夏の清水港を歩いてきた。
朝9時すぎ、漁を終えた船が戻ってくる時間帯。
荷物を下ろす漁師さんの手際がすごくて、
しばらく見とれてしまった。
一人ひとりが役割を把握していて、
だれも指示を待っていない。
「ああ、仕組みができている組織って、
こういうことか」と思った。
と言うことで、今日は
飲食店の経営コンサルを選ぶときの話をします。
📋 この記事でわかること
- 飲食店のコンサル選びで実際に起きている失敗パターン
- コンサルを選ぶときに確認すべき5つのポイント
- 「自分がいないと回らない店」を変えるコンサルの見分け方
- 仕組み化を支援してくれるコンサルと、そうでないコンサルの違い
こんな方におすすめ
- ✅ 経営コンサルに興味はあるが、選び方がわからない飲食店オーナー
- ✅ 過去にコンサルに頼んで「効果がなかった」と感じた方
- ✅ 朝から晩まで現場を離れられず、体力的な限界を感じている方
- ✅ 売上はあるのに手元にお金が残らず、何から変えればいいか迷っている方
- ✅ 自分がいなくても回る店づくりを、具体的に進めたい方

コンサルに依頼して失敗する、よくあるパターン
率直に言います。
飲食店のコンサルを使って
「お金の無駄だった」と感じた経営者の方は、
少なくないんです。
なぜか。
多くの場合、選ぶ基準が
「有名かどうか」「価格が安いかどうか」
この2点だけになっているからです。
コンサルとの相性よりも先に
「費用対効果」だけを見てしまう。
その結果、理論はわかった。
でも自分の店で何をすればいいか、さっぱり。
こういうことが起きます。
私がこれまで833件以上の店舗を支援してきた中で
「前のコンサルが合わなかった」という方に
共通するのはこのパターンです。
❌ よくある選び方の失敗パターン
- 価格の安さだけで選んで、中身の薄いメルマガが届くだけだった
- 大手コンサル会社に頼んだが担当者が若く、飲食の現場を知らなかった
- セミナーで聞いた話は良かったが、自店への落とし込み方を教えてもらえなかった
- 一度きりのスポット相談で終わり、その後は一人で実行するしかなかった
✅ 本来、コンサルに期待すべきこと
- 自分の店の現状に合わせた、具体的な打ち手を一緒に考えてくれる
- 売上の上げ方だけでなく、手元に利益が残る仕組みを整えてくれる
- 実行し続けるための伴走をしてくれる
- 経営者一人の気合いに依存しない「型」を作る手助けをしてくれる
コンサルは「教わる場所」ではなく
「一緒に実行する関係」です。
ここを間違えると、
お金と時間を使ったのに何も変わらない
という結果になりやすいんです。
「コンサルに何を聞けばいいかわからない」「自分のお店の状態を言語化できていない」という方は多いです。繁盛店ポータルに無料登録すると、AIがあなたのお店のビジョン・目標・ターゲット客層を整理する「増益繁盛プランナー」を使えます。メール登録のみ、1分で開設できます。
コンサルを選ぶ前に確認すべき5つのポイント
では具体的に、何を見ればいいか。
私なりに整理すると、5つあります。
チェックポイント1:飲食業の現場経験・支援実績があるか
コンサルタントには、
「経営全般を広く扱う人」と
「特定の業種に深く入る人」がいます。
飲食店のコンサルを選ぶなら、
飲食業の支援実績が数十件以上ある人を選ぶこと。
「仕入れコスト」「FL比率」「回転率」
こういった言葉を自然に使って
現場の話ができるかどうかを確認してください。
✅ ポイント:実績件数だけでなく、どんな業態を支援したかも確認する。居酒屋・ラーメン・カフェ・和食と、幅広く扱っているほど応用力が高い傾向があります。
チェックポイント2:「売上」だけでなく「利益」の話ができるか
売上を伸ばすことと、
手元にお金が残ることは、別の話です。
月商が増えても、人件費・食材費・広告費が
同じ比率で膨らんだら利益は変わりません。
初回の相談で「客単価」「利益率」「来店頻度」
この3つの話が自然に出てくるコンサルは
信頼できる可能性が高いです。
✅ ポイント:「月商〇〇万円にしましょう」だけを語るコンサルには注意。売上の内訳と利益の構造を一緒に見てくれるかを確認してください。
