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■経営計画

実現する売上計画、実現しない売上計画

from:渋谷のホテル
ハワードジョイマン

昨日から東京に来ています。
今日、帰るのですが、
帰る前に今日の記事を書いてから帰ります。

昨日は、夜ミーティングがあったのですが、
集合場所を確認しようと、
HPでお店の場所を確認し、
それをメモったんですね。

ハチ公口を原宿方面、
丸井シティーを左に、、、
そして、ケンタッキーの角を右、
すぐファミリマートがあります。
そのビルの9階。

で、地図も書いて、、、、

で、ホテルを出たら、
その肝心な地図を机に置き忘れていたことに、
ホテルに戻ってきてから気づきました。

メモがなくてもたどり着けたのは、
メモすることによって、
その場所への詳細な行き方を書いたので
もう覚えちゃったんですね。

ようは、メモ帳に
行先を書きながら、
頭の中でシュミレーションしていた訳です。

このシュミレーション。
あなたもこれまで色々な場面で
やってきませんでしたか?

例えば、あなたが結婚する前、
今の奥さんと知り合ったとき、、、、

※旦那さんの場合もありますが、、、

まだ、最初の段階のころは、
電話で何を話そうとか?
デートはどうやって進めようとか?
シュミレーションしませんでした?

マラソンが好きな人は、
マラソン大会の時に、
どうやって走るか?シュミレーションした人がいるかもしれません。

ランチ営業で、多数の注文をどのようにさばくか?
こういうのをシュミレーションした上で
現場にでる人もいることでしょう。

このシュミレーションというのは、
事前にやっておくと、
実際の場面でスムーズに事が運びますし、
いざ、違った局面になった場合でも
事前にシュミレーションしておくと
柔軟に変更対応が可能だったりしますよね。

自動車のカーナビだって、
あれは目的地までの事前シュミレーションです。

どのようなルートで行くか、あらかじめ想定するルートを表示させるから
安心して目的地までたどり着くし、
途中で道路交通状況の変化があっても、
ルート変更が速やかにできるわけですよね。

さて、これをあなたのお店の経営について
考えてみましょう。

売上計画を実現できる人もいれば、
いつまでたっても実現できない人がいます。

そもそも売上計画自体がない方は、
売上を伸ばしたいと思っても無理ですが、、、

売上計画を作っているのに
実現できない方の特徴というのは、
ただ、やみくもに数字だけを書いているだけで、
その売上を達成するための、具体的な実行プラン(シュミレーション)が
まったく描かれてないからなんですね。

◆その売上を達成するためには、どんなアクションが必要か?
◆それはどの順番でやるのか?
◆逆に、止めることは何か?
◆なぜ、そのアクション(チラシ、HP、ツイッター、看板、facebookなど手法は様々)をやるのか?

などなどが、決まっていません。

だから、場当たり的な行動しかできないのです。

「自分のお店をこうしたいから
 この方法をやる」という、
お店の現状と課題がわかったうえで、
方法を選択するのではなく、、、、

たまたま、本屋さんに行ったら
Aという方法の本が平積みされていて
今、人気のやり方らしいからやってみる。
というお店の現状を全く考慮せず、
ただ、取り組むという感じの行動を繰り返しています。

で、行動自体がその場の思いつきでの
衝動的な行動が多いから、
どれもこれも中途半端に終わります。

もしかしたら、
今日の話は、あなたにとって

「あ、、、これ私のことだ、、、」と気づき、、、

耳が痛いかもしれません。
目を背けたくなるかもしれません。

でも、ご安心ください。

大事なのは、その見たくない現実を見て、
「私って、今まで、具体的なアクションプランを考えずに、
 場当たり的な行動ばかりしていたな」と
客観的に理解することです。

ダメな自分をまずは受け入れる。
だからこそ、次への改善案が出るというものです。

自動車のカーナビが
目的地を入れると、そこまでの具体的な走行ルートを提示するように

あなたも売上だけを決めるのではなく、
売上高や利益額というゴールを決めたら、
それを実現するための、アクションプランを
書き出しましょう。

このアクションプランというのは、
やることを決めるだけではなく、
やらないことを決めることも大事です。

多くの方は、やることばかりを書き出して
結局、通常の業務が増えるだけで、
本来やらなければいけないことができない場合が多いです。

本来到達したいゴールがあるのであれば、
そのゴールに到達するために必要ないことは
止めるか?ほかの誰かにやってもらったりして、

必要なことだけにフォーカスしないといけませんよね。

あなたは、自分の達成したい事柄に対して
必要なことだけにフォーカスできていますか?

今週末は、それを考える機会にすると、
今後の展開に役立ちますよ。

応援しています。

ハワードジョイマン

追伸

あなたが決めた目標をどんどん実現していきたいならば、
この方法を取り入れたらいかがでしょうか?

あなたのお店に必要なカーナビゲーションシステムはこちら
www.haward-joyman.com/action-profit.html

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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