
「カテゴリを変えただけで順位が動く」——これは本当の話です
Googleビジネスプロフィール(GBP)のカテゴリ設定を見直したとたん、Googleマップの順位が大きく変動したケースがあります。実は、MEO対策の改善施策を行った店舗のうち、カテゴリの最適化だけで順位が1〜3位以内に入れたケースは全体の約40%にのぼるというデータが私の支援先の中で出ています。
「写真も増やしたし、口コミ返信もしているのに、なぜか4位以下から動かない…」
そう感じているオーナーさんの多くが見落としているのが、この「カテゴリ設定」です。今回は実際に変更前後で何が起きたのかを比較データとともにお見せしながら、正しいカテゴリ設定の考え方をお伝えします。
📋 この記事でわかること
- Googleマップのカテゴリ設定がMEO順位に与える影響のメカニズム
- カテゴリ変更前後の実例比較データ(眼科・葬儀社のケース)
- メインカテゴリ・追加カテゴリの正しい選び方と優先順位の付け方
- カテゴリ変更後に合わせて行うべき3つの追加施策
こんな方におすすめ
- ✅ 「地域名+業種」で検索しても自分の店が4位以下にしか出ない方
- ✅ MEO対策をしているつもりなのに順位が伸び悩んでいる方
- ✅ Googleビジネスプロフィールのカテゴリを登録時のまま放置している方
- ✅ 競合店がなぜ上位に出ているのか分析できていない方
- ✅ 写真・口コミ以外の施策で順位改善のきっかけをつかみたい方
なぜカテゴリがMEOの順位を左右するのか
Googleマップの順位(MEO)は絶対評価ではなく、競合との相対評価で決まります。Googleは「このユーザーが検索したキーワードに最も関連性の高い店舗はどこか」を判断するとき、GBPのカテゴリ設定を主要なシグナルの1つとして使っています。
たとえば「清水区 眼科」と検索されたとき、メインカテゴリが「眼科」になっている店舗と、「医療機関」のままになっている店舗では、Googleの関連性スコアに明確な差が生まれます。これが順位差の一因になるのです。
カテゴリ設定が順位に影響する理由は大きく3つあります。
❌ よくある設定ミスのパターン
- 開業時に登録したカテゴリをそのまま数年放置している
- メインカテゴリに「医療機関」「レストラン」など広すぎる大カテゴリを設定している
- 追加カテゴリを1〜2個しか設定しておらず、提供サービスを十分に網羅できていない
- 競合店のカテゴリ設定を一度も確認したことがない
✅ 順位が上がるカテゴリ設定の考え方
- メインカテゴリは「最も集客したいキーワード」に直結する最も具体的な業種カテゴリにする
- 追加カテゴリは提供サービスをすべてカバーするよう複数設定する(最大10個まで)
- 上位3店舗のカテゴリを確認し、自分が設定していない項目があれば追加する
- 季節や新サービス開始に合わせて定期的に見直す
実例①:眼科クリニックのカテゴリ変更前後データ
こちらは私が支援した眼科クリニックの実例です。支援開始時点では、GBPのメインカテゴリが「医療機関」に設定されていました。
チェックポイント①:メインカテゴリが「集客したい検索キーワード」と一致しているか
この眼科の場合、院長が最も力を入れたかったのはコンタクトレンズの販売と処方でした。しかしメインカテゴリ「医療機関」では、「地域名+コンタクト」「地域名+眼科」といったキーワードへの関連性がGoogleに伝わりにくい状態でした。
✅ ポイント:メインカテゴリは「お客様が検索するであろう最も具体的な言葉」に対応するものを選ぶ。「医療機関」より「眼科医」の方が検索キーワードとの一致度が高く、Googleの関連性スコアが上がりやすい。
チェックポイント②:追加カテゴリで提供サービスを網羅できているか
この眼科では変更前、追加カテゴリが「コンタクトレンズサプライヤー」1つしか設定されていませんでした。変更後は「眼科医」をメインに移し、追加カテゴリに「コンタクトレンズサプライヤー」「小児科医(小児眼科として)」「レーシック眼科」など関連カテゴリを複数追加しました。
✅ ポイント:追加カテゴリは「自分が上位表示されたいサービス」ごとに設定する。カテゴリが多いほど網羅できる検索クエリが増え、表示機会が広がる。
この施策を含むMEO総合改善を9ヶ月間継続した結果——
「コンタクトの処方・販売数がなんと2倍になりました。問い合わせに至っては+1,875%という数字が出て、自分でも信じられませんでした。カテゴリを変えるだけでこんなに変わるとは思っていなかったです」
眼科クリニック院長(支援開始9ヶ月後)
問い合わせが+1,875%、コンタクト販売数が2倍という結果です。もちろんカテゴリ変更だけでこの数字が出たわけではありませんが、カテゴリ最適化がその後の施策の「土台」として機能したのは間違いありません。
実例②:葬儀社のカテゴリ変更——競合との比較で見えた盲点
もう1つの実例が葬儀社です。葬儀業界のMEO対策は「需要が発生してから検索される」という特性上、検索時に上位3位以内に入っているかどうかが受注に直結します。それにもかかわらず、支援開始時点でこの葬儀社のGBPには致命的なカテゴリ設定ミスがありました。
チェックポイント③:競合の上位店舗と自分のカテゴリ設定を比較したことがあるか
