fbpx

■入門 笑人流繁盛術

儲かる仕組みを構築しよう(笑人流繁盛術その4)

私は、笑人流繁盛術という独自に体系化した繁盛ノウハウを通じて、全国各地の小売店や飲食店、美容室、整体院のサポートをさせていただいております。

この笑人流繁盛術には3つの基本的な考え方があります。

それが、
(1)他店と差別化をするのではなく、独自化をすること
(2)お店が儲かる仕組みを作ること
(3)価値を伝える表現力を身につけ、価値を共有すること
この3つです。

それでは今回は、(2)儲かる仕組みを作る、についてお話します。

世の中には似たようなお店が沢山ありますよね。

だから、『うちの店は商品・サービスに自信がある。だから1度食べてくれれば美味しさは分かるはずだ』と、いくら店主が思っていても、実際にはお店が沢山ありすぎて、来店する前にお店が閉店してしまうのです。

これはよくある話です。

だからこそ経営者がしなければいけないことは、商品が良いのは当たり前なので、商品に磨きを掛けることよりも・・・、

(1)お客さんを集めること、そして、(2)一度来店したお客さんに、末永く何回も利用してもらうこと、なんです。

この2つのことを行い、お客さんの来店の流れを作ることなんです。

これがお店にとって欠かすことのできない「儲かる仕組み」なんです。

お店を繁盛させるためには、この儲かる仕組みが不可欠なんです。

なぜ、このお話をするのか・・・、それは私が元々お笑い芸人だったからなんですね。

あなたは漫才を見たことがありますか?

漫才師が舞台で喋っていること。

それは、その場の思いつきで喋っているんではありませんよ。

台本というのがあって、その通りに喋っているんです。

だから、漫才師は、どのタイミングでお客さんが笑うか?全て分かっているんです。

ウケル漫才とは、「笑いが起こる仕組み」がきちんと構成されている漫才なのです。

漫才師だって、ちゃんと「爆笑の笑いが起こる仕組み」を考えています。

どのような順番で話を進めれば、お客さんが爆笑するか?考えているんですよ。

あなたは自分のお店の儲かる仕組みを考えていますか?

人気の漫才師は、舞台を笑いの渦で巻き込むようにギャグを連発しますよね。

それにひきかえ、ギャグが一つしかない一発ギャグ芸人は、1回笑わせるだけで終わってしまいます。

何回もお客さんが来店するお店と一度きりで来てくれないお店。

この違いが分かりますか?

何回も来店してくれる仕組みが無いお店は、ザルで水をすくうように、水がどんどん漏れていきます。

どんなにお客さんが来店しても、同じ数だけ、お客さんがどんどん流出するのです。

『お客さんが再度来店してくれない・・・』

もしあなたのお店がそのような状態ならば、お店側から(1)手作り新聞を郵送したり、(2)メールマガジンを配信したりして、お店に再来店する「きっかけづくり」をしなければいけないのです。

多くのお店が、お客さんが来るのをひたすら待つ「待ちの経営」をしています。

これでは、お店の売上を運に任せるようなものです。

この状態のままだと、天気や気候などで毎日左右され、その日の売上に一喜一憂する人生をこのまま永遠と続けるのです。

『お客さんがなぜ、再度来店しないのか?』

その最大の理由は、『あなたのお店を嫌いになったから』ということではありません。

実は、(1)単に忘れていた、(2)来店するきっかけがなかった、だけなのです。

なぜなら、思い出してください。

あなた自身も『そういえば、最近あの店行ってなかったな~』というお店はありませんか?

では、『行っていない理由は・・・』と聞かれたら、

『別に嫌いになったわけではなく・・・、行くきっかけがなかったから、忘れていたよ^^』

こんな感じではないですか?

実は、大半のお客さんが来ない理由は、こんな感じなのです。

だから、お客さんに何度も再来店してもらうために、(1)名前や、(2)メールアドレスや、(3)住所などの顧客情報を入手し、

◆手作り新聞やDMなどを郵送したり、
◆メールマガジンを配信して、

お客さんが来店するきっかけを作る『アプローチ経営』をしましょう。

待ちの経営からアプローチ経営への転換です。

お店側からアプローチして、『来店するきっかけ』を作る必要があるのです。

お客さんが来るのを、ただひたすらジッと待つ【待ちの経営スタイル】のお店は、お客さんの気まぐれで売上が左右されます。

しかし、お店側からアプローチして、来店するきっかけ作りをする【アプローチスタイル】のお店は、儲かる仕組みが出来ています。

だから、(1)既存のお客さんが再来店してくれたり、(2)既存のお客さんが友人(新規のお客さん)を連れてくる。

こうしてどんどん繁盛するのです。

このような、 『儲かる仕組みがあるお店』と 『儲かる仕組みが無いお店』では、売上と利益の差は歴然だと思いませんか?

あなたも儲かる仕組みを作って、繁盛店の仲間入りをませんか?

応援していますよ~(^-^)/

笑人 ハワード・ジョイマン

【編集後記:ジョイマンの楽書き帳】

楽しく儲かるお店を作る。独自化をして確固たる繁盛の基盤を作る。

このためには、経営者本人の感性を高めることが、とっても大事です。

だから、街に出て色々な体験をしましょう!落語を聞いたり、漫才を見たり、家と仕事場の往復をやめましょう。

もっと人生を楽しみましょうね♪

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

-■入門 笑人流繁盛術