3.儲かる販促と利益アップ

飲食店の父の日販促、プレゼント需要と外食需要を同時に取りにいく企画の作り方

父の日、準備してますか。

この記事を読んでいる今は10月。
父の日は毎年6月第3日曜日なので、
まだ先の話に見えるかもしれません。

でも、こういう記念日系の販促は
「思い立ったら準備完了まで1ヶ月かかる」
ことが多い。

だから今のうちに
企画の骨格だけでも作っておくと、
当日の動き方がまるで変わります。

それに、今回話したいのは
「父の日に何をするか」だけじゃなく、
もう少し根っこのところです。

父の日に限らず、こういう記念日系の
販促を「イベントだから」と単発でやって、
終わったら元に戻る。

忙しかったわりに、
手元にお金が残っていない。

そんなループに入っていませんか?

と言うことで、今日は
父の日の企画の作り方と一緒に、
「なぜ動いても利益が残らないのか」を
診断しながら読んでいただこうと思います。

📋 この記事でわかること

  1. 父の日販促で「プレゼント需要」と「外食需要」を同時に設計する方法
  2. 忙しく動いても利益が残らない原因を診断するチェックリスト
  3. 客単価・来店頻度を設計して利益構造を変える具体的な手順
  4. 販促を単発で終わらせず「仕組み」に変えるための考え方

こんな方におすすめ

  • ✅ 父の日に何か企画をやりたいが、何から考えればいいか迷っている飲食店オーナー
  • ✅ イベント販促をやるたびに「忙しかったのに利益が出ない」と感じている方
  • ✅ 客単価を上げたいが、値上げに踏み切れずにいる飲食店経営者
  • ✅ プレゼント需要と外食需要の両方を取りにいく企画設計を知りたい方
  • ✅ 販促を一度やって終わりではなく、仕組みとして繁盛店に変えていきたい方
飲食店の父の日販促、プレゼント需要と外食需要を同時に取りにいく企画の作り方 | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

父の日に「2つの需要」が同時に存在している

父の日に来店するお客さんは、
大きく2パターンに分かれます。

ひとつは「家族で外食する」需要。
もうひとつは「お父さんへのプレゼントを持って帰る」需要です。

ほとんどの飲食店は、
外食需要しか取りにいっていません。

でも、これはもったいない。

例えば、居酒屋さんが
「父の日限定・お父さんに贈る一本セット」として
地酒のミニボトルと肴を箱にまとめて
持ち帰り販売したとします。

お会計のタイミングで
「今日一緒に来られなかったお父さんへ
これどうですか?」と一言添えるだけで、
客単価はすぐ上がります。

外食した分+持ち帰りギフトの分。
1組から2種類の売上が取れる。

あなたのお店では、
この「2つの需要」を同時に設計していますか?

もし「外食の席だけ埋めればいい」と
思っていたなら、
今日から設計を変えてみてください。

父の日の企画を考えながら、「結局いつも忙しいだけで利益が残らない」という感覚が頭をよぎった方もいると思います。無料登録すると、客数・客単価・来店頻度から利益を残すために必要な売上を自動計算できる「必要売上シミュレーター」と、増益繁盛店になる12ステップ(74ページ)をすぐに読めます。メール登録のみ、1分で受け取れます。

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「忙しかったのに利益が残らない」の正体を診断する

父の日に限らず、
イベント系の販促をやるたびに
こう感じたことはないですか。

「あんなに動いたのに、
 手元に何も残っていない」

これ、忙しさと儲かりは
別物だという話です。

必ず大変。
でも必ずしも儲かっていない。

その原因を3つの軸で診断します。

チェックポイント1:客数だけを追っていませんか

席が埋まっていれば安心。
満席になれば嬉しい。

その感覚は自然です。
でも、満席でも利益が残らないケースは
珍しくありません。

客数が増えれば
仕込みも増える。
人件費も増える。
光熱費も増える。

それに見合う単価になっていますか?

