2.集客対策

Googleビジネスプロフィールの電話認証とハガキ認証、どちらを選ぶべきかよくある質問Q&A

結論から言うと、電話認証が選択肢として表示されるなら電話認証を選んでください。ハガキ認証は、電話認証が使えない場合や法人登記済みの店舗で正確な住所確認が必要な場合の選択肢です。ただし、どちらで認証するかよりも「認証後に何をするか」のほうが、地域での集客においてはるかに重要です。その理由を、よくある疑問に答えながら詳しく説明します。

📋 この記事でわかること

  1. 電話認証とハガキ認証の違いと、それぞれが向いている状況
  2. 認証後にすぐやるべき設定と、地域No.1につながる運用の考え方
  3. 認証をめぐるよくある失敗と、その回避策
  4. Googleビジネスプロフィールを使って高付加価値側で選ばれるための具体的な方向性

こんな方におすすめ

  • ✅ Googleビジネスプロフィールの認証方法で迷っている飲食店・美容室オーナーの方
  • ✅ 認証コードが届かない・うまくいかないと困っている方
  • ✅ 認証を終えたのに、その後の活用方法がよくわからない方
  • ✅ Googleマップ経由の集客を強化して、地域でのブランドを築きたい方
  • ✅ 値引きに頼らず、価値で選ばれる店づくりに取り組みたい方
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電話認証とハガキ認証、何が違うのか?

Googleビジネスプロフィールの認証方法は、主に「電話(SMS)認証」と「ハガキ認証(郵送)」の2種類があります。それぞれの特徴はシンプルです。

電話(SMS)認証は、登録した電話番号あてに確認コードが届き、入力するだけで完了します。早ければ数分で終わります。手軽さと速さが最大の利点です。ただし、Googleのシステムが「この店舗の電話番号は確認できている」と判断した場合にのみ選択肢として表示されます。表示されない場合は、電話認証を選ぶことはできません。

ハガキ認証は、登録した住所に物理的なハガキが郵送され、記載されたコードを入力する方法です。到着まで通常1〜2週間かかります(地域によってはそれ以上かかることもあります)。ハガキが届かないケースも報告されており、その場合は再送を依頼するか、別の認証手段を検討することになります。

結論を繰り返すと、電話認証が表示されていれば迷わず電話認証を選ぶのが正解です。手間が少なく、すぐに認証完了できるため、集客の準備をより早く始められます。

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ハガキが届かない、コードが合わないときはどうすればいいのか?

これはよく聞かれる質問です。いくつかの原因と対処法を整理します。

チェックポイント①:住所の登録が正確かどうか確認する

ビルや雑居テナントに入居している店舗の場合、建物名・階数・号室まで正確に入力されていないとハガキが届かないことがあります。Googleビジネスプロフィールの管理画面で住所を今一度確認してください。

✅ ポイント:Googleマップ上で実際にピンが店舗の正しい位置に立っているかどうかも同時に確認する。ズレていると認証後も検索に出づらい原因になります。

チェックポイント②:ハガキの再送を依頼する

管理画面から「確認コードを再送する」が選択できます。ただし、再送しても届かない場合は、Googleサポートへの問い合わせが必要になります。英語対応が基本のため、ブラウザの翻訳機能を活用しながら進めてください。

✅ ポイント:再送の際に住所を修正できる場合がありますので、住所の誤りに気づいた段階で修正してから再送する。

チェックポイント③:SMSコードの有効期限が切れていないか確認する

電話認証の場合、届いたコードには有効期限があります。時間が経ってから入力しようとすると「コードが無効」と表示されることがあります。届いたらすぐに入力するのが鉄則です。

✅ ポイント:有効期限が切れた場合は「コードを再送」から再取得してください。

✓ ここまでのポイント

  • 電話認証が選べるなら電話認証を優先する。ハガキより格段に早く完了できる。
  • ハガキが届かない原因の多くは住所の入力ミス。まず登録住所を確認する。
  • どちらの方法でも、認証完了後の「プロフィールの中身」を整えることが本番。

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認証が完了したら、最初に何をすればいいのか?

認証はあくまでスタートラインです。「認証した=集客できる」ではありません。認証後にプロフィールの中身を整えて初めて、Googleマップ経由の来店につながります。

最初にやるべきことを優先順位順に並べると、次のとおりです。

集客整備 STEP 1

ビジネス情報の完成度を100%に近づける

営業時間、電話番号、ウェブサイトURL、カテゴリ設定、サービス内容、写真──これらが空白のままでは、Googleのアルゴリズムからも、検索したお客さんからも「ちゃんとした店」と見てもらえません。飲食店・美容室・工務店・小売店のカテゴリ選択の最適な設定方法も参考にしながら、カテゴリだけは特に丁寧に選んでください。

⚠️ よくある失敗:「あとで整える」と後回しにしたまま数ヶ月経過するケース。認証直後の熱量があるうちに一気に埋めてしまうのがコツです。

集客整備 STEP 2

写真を最低10枚以上アップロードする

Googleビジネスプロフィールにおいて、写真の枚数と質は来店意欲に直結します。外観・内観・料理やメニュー・施術の様子・スタッフの雰囲気──「来店前に不安を解消できる情報」を視覚で伝えることが目的です。スマートフォンで撮った写真で十分なので、まず数を揃えることを優先してください。

