目次
愛知県名古屋市にて「ゆる~いイタリアン もふもふ」を経営
- まず自己紹介とお店の紹介をお願いしたいと思います
名古屋市で24席のイタリアンの店舗をやってます。近藤大介です。
2018年に始めたんで今7年目ぐらいになります。
- ゆる~いイタリアンレストランもふもふをオープンするまでの経緯を教えて下さい
元々イタリアンレストランでは全然働いてなくて
修行の経験もなくて経営の経験もなくて
料理人の経験もないまま勢いで始めた感じですね。
(料理人の経験を何もしないままお店を開いたんですか?)
そうです(笑)
僕、一人親で子供たちのために
料理をすごい頑張ってたから
それでホームパーティとかで
「お店より美味しいよ」なんて言われて
それで調子に乗って開業したみたいな感じです。
開店当初はダイニングバーみたいな感じでやっていたんですが
なんというか集客が難しくて
それで分かりやすいイタリアンに途中で変えました。
- 増益繁盛クラブゴールドへ入会した時の当時の状況
その時の売上は月商で60万ぐらいでした。
月商60万でも全然めっちゃ赤字で。
当時従業員もいなかったので人件費とかなく無理やり1人でやってた感じだったから
まぁどうにかなっていましたが
それでも毎月20~30万ぐらい赤字でやってましたね。
毎月預金通帳からお金がどんどんなくなる状況で
どうしよう。なんとかしなきゃって。
- ハワードジョイマンの第一印象は?
第1印象は僕はネットのジョイマンさんの記事を見た時に
物凄く勉強されてる方だなと思いました。
僕どっちかというと
そのなんかちょっと変な感じで
記事に引かれて入ったというよりかは
記事の内容が面白かったんですよね。
僕ジョイマンさんに会う前に
もう1人別の方から経営の勉強してたんですけど
その方ちょっとなんて言うんだろうな
経営の全体の飲食とか関係なくて
経営者のやり方というかそういうのを教えてる方だったんで
そこで勉強してたんですがなんか僕は勉強したことを
ちょっと飲食に落とし込めなくて
正しい経営の知識はそこで教えてもらって
やっぱり飲食の専門でやってる人いないかなみたいな感じで探していて
ジョイマンさんを見つけた時に
僕が勉強したことをもまるっとそのまま記事に書いてたから
なんて言うんだろうな…
そのすごい勉強していて
マーケティングのことを勉強してる人だなっていうのはなんかすぐ感じたんです。
そこに引かれた感じですね
ちょっと変な感じかもしれないですけど。
(ハワードジョイマンていう名前ちょっと変わってるじゃないですか?それは大丈夫でしたか?)
それは問題ないですね。
なんだろうな逆になんか印象付けられたというか…(笑)
増益繁盛クラブゴールドに入会してからの変化
- 増益繁盛クラブゴールドで学んだ事はなんですか?
最初に増益繁盛クラブゴールドに入って
順番としては最初にのぼりやりました。
外観が物凄く分かりにくかったので。
なんかかっこいいと思ってシュッとする感じでやってたんですけど
分かりにくくて入れないんだっていうのに気づいて
まずのぼりを立てました。
次にGoogleマイビジネスとかそういうのはちょこちょこやってはてたんですけど
有料の媒体で最初に始めたのが食べログでしたね。
食べログを始めてネット予約が入るようになりました。
看板とかのぼりとかそういう小さなことはやっていましたけど
お金を使ってというのは食べログが初めてでした。
(お金がない中で広告費を使う事に躊躇はしましたか?)
最初はやっぱりそうですね。
お金がいることなんで多分躊躇はしたと思うんですけど
それが必要なことだっていうのが身に染みてわかったというか
今まで結局自分のやり方というか
自己流でやろうとしてたからダメだったわけで
教えてもらったことをま素直にやればいいと思いましたね。
- 店内のPOPについて
(店内を見るとすごい沢山のPOPが貼ってありますけど当時からPOPって貼ってあったんですか?)
増益繁盛クラブゴールドに参加してからです。
POPを貼ったりするようになってお客さんが反応してくれるし
楽しんでくれてると思います。
POP自体を。
実際のお店のPOP
(のぼりやPOP、食べログの他にあとはどんなことしましたか?)
あとはメニューブックを僕は何年もかけて改善し続けてました。
実際のメニューブック(一部)
日本で一番?!カルボナーラの種類
- 今現在のカルボナーラの種類は?
日本で1番かはわからないですけど
基本のメニューが9種類あって
あと季節ごとにカルボナーラを作っています。
あとLINEの限定メニューにカルボナーラまた違うやつがあって
全部で15種類くらいですかね。
カルボナーラのメニュー
(なぜそんなに沢山の種類を作ろうと思ったんですか?)
