飲食店

79店舗目 福田さん│イタリア食堂経営(神奈川県横浜市)

実際のインタビュー映像もございます。こちらもご覧ください。



神奈川県横浜市にて「イタリア食堂パッシオーネ」を経営


イタリア食堂パッシオーネ
代表・福田慎介さん

- まずは「イタリア食堂パッシオーネ」がどんな場所にあって、どんなお店なのか、お教えください。

お店があるのは、神奈川県横浜市の都筑区という、人口約21万人の新興住宅地です。
ここは港北ニュータウンエリアと呼ばれる、横浜市の副都心に指定された地域でして、少子化が進むこの時代ながら、年々人口が増加しており、新しいマンションが建築されたり、新たに小学校や中学校ができたりもしています。

イタリア食堂パッシオーネは、そんな都筑区の中でも、横浜市営地下鉄ブルーラインの仲町台駅から徒歩1分という、駅からすぐ近くに位置しています。

お店の形態はイタリア料理屋で、座席数は30席。
地元で採れた新鮮な野菜を使ったバーニャカウダや、契約養鶏場から届いたばかりの卵を使ったカルボナーラが人気面ニューです。
今年でオープンして13年目を迎えました。

 
イタリア食堂パッシオーネ 内観と料理(前菜盛り合わせ)

- お店をオープンされるまでの経歴を簡単に教えてください。

調理師学校を卒業して、有名イタリアンで働き始めたのですが、そこがあまりにも厳しく、途中で一度、挫折してしまいました。
でもイタリア料理が好きだったので、店舗を変えながら料理は続けていて、26歳の時に一念発起して、イタリアで1年半ほど修行してきました。
帰国してからは、いろんなお店を任せていただきながら経験を積んで、34歳の時に、この場所にパッシオーネをオープンさせました。


店舗所在地

メールマガジンに書かれていることを実践しただけでも売上アップ!

- 福田さんは2015年8月10日にメールマガジンの購読を始められていますが、どういった経緯でジョイマンを知り、メールマガジンを取り始めたのですか?

この頃は、お店を初めて9年目だったのですが、なかなか思うように売上が残せない日々が続いていました。
中にはお客様がひとりもいらっしゃない日もあって、その度に頭を抱えて「どうしよう」と思い悩んでいたのを思い出します。

ちなみにお店をオープンさせる際には、融資を受けるため「生活ギリギリのパターン」と「経営が軌道に乗った時のパターン」、そして「儲かっているパターン」の3種類の収支計画書を作ったのですが、9年目の段階では、その中で言うと「生活ギリギリのパターン」を少し超える程度。なんとか生活はできるけど、貯金はできない状態だったのです。

現状をどうにか打破したい。でも、なにをすれば良いのか分からない。
そんな時にインターネットで偶然、ジョイマンさんの広告記事を見つけたのです。
「潰れそうなお店へ……」みたいなキャッチコピーが、まさに当時のうちの状況を表していたように感じたこともあり、すぐにメールマガジンを購読させていただきました。

- その3ヶ月後の11月29日には「増益繁盛クラブゴールド」に入会されています。そのキッカケも教えていただけますか。

ジョイマンさんのメールマガジンは、販促活動のヒントもたくさん書かれています。
それを試しに実践してみたところ、売上がすぐに伸びてくれたのです。
そこで初めて販促活動の重要性に気づき、ぜひ学んでみたいと「増益繁盛クラブゴールド」への参加を決意しました。

売上・利益アップを図るべく7つの改善策を実践!

- 「増益繁盛クラブゴールド」に入会して、どんなことを実践しましたか?

実践したのは、主に次の7つです。

●メニューブック

以前は、ただ文字を羅列しているだけだったメニューブックは、写真を大きく載せたり、料理のウリを文章で説明するようにしました。
またバーニャカウダなどの売りたいメニューを一番最初に大きく載せたり、原価率の高いビールなどを目立たない位置に配置するなどの工夫もしています。

名物を作りたいと思って、メニューも新設しました。「産みたての卵」を使っていることを謳ったカルボナーラを5種類に増やしたところ、ランチではかなりたくさん出てくれるようになりました。



写真を大きく掲載したメニューブック

机の上に、おすすめメニューのポップも置くようにしました。
その中でも、より売りたいメニューを写真で見せているのですが、この写真はマジックテープで自由に取り外しできるような作りにしています。


メニューブックの他、テーブル上には常におすすめメニューを掲示

●値上げ

メニューブックを作り変えるにあたって、値上げも行いました。
全体的に10%値上げしたのですが、お客様はまったく減りませんでしたね。仲の良いお客様からは、値上げの指摘をいただいたりもしましたが、その方も変わらず来てくださっています。

