店。

この差が、1月の予約数に
そのまま出てきます。

新年会の幹事が「どこにしようか」と
考え始めるのは、だいたい11月後半から12月。

でも実際に「あの店、前に行ったな」と
頭に浮かぶのは、告知が届いていた店です。

告知が届いていなければ、
頭に浮かびません。

ここを理解しているかどうかで、
1月の予約ラッシュに乗れるかどうかが決まります。

と言うことで、今日は新年会集客を
テーマに話しますが、

その前に一つ聞かせてください。

去年の秋、何か告知しましたか?

「チラシを1回撒いたけど反応がなくて
それっきりになった」

こういう経営者の方、
本当に多いんです。

問題は「1回でやめた」ことです。
手法ではありません。

今日の記事では、
1月の予約を取り逃がさないための
告知と受け皿の整え方を
ステップ形式でお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 新年会集客で「1回やって終わり」になる本当の原因
  2. 告知タイミングと媒体ごとの役割分担の考え方
  3. 予約の受け皿(ランディングページ・LINE・電話対応)の整え方
  4. 効果測定しながら継続する仕組みの作り方

こんな方におすすめ

  • ✅ 昨年の新年会シーズンに思ったより予約が入らなかった居酒屋オーナー
  • ✅ チラシやSNSを1回試したが反応がなく、そのまま止めてしまった方
  • ✅ 1月の客数を意図的に増やしたいが、何から手をつければいいかわからない方
  • ✅ 既存のお客さんを新年会でもう一度呼び戻したい飲食店経営者
  • ✅ 販促を「仕組み」にして、毎年同じ失敗を繰り返したくない方
居酒屋の新年会集客、1月の予約ラッシュを逃さない告知と受け皿の整え方 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

「1回やって終わり」が一番もったいない

新年会の告知をやった経営者の方に
よく聞くんですが、

「チラシを300枚撒いたけど
1件も問い合わせがなかった」

こういう話、耳にしますよね。

でも、これは「チラシが悪い」
というより、
「1回で完結させた」のが原因です。

考えてみてください。

あなたが幹事なら、
手元に届いた1枚のチラシを
受け取ったその日に予約しますか?

しませんよね。

幹事は職場の仲間に聞いて、
日程を調整して、
何度か候補を比べて、
ようやく電話をします。

つまり、告知は複数回、
複数の接点から届かないと
行動に結びつかない。

1回で反応がないのは
当たり前のことなんです。

でも多くの経営者の方は、
1回試して反応がないと
「うちには合わない」と判断して
次の手を打たなくなります。

必ず大変。

でも、それをやめない店だけが
結果を積み上げていきます。

「販促を"一発逆転の手"だと思っている間は、いつまでも続かない。地味な告知を積み重ねて初めて、お客さんの頭の中に"あの店"として居場所ができる。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

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新年会告知の4つのステップ

では実際にどう動くか。
ステップに沿って整理します。

告知 STEP 1

10月中に「告知の素材」を作る

新年会プランの内容(料理・コース・料金)、
受け入れ可能な人数・日程、
予約の連絡先、
これを一枚にまとめた告知物を
今月中に準備します。

チラシ、店頭POP、LINE配信文、
Googleビジネスプロフィールの投稿。

この4点セットを
10月中に作っておく。

⚠️ よくある失敗は、
「12月に入ってから作ろう」と後回しにすること。
12月は現場が忙しくなり、
告知物を作る時間がとれなくなります。
今のうちに素材だけ完成させておくのが鉄則です。

告知 STEP 2

11月第1週にLINEとGoogleで先手を打つ

LINE公式アカウントのお友だちに
新年会プランをいち早く案内します。

メッセージの中に「早めにご連絡いただくと
希望日を押さえやすいです」と一言入れる。

これで、一番関係値の高い
既存のお客さんからの予約が
11月中に入り始めます。

同時にGoogleビジネスプロフィールの
「最新情報」投稿でも告知を出します。

「新年会2027 受付開始」と
シンプルに書くだけでいい。

⚠️ よくある失敗は、
LINEの配信文を丁寧に書きすぎて
長くなること。
スマホで読まれる文章は
3秒で用件が伝わるくらい短い方が反応します。

告知 STEP 3

11月後半にハガキDMで既存客にアプローチ

LINEを登録していないお客さんには
ハガキDMが届きます。

「今年も来てくれたあの人に
もう一度来てもらう」のが
ハガキの役割です。

去年の新年会に来てくれたお客さん、
常連のお客さん、
来店頻度が高いグループのお客さん。

この人たちにハガキを送る。

手書きの一言があるだけで
反応率が変わります。

⚠️ よくある失敗は、
「住所を持っていない」で止まること。
来店時に「ご案内を送ってもよいですか?」と
聞いて住所を集める習慣は
今からでも始められます。

告知 STEP 4

12月に入ったら店頭POPと口頭フォローで最終追い込み

12月になると、
「年明けはどこで新年会しようか」
という会話が職場で始まります。

この時期に来店したお客さんへ
スタッフが口頭で一言添える。

「新年会のご予約、
まだ間に合いますよ」

たったこれだけです。

店頭にPOPが貼ってあれば、
聞かれる前にお客さんが気づきます。

⚠️ よくある失敗は、
スタッフに伝えていないこと。
POPを貼っても、スタッフが
「新年会の話はしにくい」と
感じていると動きません。
「こう声をかけてほしい」と
具体的なセリフまで共有しましょう。

