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■客数倍増ノウハウ

2012.08.26

 

清水の事務所から
by ハワード・ジョイマン

おはようございます、
ジョイマンです。

今日は、静岡で
中小企業診断士の資格更新研修があるので、
静岡でランチしてから、
更新研修に参加する予定です。

中小企業診断士というのは、
知らない方が多い資格なんですが、
経営コンサルタントの唯一の国家資格なんですね。

でも、この資格を持ってない方も
経営コンサルタントって名乗れるので、
世の中の経営コンサルタントのうち、
9割以上は中小企業診断士を習得していません。

有名な大手経営コンサルタント会社でも
社員の大半が持ってない(笑)

なんか不思議な資格ですが、私は、
そんな資格にチャレンジし続けました。

年に1度の試験に何度も何度も落ち続け
取得までに6年かかりました(笑)

でもこの資格取得を通じて学んだことは、、、

それは、
『目標に向って
粘り強く徹底的にやりきる』
ということですね。

1つのことをやりきると
自分自身の自信にもなります。

私自身にとっては、
この資格取得以上に、
資格取得するためにやりぬいたことが
自分にとってプラスの影響を与えていますね。

チラシやHP、POPなどの
販売宣伝活動をするにしても、

売上が伸び悩む経営者ほど、
1回、2回試して反応がでないと
すぐにやめて、うちには合わないと
結論付けて、次から次に中途半端に
色々なことをやります。

だから、どれも結果がでない。
これはある意味、分かり切ったことなのです。

1回、2回しか人の髪を切ったことがない
美容室のスタッフが、

『私、美容師には向いてないみたいなので』

って言ったら、、、

1回、2回しか鍋をふったことがない
飲食店のスタッフが、

『私、料理作るの苦手みたいです』

って言ったら、

『向いている向いてない以前に、
まだまだ基礎的実践が足りないよね』って
思いますよね。

『5/100』

この数字、なんの数字か分かりますか?

この数字は、
増益繁盛クラブの会員さんで
美容室を経営している方の
お店で実践したPOPのヒット割合なんですね。

その方は、1年半で売上が2倍になったわけです。
そういったお店の実情を物語る
良い例だと思います。

このお店は、POPによって、
オプションメニューの注文も増えて、
客単価もアップしているわけですが

そのお店では、
POPは100枚作って
5枚ヒットする割合なんですね。

ここで大事なのが、
100枚作って5枚うまくいくってことは、

約分して

「20枚作れば1枚良いのがでるってこと?」

と思う方もいるかもしれませんが、
そういういう計算にはならないんです。

やっぱり100枚くらい作ってというのは、
実績を上げる人なら誰もが最初に通過する
試行錯誤の段階なんですね。

100枚くらいの基礎実践量があるから、
5枚くらい反応の良いPOPができる訳です。

やっぱりそのくらい試行錯誤が必要なんですね。

人の髪を切るのも
料理を作るのも
そのくらいの努力は、
皆、してますからね。

それなのに、
お店の宣伝活動だと
それを忘れちゃう方がいます。

チラシもHPも同じ。
やはり試行錯誤は必要です。

じゃあ、その時に大事なポイントは、

1)誰に読んでほしいのか?
※お客さんを絞り込むこと

2)何を伝えたいのか?
どんな商品?サービス?
他の店にも似たような商品あるけど、
あなたの店の商品、サービスを利用した方が良い理由は?

※小学生でも伝わる分かりやすい言葉で書くこと

3)どうしたらそれが手に入るのか?
※どういう行動をしてほしいのか?
来店?予約?

こういったことを明確に書き示すことです。

書き出し1つとっても、

美容室で説明しましょう。

例えば、

『髪の毛が少なくなってきて
悩んでいる方に来店してほしい』
と思っているのであれば、、

『風呂上りに自分の姿を鏡で見たとき、
あれ?髪の毛、少ない、、、』と
感じた方に

とか

『シャンプーした後、
排水溝に抜けた髪が
ごっそりとあった方に、、、』

こんな書き出しで相手に呼びかけます。

それから、
髪のプロとして
抜け毛が増える理由や
そのための日々の抜け毛対策を説明して、

最後に、自分のお店の

抜け毛対策のメニューを
案内するのです。

で、当店は予約制なので、
「チラシを見たと予約してください」
と行動を促し、予約の電話を入れてもらいます。

こうやってチラシを作れば、
来店率も上がりますし、

POPも流れは同じです。

「5/100」

うまくいっているお店だって
これぐらいの努力をしているのだから、
やっぱりそれ以上の行動が必要なんですね。

ハワードジョイマン

 

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ハワードジョイマン

コピーライター/店舗利益最大化コンサルタント
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
絵本作家(構想・シナリオ担当)

・有限会社繁盛店研究所 代表取締役
・株式会社繁盛店研究出版 代表取締役
・繁盛店グループ総代表

1975年 静岡県清水市生まれ(現在:静岡市清水区)
自営業の家に生まれ、親戚一同も会社経営をしていることから、小さい頃より受付台にたち、商売を学ぶ。

大学入学と同時にお笑い芸人としての活動を経験。活動中は、九州松早グループの運営するファミリーマートのCMに出演。急性膵炎による父の急死により大学卒業後、清水市役所に奉職。

市役所在職中に中小企業診断士の取得を始める。昼間は市役所で働き、夜は診断士の受験勉強。そして、週末は現場経験を積むため無給でイタリアンレストランでの現場修行を経験。6年間の試験勉強を経て、中小企業診断士資格を取得。

取得を契機に7年目で市役所退職。退職後、有限会社繁盛店研究所(旧:有限会社マーケット・クリエーション)を設立。

お笑い芸人として活動していた経験から、小売店や飲食店、美容室、整体院の客数増加や店内販売活動に、お笑い芸人の思考法や行動スタイル、漫才の手法などを取り入れることで、クライアントの業績が着実に向上していく。

こうした実績を積み上がるに従い、信奉者が増える。独自の繁盛店メソッド「笑人の繁盛術」の考え方で、コンサルティングを行う。

発行するメールマガジンは、専門用語を使わない分かりやすい内容から、メルマガ読者からの業績アップ報告が多く、読者総数は1万人を超える。

会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」を運営。人気テレビ番組ガイアの夜明けにも取り上げられるなど注目を浴びる。これまで北は北海道から南は沖縄、そして、アメリカからも参加する方がいるなど、多くの方が実践を続けている。

コンサルタントが購読する「企業診断」(同友館)からもコンサルタントに向けた連載を依頼されるなど、コンサルタントのコンサルタントとしても活躍中。

どんなに仕事が忙しくとも毎月1回の先祖のお墓参りを大事にしている。家族を愛するマーケッター。

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