10月の声を聞いた瞬間。
「そろそろクリスマスの準備、しなきゃ」と
頭の片隅をよぎった経営者の方は
きっと多いと思います。
でも、
「いつ告知すればいいのか」
「コースの内容は何を盛り込めばいいのか」
「そもそも予約ってどうやって集めるのか」
この3つが同時に浮かんで、
手が止まってしまう。
10月20日のいまの時点で
告知を始めていない店は、
正直、出遅れています。
でも、まだ間に合います。
今日から動けば、
12月の予約をしっかり積み上げられる。
と言うことで、今回は
イタリアンのクリスマスコース集客を
「何をどの順番でやるか」
という視点で、丁寧に解説していきます。
📋 この記事でわかること
- クリスマスコースの告知を始める正しいタイミング
- 予約が入るコース内容・価格設定の考え方
- チラシ・SNS・LINE公式を使った告知の具体的な手順
- 値下げに頼らず「価値で選ばれる」告知文の作り方
こんな方におすすめ
- ✅ クリスマスコースの告知を何から始めればいいか分からない方
- ✅ 毎年12月が「なんとなく忙しくて終わる」経営者の方
- ✅ 割引クーポンに頼らず予約を集めたいイタリアンオーナーの方
- ✅ 地域のお客さんに「あの店に行こう」と選ばれる店を作りたい方
- ✅ 今年こそクリスマスを売上の柱にしたいと思っている方

告知は「11月1日」ではもう遅い
まず最初に、これだけは言わせてください。
クリスマスの告知は、10月中に始めるのが正解です。
「え、早すぎない?」と思いましたか。
でも、これが現実なんです。
お客さんがクリスマスのお店を
探し始めるのは、10月後半から11月上旬。
「どこかいい店ないかな」と
スマートフォンで検索したり、
Googleマップを開いたりするのが
この時期です。
11月1日に「クリスマスコースご予約受付中」と
SNSに投稿しても、
すでに他の店に予約した人は
動きません。
先手を打つ、というのは
こういうことです。
具体的には、
10月20日〜31日に告知を開始し、
11月の前半に第二波の告知を入れ、
11月後半には「残り○席」の告知で
背中を押す。
このリズムで動くと、
12月に入る前に予約がある程度埋まります。
逆に、12月になってから
「まだ予約受け付けています」という
告知しか出来ていない店は、
お客さんに「人気がないのかな」と
思われてしまいます。
満席・残席わずかという状態が、
次の予約を呼ぶんです。
「告知のタイミングも分かった、コースの設計も分かった、でも実際の告知文をどう書けばいいか、まだ手が動かない」という状態の方に読んでほしいものがあります。無料登録でPOPコピーライティングや販促の教科書(48ページ・自店診断ワークシート付き)など8冊の資料がすぐ読めます。メール登録のみ、1分で受け取れます。
予約が入るコース内容と価格の設計
次に、コースの中身です。
「豪華な食材を使えば選ばれる」と
思っていませんか。
これも、逆です。
お客さんがクリスマスコースに
求めているのは「非日常の体験」です。
食材の豪華さより、
「この夜、特別な時間を過ごせた」という
記憶が残るかどうか。
だから、コース設計で大切なのは
次の3点です。
① ストーリーのある皿の流れ
前菜からデザートまでに
「季節の物語」が感じられるか。
例えば「今年の冬に獲れた地元の野菜を使った一皿」
という言葉があるだけで
料理の価値は変わります。
② 「ここだけ」の演出をひとつ
シェフからの一言カード、
グラスへのウェルカムドリンク、
クリスマスの小さなプレゼント。
追加コストが少ないもので構いません。
「あの店はこれがあった」という
記憶のフックになります。
③ 価格は「値段」ではなく「価値」で設定する
ここが最も重要です。
「競合店より安くしよう」という発想は
今すぐ捨ててください。
値下げで来たお客さんは、
より安い店が出れば移ります。
コースの価格は、
食材原価・仕込みの手間・演出の価値を
すべて乗せて設定する。
そのうえで、
「なぜこの価格なのか」を
告知文で丁寧に伝える。
それが「価値で選ばれる店」への道です。
「値引きで集めたお客さんは、値引きでしか動かない。価値で来たお客さんは、価値でリピートしてくれる。どちらのお客さんと長く付き合いたいか、それだけのことです。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
✓ ここまでのポイント
- クリスマスコースの告知は10月中にスタートするのが正解。11月では出遅れている
- コース設計は「豪華さ」より「非日常の体験」と「ここだけの演出」が軸になる
- 価格は競合比較ではなく、価値を伝えたうえで適正単価で設定する
「価値を伝える告知文」と言われても、自分の店に当てはめると言葉が出てこない、という方が多いです。無料登録後にすぐ読める「増益繁盛店になる12ステップ(74ページ)」では、価値を言語化して告知に落とし込む手順を解説しています。登録はメールアドレスのみ、1分で完了します。
告知の手順、何をどの順番でやるか
「告知をしよう」と思っても、
何から手をつければいいか分からない。
そういう声を、本当によく聞きます。
順番を整理します。
集客 STEP 1
まず「受け皿」を整える
告知を出す前に、予約を受け取れる状態を作ってください。
Googleビジネスプロフィールにコース情報を追加する、
LINE公式アカウントの予約導線を整える、
この2つが最低限です。
告知して問い合わせが来たのに、
受け皿がなければ機会損失になります。
⚠️ よくある失敗:告知を先に出して、問い合わせへの返信が翌日になり、他の店に取られるパターン。
