10月の朝、新幹線の窓から外を見ていた。
駅のホームに、
着物姿の女の子と
スーツ姿のお父さんが並んでいた。
そうか、七五三の季節だ。
ふと思ったんです。
あの家族、今朝どこで髪をセットしたんだろう、と。
写真館?
それとも行きつけの美容室?
七五三の撮影やお参りは、
10月から11月にかけて集中します。
家族全員が「ちゃんとした身なり」を求める、
年に一度のタイミングです。
でも、多くの美容室は
この需要をまるっと取りこぼしている。
なぜか。
「七五三のご案内」を
思いつきで1回告知して終わり、だからです。
と言うことで、今日は
七五三集客を「仕組み」として設計し、
オーナーが現場に張り付かなくても
家族をまるごと取り込める提案の進め方を
ステップで解説します。
こんな方におすすめ
- ✅ 七五三シーズンに特別な集客を試みたことがない方
- ✅ 来店客が子どもの施術だけで終わってしまっている方
- ✅ 告知はしているのに予約につながらない方
- ✅ 販促の準備が思いつきになっていて毎年バタバタする方
- ✅ オーナー自身が施術に追われ、経営の仕組みを作る時間が取れない方
📋 この記事でわかること
- 七五三集客で「家族まるごと」を取り込む発想の転換
- 告知・提案・予約誘導のステップと具体的な進め方
- 販促を「思いつき」から「年間スケジュール」に変える方法
- オーナーが施術以外の時間を取り戻すための仕組みの考え方

七五三集客は「子ども1人」ではなく「家族全員」で設計する
七五三は、子どものイベントです。
でも、お金を払うのは親です。
一緒に写真に写るのも、家族全員です。
多くの美容室が
「お子様のヘアセット承ります」だけで終わる。
これは、もったいない。
考えてみてください。
お参り・撮影の当日、
お母さんはどうしたいでしょうか。
お父さんは?
「自分もちゃんとしたい」と思ってます。
特にお母さんは、着物やスーツに合わせた
ヘアセットを求めているケースが多い。
でも、「聞いてもらえる場所」がなければ
自分でどうにかして終わります。
あなたのお店が
「ご家族一緒にどうぞ」と一言添えるだけで、
客単価は1回の来店で大きく変わる。
子ども1人の施術で終わるか、
家族3人分の施術になるか。
この差は、提案するかしないかだけです。
「月商45万円の町の理容室が、『メンズパーマ専門店』として再生した事例があります。強みを絞って、誰に何を提供するかを明確にしただけで、お客さんの集まり方が変わった。七五三も同じで、『ご家族のトータルコーディネート』という打ち出し方に変えるだけで、1組あたりの売上が別物になります。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
七五三の告知を毎年バタバタと出しているのに、予約がなかなか増えないと感じていませんか。販促文・配信スケジュール・POPの設計をどう仕組み化するかは、1記事では書ききれない部分があります。無料登録するとすぐに「増益繁盛店になる12ステップ(74ページ)」など8冊の書籍と、利益を残すために必要な売上を自動計算するシミュレーターが手に入ります。メール登録のみ、1分で受け取れます。
提案の流れをステップで組み立てる
「七五三の告知をLINEで流したけど、予約が入らなかった」
こういう声をよく聞きます。
でも問題は告知の内容ではなく、
順番が逆なんです。
七五三提案 STEP 1
既存客のリストから「対象家族」を絞り込む
まず、あなたのお店のお客さんの中に
七五三の年齢(3歳・5歳・7歳)の
お子さんがいる家庭がどれくらいいるか。
把握していますか?
LINE登録者や予約履歴から
「小さなお子さんがいる」と分かる方をリストアップします。
新規客に告知する前に、
既存の関係があるお客さんへの先行案内が先です。
⚠️ よくある失敗:リストを作らずに全体配信だけして、反応が薄いまま終わる。関係値の低い新規層への告知より、既存客への個別的なアプローチが先です。
七五三提案 STEP 2
「お子様だけでなくご家族もご一緒に」の一言を添える
LINE配信や店頭POPで告知するとき、
「お子様のヘアセット」だけを打ち出すのではなく、
「お父様・お母様のセットも承ります」を
必ずセットで添えてください。
メニュー単価と所要時間を
シンプルに一覧で示すと予約しやすくなります。
⚠️ よくある失敗:子ども向けメニューしか載せないため、親は「自分は対象外」と判断して終わる。
七五三提案 STEP 3
予約を「早期特典」で前倒しにする
七五三のピークは11月15日前後です。
でも10月中に撮影だけ済ませる
「前撮り」の家族も多い。
「10月末までのご予約でヘアケアサービスプレゼント」
のような形で、混雑前の早期予約を促すと
スケジュールが組みやすくなります。
施術数が読めると、現場の段取りも楽になる。
⚠️ よくある失敗:直前の告知になり、スタッフの調整が追いつかず施術品質が落ちる。
七五三提案 STEP 4
来店後のフォローで翌年・次回来店につなぐ
施術が終わった後、
翌月以降のケアメニューや
年末年始のヘアセット情報を
LINE配信で届ける。
七五三で来てくれた家族が、
年間を通じたお客さんになるかどうかは
この「来店後の関係」で決まります。
⚠️ よくある失敗:来店しっぱなしで終わり、翌年また新規客と同じゼロから関係を作り直す。
✓ ここまでのポイント
- 七五三集客は「子ども1人」ではなく「家族まるごと」を対象にすることで客単価が大きく変わる
- 既存客への先行案内 → 家族向けセット提案 → 早期予約誘導 → 来店後フォローの順番で設計する
