1億円突破術

2店舗目を出す前のチェックリストを使って準備した美容室の、開業3ヶ月後のリアル

こんにちは、増益繁盛クラブのスタッフ、渥美です。

最近、私の畑ではようやく夏野菜の苗が根をしっかりと張り始めました。毎年のことながら、土台づくりを丁寧にしておくかどうかで、夏の収穫量が全然違ってくるんですよね。水はけ、日当たり、土の養分——種を植える「前」の準備が、すべてを決める。

実はこれ、美容室の2店舗目出店にも、まったく同じことが言えると思っています。

今回は、増益繁盛クラブの会員の方々の経営支援に携わるなかで見えてきた「2店舗目出店前のチェックリスト」の使い方と、それをしっかり活用して準備を進めた美容室が開業3ヶ月後にどのような状態にあるのか——そのリアルをお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 2店舗目出店で失敗しやすいポイントと、事前に確認すべきチェックリストの中身
  2. 準備をしっかり整えた美容室が、開業3ヶ月後にどのような経営状況にあるか
  3. 多店舗展開を「自分がいなくても回る仕組み」として設計するための考え方
  4. 増益繁盛クラブで実践している、多店舗展開前に整えるべき利益構造の見直し法

こんな方におすすめ

  • ✅ 1店舗目が軌道に乗り、2店舗目出店を具体的に考え始めている美容室オーナーの方
  • ✅ 多店舗展開に憧れているが、何から準備すればいいか分からない方
  • ✅ 2店舗目を出したものの、思っていた経営と違うと感じている方
  • ✅ 自分がいなくてもお店が回る仕組みを作りたい方
  • ✅ 利益を残しながら事業を拡大していきたい方
2店舗目を出す前のチェックリストを使って準備した美容室の、開業3ヶ月後のリアル | 月商200万円から年商1億円を実現する美容室経営術

「忙しいから2店舗目」は、畑でいう「雑草が生えたまま種を植える」行為です

会員サポートの現場でよく耳にする言葉があります。「1店舗目が忙しくなってきたから、そろそろ2店舗目を」——。

気持ちはよく分かります。でも、少し立ち止まって考えてほしいのです。

忙しいということは、今の1店舗が「あなた個人の手」でしか回っていないサインかもしれません。その状態で2店舗目を開けると、どうなるか。あなたの体と時間が2つの店舗に引っ張られ、どちらも中途半端になってしまう。これが、多店舗展開でよく起きる「広げたのに利益が減った」という現象の正体です。

「2店舗目は夢ではなく、1店舗目の仕組みが正常に動いているかどうかの答え合わせです。仕組みがないまま出店するのは、設計図なしに家を建てるようなもの。見た目は立派でも、基礎が揺れます」

ハワードジョイマン(繁盛店グループ総代表・店舗利益最大化コンサルタント)

ジョイマン先生がよくおっしゃるこの言葉、私も会員の皆さんのサポートをしながら、本当にそうだなと感じる場面が多いです。

2店舗目出店前のチェックリスト——まず「1店舗目」を診断する

では、実際に出店前にどんなことを確認しておくべきか。以下のチェックポイントを見てみてください。

チェックポイント1:1店舗目の利益率は安定しているか

売上が高くても、手元に残る利益が薄い状態では、2店舗目の初期費用や固定費の負担に耐えられません。まず月次の利益率を数字で把握することが先決です。

✅ ポイント:客単価・再来店率・コスト構造を見直し、1店舗目の利益率を安定させてから出店計画を立てましょう。

チェックポイント2:あなた不在でも1店舗目は1週間回るか

「自分が休むとお客さんが来なくなる」という状況は、仕組みではなく「属人化」です。この状態で2店舗目を開けると、オーナーの分身が2店舗に必要になります。

✅ ポイント:スタッフへの業務移管マニュアルを作り、まず1日・3日・1週間と段階的に不在にしてみる実験をしてみましょう。

チェックポイント3:再来店の仕組みが自動で動いているか

次回予約の取得率、LINE公式アカウントでのフォロー、ニュースレターの送付——これらが「誰かが気づいたときだけやる」状態では、2店舗目でも同じことが繰り返されます。

✅ ポイント:「来店→次回予約→リマインド接触→再来店」のサイクルが仕組みとして機能しているかを確認しましょう。

チェックポイント4:スタッフが「自分で判断できる」場面があるか

「何でも社長に聞く」スタッフ構成では、2店舗目で社長が不在の時間帯に問題が起きたとき対応できません。判断軸をスタッフに渡す教育が先です。

✅ ポイント:よくある状況別の対応マニュアルを整備し、スタッフが自己判断できる領域を少しずつ広げていきましょう。

✓ ここまでのポイント

  • 2店舗目出店の前に、1店舗目の利益率・仕組み・スタッフ教育が整っているかを必ず確認する
  • 「忙しいから2店舗目」ではなく「仕組みが動いているから2店舗目」という順番が正しい
  • 属人化が残ったまま出店すると、オーナーの時間と体力が二分されて両方が中途半端になりやすい

チェックリストを使って準備した美容室の、開業3ヶ月後のリアル

では実際に、このようなチェックリストをもとに丁寧に準備を進めた会員さんの2店舗目が、開業3ヶ月後にどのような状態にあるのかをお伝えします(特定を避けるため詳細な数値・固有情報は省略しています)。