集客 STEP 2
既存のお客さんへ最初に伝える
新規集客より先に、
すでに来てくれているお客さんへ告知します。
LINE公式でのメッセージ、
ハガキDM、
来店時の一声、
この3つで「先行予約受付中」として伝える。
既存客から埋まり始めた予約状況は、
新規客への「人気店のサイン」になります。
⚠️ よくある失敗:SNSを先に投稿して、LINE登録済みの常連客を後回しにするパターン。常連が「知らなかった」と言う事態は避けること。
集客 STEP 3
SNSとチラシで新規に届ける
既存客への告知が終わったら、新規向けに動きます。
Instagramでコースのビジュアルを投稿、
Googleビジネスプロフィールの投稿機能で
「クリスマスコース受付開始」を発信、
地域のポスティングチラシで近隣に届ける。
この3つを10月末までに動かす。
⚠️ よくある失敗:写真の質が低くて料理の魅力が伝わらないパターン。スマートフォンでも光の当て方を工夫するだけで別物になります。
集客 STEP 4
11月中旬に「残席告知」で背中を押す
「残り○席となりました」という告知を
11月15日前後に出す。
これは実際の残席数をそのまま伝えるものです。
「もう埋まりそう」という事実が、
迷っていたお客さんを動かします。
⚠️ よくある失敗:実際より少なく見せようとする「偽りの残席告知」。信頼を失うので絶対にやめること。
告知文の作り方、価値を伝えるコピーの基本
告知の中身について話します。
「クリスマスコース、ご予約受付中です」
この一行では、予約は入りません。
なぜか。
お客さんにとって「で、どんな夜になるの?」が
何も分からないからです。
告知文に盛り込む要素は、この4つです。
① 誰のための夜か
「大切な人と、忘れられない一夜を」
「今年一年を二人で締めくくる夜に」
こういう言葉が「自分のことだ」と
感じさせます。
② コースの読み聞かせ
メニュー名を羅列するより、
「この一皿に込めた思い」を一行添える。
「今年の冬に初めて仕入れた産地直送のトリュフを使った」
のような具体性が、料理の価値を伝えます。
③ 価格と「なぜこの価格か」
「お一人様○○円(税込)」と並べて、
「仕入れにこだわった食材と、
シェフの仕込みに○時間をかけた特別なコースです」
という一文を入れる。
価格の背景を伝えると、値段への抵抗が下がります。
④ 予約方法と締め切り
「LINE公式アカウントよりご予約を」
「○月○日までのご予約でお席確保」
行動の方法と締め切りを明示することで、
「あとで」という先延ばしを防ぎます。
この4つを1枚のチラシ、
1本のSNS投稿、
1通のLINEメッセージに
落とし込んでいく。
派手な技術は要りません。
地味でも、これを丁寧にやり切るかどうかです。
「月商60万円の超赤字イタリアンが、月商470万円・利益200万円になった。何を変えたかというと、価値の伝え方と、告知の仕組みです。料理の腕は最初から十分にあった。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
これは実際に起きた話です。
「うちは料理に自信があるのに、なぜ売上が伸びないのか」と
悩んでいる経営者の方に、
共通しているのはこのパターンです。
料理の腕はある。
でも、価値の伝え方が弱い。
告知文一つで、
お客さんの受け取り方は変わります。
「客単価18%向上。漠然とした不安が『やることが見える』安心に変わった。」
イタリアン(40代・女性)
「やることが見える」というのは、
本当に大きな変化だと思っています。
何をすればいいか分からない状態が、
一番エネルギーを消耗します。
地域の経営者として、クリスマスに何を作るか
最後に、少し違う話をさせてください。
クリスマスコースを売るのは、
自分の店の売上を上げるためです。
でも、それだけじゃない。
あなたの店が「この街のクリスマスの定番」に
なっていったら、どうなるか想像してみてください。
毎年12月になると、
「今年もあの店にしよう」と言われる店。
街の人たちが「あそこで食べた」と
話題にする店。
近くの飲食店の同業者が
「あの店はどうやってやっているんだろう」と
見ている店。
それが、周りから目標にされる経営者の
第一歩だと思っています。
自分の店が繁盛することと、
街が元気になることは、
矛盾しません。
むしろ、繁盛店が増えることで
街全体が活気づいていく。
クリスマスコースの集客は、
その一歩です。
告知のタイミング、コースの設計、
告知文の作り方、告知の手順。
どれも難しいことではありません。
「知っているけどやっていない」から
「知って、動いた」に変わるだけで
結果は変わります。
今日から一つ、動いてみてください。
10月20日のいまなら、
まだ十分に間に合います。
飲食店のイベント集客で「お客さんが動く企画の作り方」も参考にしながら、
今年のクリスマスを、過去最高の売上月にしていきましょう。
また、クリスマスシーズンが終わった後の
1月の集客についても考えておきたい方は、
居酒屋の新年会集客、予約ラッシュを逃さない告知と受け皿の整え方も
合わせて読んでみてください。
店舗経営は、毎月が本番です。
クリスマスで勢いをつけて、
そのままの流れで1月を迎えていきましょう。
クリスマスの告知を動かすより先に、「何をどの順番でやるか」が自分の中でまだ整理できていない、という方へ。増益繁盛クラブでは、売上を客数・客単価・来店頻度に分解し、あなたの店に合った手順で一緒に実行します。申込フォームに必要事項を入力するだけで始められます。