- 告知の内容より「順番」と「誰に届けるか」が先に決まっていないと反応は薄いまま
「販促を年間スケジュールに落とす」という考え方はわかった、でも実際に何をどの順番で組めばいいかが見えない、という方は多いです。無料登録で読める「顧客の購買行動を軸とした販促改善の教科書(48ページ・自店診断ワークシート付き)」が、その整理に使えます。登録はメールアドレスだけ、解除もワンクリックです。
販促を「思いつき」から「年間スケジュール」に変える
ここが一番大事な話です。
「七五三の告知、そろそろしないと」
「あ、もう10月だ。急がないと」
こうなっているお店のオーナーは、
毎年同じ焦りを繰り返しています。
焦って単発の告知を出す。
反応が薄い。
「やっぱり七五三は難しい」と思う。
来年も繰り返す。
これは販促の問題ではなく、
設計の問題です。
七五三は毎年同じ時期に来ます。
10月・11月に集中する。
分かっていることなのに、
なぜ毎年思いつきで動くのか。
答えは一つです。
年間の販促スケジュールが
カレンダーに落ちていないから。
例えば、こういう形で組みます。
8月:七五三用のメニュー・料金・POPを設計する
9月:LINE配信の文面と画像をAIで下書きする
9月末:既存客への先行案内を配信
10月頭:店頭POPを掲示・予約受付開始
10月中旬:早期予約特典の締め切り告知
11月末:来店後フォロー配信
この流れを一度作れば、
翌年は「見直し・更新」だけで回ります。
毎回ゼロから考える必要がなくなる。
オーナーが毎年バタバタしなくて済む。
販促の継続と現場の施術を、
切り離して回す。
これが、オーナーに時間を返す設計です。
美容室の閑散期対策として予約が埋まらない時期に実践できる集客の打ち手も、
同じ「年間スケジュール」の発想で動かせます。
七五三が終わった後の閑散期に
どう手を打つかも、今のうちに考えておくといい。
「販促は思いつきでやるから疲れる。スケジュールに落とせば、考えなくていい日が生まれる。その『考えなくていい日』を積み重ねることが、オーナーが経営に集中できる土台になります。」
ハワードジョイマン(店舗利益最大化コンサルタント)
「現場に出っぱなし」のオーナーが先手を打てない本当の理由
私がこれまで833件以上の店舗経営者に関わってきて、
一番多く見てきた光景があります。
腕はある。
お客さんには喜ばれている。
でも、売上が頭打ちで
手元にお金が残らない。
なぜか。
オーナーが施術から離れられないから、
販促を考える時間が取れない。
販促を考える時間が取れないから、
売上が上がらない。
売上が上がらないから、
施術で稼ぐしかない。
ループしてます。
これを断ち切るには、
「施術しながら合間に考える」を
やめることです。
販促の下書きはAIにやらせる。
LINE配信の文面は月次でまとめて作る。
POPは一度作れば何度でも使える。
口コミ返信の文面もテンプレで回す。
オーナーがやるのは、
「最後の確認と判断」だけ。
こうして雑務の地層を薄くしていくと、
「今週何をすべきか」が見えてくる。
七五三の告知も、年末の集客も、
焦らず先手で動けるようになる。
月商45万円だった理容室が
「メンズパーマ専門店」として再生した事例も、
最初の一手は
「何を提供する店か」を決めることでした。
施術の腕ではなく、
「打ち出し方」と「伝え方」を変えた。
あなたのお店にも、
まだ伝えられていない強みがあるはずです。
美容室の客単価が低い原因を自店で診断する方法も、
「何が伝わっていないか」を見直す入口として
参考にしてみてください。
「月商260万円だったサロンが340万円に届いた。施術時間を短縮しながら単価を上げ、感謝されながら収入が増える喜びを得られた。」
大人女性向けサロン(50代・女性)
七五三集客の仕組みを、来年に引き継ぐための設計
今年の七五三が終わったとき、
「やりっぱなし」にしないでください。
何件予約が入ったか。
家族まるごと来てくれた組数は何組か。
客単価はいくらだったか。
LINE配信の開封率は?
POPに反応したお客さんはいたか。
この数字を残すことが、
来年の七五三集客の設計図になります。
うまくいった部分はそのまま使う。
反応が薄かった部分だけ変える。
繰り返すたびに精度が上がる。
毎年ゼロから悩まなくていい。
オーナーの時間と頭が、
どんどん空いていきます。
美容室のリピート率が低い店に共通する接客・提案・導線の3つの穴も、
七五三で来た家族を翌年また呼び戻すための
導線設計を考えるときに役立ちます。
七五三は、年に一度の行事です。
でも、その一度をきっかけに
家族全員が「かかりつけの美容室」を
見つけるタイミングでもあります。
先手を打つ設計をして、
一組でも多くの家族と
長い関係を作っていきましょう。
店舗経営は、ゴールのないマラソンです。
毎回全力で走るより、
ペースを作って走り続ける方が
ずっと遠くへいけます。
追伸:
販促スケジュールの型化やLINE配信の仕組みについて、
もっと具体的に一緒に考えたい方は、
増益繁盛クラブのゴールドクラスをのぞいてみてください。
同じように先手を打とうとしている
全国の美容室・飲食店オーナーが集まっています。
施術に追われて販促が思いつきになる、先手を打つ時間が取れない、この構造を変えたいと思って今日の記事を最後まで読んでくれた方に届けたいことがあります。増益繁盛クラブでは「何をどの順番でやるか」が決まっているので、迷わず動けます。一人では続かない実行を、全国の仲間と仕組みの中で継続できる場です。申込フォームへの入力のみで参加できます。