2.集客対策

飲食店経営者のコミュニティ、なぜ私は一人で抱えることをやめてつながりを選んだのか

経営合宿の夜明け前。

まだ外が暗いうちに、
参加者の一人がロビーで
ノートを広げていた。

「ジョイマンさん、
聞いていいですか。
地域で一番の店にしたいんですが、
何から始めたらいいか
全然わからなくて……」

その人は居酒屋の経営者で、
40代の男性だった。
料理の腕は確かで、
リピーターも少なくない。
でも「地域で一番」という言葉が
ずっと頭にあるのに、
何をどう動けばいいか
見えなかった、と言う。

その景色を見て、
私は思った。

これは、一人で考え続けた人の顔だ。

と言うことで、今日は
コミュニティの話をします。

正確に言えば、
「なぜ一人で抱えることをやめて、
つながりを選ぶと
経営が動き始めるのか」
という話です。

📋 この記事でわかること

  1. 一人で抱え込む経営者に共通する「思考の袋小路」とその出口
  2. 地域No.1ブランドは派手な広告ではなく、地味な積み重ねで築かれる理由
  3. コミュニティがもたらす「経営者マインドの転換」の実態
  4. つながりの中で「次の一手」が見えるようになるしくみ

こんな方におすすめ

  • ✅ 地域で一目置かれる存在になりたいと思っている飲食店オーナーの方
  • ✅ 売上より「なぜ選ばれる店になれないか」で悩んでいる方
  • ✅ 一人で考え続けて、思考が堂々巡りになっている経営者の方
  • ✅ 値引き・掲載依存から抜け出して、自力で集客できる体制を作りたい方
  • ✅ 飲食店経営者のコミュニティが自分に合うかどうか確認したい方
飲食店経営者のコミュニティ、なぜ私は一人で抱えることをやめてつながりを選んだのか | 増益繁盛クラブ、繁盛店研究所/増益繁盛クラブ(運営法人:有限会社繁盛店研究所、株式会社繁盛店研究出版、株式会社日本中央投資会/繁盛店グループ)

「地域No.1になりたい」と言いながら、一人で考え続ける矛盾

正直に言います。

「地域で一番の店にしたい」
と語る経営者の方は多い。

でも、その言葉を口にしながら
誰にも相談せず、
ノウハウを集めるだけ集めて
実行が進まない——
という状態に、
多くの方が陥っています。

なぜそうなるのか。

一人で考えていると、
思考に「終わり」がないんです。

「チラシを撒くべきか」
「Googleに力を入れるべきか」
「まず客単価を上げるべきか」

全部正解に見えるから、
全部試せないまま
時間だけが経つ。

私が独立してすぐの頃も、
まさにそうでした。
貯金が底をつき、
家族から借りて再起した時期に
気づいたことがある。

一人でいる時間が長いほど、
「できない理由」を
自分が一番上手に作り出す、
ということです。

「そんな時間ない」
「そんなお金ない」
と思った方、
ちょっと待ってください。

時間がないのは本当です。
でも、その「時間がない」状態を
ずっと続けている結果が
今の経営状態だとしたら、
何かを変えなければならない。

それを一人で変えようとするから
変わらないんです。

飲食店経営者が勉強会に参加して気づいた、一人で考え続けることの限界と変化の話でも書きましたが、
「一人で考える限界」に気づくこと自体が、
最初の大きな一歩になります。

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地域No.1は、派手な広告では作れない

よく誤解されることがあります。

「地域で有名な店=広告をたくさん打っている店」
というイメージです。

これも逆です。

私がこれまで833件の店舗を支援してきた中で、
地域に根を張った繁盛店に共通するのは、
派手な打ち手より
地味な販促を「ぶれずに続けている」こと。

例えば、Googleビジネスプロフィールを
毎週更新し続けている店。
口コミに毎回丁寧に返信している店。
季節ごとにニュースレターをお客さんに届けている店。
店頭のPOPを月に一度は刷新している店。

これらは、
「地味」に見えます。
すごく地味です。

でも続けている人は少ない。

だから、続けている店が
地域No.1になる。

私のミッションは、
周りから憧れられ、
目標とされる経営者を
全国に1000人育成・輩出することです。

一人そういう経営者が現れると、
その周りに目標とする経営者が増え、
エリア全体が賑わいのある街に変わっていく。

大げさに聞こえるかもしれません。

でも私はこれを、
本気で信じています。

「地域No.1は、一夜にして生まれない。お客さんとの関係を一年、二年、三年と積み上げた先に、ある日突然『あの店だよね』と言われる瞬間がくる。それを待てる経営者が、最後に残る。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

✓ ここまでのポイント

  • 一人で考え続ける経営者は「できない理由」を自分で量産してしまう構造がある
  • 地域No.1ブランドは派手な広告ではなく、地味な販促の継続によって築かれる
  • Googleビジネスプロフィール・口コミ・ニュースレター・POP——続けている人が少ないから差がつく

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「掲載をやめたら終わり」という恐怖から、どう抜け出すか

飲食店に限らず、
こういう声をよくいただきます。

「グルメサイトの掲載をやめたら
新規が来なくなるのが怖い」

その恐怖は本物です。
否定しません。

でも、その恐怖に
支配されたまま経営していると、
掲載費が利益を削り続け、
値引きクーポンで集めたお客さんだけが
残る構造が出来上がります。

それは「繁盛している」のではなく、
「掲載サイトに依存している」状態です。

実際に、こんな声があります。

「掲載費を抑えて利益率が改善しました。次回予約でリピートが安定して、『掲載をやめたら終わり』という恐怖が消えました。」

カラー特化サロン(女性・30代)

