火曜日の夜、18時。
暖簾を出して1時間が経つのに、
席は7割が空いている。
厨房では仕込みが終わり、
スタッフも手持ち無沙汰。
「今日もこんな感じか」と
溜め息をつきながら、
カウンターを拭く。
こういう光景、
思い当たりませんか?
居酒屋の平日の暇は、
多くのオーナーが抱える
共通の悩みです。
でも、その原因の大半は
「立地」でも「景気」でもない。
販促を「一度やって終わり」にしている
ことが原因なんです。
今回は、暇な曜日を稼ぎ日に変えた
3つのアプローチを
具体的にお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 平日が暇な居酒屋に共通する「販促の止め方」の問題
- ハガキDM・ニュースレター・LINE配信を仕組み化する手順
- 効果測定しながら継続する販促の回し方
- 月商380万円→470万円に変わった海鮮居酒屋の実例
こんな方におすすめ
- ✅ 平日の客入りが週末の半分以下で悩んでいる居酒屋オーナー
- ✅ チラシやSNSを一度試したが続かず、結果が出ていない方
- ✅ 新規集客より「来てくれたお客さんに再来店してほしい」と感じている方
- ✅ 値引きやクーポンに頼らず客単価を保ちたい方
- ✅ 仕組みで売上を作ることに興味があるが、何から始めるか分からない方

平日が暇な居酒屋に共通する「止め方」とは?
居酒屋の平日対策として、
よくやることがあります。
「平日限定クーポンをチラシに刷って
ポスティングしてみた」
「Instagramに投稿してみた」
でも2週間経っても
「あんまり変わらないな」となって、
そこで止まる。
これが最大の問題です。
販促は「一回やって終わり」では
機能しません。
お客さんがチラシを見て、
「今度行ってみよう」と思っても
そのまま忘れます。
人間の記憶は、
接触が重なって初めて行動に変わる。
つまり一回試して
「効果がなかった」と判断するのは
まだ早いんです。
問題は手法ではなく、
継続できていないこと。
派手な施策を一発やるより、
地味な販促を「すぐに」「継続して」
やり切る仕組みがあるかどうか。
ここが分かれ目です。
「販促の効果を正しく測るには、最低でも3回・3ヶ月の継続が必要です。1回やって判断するのは、料理を火にかけた直後に『美味しくない』と言うようなものです。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
「何から始めればいいか分からない」「連絡先の集め方も、配信の内容も見当がつかない」という状態で記事を読んでいる方は多いと思います。繁盛店ポータルに無料登録すると、ハワードジョイマンAIにあなたのお店の状況を伝えて具体的な配信内容や販促の手順を相談できます。メール登録のみ、1分で使えます。
暇な曜日を稼ぎ日に変えるには、何から始めるべきか?
結論から言います。
既存客へのアプローチから始めてください。
新規集客より、
すでに来てくれているお客さんへの
接点を増やす方が
圧倒的にコストが低い。
あなたのお店に
一度来てくれたお客さんは、
すでに「味」と「雰囲気」を知っている。
あとは「思い出してもらう仕組み」が
あるかどうかです。
例えば、
焼肉店さんでよくある話ですが、
「この間来てくれたお客さん、
また来てくれないかな」と思っても、
連絡する手段を持っていない。
名前も知らない、
連絡先も持っていない。
これでは再来店を「運任せ」にしているのと
変わりません。
売上は運任せでなく、
販促と仕組みで意図的に作れます。
そのための起点が、
お客さんの連絡先を集めることです。
LINE登録、ハガキ用の住所収集、
メールアドレス。
どれでも構いません。
接点を持てるかどうかが、
平日対策の前提条件です。
飲食店の平日が暇になる構造的な原因と、今日から変えられる集客の手順についても別記事でまとめていますので、合わせて読んでみてください。
✓ ここまでのポイント
- 平日が暇な原因は立地や景気より「販促を一回で止めている」ことが大半
- 新規集客より既存客への接点を作ることが、平日対策の最短ルート
- お客さんの連絡先(LINE・ハガキ・メール)を持つことが仕組みの起点
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ハガキDM・ニュースレター・LINEの3つのアプローチ、どう使い分けるのか?
