スタッフ紹介ページ、ちゃんと活かせていますか?
「一応、顔写真と名前は載せている」「担当者のプロフィールを箇条書きで書いた」「自己紹介は書いたけど、読まれているのかどうか分からない」——こういった声を、工務店の社長から本当によくいただきます。
スタッフ紹介ページは、多くの工務店が「作ること」を目的にしてしまっていて、「読んだ見込み客が問い合わせたくなる」ところまで設計できていないケースがほとんどです。
ところが実は、このページこそが「紹介だけに頼らなくていい仕組み」の入口になります。顔の見えない会社より、人柄が伝わる会社に問い合わせたい——それは今も昔も変わらない人間の心理です。そして、問い合わせの質が上がれば、見積もりで終わる件数が減り、手元に残る利益率が改善していきます。
今回は、私ハワードジョイマンが実際に支援先の工務店でアドバイスしてきた内容をもとに、スタッフ紹介ページで親近感を作る具体的な書き方をお伝えします。
📋 この記事でわかること
- スタッフ紹介ページが「利益率の低さ」に影響する理由
- 親近感を生む4つの書き方の具体的な手順
- 「名前と顔写真だけ」で終わっているページの典型的な問題点
- 問い合わせの質を上げて手元に利益を残すためのページ設計の考え方
こんな方におすすめ
- ✅ スタッフ紹介ページを作ったが問い合わせに繋がっている実感がない方
- ✅ 問い合わせは来るが見積もりや価格交渉で終わってしまう方
- ✅ 紹介・OB客中心で経営してきたが、新規客が安定的に取れていない方
- ✅ 「いい家を建てているのに、なぜ選ばれないのか」と感じている工務店の社長
- ✅ ホームページの各ページの役割をもう一度見直したい方

スタッフ紹介ページが「利益率の低さ」に直結している理由
突然ですが、社長に聞いてみたいことがあります。
問い合わせてくるお客さんの中に、「とにかく安くしてほしい」「他社との相見積もりで一番安いところに決めます」というタイプが混じっていませんか?
これ、集客の入口の問題なんです。
価格だけで判断するお客さんは、工務店のことを「どこも同じ」だと思っています。逆に、「この会社に任せたい」「この人に相談したい」という感情が先にある問い合わせは、価格交渉になりにくい。なぜなら、すでに「あなたの会社を選ぶ理由」が心の中で固まっているからです。
スタッフ紹介ページは、この「選ぶ理由」を作る場所です。顔写真と名前だけのページでは、見込み客の感情は動きません。でも、担当者の人柄・考え方・お客さんへの向き合い方が伝わるページがあれば、問い合わせ前から「この人と話してみたい」という関係が生まれます。
そういう問い合わせを増やすことが、価格競争から抜け出し、手元に利益を残す第一歩になります。
なお、工務店のホームページの「選ばれる理由」ページの作り方でも触れていますが、感情に訴えるページ設計は会社全体のブランドに関わります。スタッフ紹介ページはその中でも、特に「人」の信頼を作る場所として機能します。
「名前と顔写真は載せている」のに問い合わせに繋がらない——その原因は、スタッフ紹介ページが「読んだ見込み客を動かす設計」になっていないことにあります。18ページの無料ガイドブックでは、訪問者を「相談したい」に変える仕組みと、問い合わせを逃さない導線設計を具体的に解説しています。メールアドレスの入力だけで受け取れます。
「名前と顔写真だけ」で終わっているページの典型的な問題点
多くの工務店のスタッフ紹介ページを見ると、こんな構成になっています。
- 氏名・役職
- 保有資格の一覧
- 趣味・休日の過ごし方
- 一言メッセージ(2〜3行)
これが悪いわけではありません。でも、見込み客が本当に知りたいのは「この人に頼んで大丈夫か」という感覚です。資格の一覧や趣味の羅列では、その感覚は生まれません。
❌ よくあるパターン
- 資格・受賞歴だけを並べた「実績アピール型」になっている
- 「お客様の笑顔のために全力を尽くします」のような型通りの一言で終わっている
- 顔写真が小さい・または暗い・硬い表情のものを使っている