そうですねぇ…
元々カルボナーラ自体が生クリームが入ってないっていう
ちょっと珍しい作り方でやってるんですけど
そこにレモンを最初入れてさっぱりしたカルボナーラ作ろうと思って
レモンカルボナーラって作ったんですけど
それがなんか意外と人気で。
そしたら他の色んなカルボナーラができるんじゃないかと思って
食材を色んなの合わせて作るようになって
気が付いたら15種類とかになっちゃてましたね(笑)
皆さん偏りはしますけど、自分の好きなやつに。
でも楽しんでくれてると思います。
客単価を変えたことで起こる変化
- 客単価について教えて下さい
単価はちょっと分かりやすいので言うと
ランチだと800円ぐらいだったんですよ。
パスタorオムライスあとはドリンクとデザートで。
当初800円ぐらいだったのが
色んな勉強して改善して今1800円ぐらいになってるんです。
もちろん一気に800円を1800円にしたわけじゃなくて
徐々に徐々に上げていきました。
上げていく中でその当時ただでさえお客さんが少ないのに
これあげたらもっと来なくなっちゃうんじゃないか
みたいな不安とかもありましたけど
そこは割り切ろうと決めてたというか…。
色々勉強する中で安いのが好きな人を集めたくないていうのを思い始めたので
そういう人たちは来なくなるだろうなっていうのを頭に入れてました。
最初変えたのは内税だったの外税にしたとこからやりました。
10%上げてから「消費税取るの?」みたいな人も出てきて来なくなった人もいたんですけど
その人たちは僕のこととか僕の店とか料理とかが好きだったわけじゃなくて
安いのが好きで来てたわけだったんだなと。
だからいなくなってもその方が良かったのかなっていう感じで
よりお店を楽しめる人を集客するためにも必要だったし
やっぱり適正価格に直すっていうのも徐々にやってく中で
いなくなる人も怖かったですけど
それ以上に来てくれるようになったので。
単価を上げることによってお客さんが減るっていうか
自分のお店のことを本当に好きではない
ただ単に値段だけで来ていた人が来なくなって
本当にお店を好きだよという人が集まってくるようになったって感じです。
- 客単価を上げたことで変わった客層
そうするとお客さんの客層も変わっていきました。
夜とかはそんなにあんま安売りとかはしてなかったんですよ元々。
なんでお客さん的にもそんなに悪くはなかったんですけど
特にランチですね。
安くやんなきゃこないのかなって最初思ってたから安くしてやってはいたんですけど
そうなると本当に安いのが好きな人ばっか来ちゃって。
それをやめることによって
僕のとこは女子会とデートで集めてるんですけど
その女子会とかママ会とかデートで楽しんでくれる人が増えて
その人たちが楽しんでるから僕も楽しいし
本当に最初はなんて言うんだろう…
もう作業こなすだけみたいな
1人でやってたし。
もうなんかしんどかったんですけど
だんだん僕自身も楽しめるようになったかなとは思います。
- 入会当時と現在の売上・利益について
入会した時と比べて当時を100とすると
1番良かった時で700とかです。
7倍とか8倍に近いぐらいになってきました。
お店が変わっていく中で
数字も売上も徐々にって感じで上がっていきました。
何か問題を乗り越える度に次の問題が出てくる感じではあったので。
成長したら今度はその成長した中で次のまた改善点が出てくるみたいな。
お金の部分でもそうですけど
例えば最初は1人でやってて忙しくなってきたから
利益は出始めたけど今度人雇わなきゃいけないとか
そうするとまたちょっと赤字になる時があったりとか
また今度は会社にしなきゃいけないとか
余計に経費こんなかかるのかみたいな。
こう波はありましたけど
その当時と今と比べると全然今の方が経営状態は良いですね。
目標にしていたコンサルタントへ
- なぜコンサルタントになろうと思ったのですか?
僕、元々お店を始めて赤字の時から
もうコンサルになる目標を立ててたというか。
自分の店をなんとか盛り上げてそれを伝えれる仕事をしたいなとは思っていました。
(実際に活動されてみてどうですか?)
本当に売上なくて赤字で困ってた人とかは
もうすぐ売上3倍とかに上げれています。
クライアントさんが頑張ってくれてるんで。
教えてる方が売上上がってったりとか一生懸命やってるのを見ると
なんか自分が売上上げてきた過程よりも嬉しいというか、僕が。
- コンサルタント活動始めて良かったこと3つ教えて下さい
1つ1番良かったのは
こうやって相手に教えることによって
自分これ最近やってなかったなとか
そういう思い出すきっかけになりましたね。
僕もこうやって困ってるんですみたいな
じゃこれやりましょうって言うと
あぁこれ前やってたけど僕最近やってなかったなみたいな。
そういう振り返りの販促。
2つ目は僕がすごい楽しかったのは
その売上を上げてくれたクライアントさんと
一緒に飲むことですね。
その方のところへ行って
「近藤さんのおかげで上がりました」
「いやいやそんなことないです。頑張ったからです!」
みたいな、んで飲み行きましょうって言って。
やっぱりそのお酒がすごい美味しかったんです。
すごい「この酒が飲みたい!」と思いますね、この先も。
3つ目は色んなとこに行けるっていうのが。
同じ県内もいますけど外のが多いですね。
飛行機乗って行ったりしてそういう旅も楽しいすね。
県外からの依頼を受けるは最初はやっぱ緊張しましたけど
遠く離れてても相談してくれた方が一生懸命やってくれるんで
コンサルの仕事の方は本当なんか楽しんでやらせてもらってるって感じではありますね。
他とは違った発想や工夫
- 蛇口からワイン?!