上位3位に入っていた競合葬儀社のカテゴリを調べると、「葬儀社」をメインに、「火葬場」「葬儀用品店」「祭壇・花輪販売」など複数の追加カテゴリが設定されていました。一方、この葬儀社のカテゴリは「葬儀社」1つのみ。競合に対してカテゴリの網羅性で大きく負けていたのです。
✅ ポイント:カテゴリ設定は「自分だけで考えない」。上位3店舗のGBPを実際に開いてカテゴリを確認し、自分が設定していないカテゴリがあれば追加するのが最速の改善策。
「MEOは絶対評価ではなく相対評価です。競合より1点でも多く、1枚でも多く、1つでも多く——この積み上げが順位を変えます。カテゴリはその中でも最もコストゼロで即効性のある施策の1つです」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・MEO集客大全)
カテゴリ変更を含むMEO改善を10ヶ月間実施した結果、この葬儀社では——
「問い合わせ数が+300%、売上は+297%という結果になりました。以前は競合に負け続けていたのに、今では地域の検索で常にトップ3に入るようになっています」
葬儀社オーナー(支援開始10ヶ月後)
✓ ここまでのポイント
- カテゴリのミスマッチ(広すぎる・少なすぎる)は、他の施策の効果を半減させる「土台の問題」。最優先で見直すべき項目の1つ。
- 眼科では「医療機関→眼科医」へのメインカテゴリ変更+追加カテゴリ拡充で、問い合わせ+1,875%・コンタクト販売数2倍を実現。
- 競合の上位3店舗のカテゴリを確認し、自分が設定していないものを追加するのがコストゼロの最速施策。
カテゴリ変更後に必ず行う3つの追加施策
カテゴリを変更すれば終わり——ではありません。カテゴリは「Googleに業種を正しく認識させる」ための設定です。認識が正しくなった後は、競合との相対評価で上回るための施策を重ねていく必要があります。
MEO改善 STEP 1
カテゴリ変更後の「基準値チェック」
カテゴリを変更したら、まず上位3店舗と自分の数値を並べて比較します。確認する項目は①写真枚数、②口コミ件数・平均評価、③投稿頻度、④属性入力率の4つです。写真は50枚以上、口コミは100件・評価4.5★以上、投稿は週3回以上が最低ラインの目安です。競合がこれを超えていれば、超えるまで積み上げることが次の優先事項になります。
⚠️ よくある失敗:カテゴリを変えた満足感で他の施策が止まるケース。カテゴリ変更はスタート地点であり、ゴールではありません。
MEO改善 STEP 2
変更したカテゴリに対応したキーワードを口コミに盛り込む
Googleはカテゴリだけでなく、口コミ文中のキーワードも関連性の判断に使います。たとえば「眼科医」カテゴリに変更したなら、「コンタクト処方」「視力検査」「ドライアイ」といった具体的な言葉が口コミに含まれていると、カテゴリとの相乗効果でさらに関連性スコアが上がります。口コミ依頼の際は、QRコードと合わせて「書いてほしいポイントの例」を案内する仕組みを整えましょう。
⚠️ よくある失敗:「良かったです」「また来ます」といった内容の薄い口コミばかり集まっても、キーワードシグナルとしては弱い。誘導のしかたに工夫が必要。
MEO改善 STEP 3
GBPの投稿・属性をカテゴリと一致させる
変更したカテゴリに関連するサービスの投稿(週3回以上)と、属性入力(例:眼科なら「コンタクトレンズ処方あり」「駐車場あり」など)を揃えることで、Googleへの一貫したシグナル発信になります。カテゴリ・口コミ・投稿・属性がすべて同じ方向を向いているとき、順位への影響が最も大きくなります。
⚠️ よくある失敗:カテゴリは変えたが投稿内容がカテゴリと無関係な雑多な情報ばかり、というケース。GBP全体で「この店は何屋か」をGoogleに一貫して伝えることが重要。
まとめ:カテゴリは「最も安く・最も速く」順位に影響できる設定項目
Googleマップのカテゴリ設定は、費用ゼロ・今日からできる施策でありながら、順位への影響度は非常に高い項目です。眼科では問い合わせ+1,875%、葬儀社では売上+297%という実例が示すように、土台が整ってはじめて他の施策が活きてきます。
見直しの手順はシンプルです。①競合上位3店舗のカテゴリを確認する、②自分のメインカテゴリを最も具体的な業種に変更する、③追加カテゴリで提供サービスを網羅する——この3ステップを今週中に実行してみてください。
「自分のカテゴリ設定が正しいのか、競合と比べてどこが弱いのか、プロの目で一度見てほしい」という方は、無料のMEOオンライン面談をご活用ください。現状のGBPを確認しながら、具体的な改善ポイントをお伝えします。
「カテゴリを変えることは、Googleに対して『私はこういう店です』と正しく自己紹介することです。自己紹介が間違っていたら、どんなに良い商品も伝わらない。まず正しく名乗ることから始めましょう」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・MEO集客大全)
ぜひ、参考にしてみてください。
📩 MEO無料診断・オンライン面談のお申し込みはこちら
https://haward-joyman.com/aimeo
Googleビジネスプロフィールの現状を無料で診断し、カテゴリ設定を含むMEO改善の優先順位をお伝えします。
営業時間:月〜金 10:00〜12:00 / 13:00〜15:00(土日祝休)
アクセス:静岡県静岡市清水区巴町6-22(新清水駅徒歩1分)