ある美容室オーナーの方は、増益繁盛クラブで約1年半かけて1店舗目の利益構造を整えました。客単価を段階的に引き上げ、次回予約の取得率を高め、LINEでのリマインド接触を仕組み化。そしてスタッフへの業務移管を進め、「週1日オーナーが不在でも売上が落ちない」状態を作ってから、2店舗目の物件探しを始めました。

その方の2店舗目、開業3ヶ月後の状況は——というと、「思っていたより落ち着いている」という言葉が印象的でした。

なぜか。1店舗目で整えた販促の型(POPの使い方・メニューブックの構成・次回予約の声かけ)を、そのまま2店舗目に移植できたからです。スタッフに渡せる仕組みがあったから、オーナーが両店舗を毎日行き来しなくても回った。「準備をしたから、開業後が楽だった」という体験です。

もちろん課題がゼロではありません。新店舗ならではの集客の立ち上がりの遅さ、新スタッフの習熟速度、予想外の経費——こうした現実的な壁はあります。でも「仕組みがある」と「ない」では、その壁への対処スピードがまったく違うのです。

「準備した人が得をするのは経営も農業も同じだと思っています。種を蒔く前の土台づくりを丁寧にした畑は、ちゃんと実をつけます」

渥美 昌代(増益繁盛クラブ スタッフ)

多店舗展開で利益を残すための「出店後3ヶ月の過ごし方」

出店前の準備と同じくらい大切なのが、開業後3ヶ月の動き方です。ここでの経営判断が、その後の店舗の利益体質を決めます。

出店後 STEP 1

新店舗の「数字の基準値」を作る

開業直後は何かと忙しく、数字を見る習慣が後回しになりがちです。でも1ヶ月目から週次・月次の売上・客数・客単価・来店間隔を記録し始めることで、「うまくいっている指標」と「改善が必要な指標」が早期に見えてきます。

⚠️ よくある失敗:「まず忙しさが落ち着いてから数字を整理しよう」と後回しにして、気づいたら3ヶ月分のデータが曖昧になってしまうケース。

出店後 STEP 2

1店舗目で実績のある販促物を新店舗に移植する

チラシ・POP・ニュースレター・LINEのシナリオ——1店舗目で効果が出た販促の型は、新店舗でも活用できます。ゼロから作り直す必要はありません。

⚠️ よくある失敗:「新店舗だから新しいデザインで」と全部作り直して、実績のない販促物をゼロから試すことになるケース。

出店後 STEP 3

新店舗スタッフへの「利益思考」の教育を始める

スタッフが「客数を増やすこと」しか意識していないと、オプションの提案や次回予約の声かけが自然にできません。「客単価と再来店が利益を作る」という考え方をスタッフと共有することが、多店舗展開の利益を安定させます。

⚠️ よくある失敗:技術教育だけに集中して、販売・提案・再来店対策の教育が後回しになるケース。

「忙しく働いているのに利益が残らない——この悩みは、1店舗でも2店舗でも、構造が変わらなければ同じことが起きます。多店舗展開は、利益が残る仕組みを「複数の場所で動かす」ことであって、悩みを増やすためにするものではありません」

ハワードジョイマン(繁盛店グループ総代表・店舗利益最大化コンサルタント)

❌ 多店舗展開でよくある失敗パターン

  • 1店舗目の利益が不安定なまま出店し、資金繰りが悪化する
  • 仕組みがなく、オーナーが両店舗を行き来して疲弊する
  • 新店舗のスタッフ教育が追いつかず、サービス品質が下がる

✅ 準備を整えた美容室の多店舗展開

  • 1店舗目の利益構造・再来店の仕組みが安定しており、出店費用に余裕がある
  • スタッフに業務移管が進んでおり、オーナーが現場に張り付かなくて済む
  • 1店舗目で実績のある販促の型を新店舗に移植でき、立ち上がりが早い

「ジョイマン先生のアドバイスで、2店舗目を出す前に1年間かけて仕組み作りに専念しました。正直、もっと早く出店したかったのですが、あの準備期間があったからこそ、開業後も落ち着いて経営できています。焦らなくてよかったです」

40代・美容室オーナー(男性)

まとめ——畑と同じで、土台が整ってから種を蒔く

私が畑で学んだ一番大切なことは、「良い収穫は良い準備から生まれる」ということです。土台を整えず種を蒔いても、雑草に負けて育たない。それは美容室の2店舗目出店も、まったく同じだと思っています。

チェックリストを使って1店舗目の利益構造と仕組みを整え、スタッフへの移管を進めてから出店した美容室は、開業3ヶ月後も「落ち着いた経営」ができています。準備の質が、出店後の経営の質を決めるのです。

2店舗目を考えている方も、まだ1店舗目の利益や仕組みで課題を感じている方も、まずは今の経営状態を丁寧に見直すことから始めてみてください。

増益繁盛クラブでは、多店舗展開を目指す美容室オーナーの方から、まず1店舗目の利益を安定させたいという方まで、段階に合わせたサポートをご用意しています。ジョイマン先生の21年・833件以上の指導実績に裏打ちされたノウハウを、ぜひ一度受け取ってみてください。

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