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■経営計画

そうだ!店を不在にしよう

From ハワードジョイマン
大阪のホテルより

3か月に1度行っている
3日間の経営計画合宿も終わり
見直し項目、改善項目もはっきりしました。

静岡から東京に向かう際に
徒歩で行く手段もあるし
自転車で行く手段もある。

バスで行く手段もあるし、
新幹線で行く手段もある。

それぞれ
時間と予算、肉体的、精神的コストは異なります。

徒歩なら2週間くらい掛かるが、
新幹線なら1時間でいける。

何日の何時までに東京に着くと言うゴールがあるからこそ、
そこに到達する為の、方法が導き出されます。

更に言えば、
ゴール自体があっているのか?
目的地を間違ってないか?
という全体像も時にはチェックし、、、

と言うのは、東京に向かっているはずが
いつの間にか大阪(反対方向)に向かっていることもあります。

そして、反対方向に向かっていると気付けば良いですが、
気付かない場合もある。

だからこそ、
ゴールを決めることは重要ですし、

なぜ、そのゴールを目指すのか?と言われれば、
それは、そこに向かう理由(経営理念)があるからです。

そして、そうした自分たちの考え、大切にしたいことを
実現する為に、

その実現に必要な方法を選択していく訳ですね。

でも、こうした「経営の計画(プランニング)」というのは、
軽視されがち。

こんな話をしておきながら、
お恥ずかしい話、
私自身もちゃんと時間をとってやりだしたのは、
昨年からです。

そして、多くの方は、
経営の計画について考えたとしても、
何かの時間の合間とか
店舗奥の事務所などで考えたりするので、
いつもスタッフに声を掛けられる状態でやってしまう。

だから、
誰からも邪魔されない環境下で
一人集中して
自分と向き合うことをやっている方が少ないようです。

正直、めちゃくちゃしんどいです。

今回、参加した美容室の経営者の方も言ってました。

「お店でお客さんの髪を切っている方が
 よっぽど楽です」

「でも、今までこうしたことを考えてこなかったので、
 この3日間で気付くことが多く、
 改めて自分が何をしたいのか?
 何をすべきなのか?
 少し分かった気がします」

これからの長い店舗経営の期間を考えると
3日で全てが理解できる事は
到底不可能だと思います。

でも、
考えていなかったということに気付き、
その考えるスタートラインをきったということは、
今後の大いなる進展に繋がることと思います。

そして、スタッフからしたら
社長の悩みなど到底理解してません。

「良いよね~、社長は、
 ホテルにずっと泊って愉しんでいるのよね~」
「私たちなんて、今日もお店で●人も髪を切っているんだから」

そして、この美容室の社長は、
この3日間で、大きなギフトも手に入れました。

3日間お店をあけても
お店から一切連絡が無かったことです。

参加前までは、
スタッフだけで本当に大丈夫か?

すごく心配だったそうです。

でも、自分がお店に居なくても
お店が運営できることが分かった。

従業員を信じて任せること。

そして、従業員自身も責任感が芽生えたり、
自分たちでお店を運営し、
問題解決を図る能力が身に着いたことでしょう。

もし、あなたが
本気で店舗業績を上げたいのであれば、
自分の能力、スタッフの能力をあげたいのであれば、

一度、お店を不在にしましょう。

とても、勇気のいることだと思います。
でも、いつかは通らなければいけない道。
だったら、早めの方が良い。

それが、あなた自身、店舗の将来を
真剣に考える機会になるでしょうし、
スタッフにも責任感が芽生える機会になるでしょう。

問題が起こってもそれは解決すべきお店の課題が見つかったということ
とってもウェルカムなことですよね。

いつも、あなたがいたから
お店全体として解決すべき問題を、
あなた一人で処理してしまい、
従業員は責任感も、自分が処理すると言う意識にもなっていなかったからです。

いつも、社長、社長と問題を丸投げされ、
社長は従業員がやるべきことを自分でやってしまっていた。

そして、社長自身が本来やるべきことの
時間が物理的に無くなっていた訳ですから。

店を不在にすることは、
あなたはとても大きな問題だと考えているかもしれません。

しかし、勇気を振り絞って一歩踏み出したら、
それは、意外と小さなことになるかもしれません。

「あれ?」
「なんやったら、もっと早くからしておけばよかった!」

あなたとお店の未来は、
あなた自身で作り出すことができます。

あなたはこれから
どのような道を進んでいこうと考えていますか?

時には遠回りしてもいいじゃないか。
一歩一歩歩んでいこう。
応援しています!

ハワードジョイマン

追伸

お店を不在にすると言えば
3日間会場にこもり、
自分のお店のDMなどの宣伝物を作る
合宿を友人のますださんが開催します。

締め切りは12日だそうなので、今の内にチェックしてみてください。
ますだたくおのチラシとダイレクトメール集中作成合宿

追伸

今回参加した美容室の方は、
昨日の夜開催した懇親会の際、
こんなに美味しいビールを飲んだのは久しぶりです。
とおっしゃってました。

頭に一杯汗をかいた後のビールも格別ですね。

やりたいことや
やらなければいけないことが沢山あるけど、
中々進まない方に、、、
→ www.haward-joyman.com/action-profit.html

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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