開業3年以上。毎月、広告費を払い続けている。
それでも「2回目が来ない」とお感じの、飲食店・美容室・小売店の経営者の方へ。
新規のお客様は、来ています。
それでも利益が残らない理由は、
たった1つです。
これは、集客の方法をお伝えする手紙ではありません。
集客はもう十分やった。それでも、少しも楽にならなかった。
――そう感じている方だけに、読んでいただきたい内容です。
火曜日の、午後7時。
28席のうち、埋まっているのは4席。仕込みの手を止めて、スマートフォンで自分のお店のページを開く。
写真は、3年前のままだ。「そろそろ変えないとな」と思いながら、もう半年が過ぎている。
新規のお客様は、来ている。広告を出しているのだから、当然だ。
ただ、その人たちが2回目に来ることは、ほとんどない。
LINEの友だちは420人。月に一度、今週のおすすめとクーポンを送る。
既読はつく。返信は、来たことがない。
顔と名前が一致する常連さんは、20人ほど。
その数は、3年前から増えていない。
週末は埋まる。だから、なんとかなっている。
もし、この光景に少しでも心当たりがあるなら、この手紙はあなたのために書きました。
数字はお店によって違うでしょう。28席が12席かもしれないし、420人が80人かもしれない。美容室なら、席ではなく予約表の話かもしれません。
それでも、「新規は来ている。でも、2回目が来ない」――この一点だけは、驚くほど多くのお店で共通しています。
ある日、その金額を見てしまう
確定申告の書類を作っていて、手が止まったことはないでしょうか。
広告宣伝費の欄です。
月に7万円。ポータルサイトに5万円、SNS広告に2万円。
毎月払っているときは、痛くない金額でした。
1年分にすると、84万円でした。
去年も、その前も、同じくらい払っています。3年で250万円。
そして来年も、たぶん払います。
止めたら、新規のお客様が来なくなる気がするからです。
「これ、いつまで払うんだろう」
その問いに答えを出さないまま、また今日も、予約サイトの管理画面を開く。
――これが、多くのお店で起きていることです。
まず、いくつあてはまるか数えてください
この先を読むかどうかを決めていただくために、先にお聞きします。
- 新規集客に、毎月3万円以上の費用を払っている
- LINEの友だち、または顧客名簿が100人以上ある
- そのリストに、月1回以上の発信をしていない
- 顔と名前が一致する常連さんはいる。ただし、その数が増えていない
- 値上げを一度はした。でも、二度目が踏み切れない
- 自店の強みを聞かれると、商品やメニューの説明しか出てこない
- 「あの人、最近来ないな」と思ったことがある
- 開業から3年以上が経っている
- 10年後、この街でお店を続けられているか、ふと不安になることがある
3つ以上あてはまった方へ
このまま読み進めてください。
あなたが抱えている問題には、はっきりとした原因があります。そして、その原因はあなたの努力不足ではありません。
2つ以下だった方は、ここで読むのをやめていただいて構いません。この先の内容は、おそらくあなたのお店には必要ないものです。
先に、正直にお伝えしておきます
この手紙の後半で、「哲学」という言葉が出てきます。
その時点で、少し冷めるかもしれません。
世界観だとか、想いだとか、そういうのは若い経営者がやることだ。うちみたいな店には関係ない。――そう思われるかもしれません。
正直に申し上げると、その反応は正しいです。
哲学や理念の話から始まる経営論は、たいてい役に立ちません。現場で仕込みをして、洗い場に立って、明日の発注を考えている人間にとって、抽象的な話は何の助けにもならないからです。
ですから、先に数字の話をします。
それから、もうひとつ。
「時間がない」というお気持ちも、よく分かります。
仕込みがあって、営業があって、片付けがあって、発注がある。3話目まで見て、そのままになっている教材が、あなたのパソコンにもあるはずです。
私も、それを知っています。
だからこそ、この教材は合計1時間33分にまとめてあります。日曜日の午後、1回で終わる長さです。
――では、数字の話から始めます。
これは、あなたのお店だけの問題ではありません
日本フードサービス協会が毎月発表している、外食産業の市場動向調査があります。2026年6月の数字です。
| 2026年6月/前年同月比 | 売上高 | 客数 | 客単価 |