これは美容室の事例ですが、
飲食店でもまったく同じ構造があります。

次回予約。
リピート導線の自動化。
掲載に頼らない集客のしくみ。

これらは一人でやろうとすると、
なかなか進みません。
どこから手をつければいいか、
迷いが出るからです。

でも、同じように
「掲載依存から抜け出したい」と思っている
仲間がいる場所で取り組むと、
「あの人が先月やったやつ、
自分でもできるかも」
という感覚が生まれる。

これが、コミュニティの実際の力です。

つながりを選んだとき、経営者マインドが変わる

冒頭の、ロビーで
ノートを広げていた経営者の話に
戻ります。

その方が合宿を終えた後に
送ってきたメッセージには、
こう書いてありました。

「自分だけじゃなかったって
知れたことが、一番大きかったです」

経営の孤独は、
想像以上に重い。

同業者にも言えない。
家族にも心配させたくない。
税理士さんは数字の話しかしない。

だから、
同じ景色を見ている仲間が
そこにいるだけで、
また前に進めるようになる。

私が飲食店経営者が集まるコミュニティの目的と活用の仕方で書いたように、
コミュニティは情報交換の場ではなく、
「実行が続く場」でなければ意味がない。

月に一度Zoomで顔を合わせて、
先月やったこと・今月やること・
困っていることを話す。

それだけで、
「やらなきゃ」が
「やってみた」に変わっていく。

地域No.1ブランドは、
ここから始まります。

一人の積み重ね。
でも一人でやらない積み重ね。

その両立が、
コミュニティの中にある。

「経営者マインドの転換は、施策より先にある。何をやるかより、どう考えるかが変わらないと、どんな手も続かない。」

ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)

地域に根を張る、具体的な打ち手の話

最後に、
実際の打ち手の話をします。

地域No.1を目指すなら、
まず取り組むべき順番があります。

チェックポイント1:Googleビジネスプロフィールは週1更新できているか

地域検索で上位に出るために、
Googleビジネスプロフィールの更新は外せません。
写真・投稿・営業時間の正確な管理。
口コミへの返信も、すべて評価に影響します。

✅ ポイント:まず「口コミへの返信率100%」を目標にしてみてください。それだけで他の店と差がつきます。

チェックポイント2:お客さんとの「次の接点」は設計されているか

来店して終わり、の店は
掲載サイト依存から抜け出せません。
LINE公式への登録案内・次回予約の声かけ・
ニュースレターの手渡し。
小さな接点の設計が、
リピート率を変えます。

✅ ポイント:「来店中」に次の接点を設計する。帰ってからでは遅い。

チェックポイント3:店頭の「見せ方」は今月更新されているか

POP・メニュー表・入口の黒板。
通り過ぎる人が「ここ、気になる」と思う
入口の見せ方が、
地域での認知を積み上げます。

✅ ポイント:月に1回、入口に立って「初めて来た人の目」で自店を見てみる。

これらは、
どれも「地味」です。

派手ではない。
即効性が見えにくい。

でも半年・一年と続けた先に、
「あの店は違う」という空気が
地域に生まれます。

それが、本物のブランドです。

一人では続けにくい。
だから、続けられる場所を持つ。

その選択が、
地域No.1への最短ルートだと
私は思っています。

一緒に動いていきましょう。

店舗経営は、
ゴールのないマラソンです。
走り続けましょう。

地味な販促を続けられない理由の多くは、「一人でやっているから」です。同じ景色を見ている全国の仲間と、月に一度「先月やったこと・今月やること」を話す場があると、積み重ねが止まらなくなります。増益繁盛クラブでは、飲食店・美容室オーナーの伴走支援を行っています。

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ハワードジョイマン

プロフィール

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役社長
・株式会社繁盛店研究出版 取締役
・株式会社日本中央投資会 代表取締役社長
・繁盛店グループ総代表

生い立ちと異色の経歴

1975年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしている環境から、幼少期より受付に立ち、商売の基礎を肌で感じながら育つ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を開始。活動中には九州松早グループが運営するファミリーマートのCMにも出演する。その後、父の急逝を機に大学卒業後、清水市役所へ奉職。

市役所勤務から独立へ

市役所在職中に中小企業診断士の取得を決意。昼は公務員として働き、夜は受験勉強、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの修行を重ねるという生活を継続。6年間の猛勉強の末、難関の中小企業診断士資格を取得する。

資格取得を機に7年勤めた市役所を退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立し、独立を果たす。

「笑人の繁盛術」による圧倒的な実績

お笑い芸人時代の経験を活かし、小売店・飲食店・美容室・整体院などの集客や販促に、お笑い芸人の思考法や漫才の手法を導入。独自のメソッド「笑人の繁盛術」を用いたコンサルティングにより、クライアントの業績を次々と向上させる。

専門用語を使わない分かりやすい内容のメールマガジンは、読者数1万人を突破。多くの業績アップ報告が寄せられている。また、会員制サポート「増益繁盛クラブ」は、日本全国(北海道〜沖縄)のみならずアメリカからの参加者もおり、その活動はテレビ番組『ガイアの夜明け』でも取り上げられ大きな注目を浴びた。

多角的な活動と信念

現在は、プロのコンサルタントが購読する専門誌『企業診断』(同友館)での連載も手がけ、「コンサルタントのコンサルタント」としても高い評価を得ている。また、自身の経験から確立した株式投資メソッドを伝えるコミュニティ「株研」も運営。

多忙を極める現在も、毎月1回の先祖への墓参りを欠かさない。家族をこよなく愛するマーケッターである。

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