(これは何ですか?!)
これはワインが出てくる蛇口です。
蛇口をひねるとワインが出るっていう。
ワイン自体は皆さんが使ってるのと変わらないようなワイン使ってるんですけど
提供の方法を変えたってだけで
テレビとかが取材に来てくれた商品ですね。
- 他とは違った面白いアイデアを考えるのが好きなんですか?
そうですね。
これは元々蛇口からワインじゃなくて
市販の樽ワインみたいなのやってたんですけど
それってなんかお客さんもやりにくそうで
もうちょっとなんかスムーズに提供できる方法ないかなみたいな。
そしたら蛇口から出たら面白いかなと思ってちょっと作っちゃいました。
- 継続的に取り組む為に意識していることはありますか?
継続することは…
改善を続けているからじゃないですかね。
何かしらの問題が出てくるんで。
例えば今回ローストビフを飛騨牛のステーキに変えたっていうのが
大きな変更だったんですけど
ローストビフで使ってたお肉が肉屋さんとちょっと兼合いがうまくいかなくなってきて
どうせならもうなんかみんなが欲しがるような商品に変えちゃおうみたいな。
(変更後のお客さんの反応はどうですか?)
元々ロストビーフも人?っていう人もいるんですけど
飛騨牛ステーキを食べれば納得してくれるので。
あっこっちの方が美味しいね!
みたいな(笑)
増益繁盛クラブゴールドのオススメポイント3選
まずやっぱり身銭を払って勉強にお金を払うことで自分の覚悟が決まると思うんですよね。
例えば今は色んなサービスがあって値段も違うと思うんですけど
絶対にそれ以上は取り返してやるっていう気持ちになるんで。
無料のサービスばっかり利用してても
やっぱりなんか身にならないというか。
金銭的にも厳しい状況でしたけど
それが絶対に必要だっていうのが頭で分かってたと思うんですよ。
2つ目は自分で考えるより早いです。
今、皆さんが僕と同じような悩みを持っていても
解決してきた方がいらっしゃるので自分で考えるより早いですね。
最初は色んなこと真似させていただいて
どんな反則が良かったとか
どんなやり方すると喜んでくれるとか
自分で考えるより先輩がね、沢山いらっしゃるので
やっぱそれが早かったっていうのが良かったですね。
3つ目はセミナー行ったりとか一緒に頑張る仲間とかジョイマンさんもそうですけど
仲間ができるというか。
1人ぼっちですよ。経営って寂しいですよね。
従業員とかいても経営者の気持ちは分からないので
一生懸命頑張ってくれてはいますけど
やっぱり僕と同じ気持ちとか同じ悩みを解決したいとか
そういう方たちと一生懸命頑張る仲間ができて頑張ることで
より気持ちが楽しいしですね。
そういう向上心が生まれたなっていうのは感じてました。
これからの展望
僕、店舗展開とかはあんまり考えてなくて
お店の方はそこそこ利益が出ればいいかなって感じで
ちょっとやっと今
落ち着いては来たかなって感じなんですけど
コンサルの方で頑張って
全国色んなとこで頑張ってくれた方たちと
美味いお酒を飲みたいなっていうのが
今後の楽しみというか目標かなって思います。
最後にこれから増益繁盛クラブゴールドにご入会される方々にアドバイスをお願い致します
自分に合うかどうかとかあるでしょうけど
もう入ってから決めればいいんじゃないかなって思います。
入る前に悩むより入ってから考えればいいかなと。
売上アップとか自分の今の問題を解決するコミュニティでは絶対にあるので
入って合うかどうかだけなんで色んなコミュニティあると思うんですけど
本気で売上あげたいとか自分の問題を解決したい方ももちろんいらっしゃいますし
あとはそんなかしこまってないのが僕は良かったかなて思います。
入るかどうか悩むよりは入ってから続けるかどうか決めた方がなんか早くないすかね。
そんな高いもんでもないしそれぐらいの投資は
勉強に投資するってのを経験するのもいいかなと思います。
ゆる~いイタリアン もふもふ
オーナー 近藤 大介 さま