✓ ここまでのポイント

  • 新年会告知は10月から仕掛け始め、11〜12月に段階的に届ける構造が基本
  • LINE・ハガキDM・店頭POPを組み合わせ、既存客への複数接点を作る
  • スタッフへの口頭共有と告知素材の事前準備が、実行精度を左右する

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予約の「受け皿」が整っていないと告知が無駄になる

告知を届けたのに
予約が入らない場合、
「受け皿」の問題であることが多い。

受け皿とは、
「予約したいと思ったお客さんが
スムーズに予約できる環境」のことです。

あなたのお店、
LINEで予約を受け付けていますか?

Googleビジネスプロフィールに
予約リンクが設定されていますか?

❌ よくあるパターン

  • 電話しか予約方法がない
  • 営業時間外に問い合わせが来ても翌日まで返事ができない
  • コースや料金がホームページやSNSに載っていない

✅ 推奨アプローチ

  • LINEの公式アカウントから予約を受け付ける(営業時間外でもメッセージが届く)
  • GoogleビジネスプロフィールとInstagramに新年会プランの詳細を掲載する
  • 予約確認の返信テンプレートを作り、対応スピードを上げる

「いい告知を打っても
予約につながらない」

この状況の多くは、
受け皿の問題です。

お客さんは「予約したい」と思った
その瞬間に動く。

その瞬間に受け皿がなければ、
他の店に流れます。

居酒屋の忘年会予約で幹事に選ばれる仕掛けと進め方についても
別の記事でまとめていますので、
合わせて読んでみてください。
新年会も基本の構造は同じです。

継続できない本当の理由と、仕組み化の考え方

「去年もチラシを撒いたんですが
それっきりで…」

こういう話をする経営者の方に
いつも聞くんですが、
「撒いた後に何を測りましたか?」
と聞くと、

大半の方が
「何も測っていない」と答えます。

これも逆です。

測らないから、
次に何を改善すればいいかが
わからない。

わからないから、
「反応がなかった=意味がない」
という判断になって
やめてしまう。

効果測定とは難しいことではありません。

「チラシを見て来た方は
教えてください」と
一言添える。

「このQRコードからご予約の方は
生ビール1杯サービス」と
入口を限定する。

これだけで、
何人がそのチラシ経由で来たかが
わかります。

測れれば改善できます。

改善できれば継続できます。

継続できれば結果が出ます。

販促は「仕組み」として動かすものです。
一発の勝負ではありません。

居酒屋の売上が落ちたときの客数・客単価・来店頻度の立て直し事例でも
触れていますが、
売上は3つの要素に分解して
それぞれに手を打つことが基本です。
新年会集客も同じ構造で考えましょう。

「販促をやってみて反応がなかったとき、やめるのではなく"なぜ動かなかったか"を一つ仮説立てる。この習慣が、じわじわと結果を積み上げる店とそうでない店の分かれ目になっています。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

実際に動いた海鮮居酒屋の話

私が関わらせてもらった
30代男性オーナーが経営する
海鮮居酒屋さんの話をします。

この方、最初にお会いしたとき
月商380万円で
毎日フル稼働していました。

新年会も忘年会も、
「来てくれるお客さんに対応する」
だけで精一杯。

告知は「お店のSNSに
1回投稿したくらい」でした。

そこから変えたのは、
「既存客への告知を仕組み化する」
という一点です。

常連のお客さんへのLINE配信、
来店時の口頭案内、
店頭POPの整備。

派手な手法は何も使っていない。

でも毎月、地味に接点を重ね続けた。

「月商が380万から470万になって、実働が1日1時間短くなって、定休日を1日増やして家族と過ごせるようになりました。」

海鮮居酒屋オーナー(30代・男性)

売上が上がって、
労働時間が減って、
休みが増えた。

これが可能になったのは、
「仕組みで動く」告知体制を
作ったからです。

オーナー自身が毎回考えて
毎回動く形をやめて、
「決まったタイミングに
決まった方法で届く」
状態に変えた。

新年会集客も同じです。

「毎年10月になったら
この素材を用意して、
11月第1週にLINEを送る」

これが仕組みになれば、
来年も再来年も
同じように動けます。

居酒屋の平日に客が来ない暇な曜日を稼ぎ日に変えた3つのアプローチでも
書いていますが、
特定の曜日や時期に集中して
告知を打つ考え方は
新年会集客にもそのまま使えます。

まとめ:1月の予約ラッシュは今から作る

新年会集客で大事なことは
3つです。

告知を早く始める。

複数回、複数の接点で届ける。

効果を測りながら継続する。

1回やって反応がなかったからといって
やめないこと。

反応がなかったのは
「手法が悪い」のではなく、
「1回しか届いていない」
だけの場合がほとんどです。

10月の今、動き始めれば
1月の予約は十分に間に合います。

今日から告知素材を作ることから
始めていきましょう。

店舗経営は、ゴールのないマラソンです。
毎年の集客を仕組みに変えながら、走り続けましょう。

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LINEやハガキDMの使い方を
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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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