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■人材採用術&活用法

お店の問題点を把握し、適切な対策をしよう 入門笑人流繁盛術その9

ケーキで一番好きなのは、王道イチゴショートです。
シンプル イズ ベスト です。

でも、ケーキ屋さんに行くと、POPの説明につられて、ついついイチゴショート以外にも、ついつい2つ3つと買ってしまいます(^-^)

さて、今日は、売上の4つの項目を、第4回目でお話しした儲かる仕組みの作り方と交えながらお話しします。

第4回目で『儲かる仕組みを作ろう』というお話をしましたが、覚えていますか?

儲かる仕組みというのは、下記の(1)から(3)の流れを作ることです。

(1)初めてのお客さんが来店する

   ↓

(2)店内で商品を買う
  
   ↓

   初回売上

   ↓

(3)その後、何度も再来店する

これはどのお店も共通する仕組みです。

あなたも既に知っていると思いますが、私は、元々お笑い芸人でした。

だから私は以前から疑問に思っていたことがあるんですね。

それは、漫才師は、お客さんに喜んでもらうために、漫才の話の構成を徹底的に考え抜き、笑いがとれる仕組みを作るのに・・・、

なんでお店を経営している方は、売れる仕組みを作らずに、いつもその日の売上に一喜一憂するのだろうか?

『売れる仕組みを作れば、着実にお店が繁盛するのに・・・』

と疑問に思っていたんです。

こうして私は、儲かる仕組みを作ることをサポートするようになりました。

ということで、前回までに学んだ、
◆新しいお客さん
◆常連さん
◆商品単価
◆購入点数
の4つの項目は、第4回目にお話しした「儲かる仕組み」とどのように関わっているのか、まずは説明しますね。

【儲かる仕組みには売上が伸びる4つの要素が入っている】

(1)初めてのお客さんが来店する
    ◆ズバリ新しいお客さんの数が増えます。

   ↓

(2)店内で商品を買う
    ◆商品単価や購入点数がアップします。

   ↓

  ●初回売上が計上されます

   ↓

(3)その後、何度も再来店する
    ◆常連客が増えます。

   ↓

  ●継続的な売上が計上されます

儲かる仕組みを作ることが、売上がアップする4つの項目とマッチしていることが、お分かりいただけましたか?

なんとか戦略だとか、なんとかマーケティングだとか、何も難しい用語などを使って考える必要など無く、上記の「お店が儲かるシンプルな仕組み」さえ分かれば、お店の売上を伸ばすことはできるんですよ。

この(1)から(3)の流れを体の髄の奥まで染み込ませてくださいね。

そして、あなたがこの(1)から(3)までの流れを機能させるために、どんな取り組みを行うのか?それをお話ししますね。

それが、下記の行動なんです。

(1)新しいお客さんを増やすために、お店の存在を知ってもらうための
    認知活動を行う。
   
   《具体的な方法》
    チラシ、店前看板、HP、ブログ、プレスリリース
    FAXDM、イベント、訪問営業 他

(2)来店した方に、割引せずに、買ってもらうように
    店内での販売促進を行う
 
   《具体的な方法》
    商品陳列、POP、接客、ネーミング、独自商品作り、
    売り場改善、BGM 他

   ↓

   初回売上

   ↓
 
(3)再度利用して貰うために、再来店するためのきっかけ作りを行う。

   《具体的な方法》
    DM、メールマガジン、イベント、HP、ブログ 他

   ↓
  
   継続的な売上

ぜひ、上記の流れと、それぞれの対策例を体の髄に叩き込んでくださいね。

次回は、経営者が「陥りやすい経営上の盲点」を2つお話します。

これを知れば、客数アップに役立ちますよ。

笑人 ハワード・ジョイマン

【編集後記:ジョイマンの楽書き帳】

私は、お笑いが好きです。

笑顔でいる方が楽しいですし、笑顔は人の心を豊かにします。

だから、お店も楽しくやった方が断然良いですよね。

私は、楽しく学んで楽しく実践がモットーです。

だから、あなたも楽しく学んで楽しく実践してくださいね。

ハワード・ジョイマン

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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