チェックポイント3:仕組み化・型化の話をしてくれるか
ここが一番重要です。
朝から晩まで現場を離れられない。
自分がいないと回らない。
この状態を変えるためには、
属人的な「がんばり」を「型」に変えることが必要です。
例えば、販促を「思い立ったらやる」から
ハガキDM・ニュースレター・LINE配信のような
定期的な接点に置き換えていく。
POPやメニュー設計を、
誰が見ても伝わる形に整える。
AIを使って販促文や口コミ返信の手間を圧縮する。
こういった話が、コンサルの口から自然に出てくるか。
ここを確認してください。
✅ ポイント:「仕組み化」「型化」「自動化」という言葉を使うかどうかではなく、具体的な実行方法まで話してくれるかどうかを見る。
チェックポイント4:伴走してくれる期間・頻度があるか
一度のセミナーや単発相談で
経営は変わりません。
これは断言できます。
地味な販促を「すぐに」「継続して」やり切ることが
結果につながるからです。
月1回の継続サポートがあるか。
質問できる環境が整っているか。
実行した後に「これで合っているか」を
確認できる仕組みがあるコンサルを選んでください。
✅ ポイント:「教えてもらったことを一人でやる」前提のコンサルより、実行を一緒に伴走してくれる関係性を選ぶほうが成果につながりやすい。
チェックポイント5:経営者マインドの話をするか
施策より先に、マインドが変わらないと
何も動かない。
私がずっと言い続けていることです。
「お客さんを選ぶ」という考え方。
「値下げではなく価値を伝える」という視点。
「広告は投資」という覚悟。
こういった話が最初に出てくるコンサルは、
本質から入る人です。
テクニックだけを教えるコンサルよりも、
経営者としての軸を整えてくれるコンサルのほうが
長期的に見て成果が出やすいんです。
✅ ポイント:「どんな経営者になりたいか」「なぜその店をやっているか」を一緒に考えてくれるコンサルは、施策の前に土台を整えてくれる人。
✓ ここまでのポイント
- コンサル失敗の多くは「価格だけで選んだ」「現場に合わない理論だった」が原因
- 飲食業の実績・利益視点・仕組み化の話ができるかが選び方の核心
- 単発相談より、実行を伴走してくれる継続型のサポートを選ぶこと
「仕組み化の話は分かった、でも一人でやり切れる自信がない」という方は、ここが一番の詰まりです。増益繁盛クラブでは、売上分解・客単価設計・定期接点の型化を、全国の仲間と伴走しながら実行できる環境があります。申込フォームに必要事項を入力するだけで始められます。
「自分がいないと回らない店」を変えるコンサルの見分け方
「そんなコンサル、どうやって見つけるんですか?」
こう聞かれます。
でも実は、見分け方はシンプルです。
最初の相談で、
「あなたのお店の今の状態」を
じっくり聞いてくれるかどうか。
自分の話を先にするコンサルよりも、
あなたの現状・課題・目標を先に引き出してくれる人のほうが
伴走型として機能します。
もう一つ。
「どうやってオーナー自身の稼働を減らすか」
という話が出てくるかどうか。
売上を上げることだけを話すコンサルは、
あなたの体力的な限界には気づいていないことが多い。
でも、仕組み化を一緒に考えてくれるコンサルは
「オーナーが抜けても回る体制」を
最初から設計に入れてくれます。
「売上を上げる前に、まず今の自分の稼働をどう減らすかを考えてほしい。体が限界の状態でいい施策を実行しようとしても、続かないんです。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
こんな体験談があります。
「オーナー1人+アシスタントという体制でやっていましたが、フル稼働しても売上が伸びない時期が続いていました。仕組みを整えてから、客単価が上がって月商230万円を達成できた。毎日に目的地ができた感覚です。」
オーナー1人+アシスタント体制(女性・40代)
「フル稼働しなくても回る体制に近づいた」という言葉が印象的でした。
売上より先に、体制を整える。
その順番を間違えないこと。
これを一緒に考えてくれるコンサルが、
あなたに合ったコンサルです。