併せて、ディナーをワンドリンク制にすると共に、「お通し」もいただくようにしました。イタリアンだとパンやナプキンの代金を含めて「コペルト」をいただくことも多いですが、分かりやすく「お通し」にしました。

●店前看板と照明

お店の外の壁に、料理の写真やその特徴を大きく載せる共に、最寄りの駅から見えるくらい明るい照明に変えたことは、一番集客に効果がありましたね。
以前は店頭にイタリアの国旗くらいしか掲げていなかったので、何屋かも分からなかったかもしれません。
今ではたくさんのお客様に、お店の存在を知っていただけています。
最近の照明はLEDが主流です。電気代もそれほど掛からないので、オススメですよ。

 
店外看板と照明を実践する前(写真左)と後(写真右)

●チラシ

チラシは、「Fravent(フレヴァン)」という地域のフリーペーパーに折込チラシを出稿しています。
私はチラシの作成がまだまだ苦手でして、オリジナリティを出すと反応が下がってしまうので、今のところはお手本を真似しています。
中でも「○○バカ参上!」と謳ったお手本をベースに作ったものが一番反応が良く、大体1%くらい返ってきてくれています。

 
ジョイマンの教えを受けて作成した「○○バカ参上!」のチラシ

●FAX DM

FAX DMは、半径2km圏内の近隣の法人様向けに送っています。
タイミングとしては、忘年会や新年会、歓送迎会のある時期ですね。つい先日(11月上旬)も、忘年会あてに「ウニと牡蠣とステーキの飲放題付きプラン」と銘打ったFAX DMを送りました。
まだ忘年会まで間があるので、反応はそれほど多くありませんが、それでも既に5件の予約をいただいたので、元は取れています。
もう少し経てば、大体年末年始の予約は埋まってくれると思います。


近隣の法人に向けて送ったFAX DM

●ハガキDM

閑散期にはハガキDMを送ることで、再来店対策を図っています。
お客様にお声がけをして、いただいた住所とお名前あてに、特典クーポンを付けたハガキを送っているのですが、これは反応が良いですね。
通常だと10%程度の反応がありますし、先日送った、人気の「ブラータチーズ」をサービスするというハガキDMでは、500通送って100組弱、約20%の反応がありました。

「ブラータチーズ」は原価500円と、クーポンとしては高額になりますが、ハガキDMを持参されるお客様は、大体2名から4名でお越しいただけますし、多い時では8名の時もあります。

何名でお越しになっても提供する「ブラータチーズ」はひとつ。平均すると1名様につき100円ちょっとの還元率で済むため、金額的にも問題はありませんでした。

コツとしては、クーポンの商品を、パスタなどのメイン料理にするのではなく、「普段は頼まないような豪華な副菜」にすることですね。
パスタやピザを同時に頼んでいただけるので、客単価が下がることもありません。



ハガキDMではお得感があり、しかしメインではない商品をプレゼントするのがコツ

●食べログ

「食べログ」もリニューアルしました。
といっても、自分でやった訳ではなく、ジョイマンさんと一緒にコンサルタント業をやられている半澤洋和さんに依頼しました。
半年間お願いして、いろんなところを改善していただいたことで、アクセス数が一桁変わりました。

またアクセス解析を見ても、地図画面や予約画面を見てくれる方が増えたので、より集客へも繋がってくれていると実感しています。
現在は自分で運営していますが、それでも、そのままアクセス数は横ばいになってくれていて、その点もありがたいですね。


食べログは集客のプロに任せたことで、アクセス数が大幅にアップ

200万円から350万円と売上は約1.75倍にアップ!

- 数々の実践を経て、お店はどのように変わりましたか?

客単価と売上が大きくアップしました。 まず客単価は、ランチが1000円、ディナーでも1500円くらいだったのが、今はランチが約1600円、ディナーは3000円を超えるようになりました。
売上は、月商が平均200万円くらいだったところ、多い的で350万円と、約1.75倍まで伸ばすことができました。
最初にお話していた、融資の際の売上パターンで言えば「儲かっているパターン」くらいまで上がってきています。

オープンして13年で、近隣に競合がたくさんできたました。特に店の前にサイゼリヤができた時は、どうなることかと心配しましたが、まったくお客様が減ることはなかったので良かったです。
ジョイマンさんの元でやってきたことが、うまく回っているのかなと思います。

