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■儲かる成長戦略

ビッグモーターにみるマクナマラの誤謬

2023年7月24日

おはようございます
ハワードジョイマンです。

昨日、ご案内した
スガラボの件ですが、
8名埋まりました。

さて、ビッグモーターが
社内不正のニュースが
全国ニュースになっております。

なんでも
無理やり傷をつけて
それを修理提案して
売上を得ていたとか
不正に保険収入を得ていたなどなど、、、

なんでも
売上ノルマなどもあったようで、、、
その達成のために、
組織があらぬ方向に行ってしまったようで、、、

さて、
この話を聞いて
私のメールマガジンを読まれている方は
思い出して欲しいことがあります。

それは
マクナマラの誤謬です。

6月9日に
このマクナマラの誤謬の
お話をしましたが、
あなたのお店の経営でも
このマクナマラの誤謬は
すごく重要になるので
改めてお話ししたいと思います。

ということで、
今日は、再び、
このマクナマラの誤謬をテーマに
ビッグモーターの件をお届けします!

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ベトナム戦争当時に
国防長官を務めていたマクナマラは
「科学的管理法」で知られる
フレデリック・テイラーの下で確立された
科学的測定方法を学んだという人物で、

この経験に基づき、
マクナマラは定量的指標を用いて
ベトナム戦争に勝つことができると
考えました。

マクナマラは
具体的には、

「アメリカ兵の死亡数と敵兵の死亡数の比率」
に着目して、

「アメリカ兵の死者数よりも
多く敵兵が死亡している限り、
軍は勝利への道を進んでいる」
と判断したわけです。

そこから間違いが発生しました。。。

とにかく
自分達の軍の戦死者よりも
ヴェトナム軍の戦死者を
増やせば自ずと
アメリカ軍の勝利に近づくとの判断は、

やがて
ヴェトナム軍ではなく
一般市民をも巻き込むことになり
一般市民の戦死者まで
ヴェトナム軍の戦死者に
カウントされるようになりました。

さて、
ビッグモーターに話は移ります。

ビッグモーターでは、
一台当たり14万円の
ノルマが課せられていて

達成できないと
降格処分や給与の大幅減額が
行われていたようです。

そうした事情から
ノルマを達成するために
こうした不正が行われるように
なっていったのでしょう。

経営者層は、
ノルマを設定することで、
本来は、従業員にノルマの達成を通じて
頑張ることを目的にしていたのかもしれません。

しかし、
やり出すことにより
その達成のために
間違った方向に進んでしまったのです。

アメリカ軍が
ヴェトナム軍に勝利するために
戦死者数を増やせば良いとして

間違った運用が始まってしまったように
ビッグモーターでも間違った運用が
されるようになったのです。

こうした
当初の目的とは
違った運用がなされて
あらぬ方向にいってしまうことは
実は、私たちの身近なところでも
起こっているのです。

あなたのお店でも
起こりやすいことなのです。

例えば、
SDGSの名の下、
捨てるのは勿体無いからと、
賞味期限切れの食材を再加工して
販売するとか
起こりやすい事象ですね。

客数を増やせば売上が上がると
割引集客をすることで、
確かに客数は増えたけど
利益は減ったとか。

割引しないと
お客さんが来ないからと
常に割引をしなければ
いけない状態になってしまったとか。

あなたの
お店では、
本来の目的とは
間違った運用がされて
お店の状態がおかしくなって
いませんでしょうか?

月商3倍プロジェクトでは、
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正しいプロセス(方法)を
学んで実践して貰いますので、
結果的に着実に売上、利益が伸びていきます。

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今日も良い一日にしましょう(^ ^)
応援してます♪

ハワードジョイマン

【編集後記】
今日は、午後から
店舗利益倍増プログラムの4日目を
開催します。

マクナマラの誤謬は、
私たちに多くの教訓を与えてくれます。

日々、気を引き締めて
精進していきましょう!

  • この記事を書いた人
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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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