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■手書きPOPの書き方講座

チラシは、売れる●●●の集合体

From : 神戸のそば屋
By : 鳥羽洋史

こんにちわ、
神戸のそば屋、鳥羽です。

秋ですね~!
実りの秋、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋
ですね。

しかし、
そば屋は、この時期から新蕎麦がとれて
そばが本当に美味しくなる季節にもかかわらず
閑散期に入ってそばの出が落ちてきます。

毎年の事なんですが、
お客様に新蕎麦を味わって頂きたくて
美味しい蕎麦を打って
待っているのですが、、、、

そばがあまり売れません(悲)

そこでわたしは、イロイロと考えまして、
新蕎麦で十割そば(つなぎなしの100%そば粉)
を打ってみたり、、、、

そばの味や風味がよくわかる商品を
作ってみたりしましたが、、、、

やはりこの時期になると
そばが売れなくなっていました(涙)

しかし今から3~4年前からです。

ある事をしてから、、、

そう、ある事をしてから、、、

突然!
夏の繁忙期が終わったこの時期にでも
そばが、どんどん出るようになったのです。

そのある事とは、一体なんだと思いますか?

実に簡単で、お金もほとんどかかりません
紙とマジックか筆があれば誰でも作れます。

そうです!
それが、POPなのです。

POPを店前に書いて貼ったのです。

その当時書いたPOPです。

「秋を感じてみませんか?」
昼休みにほっとしたい
あなたへ、

毎日、お勤め御苦労さまです。
まだまだ、暑い日がつづきますいが、
がんばってる 自分へ、

秋のご褒美 新そば

もう一つ

「せっかくやから
新そばたべとこ!」

ご存じでしたか?
この時期そばが美味しいことを!
収穫されたばかりの新そばは、
色、香り、風味が高いのが特徴です。

とれたて、出来たての新鮮な
そばをぜひ味わって
みてください。

※キャッチコピーの部分は、
それぞれ目立つように大きく書いたのですが、
画面表示上、大きく表示できずにすいません。

このように書いて店前に貼っただけで、
そばがよく出るようになったのです。

あなたも騙されたと思って、
一度やってみて下さい。

あなたが蕎麦屋ではなかったとしても、
飲食店であれば、常に旬ってあると思います。
それに合わせればいいですし、

美容室だって、今やっておいた方が良いメニューがあるかもしれませんし、

整体師だって、季節の変わり目など
体調変化が起きやすい時期ですので、
このPOPを自分のお店に応用できますので、、、

もちろん、
はじめから上手くいかないかもしれません。

うまくいかない時は、
書き直したり、貼る場所を変えたり
いろいろ工夫してみて下さい。

必ずお客様に反応しだしますから

反応すると言えば、
失敗もたくさんしました。

※基本、売上が伸びる店というのは、
それだけチャレンジしているので、
うまく行ったことよりもうまく行かなかったことも多いわけです。

失敗してないお店というのは、
チャレンジしてない証拠です。

今から思えば笑い話なんですが、、、、

当店には、
和風冷麺という超人気商品がありまして、
手間のかかるこの和風冷麺を
数量限定商品にしようと思ったわたしは、
早速、店前にPOPを書いて貼りました。

「もうやめたいねん!腕ちぎれそうやし!」

と大きく書いて、
その後に、
うどんの細めんを打つ手間や
他の具材を作るしんどさを書き、

だから、数量限定にします。
1日30食とPOPで書きました。

店前を歩く人も立ち止まって
笑いながら、そのPOPを見てくれて、
冷麺も早々に売り切れるし、
これは、イイと思ってました。

しかしです。

数日すると、
「店をやめるんですって?」
と業者の人や知り合いに言われたのです。

「えーなんでー 誰もやめるなんて言ってないのに?」
となりました。

何処で、どうなってそんな噂が?

よくよく考えると犯人は、
あのPOPでした。

もうしんどい、、、→ お店を辞める

「そっちかい!」(笑)

自分の頭の中のイメージと
お客さんの頭の中のイメージの違いに気づいた私は、
急いで奥から店内を走り抜け、入り口から外に出て、
店頭に貼ってあったPOPをべりっとはがしました。

早急にそのPOPを外したのを覚えております。(笑)
あなたも気をつけてくださいねー

くれぐれも誤解を招くようなことは、
書かないことです。

しかし、よく考えてみてください。
それだけ影響力のあるのもPOPなんです。

すぐに、反応がわかる!
影響力がある!
すぐに、書き直しが効く!
売上が上がる!

POPをやらない手はないですね。

それに、チラシの勉強にもなりますし、
チラシっていうのは、売れるPOPの集合体ですからね。

POPを特訓して
売れる言葉が書けるようになり客単価が増えますよね。

こうして学んだ伝えるノウハウを、
今度はチラシに応用すれば、
それが客数アップに繋がります。

あなたも是非、今すぐPOPを書いて見てください
そして、売上をアップさせて下さい!

鳥羽 洋史

追伸

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「え?もしかして、、、まだ?」
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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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