|---|---|---|---|
| 外食産業 全体 | +3.3% | +0.8% | +2.4% |
| パブ・居酒屋 | ▲0.1% | ▲0.1% | ±0.0% |
出典:日本フードサービス協会「外食産業市場動向調査」2026年6月度
外食産業全体は、売上を伸ばしています。しかもその伸びの大半は、客数ではなく客単価から来ています。
ところが同じ月、居酒屋業態だけが、売上も客数も客単価も、ほとんど動いていません。
そして、その結果が倒産件数に出ています。
2026年上半期の居酒屋倒産 118件
1989年以降で過去最多。上半期として初めて100件を超えました。
原因の88.9%が「販売不振」。そして倒産した店の97.4%が、従業員10名未満の小さなお店です。
出典:東京商工リサーチ「2026年上半期『飲食業』倒産」「『居酒屋』倒産 過去最多」
コストのほうも見ておきましょう。
- 最低賃金は、2023年度の全国平均1,004円から、2026年度の目安1,176円へ。3年で17.1%上がりました(厚生労働省 中央最低賃金審議会)
- 食品の値上げは、2026年8月時点で年内累計18,347品目。5年連続で年1万品目を超えています(帝国データバンク)
- 商圏の人口は、2020年を100とすると2035年に92.5、2050年に83.0(国立社会保障・人口問題研究所)
人口20万人の街なら、10年でおよそ1万5千人が消える計算です。しかもこれは全国平均で、地方都市はこれより速く減ります。
お客様が減ったから、苦しいのではありません。
値上げが通る店と、通らない店に分かれただけです。
あなたが怠けていたわけでも、腕が落ちたわけでもありません。
ただ、やるべきことの順番が、逆だっただけなのです。
お店が苦しくなるとき、
ほとんどの経営者が「3つの誤診」をします
病気と同じで、診断を間違えると、どんなに一生懸命に薬を飲んでも治りません。
むしろ、間違った薬を飲み続けるぶん、体は弱っていきます。
誤診①「お客様が減ったから、苦しい」
これは違います。
先ほどの数字をもう一度ご覧ください。外食産業全体は、客数が+0.8%。ほとんど増えていません。
それでも売上が+3.3%伸びているのは、客単価が+2.4%上がっているからです。
つまり業界全体として、「客数を増やす競争」はすでに終わっているのです。今行われているのは、値上げを通せるかどうかの競争です。
そして居酒屋業態の客単価は、±0.0%。
――苦しさの原因は、客数ではありません。価格を上げられないことです。
誤診②「あのお客様は、うちに不満があって来なくなった」
これも違います。
お客様は、嫌いになって来なくなるのではありません。
忘れて、来なくなるのです。
おとといの夕飯を、思い出せますか。
――ほとんどの方が、すぐには出てこないはずです。
お客様も同じです。あなたのお店のことを、悪く思っているわけではありません。ただ、行くきっかけがないまま、日々が過ぎているだけです。
来店の周期が30日から40日に延びるだけで、年間の来店回数は12回から9回に減ります。
お客様は「1人減った」のではなく、「1人あたり3回分減った」のです。これが、静かに効いてきます。
誤診③「広告をやめれば、楽になる」
これが、いちばん多い誤診かもしれません。
「ポータルサイトへの掲載をやめたい」と考えたことは、きっとあると思います。
けれど、やめられない。やめたら新規が消えるからです。
そして残念ながら、ポータルサイトが弱っていく気配はありません。
ある大手グルメサイトの2025年3月期の売上高は335億円、前年比プラス20.2%で過去最高。掲載店舗数は87万店に達しています。
入口を止めることでは、広告費は減らせないのです。
減らす方法はひとつだけあります。
出口――つまり、来てくれた人がまた来る仕組み――をつくることです。
3つの誤診をまとめると
- 苦しいのは客数ではなく、単価が上げられないから
- お客様は嫌いになったのではなく、忘れただけ
- 広告費は入口を止めても減らない。出口を作るしかない
この3つを正しく診断し直すと、やるべきことの順番が、はっきりと見えてきます。
改善には、正しい順番があります
お店を良くするためにやれることは、6つあります。
そして、取り組む順番が決まっています。
| 順番 | やること | なぜこの位置なのか |
|---|---|---|
