「せっかくGoogleビジネスプロフィール(GBP)を更新しているのに、なぜか順位が上がらない」
「口コミも増えてきたのに、ライバル店に負け続けている」
「投稿は週3回しているのに、表示回数が減ってきた気がする……」
こういったお声を、経営者の皆さんから本当によくいただきます。MEO対策(Googleマップでの上位表示対策)に真面目に取り組んでいるのに、なぜか成果が出ない。その原因の一つとして、意外と見落とされがちなのが「GBPの中に書いてはいけないNGワード・NG表現が混入している」という問題です。
今回の記事では、実際に私のもとに相談をくださった経営者の皆さんのケースをもとに、「これを書いたせいで順位が落ちていた」というNGワードと、その修正方法を具体的にお伝えします。
📋 この記事でわかること
- Googleビジネスプロフィールで使ってはいけないNGワードの具体例と理由
- NGワードが順位に与える実際の影響(お客様の事例つき)
- 正しいビジネス名・説明文・投稿の書き方のポイント
- NGワードを取り除いた後にやるべき3つの改善アクション
こんな方におすすめ
- ✅ GBPを運用しているが順位が伸び悩んでいる店舗オーナーの方
- ✅ ビジネス名や説明文に何を書けばいいか迷っている方
- ✅ Googleから「ガイドライン違反」の警告を受けたことがある方
- ✅ 投稿やQ&Aを活用しているのに効果を感じられない方
- ✅ 競合店がなぜ上位に表示されているか分析したい方
「ビジネス名にキーワードを詰め込みすぎ」が一番多い失敗
「〇〇整骨院|静岡市清水区・交通事故・腰痛・肩こり・むちうち専門」
……実際に、こんなビジネス名で登録されていたお客様がいらっしゃいました。整骨院の院長先生からご相談をいただいたとき、GBPのビジネス名欄を見て思わず「これは危ないですね」とお伝えしました。
Googleのガイドラインでは、ビジネス名欄には「実際の店舗の看板に書いてある名前」だけを入力するよう定められています。 狙ったキーワードを詰め込む行為は「キーワードスタッフィング」と呼ばれ、Googleがペナルティの対象として明示しているNGパターンです。
よくあるNGパターンをまとめると、こちらになります。
❌ NG例(ビジネス名欄)
- 「〇〇カフェ|ランチ・テイクアウト・静岡駅徒歩3分」のようにキャッチコピーや説明を追加する
- 「No.1」「最安値」「地域一番」などの優位性主張を入れる
- 「駅近」「24時間」「予約不要」などの営業情報を付け足す
✅ 正しいビジネス名の書き方
- 実際の看板・名刺・レシートに印字されている正式名称のみを入力する
- 追加したいキーワードは「ビジネス説明文」や「投稿」欄で自然に盛り込む
- 法人名と屋号が異なる場合は、お客様が呼ぶ通称(屋号)を優先する
この整骨院のケースでは、ビジネス名を正式名称のみに修正した後、説明文と投稿で「腰痛」「交通事故」「むちうち」などのキーワードを自然な文章で盛り込む運用に切り替えました。結果として、6ヶ月で売上+158%・問い合わせ件数+960%という成果につながっています。
「説明文にNGワードが潜んでいる」チェック方法
ビジネス名の次に問題が起きやすいのが「ビジネスの説明文」欄です。ここは750文字まで書けるので、つい何でも詰め込みたくなる場所なのですが、実はGoogleが明確に禁止している表現があります。
チェックポイント①:割引・セール・価格訴求ワード
「今なら〇〇円OFF」「期間限定セール中」「他店より安い」「最安値保証」といった表現は、説明文欄への記載が禁止されています。これらは「投稿」機能(オファー投稿)を使って発信するのが正しい方法です。
✅ ポイント:割引情報は説明文ではなくオファー投稿(有効期限つき)に移し、説明文には店舗の「強み・雰囲気・専門性」を書くことに専念しましょう。
チェックポイント②:根拠のない優位性を示すワード
「地域No.1」「県内最大」「日本一の〇〇」といった表現は、第三者機関による認定や公的なデータの裏付けがない限り、Googleのポリシー違反になります。口コミ件数が実際に地域トップであっても、それを自称してはいけません。
✅ ポイント:「おかげさまで口コミ〇〇件突破」「地元のお客様に支えられて創業〇〇年」のように、事実ベースで謙虚に表現することで信頼性も高まります。
チェックポイント③:電話番号・URLの重複記載
説明文の中に電話番号やWebサイトのURLを記載する行為もNGです。GBPには専用の「電話番号」「ウェブサイト」欄が別途あるため、説明文に書く必要はなく、むしろ重複情報として評価を下げる原因になります。
✅ ポイント:説明文はあくまで「店舗の魅力・特徴・提供する価値」を伝える文章専用の欄と割り切って使いましょう。
✓ ここまでのポイント
- ビジネス名欄にはキーワードや説明を追記せず、正式名称のみを入力する
- 説明文にはセール・価格・No.1・電話番号などのNGワードを含めない
- 割引情報はオファー投稿、連絡先は専用欄に分けて管理するのが基本ルール
「投稿・Q&Aにも地雷がある」知らなかったでは済まない表現
「週3回投稿を続けていたのに、ある日突然プロフィールが停止になってしまって。何がいけなかったのか全然わからなかったです。ジョイマンさんに診断してもらって初めて、投稿文の中にNGワードが混じっていたことがわかりました」
飲食店オーナー(40代・男性)/居酒屋 8ヶ月でMEO対策に取り組み、売上+222%達成