✅ ポイント:客数を追う前に、1人あたりの利益額を把握すること。客数・客単価・来店頻度に分解して数字を読む方法で自店の数字を確認してみてください。

チェックポイント2:割引やサービスで「単価」を下げていませんか

父の日のイベントで
「ドリンク1杯無料」「コース10%オフ」を
設定していませんか。

集客のつもりでやった割引が、
利益を削っています。

これも逆です。

記念日は価値を上げるチャンスです。
値下げするタイミングではない。

「特別な日だから、
 いつもより少し良いものを食べたい」
というお客さんが来る日なのに、
割引で迎えに行く必要はありません。

✅ ポイント:割引の代わりに、付加価値を加えた特別コースを設計すること。値下げせず選ばれ続けるための飲食店の差別化方法も合わせて読んでみてください。

チェックポイント3:1回来てもらって終わりになっていませんか

父の日に来てくれたご家族が、
その後また来ているかどうか。

追いかけていますか?

記念日は「次の来店」を仕込む
絶好のタイミングです。

来てくれたお客さんに
「母の日もぜひ」「誕生日コースもあります」と
案内ができているかどうか。

ここを設計しているかどうかで、
来店頻度が変わります。

✅ ポイント:来店時に次の接点を渡す仕組みを作ること。案内カードでも、LINEへの誘導でも、形はなんでも構いません。

✓ ここまでのポイント

  • 父の日には「外食需要」と「プレゼント需要」の2つが存在する。両方を設計した企画を作ること
  • 忙しさと儲かりは別物。客数・客単価・来店頻度のどこに歪みがあるかを先に診断すること
  • 割引で集客するのではなく、付加価値で単価を上げて利益を残す設計に変えること

「外食需要とプレゼント需要を同時に取る」という設計の話をしましたが、そもそも自店の数字のどこに歪みがあるかを把握できていないと、何を変えればいいかが見えません。無料登録で手に入る「必要売上シミュレーター」は、固定費・人件費率・原価率を入れるだけで、利益を残すために必要な売上が自動で出てきます。登録はメールアドレスのみで1分です。

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プレゼント需要と外食需要を同時に取りにいく企画の骨格

では、具体的に企画をどう組み立てるか。

シンプルな骨格を紹介します。

父の日企画 STEP 1

「外食コース」と「持ち帰りギフト」を別々に設計する

外食コースは通常より少し上の価格設定で、
特別感のある構成にします。
「お父さんが喜ぶ一品」を必ず1つ入れる。
焼肉屋さんなら希少部位の一皿。
居酒屋さんなら普段は置いていない地酒の一合。
「特別感」は価格ではなく、
「ここでしか体験できない」設計から生まれます。

⚠️ よくある失敗:コースを豪華にしすぎて原価が上がり、利益が残らなくなるケース。「何を加えるか」より「何を厳選するか」を先に考えてください。

父の日企画 STEP 2

持ち帰りギフトを「商品」として設計する

食事中に「今日来られなかったお父さんへのギフトはいかがですか」と案内できる
持ち帰り商品を用意します。
自店の看板メニューを使ったセット、
オリジナルラベルを貼った地酒やタレのセット、
焼き菓子や保存食が作れる業態であれば
それをギフトボックスにするだけでも成立します。
大事なのは「外食のお客さんが、もう1品追加するきっかけ」を
店側が用意しているかどうかです。

⚠️ よくある失敗:持ち帰り商品を作ったのに、スタッフが案内しないで終わるケース。案内のタイミングと言葉をあらかじめ決めておくこと。

父の日企画 STEP 3

「次の来店」への導線を当日に渡す

お会計時に、次の記念日の案内を一枚渡します。
「夏のご家族会・誕生日プランはじめています」でも、
LINE登録で次回特典がもらえる案内でも構いません。
来てくれた日に、次の接点を渡す。
これができているかどうかで、
来店頻度が変わります。

⚠️ よくある失敗:当日の忙しさに追われて、案内物を渡すのを忘れるケース。事前にお会計袋に封入しておくか、レジ前に置く形にしておくと確実です。

「売上を運任せにしていた経営者が、販促の仕組みを作って数十万円規模の積み上げを重ねていく。その過程で一番変わるのは、数字でも売上でもなく、経営者の見方です。『今日も忙しかった』から『今日も設計通りに動けた』に変わる瞬間があります。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

