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■繁盛店主の思考法(ジョイマンマインド)

2軸思考からの脱却

2013年6月25日
from:東京のホテルから
by :ハワードジョイマン

昨日は、スマホ集客緊急セミナーを開催しました。

あっという間の3時間。そして、内容はスマホサイトの基礎のレベルの話からグーッとはいって、利益をだすための広告投資の考え方、実践術まで、網羅しました。

講師は、国内トップのスマホコンサルタント。私も今回のセミナーをセッティングできて良かったです。今日も開催するのですが、今日、参加される方は楽しみにしていてください。

さて、今日の話は、昨日のお便りを読んだ会員さんから頂いたお便りが、あなたにも役立ちますので、シェア(共有)したいと思います。

この方は、食品製造業をしている方です。それではご覧ください。ご意見をいただいたKさんありがとうございます。

(ここから)

“身動きの取れない社長”のメルマガを読んで、思うところがありメールします。

私は社長をしておりますが、社内でやる事は、判子を打つ以外“ありません。”

多くの人(特に社長)には、客観的に確認しなければいけない心の隙間があると思います。

それは“自己重要感”です。

例えば、飲食店の社長の仕事で言うのなら、
「俺以外にこの味は作れない」などです。

そして、社長自ら現場で一生懸命料理を作る。

でも本当でしょうか? 私は嘘だと思っています。

社長として、この味つくりに対しての想いは格別だと思います。それ自体は、私自身もそうですが、社員より強いです。そして業務に対する緊張感や責任も社長(あなた)が一番だと思います。

だからこそ、その想いからくる、仕事を通じての楽しみを
“社員に味わって貰いたい”のではないのでしょうか?

私はそう考え、自分の仕事をスタッフに渡しました。

私も最初は、不安ですよ。でも、「俺じゃなきゃこの味はでない」というのは、ある意味、本人のエゴであり、それが本人自身も会社としても2つの成長の限界だと思います。

こういう面からも私は、自分の仕事をスタッフに渡したのです。

だから私は業務として行う事は何もありません。代わりに社員からは感謝のメールが増えました。

そして、ここからが大事なのですが、自分の予定を1日の予定作りから、1ヶ月の予定作りに変えて今は年間作りの予定にしました。1日の予定の立て方を1年にしてみたのです。

例えば朝6時に起きて12時~13時は休憩の時間となるのなら、そのまま月を当てはめて、1月(朝6時)に始動して、7月(12時~13時)は休み、10月~12月睡眠の時間で、これまた仕事を入れない。

こんな形にしたのです。ちなみに私の7月の予定で、“業務としての仕事”は、今現在で半日だけ入っています。

これは大事なことなのですが、7月・8月・9月は何も仕事を入れないので、仮に新しい仕事を入れた場合、途切れないで集中して取り組めるのです。かなり大事な事だと思っています。ライバルより優位に立てるはずです。

そして社内はこれで回っています。というより社員が仕事を行うという場面においては、社員だって仕事を取られてサボっているなんて思われたくないので(自己重要感)、社長は邪魔な存在だと思っています。

ジョイマンのメール内容は、まさしくそのとおりだと思います。

(ここまで)

いかがでしょうか。

あなたはどのような感想を得ましたか?

すごく考えさせられる所がありますよね。

で、今日は、この頂いたお便りを元に、ぜひ、役立つお話をさせていただけたらと思います。

それは、2軸で物事を考えないことです。

人は、1つの考え方に対して、自分の価値観を通じて「良い」とか「悪い」とか判断する方が多いです。

この2軸で考えることをやめると、思考の幅がすごく広がります。

例えば、今回の話を聞いて、肯定することも否定することもできます。でも、肯定・否定という2軸で考えるのではなく、このお話から私は何を学び、どのように活かすことができるのか?という視点で考えると、自分自身の中から生きたアイデアがでるようになります。

あるいは、なぜ、この社長は、現在のような考えをするようになったのか?その過程でどのような悩みや葛藤、そして、どのように考えたのか?

と、その人の頭の中に入って考えてみる。

こうやって考えると、普段、自分自身では考えなかったことを考えるようになります。すると、あなた自身の思考の幅が広がります。

例えば、あなたがチラシやPOP、店前看板、HPなどの販促物を作成している時に、自分だけで「うーん」と考えるのではなく、

「こんな時、ジョイマンだったらどうやって書くかな?」

この質問を自分の中に投げかけてみてください。

すると、あなたの頭の中で、
アイデアが出やすくなりますよ。

これはすごく不思議に感じるかもしれませんが、
効果絶大です。

このように、人から話を聞いたら、
「良い」「悪い」とか、「確かにそうだ」とか「嫌、おれは違う」とか
2軸で考えるのをやめると、
あなたはもっと成長していきます。

今日のKさんのお話は、
あなたにもすごく役立つと思います。

もし、今日の時点で、
分からなかったとしても、
半年後、1年後に読み返してみてください。

あなたのお店が更に繁盛することを応援しています♪

ハワードジョイマン

追伸

「俺がいなきゃ、うちのスタッフはダメだ」
「従業員が全然成長しない」
という原因が、実は、あなた自身だったとしたら、、、、

詳しくはこちら→ www.haward-joyman.com/action-profit.html

【弊社教材のご利用ガイド:教材一覧】
www.haward-joyman.com/index-kyouzai.html

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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