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■失敗しない賢い独立開業

独立開業で失敗する人の3つの問題点

おはようございます
ハワードジョイマンです。

昨日は、午前と午後と
娘を連れて公園に行ってきました。
私の家は、海からすぐ近くにあるので、
海を見に行く?と娘を誘い、
釣りをしている人のバケツを観察。

釣れた魚を見て、娘も釣りに興味を持ったようで
今度は釣りに行こうということになりました。

娘には、色々なことを
見る、知る、行うをテーマに
体験させて、興味関心を育みたいと思っているので、
釣りも楽しみです。

そして今日は、妻と娘と
ディズニーオンアイスに行ってきます。

さてさて、昨日は
独立開業に関するお話し。

というのも、この私のお便りは
これから独立開業する人もいるので、
今まで扱ってこなかった独立開業についても
お話をしたいと思います。

昨日のお話は、
独立開業というのは
実は難しいことは一切なくて
唯一必要なものがあるとすればそれは、、、、、

度胸(思い切り)
ただ、それだけというお話をしました。

少々強引な理由付けと思われるかもしれませんが、
実際に独立開業した方の大半の方が、
結局、これしかないでしょという結論に至ります。

ただ、そうした実情から
開業した多くの方が
度胸(思い切り)だけで開業するので
独立開業3年以内に80%以上が倒産してしまいます。

そこで今日は、
独立時に気をつけるべき3つのことについて
お話をしたいと思います。

独立3年以内に80%の方が倒産することについてですが、
正直、これは正しいです。

ちなみに、私は、独立後2年半で資金ショートした破産組ですので、
まさに私もこの統計調査結果を証明する形となってしまったのですが、、、(汗)

そんな私自身の苦しい過去があるからこそ、
独立開業時の注意とその後の注意事項に関しては
独立開業を経験したことのない大学の教授や
大手コンサルタント会社に勤めるエリートコンサルタントには経験しようのない

やっちゃいけないことは大体全てやってしまった
私のような独立開業からの失敗続きの経験者って
そうそうはいないと思うのです。

注意点1 独立開業を目標にしてしまう

私なんか、当時、静岡市役所の職員でしたから
独立することが大きな目標になってしまっておりました。
だから、独立したらなんか目標達成してしまった気分。

独立後に何をやるか?が肝心なのに、
独立自体が目標になってしまっていたために、
その後の足取りがフラフラ、、、なんて状態になってしまっておりました。

私は、独立後コンサルタントになるために独立したのに
なぜかエステ業界で当時流行りそうになった
光をあてるとオッパイが大きくなる機器の輸入・販売に関わるなど
フラフラとあてもなくさまようような状態。

念願だった、コンサルタントとして自由に活動できるのに
「私には実績も、経験も、知識も、コネも何もない」なんて
悲観する毎日。

貴重な初年度はそんな状態で終わってしまい、
私の初年度成績は下記の通り、、、、、

初年度年商は290万8519円
経費は、  799万4323円
営業赤字が 508万5804円
結局、初年度赤字額が515万5713円でした。

しかも、私になりに頑張って頑張って
毎日18時間とか働いていましたよ。
その結果がこれです。

これを月商レベルに置き換えると、
24万円ですか、、、とほほ。

そりゃ、2年半でなくなるどころか
1年で倒産状態ですよね。

そう、独立開業で失敗する
一番目の大きな理由は、
私が経験したように

独立すること自体が目的になってしまい、
その後の目標が定まってないと
地に足がつかず、フラフラ流されてしまう方がいるのです。

2つ目の理由は、
運転資金の欠如です。

多くの方は、
独立前にためた資金や
銀行から借り入れした資金の大半を
開業資金にあててしまいます。

開業資金とは
お店が開業するまでにかかる経費を指します。

そして、開業した後の運転資金にお金を残していません。
そのため、開業後にお客さんが来ないと
たちまち、2ヶ月から3ヶ月で資金ショートを起こしてしまいます。

実際に、こうしたケースは後を絶たないのですが、
その原因は、「開業したらお客さんは黙っていても来る」と誤解していることが
大きな理由です。

基本、「お店側が何もしなければお客さんは来ない」のが基本。
黙っていてもお客さんが来るというのは、
以前に働いていたお店のカンバン(知名度や暖簾)があったからであって
そこでどんなに実績があったとしても、
来てくれるのは最初の一回。

結局、じわりじわりと首を締め付けられていきます。

だから、独立開業時には
開店資金はほどほどにして
6ヶ月分くらいの運転資金を準備しておく必要があります。

多くの方が、むやみやたらにカッコイイお店を作り
お金をそこに投じてしまい、結局、
内装業者・デザイン会社の餌食になって終わりというパターンが多いです。

あと、第2創業といって、
60歳以上で退職後に今まで念願だったお店を開店というパターンでも、
あと残り何年間営業できるかわからないのに
2000万円とか多額の借り入れをしてしまうパターン。

基本、お店は最低限に止めて
「お店はボロいが味は一級!」
の方が、反響は良くなるのに、
お店をカッコつけるから、普通の味に成り下がってしまいます。

そんな人が毎年のように生まれては消えていくのが
本当に悲しすぎる現実です。

そして、3つ目が
投資意欲のなさすぎな経営者です。

結局、商売というのは、
お客さんが来るのを待っていても話になりません。

自分からアプローチして
お客さんが来るように働きかけをしなくてはなりません。

それが、広告チラシや店前看板
hpなどの販促活動なんですが、
これらの投資や

セミナー、ノウハウなどを学ぶ
効率的に成果を出すための自己投資に対する
お金をケチって、結局、

時間とお金を無駄にする人が多いです。

ちゃんと学ばないからいつまでも
自分の独学に終始して、結果がでず

広告投資をしないから売上が伸びず
結局、ためていたお金は、
毎月のように家賃や人件費などの
固定費に回されます。

結局、じわりじわりと預金通帳がなくなり
閉店を余儀なくされていくのです。

いかがですか?

こうやって書くわけですが、
いざ、独立すると同じような間違いを犯します。

というのも、いざ自分が独立するとなると
自分のお店は大丈夫だと勘違いしちゃうんですね。

これから開業する人は、
必ず肝に銘じておいたほうが良いですよ。

開業前から増益繁盛クラブゴールドの参加していた
美容室の会員さんは、
販促投資の重要性と自己投資をしていたので、
今、毎月20名ほどの新規客を獲得し
開業後も着実に売上を伸ばしていますよ!

だから、あなたにもできます!
応援しています!

明日は、独立開業後にやってくる3年後の経営問題について
お話しします。

独立開業後3年ごに80%という数字をクリアしても
安泰とはいけない3年後問題とは、
いったいどのような問題でしょうか?

これについて学んでいきたいと思います。

ハワードジョイマン

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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