「父の日の企画」で終わらせない。利益構造を変える視点

ここまで読んで、
「なるほど、父の日にやってみよう」と
思ってくれた方もいると思います。

でも、父の日だけで終わったら
もったいない。

記念日販促の本当の使い方は、
「普段できていない単価と頻度の設計を
 イベントを使って試す場」として使うことです。

父の日で試した「持ち帰りギフト販売」が
うまくいったなら、通常メニューに加える。

「次の来店への案内」が反応よかったなら、
毎回のお会計で渡す仕組みにする。

イベントで動いて、
うまくいったものを日常に落とし込む。

この繰り返しが、
利益構造を変えていきます。

実際に、私がサポートしてきた飲食店の中には、
月商300万円から出発して
年商2億5,000万円規模に成長した店があります。

最初から大きかったわけじゃない。
販促の設計を一つひとつ見直して、
単価と頻度を積み上げてきた結果です。

そのためには、
固定費と変動費を整理して黒字ラインを把握する損益分岐点の計算を
まず自分の店で把握しておくことが出発点になります。

数字の全体像が見えていないまま
販促を打っても、
どこに効いているかが見えません。

「月商300万円が年商2億5,000万円規模に成長しました」

飲食店オーナー(会員)

客数が増えれば利益が残るわけじゃない。
忙しければ儲かるわけじゃない。

どこに歪みがあるかを診断して、
設計を変えることが先です。

今日から動ける、父の日販促チェックリスト

最後に、整理します。

以下のチェック項目を確認してみてください。

チェックポイント4:外食コースに「特別感」はありますか

普段と同じメニューを「父の日限定」と書いただけでは弱い。
「ここでしか食べられない」一皿や演出が一つ入っているかどうか確認してください。

✅ ポイント:コースの価格設定は通常より10〜15%上でも、特別感があれば選ばれます。値下げは不要。

チェックポイント5:持ち帰りギフトの設計はできていますか

外食のお客さんが「もう一つ買っていける」商品があるかどうか。
スタッフが案内するタイミングと言葉が決まっているかどうか。

✅ ポイント:商品があってもスタッフが案内しなければ売れません。「いつ・誰が・何を言うか」を事前に決めておくこと。

チェックポイント6:当日に「次の接点」を渡す仕組みがありますか

お会計時に何か渡しているかどうか。
LINE誘導でも、次回来店クーポンでも、案内チラシでも。

✅ ポイント:当日に渡すものを事前に準備しておくこと。忙しい当日に考えても間に合いません。

チェックポイント7:今回の企画の結果を次回に活かす計画がありますか

終わった後に「今回の企画で何が売れたか」「何が残らなかったか」を振り返る機会があるかどうか。

✅ ポイント:客数・客単価・来店頻度に分解して売上を分析する手順を使って、イベント後に数字を確認する習慣を持つこと。それが次の設計に活きます。

まとめ:記念日販促を「利益設計の練習台」にしていきましょう

父の日は、
外食需要とプレゼント需要が
同時に起きる、数少ない日です。

この2つを同時に設計している店と、
席を埋めるだけの店では、
同じ忙しさでも利益の残り方が変わります。

大事なのは「何の企画をやるか」より、
「単価・頻度・利益をどう設計するか」です。

記念日販促は、
その設計を試す絶好の場。

うまくいったものを日常に落とし込んで、
利益が残る構造に変えていきましょう。

店舗経営は、
毎年同じ季節が巡ってくるリレーマラソンです。
一周走るたびに、少しだけ速くなっていきましょう。

忙しく動いても利益が残らない原因を診断して、父の日の企画設計まで読み切ってくれたあなたに、次の一手をお伝えします。「何をどの順番でやるか」が決まっていない状態では、販促を打つたびに結果がブレます。増益繁盛クラブでは、客単価・来店頻度・利益構造の設計を、全国の飲食店・美容室オーナーと一緒に実践しながら進められます。申込フォームへの入力のみで参加できます。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

-3.儲かる販促と利益アップ