チラシのデザインを頼んだのに、なんか違う。
デザイナーさんから上がってきた初稿を見て、
そう感じたことはありませんか。
悪くはない。
でも、自分のお店の雰囲気じゃない。
伝えたいことが薄い。
どこか「よそのお店のチラシ」みたいだ。
修正のやりとりが3往復、4往復と重なって、
最終的に「まあいいか」で入稿した。
そういう経験を持つ美容室のオーナーさんが、
実はとても多いんです。
問題はデザイナーさんの腕ではありません。
渡す素材と指示の整え方に、
ほとんどの原因があります。
と言うことで、今日は
「デザイナーに渡す前に何を用意するか」
を具体的に書いていきます。
📋 この記事でわかること
- チラシ依頼で修正が重なる本当の原因
- デザイナーに渡すべき素材・指示の具体的な中身
- AI活用で依頼前の準備を効率化する方法
- 値上げ後も選ばれ続けるチラシの考え方
こんな方におすすめ
- ✅ チラシをデザイナーに依頼したが仕上がりがイメージと違った方
- ✅ 修正のやりとりに時間がかかりすぎて疲弊している美容室オーナーさん
- ✅ 新規集客のためにチラシを作りたいが何を準備すればいいか分からない方
- ✅ AIを使って販促の手間を減らしたいと思っているが何から始めるか迷っている方
- ✅ 値引きに頼らず価値を伝えて客単価を上げていきたい美容室オーナーさん

デザイナーに「伝わらない」のは、情報の渡し方の問題
デザイナーさんはデザインのプロです。
でも、あなたのお店のことは知りません。
「おしゃれな感じで」
「やさしい雰囲気で」
「清潔感があって」
こういう言葉だけを渡すと、
デザイナーさんの頭の中にある「おしゃれ」が出てきます。
あなたのお店の「おしゃれ」ではありません。
だから仕上がりがズレる。
修正が増える。
時間がかかる。
これは、情報の密度の問題です。
渡す情報が薄いと、
デザイナーさんは想像で埋めるしかない。
想像で埋めたものがズレていれば、
当然、修正になります。
逆に言えば、
渡す素材と指示を整えるだけで、
初稿の精度が劇的に上がります。
修正も1〜2回で終わるようになります。
そして、この「整える作業」にこそ、
今のAIが非常によく効きます。
チラシ依頼の前に「素材と指示を整える」と言われても、その整え方自体が分からないという声をよく聞きます。無料で受け取れる書籍の中に「顧客の購買行動を軸とした販促改善の教科書(48ページ・自店診断ワークシート付き)」があり、チラシに何をどう書けば動いてもらえるかの考え方が整理できます。メール登録のみ、1分で受け取れます。
依頼前に用意する3つの素材
チラシ依頼の前に、
最低限この3つを準備してください。
①「誰に届けるか」の言語化
チラシを配る対象を、
できるだけ具体的に書いてください。
「近所の女性」ではなく、
「自宅から徒歩圏内に住む、
30〜45歳の、白髪が気になり始めた女性」
まで絞り込みます。
誰に届けるかが決まると、
使う言葉のトーンも、
レイアウトの大きさも、
写真の選び方も変わります。
デザイナーさんに渡す前に、
あなたが先に決める必要があります。
②「何を伝えるか」の優先順位
チラシに載せたい情報を
10個書き出してみてください。
そのあと、3つに絞ります。
絞れないまま渡すと、
デザイナーさんはすべてを等しく扱います。
結果、何を言いたいか分からないチラシになります。
「一番伝えたいこと1つ」
「補足情報2つ」
という優先順位を明示してください。
③写真・雰囲気の参考素材
「好きなチラシ」「好きなデザイン」の画像を
3〜5枚、集めて渡してください。
スマホで撮ったお店の写真も、
あれば一緒に渡します。
プロカメラマンの写真でなくていい。
雰囲気が伝われば十分です。
参考画像があると、
「おしゃれ」の解釈のズレが一気に減ります。
この3つを用意するだけで、
デザイナーへの依頼の精度が大きく変わります。
特に美容室のチラシで新規客に読まれるA4一枚の構成については、別の記事でも詳しく書いていますので参考にしてみてください。
✓ ここまでのポイント
- チラシの仕上がりズレは「情報の渡し方」に原因がある
- 誰に・何を・どんな雰囲気で、の3点を先に整えてからデザイナーに渡す
- 参考画像を3〜5枚添えるだけで修正回数が大幅に減る
AIで指示書のたたき台を作る方法を書きましたが、「そもそも何をAIに投げればいいか分からない」という方には、まず土台となる販促の型を手に入れることをおすすめします。無料で受け取れる「増益繁盛店になる12ステップ(74ページ)」に、集客と単価設計の順番が整理されています。登録はメールアドレスのみ、解除もワンクリックです。
指示書(ブリーフ)をAIに作らせる、という発想
「でも、その準備が面倒なんです」
と思った方に、話したいことがあります。
ここ数年でAIの精度が上がり、
この「整える作業」をかなりAIに任せられるようになっています。
試してみてほしいのが、
ChatGPTなどに次のように投げかける方法です。
「私は美容室のオーナーです。
ポスティング用のA4チラシをデザイナーに依頼します。