ここからが本題です。
暇な平日を稼ぎ日に変えた
3つのアプローチを紹介します。
アプローチ STEP 1
ハガキDMで「また行きたい」を引き出す
来店から2〜3週間後に、
一言メッセージのハガキを送る。
「先日はありがとうございました。
10月の平日限定で新メニューが出ます」
その一言だけでいい。
ハガキは手元に残ります。
デジタルと違って
「流れていかない」のが強みです。
週に10枚でいい。
月40枚が積み重なれば、
年間480人への接点になります。
⚠️ よくある失敗:凝ったデザインにしようとして
なかなか送り出せない。
手書き一言でいいので、まず出すことを優先すること。
アプローチ STEP 2
ニュースレターで「人柄」を見せる
A4一枚、月一回でいい。
仕入れの話、
旬の食材のこと、
スタッフの近況。
料理の腕より、
「このお店の人が好き」と
思われることが再来店を作る。
ニュースレターは
「値引きなし」で
来店動機を作れる数少ない手段です。
値引きに頼らず、
価値を伝えて選ばれる。
これが客単価を守りながら
再来店を増やす方法です。
⚠️ よくある失敗:「何を書けばいいか分からない」で止まる。
完成度より発行を優先。
2号・3号と重なるにつれ、
読者との関係が深まっていきます。
アプローチ STEP 3
LINE配信で平日の「行くきっかけ」を作る
LINE公式アカウントを使って、
平日限定のメッセージを送る。
「今週の木曜・金曜、
人数が少なめでゆっくりできます。
個室の予約お待ちしています」
これだけです。
「そんな単純なことで来るの?」
と思う方がいるかもしれません。
でも考えてみてください。
週末に行き慣れているお客さんも、
「平日に行っていい」と
思えていないだけかもしれない。
背中を押す一言が、
来店の引き金になります。
⚠️ よくある失敗:毎回クーポンを送ってしまい、
「割引がないと来ない客層」を育ててしまう。
値引きなしで来てもらえる内容で配信を続けること。
この3つを
「バラバラにやる」のではなく、
月単位で組み合わせて回す。
これが継続できる仕組みの形です。
居酒屋の売上が落ちた時に見直す、客数・客単価・来店頻度の立て直し事例も参考になります。来店頻度をどう上げるか、具体的な流れが分かります。
効果測定をしながら継続するには、どう回すのか?
「継続しろとは言うけど、
効果が出ているか分からないと
続けられない」
これは本音だと思います。
だから「測る」仕組みをセットで作ります。
例えば、ハガキDMに
「このハガキをお持ちください」と
一言添える。
LINE配信の後に来たお客さんに、
「LINEを見て来ました?」と
一言聞く。
これだけで
「どこから来たか」が分かります。
数字を見ながら内容を調整して、
また次月に送る。
この繰り返しが
販促の精度を上げていきます。
重要なのは、
結果が出なかった月に
「やめる」のではなく
「内容を変えて続ける」という判断です。
効果がないのではなく、
まだ「刺さる内容」を探している段階です。
3ヶ月続けると、
「この内容の反応がいい」というパターンが
見えてきます。
そこから先は、
繰り返すだけです。
チェックポイント①:連絡先リストはどのくらいあるか
ハガキDMもLINEも、
送る相手がいなければ始まりません。
今月来たお客さんの中で、
連絡先を持っている割合を確認してください。
✅ ポイント:まず来月からLINE登録を促すPOPをレジ横に置く。住所収集は「誕生日プレゼント」などの特典と交換する形が集まりやすい。
チェックポイント②:送った後に何件来店があったか記録しているか
「送りっぱなし」では
改善のしようがありません。
どのタイミングで送った配信に
何件の反応があったかを記録する習慣を作る。