このオーナーのケースでは、投稿文の中に「〇月〇日まで飲み放題が半額!今すぐ予約を!」という表現が繰り返し含まれていました。投稿そのものは問題ないのですが、「今すぐ」「急いで」「残り〇席」のような過度に緊急性を煽る表現が複数回続くと、Googleのシステムがスパム判定を行うことがあります。
また、Q&A(よくある質問)欄を自作自演で埋めていた方も多くいらっしゃいます。これはガイドライン上グレーゾーンとされており、運用方法によってはGBP全体の評価を下げるリスクがあります。
投稿・Q&AでのよくあるNG表現はこちらです。
❌ NG例(投稿・Q&A)
- 「今すぐ電話を!残席あとわずか!」などの過度な煽り表現
- 「他のどこよりも安い」「競合と比べてダントツ」といった比較優位の断言
- 電話番号・LINE ID・外部URLを不自然に羅列する
- 同一内容の投稿を短期間に繰り返す(コピペ投稿)
✅ 正しい投稿の書き方
- 「今週のおすすめメニューはこちらです」「スタッフが厳選した〇〇をご紹介」など、読者に価値を届ける情報発信スタイルにする
- 緊急訴求はオファー投稿機能(期限・条件を明示できる専用フォーマット)を使う
- 投稿ごとにテーマを変え、「商品紹介」「スタッフ紹介」「季節のご挨拶」などバリエーションをつける
「GBPは、Googleが店舗情報の『正確さと誠実さ』を担保しようとして作った仕組みです。だから、派手な宣伝文句よりも、実態を正直に・丁寧に伝える運用の方が、中長期では必ず評価されます。焦って表現を盛ると、かえって信頼を失う。これは21年間コンサルをやってきて、変わらない原則です」
ハワードジョイマン(中小企業診断士・MEO集客大全)
NGワードを取り除いた後にやるべき3つの改善アクション
NGワードの削除は「マイナスをゼロに戻す」作業です。そこからさらに順位を上げるには、正しい情報でGBPを充実させていく必要があります。ポイントは3つあります。
MEO改善 STEP 1
説明文を「お客様が検索するであろう言葉」で自然に書き直す
狙いたいキーワード(例:「静岡市清水区 ランチ」「清水駅近く カフェ」)を、説明文の中に会話文のように自然に盛り込みます。「静岡市清水区でランチをお探しの方に、地元食材を使ったパスタをご提供しています」といった具合です。キーワードを詰め込むのではなく、読んだ人がイメージできる情報として組み込むことが重要です。
⚠️ よくある失敗:「ランチ ランチ 清水区 清水区」のようにキーワードを羅列してしまうケース。自然な文章の流れの中に1回盛り込めば十分です。
MEO改善 STEP 2
写真・口コミ・属性の3点を競合店と比較して上回る
MEOは絶対評価ではなく相対評価です。「地域名+業種」で上位3店舗を調べ、写真枚数・口コミ件数・属性の入力率で競合を上回る計画を立てましょう。写真は50枚以上、口コミは100件・評価4.5★以上が一つの目安です。
⚠️ よくある失敗:自店のGBPだけを見て「十分充実しているはずなのに」と判断してしまうケース。必ず競合と比較して初めて「足りているか」がわかります。
MEO改善 STEP 3
口コミの中に「使いたいキーワード」が自然に入る仕組みを作る
AIが店舗情報を参照する際、口コミの中に含まれるキーワードも重要な判断材料になります。QRコードと一緒に「お気づきの点を教えてください(例:ランチのご感想、駐車場の使いやすさなど)」のような案内を設置すると、狙ったキーワードが含まれる口コミが自然に集まりやすくなります。
⚠️ よくある失敗:「口コミをお願いします」とだけ伝えて、内容を誘導しないケース。何について書いてほしいかの方向性を示すと、キーワードを含んだ具体的なレビューが増えます。
「ヨガスタジオを運営しています。ジョイマンさんのアドバイスでGBPの説明文とビジネス名を整理したところ、6ヶ月で表示回数が+1,281%になりました。それまでは自分なりに頑張って書いていたつもりが、ガイドライン違反スレスレの表現だったとは……正直驚きました」
ヨガスタジオ経営者(30代・女性)/6ヶ月で売上+189%・表示回数+1,281%達成
まとめ:「正直に・丁寧に・継続して」がMEOの王道
GBPのNGワードについて、今回の記事でお伝えしたことを振り返ると——
- ビジネス名には正式名称のみ。キーワードの詰め込みはペナルティの対象になる
- 説明文にはセール・No.1・価格・連絡先など「宣伝色の強いワード」を混入させない
- 投稿・Q&Aでも煽り表現・コピペ・比較優位の断言はGBP全体の評価を落とすリスクがある
- NGワードを取り除いた後は、説明文の書き直し・競合比較・口コミ誘導の3ステップで底上げする
笑人流に言うと、GBPは「自分がどれだけすごいか」を叫ぶ場所ではなく、「あなたのお悩みを解決できますよ」と静かに伝える場所です。派手に盛るより、誠実に・正確に・継続して更新する運用の方が、Googleにもお客様にも信頼されます。
「自分のGBPにNGワードが混じっていないか不安になってきた」という方は、まずは無料診断から始めてみてください。業界経験21年・30業種の支援実績をもとに、現状のGBPを具体的にチェックします。
ぜひ、参考にしてみてください。
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【MEO集客大全】
ハワードジョイマン(中小企業診断士 登録番号:402345)
静岡県静岡市清水区巴町6-22(新清水駅徒歩1分)
営業時間:月〜金 10:00〜12:00 / 13:00〜15:00