ターゲットは白髪が気になり始めた30〜45歳の女性です。
一番伝えたいのはカラーの仕上がりの丁寧さです。
デザイナーへの指示書(ブリーフ)を作ってください」
これだけで、
指示書のたたき台が出てきます。
たたき台を見ながら、
自分のお店の言葉に直す。
それだけで完成する。
ゼロから書くのと、
たたき台を直すのでは、
かかる時間が全然違います。
販促に使う文章を作るのが面倒で続かない、
という方のほとんどは、
「ゼロから書かなければいけない」と思っています。
でも、それは今の時代に合っていない作り方です。
「AIは万能ではありません。でも、『ゼロから書く』という一番しんどい部分を外してくれます。そこが外れると、販促が続くようになる。続けられれば、チラシは結果を出します」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
チラシの文章をAIに書かせた後、
それをデザイナーに渡す。
この流れを作れると、
一枚のチラシを作る時間が半分以下になります。
値段ではなく「価値」を伝えるチラシが、単価を上げる
東京・中野区の5坪の美容室があります。
5坪です。
本当に小さなお店です。
そのお店が値上げをしました。
値上げした結果、
客単価も売上も1.5倍になっています。
なぜ値上げで売上が上がるのか。
値下げしなくても選ばれる理由を、
お客さんに伝えられたからです。
チラシは、その「伝える」ための道具です。
割引クーポンを大きく載せる必要はありません。
「このお店でしか体験できないこと」
を丁寧に書けばいい。
「客単価1.1万円→1.4万円に上げました。最初は怖かったです。でも、自分の施術の価値をちゃんと言葉にしたら、むしろ感謝されて単価が上がる喜びを得られました」
高単価サロン(40代・女性)
チラシに書く内容を整えるとき、
「安さ」を前に出さない選択をしてください。
「カット3,000円」より、
「なぜこのお店で切ると、翌朝のスタイリングが楽になるのか」
を書く。
この差が、
チラシを見た人の「行動」を変えます。
反応が取れるチラシと取れないチラシの違いは、
デザインよりも「書いてある内容」にあります。
ここを押さえてからデザイナーに依頼すると、
チラシの効果が変わってきます。
依頼後のやりとりを最小化する、確認リスト
素材と指示を渡したあと、
修正を最小化するためのチェックも大切です。
チェックポイント1:ターゲットへの言葉が届いているか
初稿が上がってきたら、
「この言葉は、届けたい人に刺さるか」
を確認します。
デザインの好みではなく、
ターゲット目線で読む習慣をつけてください。
✅ ポイント:自分が好きかどうかではなく、届けたいお客さんが読んで「行きたい」と思うかどうかで判断する
チェックポイント2:一番伝えたいことが目に入るか
チラシを手に取って3秒で、
何のお店か・何が強みかが分かるか確認します。
情報が多すぎると3秒では読めません。
✅ ポイント:見出しと写真だけ見た人に伝わるかどうかで判断する。テキストの多さは「読まれにくさ」に直結する
チェックポイント3:次のアクションが明記されているか
「来てほしい」だけでは動きません。
「電話番号」「LINE登録のQRコード」「地図」
のどれかが分かりやすく入っているか確認します。
✅ ポイント:チラシを見た人が次に何をすればいいか、迷わない動線を作る
この3点を確認してから、
デザイナーさんに修正を伝える。
そうすると、修正の方向がブレません。
チラシ作成の外注については、美容室の販促を外注に依頼するときの失敗しない業者選びも合わせて読んでみてください。
まとめ:準備8割、デザイン2割
チラシの仕上がりは、
依頼前の準備で8割決まります。
誰に届けるか。
何を一番伝えるか。
どんな雰囲気か。
この3点を整えてからデザイナーに渡す。
整える作業にAIを使って時間を圧縮する。
初稿が上がったら3つのポイントで確認する。
この流れを一度作ると、
次のチラシ依頼がずっとスムーズになります。
販促は、一発当てるものではありません。
続けられる仕組みを作るものです。
依頼の手間が減れば、
続けやすくなる。
続ければ、お客さんが増えていきます。
チラシという紙一枚を武器にして、
値引きに頼らない集客を積み重ねていきましょう。
店舗経営は、地道な積み重ねのリレーです。
次のバトンを、今日の一枚のチラシで渡しましょう。
追伸:
チラシに書く文章の作り方・デザイナーへの指示書の整え方など、
販促の準備にAIをどう使うかについては、
増益繁盛クラブの中でも取り上げています。
一人でやりきるのが難しいと感じているなら、
まず無料で使える書籍と経営ツールを受け取ってみてください。
値引きに頼らず価値を伝えて選ばれる。その道筋は分かった。でも一人でやりきる自信がない、続けられるか不安、という状態の方が多いと思います。増益繁盛クラブでは「何をどの順番でやるか」が決まっているので、チラシ一枚の準備から単価設計まで、迷わず実行できる環境があります。申込フォームへの入力のみで始められます。