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■入門 笑人流繁盛術

魅力を伝える表現力を身につけよう(入門笑人流繁盛術 その5)

私は、笑人流繁盛術という独自に体系化した繁盛ノウハウを通じて、全国各地の小売店や飲食店、美容室、整体院のサポートをさせていただいております。

この笑人流繁盛術には、3つの基本的な考え方があります。

それが、
(1)他店と差別化をするのではなく、独自化をすること
(2)お店が儲かる仕組みを作ること
(3)価値を伝える表現力を身につけ、価値を共有すること
この3つです。

それでは今回は、(3)価値(魅力)を伝える表現力を身につける、についてお話します。

今、世の中には既に十分すぎるほどの商品が溢れ、しかも、商品はどれも似たり寄ったり・・・。

だから、消費者は中々商品を買わない。だからモノが売れない。

そう思った経営者は、『売れないのは価格が高いからだ』と誤解してどんどん割引をしだします。

潰れるお店ほど、その傾向は強く、値下げをします。

気付いたらお金が無い。閉店せざるを得ないというお店が多いです。

お客さんが商品を買わない理由は、商品が悪いからでも、商品が高いからでもありません。

その商品の価値がお客さんに伝わってないだけなんです。

お客さんは、商品の価値を理解すれば、喜んで買ってくれます。

私たちが身につけるべき能力。それは、価値を伝える表現力です。

あなたのお店が価値を伝える表現力を身につければ、お店の価値、商品やサービスの価値をお客さんに伝えることで、割引しなくても売れるのです。

割引しなくても、お客さんは喜んで商品を買うのです。

あなたのお店が割引などせずに売れるようになったら、お店はどうなるでしょうか?

割引しなくても売れるようになれば、利益率は今よりも増えます。

そうです。お店にお金が残るようになります。

お店にお金が残ればそれを広告投資に回すことができます。
つまり、更にお店が儲かるのです。

お店を改装する費用も捻出でき、常にお客さんが集まる繁盛店を作ることができるのです。

例えば、

◆チラシやHP、メールマガジンなどの
  販促ツールでお客さんを集めること、

◆店内のPOPで沢山買ってもらうこと

◆お店の取材を受けること、

これらは全て表現能力によって実現できます。

お客さんに「お店に行ってみたい!」と思ってもらったり、「これ欲しい!」と思ってもらうことは、全て表現能力なのです。

『でも、私に表現能力が身につけられるだろうか?』

あなたはこのような心配をするかもしれません。でも、その心配はご無用です。なぜなら、お笑い芸人を思い出してください。

お笑い芸人は、ちょっとした言葉でお客さんを笑わせますよね。

これらも全て表現能力なのですが、直木賞作家や芥川賞作家のように
難しい情緒表現を使っているわけではないのです。

ほんのちょっとした言葉遣いだけで、お客さんから反応を得ることができます。商品が売れるようになるのです。

そうなんです。表現能力は、ちょっとしたコツと練習で習得ができるのです。

あなたも1週間以内に表現能力を鍛えて、着実に売れるお店に変貌を遂げることができるのです。

例えば、店内POPで考えてみましょう。

単にカルビ(※お肉の名称)と表記するのではなく、そのカルビが美味しいなら

◆「思わずもう1皿食べたくなるカルビ」

と書いてみる。

単にロールケーキ(※スイーツの名称)と表記するのではなく、

◆「独り占めして食べたいロールケーキ」

と書いてみる。

単にアジ(※魚の名前)と書かずに、

◆「25年間寿司職人をしてきましたが、
   今年のアジは今までにないほど格別です」

と書いてみる。

単に海鮮丼(※どんぶりの名前)と書かずに、

◆『彦麻呂さんが食べたら
   「これは魚介の宝石箱や~」と言いそうな(^-^)/
  15種の新鮮魚介を贅沢に盛り込んだ海鮮丼』

と書いてみる。

上記のように短くたって良いんです。

多くの方が、表現能力というと、「何か長い文章を書かなければいけない」と誤解しています。

短い文章でも価値を伝えて商品を買ってもらうことができるのです。

上記のように『表現を工夫したPOPをやるかやらないか?』だけで売上が変わってきます。

最初からうまくいかないかもしれませんが、ほんのちょっとの行動の差が、売上という数字で大きく異なる結果を生むのです。

『表現能力』を身につけた小売店や飲食店は、利益を減らすことなく着実に売上を伸ばしています。

あなたも表現能力を身に着けて、お客さんに愛されて楽しく儲かるお店作りをしませんか?

応援しています(^-^)/

笑人 ハワード・ジョイマン

【編集後記:ジョイマンの楽書き帳】

実は、POPには、商品を買ってもらうという直接的な役割以外に

◆会話を生む

という役割もあるんです。

会話が生まれるPOPも作れるようになると、お客さんとの距離が急速に縮まり、結果として、お店のファンが生まれてお店が着実に繁盛するようになりますよ。

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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