- 全員のフォーマットが同じすぎて、誰も印象に残らない
✅ 目指すべきアプローチ
- 「この担当者に話しかけてみたい」と思わせる具体的なエピソードがある
- お客さんに対する考え方・姿勢が伝わる言葉が使われている
- 笑顔・自然体の写真で「怖くない人」が伝わる
- 担当者ごとに得意なこと・専門性の違いが分かる
問い合わせの質を上げるには、見込み客が「読んで、安心して、次の行動を起こせる」ページにすることが必要です。
✓ ここまでのポイント
- スタッフ紹介ページは「人柄が伝わる」ことで、価格競争に巻き込まれにくい問い合わせを生む
- 名前・資格・趣味の羅列では、見込み客の「この人に頼みたい」という感情は動かない
- 感情に訴えるページ設計が、利益率の改善に直結する
スタッフ紹介ページの書き方を変えることで問い合わせの質が上がる——とはいえ、「どこから手をつければいいか」が分からないと動けません。ガイドブックでは、検索で見つけられる仕組みから問い合わせ導線の設計まで、ホームページ全体の5ステップを18ページにまとめています。完全無料で、メールアドレスだけで受け取れます。
親近感を生む4つの書き方
書き方 STEP 1
「なぜこの仕事を選んだのか」を必ず書く
担当者がこの仕事に就いた動機やきっかけは、読んだ人の印象に強く残ります。「家業を継いだ」「お客さんの喜ぶ顔が見たくて」「自分の家を建てるときの感動が忘れられなくて」——こういった具体的な動機は、スペックではなく「人」を伝えます。「なんとなく入社しました」でも、そこから今どういう思いで仕事しているかを書けば十分です。
⚠️ よくある失敗:「子どもの頃から家が好きでした」という一行だけで終わってしまうケース。その後の「だから今、こういう仕事をしています」まで繋げないと、読み手の共感にはなりません。
書き方 STEP 2
お客さんとの印象的なやりとりを1つ書く
過去のお客さんとのやりとりで、担当者が印象に残っているエピソードを一つ書くだけで、ページが一気に「生きた話」になります。「引き渡し後に届いた手紙のこと」「打ち合わせ中に涙を流されたお客さんのこと」——こういった具体的な場面は、フィクションでは絶対に出せない説得力があります。
⚠️ よくある失敗:「お客様のために一生懸命頑張っています」という抽象表現に逃げること。「一生懸命」は誰でも書けます。具体的なエピソードだけが差別化になります。
書き方 STEP 3
「専門性の違い」を担当者ごとに分けて見せる
設計担当・現場監督・コーディネーターなど、役割が異なるなら、それぞれの「得意な視点」を前面に出しましょう。設計担当なら「狭い敷地でいかに光と風を取り込むか」、現場監督なら「施主様が現場を見に来たとき、安心して帰っていただけるかどうかを基準にしている」というように、専門性が伝わる具体的な言葉を使います。これが「この会社、ちゃんとしてそう」という信頼感につながります。
⚠️ よくある失敗:全員が「お客様の笑顔のために」という同じ表現で締めてしまうこと。没個性になり、誰も記憶に残りません。
書き方 STEP 4
「読者が次にどうすればいいか」を自然に添える
スタッフ紹介ページを読み終わった見込み客は、「じゃあ、どうすればいい?」という状態になっています。ここで問い合わせへの導線を自然に入れることが大切です。「ご相談の際は、ぜひ〇〇にお声がけください」「まずはオンライン相談もお気軽にどうぞ」——こういった一言が、ページを「読んで終わり」でなく「行動のきっかけ」に変えます。
⚠️ よくある失敗:紹介ページを独立したページとして完結させてしまい、問い合わせフォームへの導線が一切ない状態にすること。
「スタッフ紹介ページは、見込み客が問い合わせる"最後の背中を押す"場所です。どれだけSEOで集客できても、ここで人柄が伝わらなければ、価格だけで比較されて終わります。逆に言えば、このページが機能し始めると、問い合わせの質が変わり、利益率が自然に上がっていきます。」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・工務店集客支援コンサルタント)