- 「増益繁盛クラブゴールド」に参加して良かったことを教えてください。

●やるべきことが見つかる

どんな販促をやるべきなのか、具体的に教えていただけます。
もちろん実践すれば、売上も上がるという体感も得られる点も良かったです。

●同じ悩みを持った仲間とアドバイスし合える

セミナーや懇親会に参加すると、自分と同じように経営の悩みを抱えた、多くの参加者と出会うことができます。
ジョイマンさんから教えていただくだけでなく、そうした方々と、お互いにアドバイスし合い、有意義な情報を得られたのは、私にとって大きかったですね。
とは言っても、まだ自分には自信がないので、私からなかなかアドバイスはできずにいるのですが。

●心と懐に余裕が持てる

売上がアップするということは、お店にお金が残るということです。
そうすると心にも余裕が出てきました。前はお店でも家族の前でもピリピリしていましたが、今では和やかに過ごせています。
家族にはある程度、贅沢もさせられるようになってきて、昨年はハワイに旅行へ連れていくこともできました。

一度は退会するも……ジョイマンの良さに気づいて再入会!


「3倍のお金を出せば、3倍学べると
思っていました。バカでしたね」

- 福田さんは、2015年11月に「増益繁盛クラブゴールド」に入会加しましたが、その後、2017年9月に退会し、さらに20018年8月に再入会されています。退会しようと思った理由、またそこから再入会した理由を教えていただけますか?

退会の理由は、大きくふたつあります。
まずひとつは、1年8ヶ月学んでみて、ジョイマンさんが教える販促活動をひととおり学べたように感じてしまったことです。
でもそれは間違いだったと、後から気づきました。
ジョイマンさんの教えは、常に更新されていきますし、1回学んだだけで、すべてを身に着けたと思うのは、考えが浅かったですね。

もうひとつは、もっと高いコンサルタントの元で学んでみたかったという理由です。
「増益繁盛クラブゴールド」は、月額約1万円。だったら月額3万円のコンサルタントに依頼すれば、学べることも3倍あるだろうと考えてしまったのです。
実際に他のコンサルタントの方の元で勉強もしてみたのですが、当然ながらそんな結果を得られるはずもなく、3万円のところはすぐに退会してしまいました。

またジョイマンさんの「増益繁盛クラブゴールド」は、会報誌が送られてきたり、インターネット経由でセミナー動画が見られるため、他のコンサルタントさんに比べて、「自宅学習が非常にやりやすかった」というメリットがあったことにも、改めて気づかされました。

退会したことで、よりジョイマンさんの良さが浮き彫りになったことで、再び入会させていただくことにしたのです。

空き時間を使って少しずつ学んでいくことが活用のコツ

- 確かに福田さんは、セミナーには数回しか参加されていませんでしたね。実は「増益繁盛クラブゴールド」は、福田さんのように、自宅で販促活動を学んでいる方が圧倒的に多いのですが、そうした方へ向けて、うまく自宅で学習するコツがあれば教えてください。

まとまった時間を確保して勉強するのではなく、空いた時間にちょっとずつ学んでいくことがコツだと思います。
セミナー動画も、まとめて見ると長いですが、3部構成くらいになっているので、仕事の休憩時間に合わせて見ることもできます。

また一度に動画を全部見てしまうと、覚えることがたくさんあって大変です。動画の一部を見るだけでも、すごく勉強になりますので、自分のペースで少しずつ学んでいってみるのが良いのではないでしょうか。

- 「増益繁盛クラブゴールド」への参加を考えている方に向けて、オススメのポイントを伝えるとしたらどこですか?

これを読んでいる方は、ジョイマンさんのメールマガジンの購読者だと思います。
もし迷っているなら、まずはメールマガジンに書かれていることを実践してみてください。それだけでもきっと売上アップは体感できると思いますよ。

また「増益繁盛クラブゴールド」は、月額約1万円です。たった1万円でジョイマンさんという、なにかあった時に頼れる存在がいてくれるのは、非常に心強いでし、安いと思います。
私は他のコンサルタントのところに行ったこともあって、ジョイマンさんのありがたみを、ひしひしと感じました。
売上を伸ばすキッカケになってくれると思いますので、ぜひ前向きに検討してみてください!

求人や育成にもジョイマンさんの助力を期待!

- 福田さんの今後の展望や、そのためにジョイマンに期待することを教えてください。

お陰様で売上を順調に伸びているのですが、現在は人手不足に悩まされています。
求人広告を出しても、なかなか人が来てくれない状態が続いているので、ぜひ求人広告の作り方、出し方についても、いろいろ教えていただきたいですね。
併せて、来てくれた人を早く一人前に育てる方法についても、学ばせていただきたいと考えています。

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