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■手書きPOPの書き方講座

なぜ、良い商品なのに売れないのか?お客さんの実態とは?

from:薫り高いコーヒーの香りに囲まれながら、、、

おはようございます、
ハワードジョイマンです(^-^)/

昨日は
POPをつけることで、
お客さんの店内にいる時間が増えたり、
色々な商品に興味を持つようになるというお話をしました。

店内の滞在時間が伸びることで、結果として

1.単価の高い(利益額が高い)商品が売れるようになる。
2.購入点数が増える。
3.商品の購入率が増える。

こういうメリットが得られます。

「安い商品しか買ってもらえない」
「割引しないと買ってもらえない」
と思っている方は、ぜひ、POPをやってみてください。

POPをやるだけで、
売上は着実に伸びていきますから。

でも、なぜ、POPをやるだけで、
人は商品を欲しくなるのでしょうか?

その理由は、

1.店内にある商品に気づいていない。
2.自分自身の必要性に気づいていない。

という2点にあります。

人は、自分に興味関心のあることや、
意識していることしか、
目や耳などに情報として入ってこないのです。

つまり、大半の情報は
意外や意外、入っていないんですね。

「え~!そんなことないやろ。
 商品は、そこにおいてある訳だし、
 商品に気づかないなんてある訳ない。」

このように思うかもしれません。
では、クイズを出したいと思います。

昨日、道路を歩いたり、走ったりしている中で、
赤い車が何台通り過ぎたか覚えていますか?

答えられますか?

きっと答えられないと思います。
なぜなら、意識してないからです。

人は、自分が意識していることしか
情報は入ってこないのです。

だから、POPをつけることで、
商品の存在に気づかせて、意識させ、
興味関心を持たせるのです。

ちなみに、興味関心を持たせるのは、
非常に楽ちんです。

なぜなら、人が商品を買う割合のうち87%は、
ある特徴によるものだからです。

何だと思いますか?

実は、人が買い物する時のうち、
87%は、衝動買いなんです。

だから、POPが店内に沢山あればあるほど、
色々な商品に興味関心を持ち、
商品を買う購入点数が増えるわけです。

あなたも、スーパーとか色々なお店に
商品を買いに行くと思います。

でも、最初から、
●●と●●を買うなんて、
決めていないでしょう。

店内に行って、
商品を買います。

飲食店でも美容室でも同じです。
最初から具体的な注文商品を決めている人はいません。

飲食店なんか、
メニューブックや卓上POP、壁POPを見て
注文する商品を決めますよね。

美容室だって、
そのお店にどんなメニューがあるか分かりませんから、
お店にきて、初めてメニューを見ますよね。

で、席に座って
「今日はどうしますか?」
なんて聞かれて、

お客さん自身が知っている言葉で返します。

例えば、
「パーマとカットで」
とか、、、

すると、自然とパーマとカットになっちゃいます。

それ以外のメニューは選んでもらえません。
なぜなら、お客さんも、どんなメニューがあるか分からないし、
お店側もお店で用意してある各種メニューを案内してないからです。

POPは、お店にある商品の存在に気づかせて、
意識して、その商品を見てもらうきっかけになります。

そして、その商品に興味関心を持ってもらい、
購入に繋がる情報を書いていくわけです。

そうすることで、商品が今まで以上に売れていくわけですね。

ということで、今日は、
なぜ、良い商品なのに売れないのか?
という多くの方が抱く疑問について

お客さん側の視点から2つの項目のうち、
1つをお話しいたしました。

1.店内にある商品に気づいていない。
2.自分自身の必要性に気づいていない。

の2つのうちの、最初の1つ目のお話をしました。

明日は、2つ目

2.自分自身の必要性に気づいていない。

というお話をしたいと思います。

あなたがPOPを作るうえで、
これは事前に知っておいた方がいい内容です。

明日も、楽しみにしていてくださいね。

応援しています!

ハワードジョイマン

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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