⚠️ よくある失敗:オーナーが自分で撮った料理写真1枚だけ、というプロフィールをよく見かけます。お客さんは「この店の雰囲気で、自分は居心地がいいか」を確かめたいのです。

集客整備 STEP 3

クチコミへの返信を習慣にする

認証後にクチコミが付き始めたら、すべてのクチコミに返信してください。良い評価には感謝を、低評価には誠実に。この返信の積み重ねが「この店主は信頼できる」という印象をつくり、新規のお客さんが来店を決める判断材料になります。

⚠️ よくある失敗:低評価への返信を放置するか、感情的な反論を書いてしまうケース。どちらも「来店しなくてよかった」と検索者に思わせます。

「Googleビジネスプロフィールは、デジタルの看板ではなく、24時間営業の接客係だと思ってほしい。写真・クチコミ返信・投稿、この3つを継続するだけで、広告費ゼロで新規客が動き始めます」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

Googleビジネスプロフィールで「地域No.1」に近づくための運用で、何が一番大事なのか?

技術的な認証の話はここまでにして、本質の話をします。

私がよく聞かれるのは「どうすれば検索で1位になれますか」という質問です。ただ、正直に言うと、Googleマップの上位表示は「上位を取りにいく」というより「地域で信頼される店になる過程で、自然についてくる結果」に近いものがあります。

実際、Googleが検索順位を決める際に重視するのは「関連性・距離・知名度」の3要素です。距離はどうにもなりませんが、関連性(プロフィールの完成度)と知名度(クチコミの量・質・更新頻度)は、日々の地道な積み重ねで確実に高められます。

この「地味な積み重ね」をぶれずに続けることが、地域で一目置かれる店になる道です。派手な広告で一時的に上位に出るより、クチコミが自然に集まり、常連のお客さんが「あの店に行くといい」と口コミで広げてくれる状態をつくること。それが本物の地域No.1です。

「郊外にあっても、Googleマップをちゃんと運用するだけで月商が変わりました。值引きをやめて高付加価値側で戦う自信が持てたのは、集客の導線が整ったからだと思います」

郊外サロン(女性・40代)

この方のケースで印象的だったのは、認証後の「プロフィールを整える→クチコミに返信する→写真を更新し続ける」という当たり前のことを、当たり前にやり続けた点です。結果としてGoogleマップ経由で月商18%増を達成し、さらに「属人作業を委譲し、自分は経営に集中できる時間を確保できた」とおっしゃっています。

認証そのものは入り口に過ぎません。入り口を通った後に、どんな店を見せるか。そこが勝負です。

Googleビジネスプロフィールの活用と合わせて、紹介が生まれる店と生まれない店の違いも読んでみてください。オンラインとオフラインで「選ばれる理由」をつくる考え方が重なっています。

認証後の「投稿機能」は使うべきなのか?

結論:使ってください。ただし「使い方」が大事です。

Googleビジネスプロフィールには、お知らせ・イベント・特典・商品などを投稿できる機能があります。更新頻度が高い店舗ほど「活発に営業している」とGoogleに評価されやすく、検索表示にもプラスに働きます。

投稿の内容として効果的なのは次のようなものです。

❌ よくあるパターン(やりがちな失敗)

  • 「本日も営業しております」だけの投稿を繰り返す
  • 割引クーポンや値下げ情報の連発で、価格で集客しようとする
  • 写真なしのテキストのみ投稿

✅ 推奨アプローチ

  • 旬の食材・新メニューの背景にある「こだわりと理由」を写真つきで伝える
  • 季節の変わり目に合わせたサービスや特集の紹介(8月下旬なら残暑対策・秋への切り替えなど)
  • お客さんのクチコミや反響を受けて「こんな声をいただきました」という投稿

投稿機能は「値引きを告知する場所」ではなく、「この店の価値と世界観を伝える場所」です。値段を下げなくても、伝え方を変えるだけでお客さんの受け取り方は大きく変わります。

POPを変えるタイミングと作り方の考え方と同じ原則がここにも当てはまります。季節やお客さんの状況に合わせて、伝える内容を変え続けること。それが「この店はいつ見ても新鮮だ」という印象をつくります。

まとめ:認証方法の選択より、認証後の「積み重ね」が地域ブランドをつくる

改めて整理します。

電話認証とハガキ認証の選択基準はシンプルです。電話認証が表示されれば電話認証を、表示されなければハガキ認証を選ぶ。それだけです。

ただ、認証方法を迷って検索していた方に本当に伝えたいのは、そこから先の話です。プロフィールを丁寧に整え、写真を増やし、クチコミに誠実に返信し、投稿で価値を伝え続ける。この地味な作業を、ぶれずに続けること。それが地域で一目置かれる店をつくる唯一の道です。

派手な広告や値引きに頼らなくても、Googleビジネスプロフィールという無料のツールを丁寧に運用するだけで、検索から来店、来店からリピート、リピートから口コミという流れをつくることができます。

私のミッションは、地域で目標とされる経営者を全国に1000人育てることです。Googleビジネスプロフィールの活用は、その第一歩として、今日からすぐに始められる打ち手のひとつです。認証が終わったら、ぜひ今日から一つずつ整えていってください。

Googleビジネスプロフィールを整えても、「値引きに頼らず価値で選ばれる店」になるための全体の仕組みがなければ、集客は一時的なものに終わります。増益繁盛クラブでは、客数・客単価・来店頻度の3つを同時に動かす販促の型を、伴走しながら実践に落とし込んでいます。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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