コンサル選びの軸については、飲食店の集客コンサルを比較する、選び方の5つの基準でも詳しく整理しています。合わせて読んでみてください。
料金・形式別の比較。どのコンサルが自分に合うか
コンサルには大きく分けて
3つの形式があります。
❌ スポット型(単発セミナー・1回相談)
- 費用は低めだが、実行まで一人でやる必要がある
- 学びはあっても自店への落とし込みが難しい
- 「やるべきことはわかった、でも続かなかった」になりやすい
✅ 継続伴走型(月次顧問・コミュニティ型)
- 月ごとに進捗確認・軌道修正ができる
- 一人で抱え込まず、仲間の事例も参考にしながら動ける
- 地味な施策を「継続して」やり切れる環境がある
❌ 高額個別顧問型(月額数十万円〜)
- 自分に合ったコンサルなら効果は出やすい
- ただし月商が低い段階だと費用対効果が合わない場合がある
- 担当者の力量によって結果が大きく変わる
✅ コミュニティ・低価格継続型
- まず試す段階として入りやすい
- 全国の同業・異業種の事例から刺激をもらえる
- 費用対効果の面で始めやすく、続けやすい
月商500万〜800万円規模の飲食店であれば、
最初は「コミュニティ型の継続サポート」から入って
実行しながら体制を整えていくのが現実的です。
単発のセミナーに何十万も使うより、
月単位で実行し続ける環境に投資するほうが
結果につながります。
広告も学びも、投資です。
お金を掛けずに売上を伸ばそうとする発想は
愚策なんです。
でも、投資する先を間違えないこと。
これが大事です。
センターピンを見つけると経営が変わる、という記事でも触れていますが、何に集中するかを先に決めないと、いくらコンサルを使っても迷走します。
コンサルを使う前にやっておくべきこと
コンサルに依頼する前に、
自分で整理しておくことがあります。
あなたのお店の今の状態を、
数字で把握していますか?
月の客数・客単価・来店頻度。
この3つが頭に入っていますか?
この数字がわからないまま相談に行くと、
コンサルもどこから手をつければいいか
判断しにくくなります。
逆に言うと、
この3つを把握しているだけで
コンサルとの初回相談が格段に深くなります。
「数字を持ってくれる経営者ほど、最初の相談から具体的な打ち手に入れる。何となく売上が低い、では一緒に考えられる範囲が狭くなる。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
もう一つ。
「どんな店にしたいか」という
自分なりのビジョンを言語化しておくこと。
売上の目標額だけでなく、
「どんな働き方をしたいか」「どんなお客さんに来てほしいか」
この2つを整理しておくと、
コンサルとの方向性のズレが最初から防げます。
自分の軸で経営できているか、個人店オーナーの意思決定力チェックリストも参考になります。依頼前に一度確認してみてください。
まとめ。失敗しないコンサル選びの要点
整理します。
飲食業の実績があるかを確認する。
利益と仕組み化の話ができるかを確認する。
単発ではなく、伴走してくれるかを確認する。
経営者マインドの転換を重視するかを確認する。
そして、コンサルに頼む前に
自分の数字とビジョンを整理しておく。
この順番で動いてみてください。
朝から晩まで現場を離れられない状態は、
今のままでは変わりません。
自分がいなくても回る体制は、
誰かが一緒に設計してくれないと
なかなか動き出せないんです。
正しい相手と、正しい順番で、
地味な施策を継続して積み上げていきましょう。
店舗経営は、ゴールのないマラソンです。
ペースを作りながら、走り続けましょう。
追伸:
増益繁盛クラブでは、833件以上の支援実績をもとに、
飲食店・美容室オーナーが
利益が残る仕組みを実行しながら整えていける環境を提供しています。
全国の仲間と一緒に動ける場所です。
記事を読んで「フル稼働しなくても回る体制に変えたい」と感じた方は、次の一手を一緒に考えましょう。増益繁盛クラブは飲食店オーナーが利益の残る仕組みを実行しながら積み上げていける場所です。まずは詳細ページで、どんな経営者が参加しているかを確認してみてください。