✅ ポイント:Excelでも紙のメモでも構いません。送った日・件数・来店数の3列だけでも記録を始めること。
チェックポイント③:配信の頻度は月1回以上維持できているか
月1回未満の接触では
記憶に残りません。
ハガキ・LINE・ニュースレターを合わせて
月に最低2〜3回の接点が目安です。
✅ ポイント:「月何回配信するか」を先に決めて、カレンダーに入れてしまう。コンテンツは後から考えればいい。「枠」を作ることが継続の鍵。
「月商380万→470万円になった海鮮居酒屋の30代オーナーが言っていたのは、『定休を1日増やせたのが一番の変化』という言葉でした。売上が上がるだけでなく、仕組みで回るようになったから時間ができた。それが経営者として一番大事な変化だと思っています。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
「月商380万円から470万円になって、実働も1日1時間短縮できました。一番嬉しかったのは、定休日を1日増やして家族との時間が持てるようになったことです。」
海鮮居酒屋オーナー(男性・30代)
この方がやったことも
派手な施策ではありません。
既存客への接触を仕組み化して、
測りながら継続した。
それだけです。
居酒屋の売上はどこで決まるか、数字の構造を分解した読み方も参考にしてみてください。客数・客単価・来店頻度のどこを動かすかで、打ち手が変わります。
販促を「続けられる店」と「続けられない店」の差はどこにあるのか?
続けられない理由は、
たいてい3つです。
「忙しくて時間がない」
「何を書けばいいか分からない」
「効果が見えないから不安」
「そんな時間ない」と思った方は、
一度立ち止まって考えてほしいんですが、
今の「暇な平日」を放置し続ける方が
実は時間とお金のロスは大きい。
月に2〜3時間、
ハガキを書く時間をつくるか。
月に数十万円の売上機会を
毎月流し続けるか。
どちらが大きいコストかは、
明らかです。
「お金がかかる」と思う方もいます。
ハガキ1枚85円。
月40枚で3,400円。
これを「高い」と感じるか、
「投資」と感じるか。
広告は投資です。
お金を掛けずに売上を伸ばそうとする考えは、
正直、愚策です。
小さく始めて、
測って、
改善して、
続ける。
これだけで
平日の景色は変わっていきます。
❌ よくあるパターン(一回やって止まる)
- チラシを1,000枚刷って即効果を期待する
- 2週間反応がなければ「効果なし」と判断して止める
- 次の「もっといい方法」を探し始める
- また一回だけやって止まる
✅ 仕組み化して継続するアプローチ
- 送る相手(連絡先リスト)を地道に集める
- 月2〜3回の配信スケジュールを先に決める
- 反応数を記録して内容を改善する
- 3ヶ月続けて「効果が出る型」を見つける
まとめ:暇な平日は、仕組みで変えられます
居酒屋の平日が暇な原因は、
ほとんどの場合、
「販促を継続できていない」ことです。
一度やって止まるのではなく、
ハガキDM・ニュースレター・LINE配信を
組み合わせて月単位で回す。
効果を測りながら改善して、
また続ける。
この繰り返しが、
暇な火曜日・水曜日を
稼ぎ日に変えていきます。
派手な施策は要りません。
地味な販促を、すぐに、継続して、
やり切れる仕組みを作っていきましょう。
店舗経営は、
ゴールのないマラソンです。
一歩一歩、走り続けましょう。
「仕組みは分かった、でも一人では続かない」という本音、よく分かります。増益繁盛クラブは、同じ状況にある全国の飲食店・美容室オーナーと一緒に、地味な販促を測りながら継続できる場です。月2回のグループコンサルと24時間相談できるAIで、「やると決めたことをやり切る」環境を整えています。