「紹介だけに頼らなくていい仕組み」ができたとき、何が変わるか
私がこれまで1,000店舗以上の中小事業者の集客を支援してきた中で、工務店に共通して起きるある変化があります。
それは、「ホームページを起点に問い合わせが来るようになると、仕事の選び方が変わる」ということです。
紹介だけに頼っていると、断れない案件を受けてしまうことがあります。単価が低い、エリアが遠い、相性が合わない——でも「紹介だから」という理由で断れない。その結果、粗利率が下がり、現場は忙しいのに手元にお金が残らないという状況になります。
ホームページから継続的に問い合わせが来るようになると、社長に「選ぶ余裕」が生まれます。自社の強みに共感してくれるお客さんを選べるようになり、値引き交渉も減ります。これが利益率の改善に直結します。
スタッフ紹介ページは、その「選ばれる仕組み」の一部です。
「紹介だけに頼らなくていい仕組みができて、経営が安定した」
工務店経営者(支援先クライアントの声)
この声は、月5件以上のHP問い合わせを目標に、ホームページ全体を見直した結果として届いたものです。スタッフ紹介ページの改善もその一環でした。
なお、工務店のホームページの会社概要ページに載せると信頼される項目でも解説しているように、スタッフ紹介ページは会社概要と連動して設計すると効果が高まります。どちらか一方だけを整えるより、両ページで「人」と「会社」を伝える構成にすることで、信頼の積み上げが速くなります。
スタッフ紹介ページを「仕組み」に組み込む考え方
スタッフ紹介ページを単体で完成させることより、ホームページ全体の「流れ」の中に組み込むことが重要です。
検索からホームページに来た見込み客は、最初にトップページや施工事例を見ることが多いです。そこで「いいな」と感じたあと、次に見るのが「この会社、どんな人たちがいるんだろう」という確認行動です。スタッフ紹介ページはその流れの中にあります。
たとえば、施工の流れページを作ると問い合わせが増える理由でも解説していますが、お客さんは「家が建つまでの過程で誰と話すのか」を事前に知りたがっています。施工の流れページとスタッフ紹介ページをリンクさせることで、「担当者が分かる」「過程が分かる」「安心して問い合わせできる」という導線が完成します。
重要なのは、スタッフ紹介ページを「完成させて終わり」にしないことです。定期的に更新し、新しいエピソードや近況を加えていくことで、ページ自体が「生きた情報」として機能し続けます。更新が続かなくても、最初の設計をしっかりしておけば十分な効果が期待できます。
まとめ:親近感は「書き方」で作れる
スタッフ紹介ページで親近感を作ることは、特別な才能がいることではありません。「なぜこの仕事を選んだか」「お客さんとの印象的なエピソード」「専門性の違い」「次の行動への案内」——この4つをちゃんと書くだけで、ページの質は大きく変わります。
そしてそれは、「人柄が伝わる問い合わせ」を増やし、「価格だけで比較する問い合わせ」を減らすことに直結します。問い合わせの質が上がれば、受注率が上がり、粗利率が上がり、手元に残る利益が増えていきます。
「いい家を建てているのに、なぜ選ばれないのか」という問いに対する答えの一つは、ここにあります。技術がある。実績がある。でも、それが伝わっていない。スタッフ紹介ページは、その「伝わっていない」を解消するための、コストのかからない有力な手段の一つです。
私ハワードジョイマンは、創業20年・支援実績1,000店舗以上の経験をもとに、工務店専門のHP集客支援を行っています。静岡市清水区を拠点に、全国の工務店社長をオンラインでサポートしています(水〜土 9:00〜18:00)。
「紹介だけに頼らなくていい仕組みをつくりたい」と感じているなら、スタッフ紹介ページの改善はその第一歩に過ぎません。HP集客サポートサービスでは、SEO・MEO・広告を組み合わせた月5件以上の問い合わせ獲得を6ヶ月で仕組み化する支援を、先着5社限定で行っています。サービス内容・料金・サポート体制はすべてページ上で確認できます。