| ① | 客単価の改善 | 今日来ているお客様に対して行う。費用ゼロ、今日から、すぐ売上に反映される |
| ② | 購入率の改善 | 入店したのに何も買わずに帰る人を減らす |
| ③ | 再来店対策 | もっとも累計利益に直結する。ここが「出口」 |
| ④ | 入店率の改善 | 店前まで来て入らない人を取り込む |
| ⑤ | 失客対策 | しばらく来ていない人を呼び戻す |
| ⑥ | 新規集客 | いちばん最後。①〜⑤が整っていないと、新規客は定着しないから |
ここで、少し思い出してみてください。
去年、あなたがいちばん時間とお金を使ったのは、この6つのうち何番でしたか。
おそらく、⑥だったのではないでしょうか。
そして、それが利益に結びつかなかった理由も、この表を見れば分かります。
1人あたりの利益が取れていない状態で客数だけを増やすと、売上は上がっても、利益は下がるからです。
クーポンを増やして客数を戻した月に、売上は前年を超えたのに、通帳の残高が増えていなかった。――もし、そんな経験があるなら、それがまさにこの現象です。
大きな改革は、必要ありません
「5×1×1=5」より、「3×3×3=27」。
ひとつのことを劇的に変えるのは、難しい。けれど、各段階を少しずつ良くするのは、誰にでもできます。
4つの段階をそれぞれ1.3倍にするだけで、1.3×1.3×1.3×1.3=約2.86倍になります。
やるべきなのは大改革ではなく、正しい順番で、小さく直していくことです。
なぜ、あの店に通ってしまうのか
ここからが、この手紙でいちばんお伝えしたい部分です。
あなたがよく行くお店を、思い浮かべてください。
そこは、世界でいちばん美味しいお店でしょうか。いちばん腕のいい美容師でしょうか。
おそらく、違うはずです。もっと美味しい店も、もっと上手な人も、世の中にはいくらでもいます。
では、なぜそこに通っているのか。
お客様がお店に通う理由には、3つの層があります。
商品・サービスの良さ
「美味しかった」「うまく切ってくれた」。最初の来店は、ここから生まれます。
ただし――どんなに美味しいものでも、2度3度食べれば口は慣れます。「このお店でなければ」という必然性には、なりにくいのです。第1層だけで戦うお店は、常に価格競争と品質競争に巻き込まれ続けます。
共感と、親近感
「なぜこの食材を扱うようになったのか」「なぜこのお店をやっているのか」。
その理由を知ったとき、人は「応援したい」と思い始めます。そして、何かひとつでも共通点を見つけた瞬間に、親近感が生まれます。これが、再来店の本当の動機です。
愛着と、帰属感
「このお店の世界観の一部でありたい」。ここまで来たお客様は、自分から友人を連れてきます。
なぜ、コンビニではなくスターバックスでコーヒーを飲むのか。スタバのコーヒーが美味しいからではなく、スタバで飲んでいる自分が好きだからです。
「品揃えが豊富」は、単なる事実です
ある日本酒のお店の店主に、こうお聞きしたことがあります。
「日本酒の品揃えが多いとおっしゃいましたが、なぜ多いんですか?」
「品揃えが豊富」というのは、単なる事実にすぎません。
大事なのは、なぜその酒蔵なのかです。
「この酒蔵さんの考え方が好きで、ここを選んでいるんです」と言われたら、お客様は納得します。
「この土地で採れた野菜を出しているので、同じ水で育った日本酒が合うと思うんです」と言われたら、「この人はすごいな」と思うじゃないですか。
同じ価格、同じ品質のお店が2軒あったとき、お客様はどちらを選ぶか。
――思いが言葉になっているお店を選びます。
そして、そこに惹かれて来るお客様ほど、あなたが得たい適正な価格を、きちんと払ってくれます。
「安ければ何でもいい」という人を、お客様にしたいでしょうか。
おそらく、したくないはずです。利益になりませんし、何より、疲れます。
100人から好かれるお店をやめて、
20人から熱狂的に好かれるお店になる。
安いから選ばれるのではなく、
あなた自身が理由で、選ばれるお店になる。
そのための手順を、3本の動画(合計1時間33分)と、31ページの書き込み式テキストにまとめました。
見て終わる教材ではありません。
視聴が終わったとき、あなたの手元には記入済みのワークシートが残ります。
※ページ下部の詳細へ移動します
増益繁盛クラブ ワークショップ
「顧客の累計利益最大化の実践手法
〜 生涯顧客を育てる 増益繁盛メソッド 〜」
これは、実際に会場で開催されたワークショップを収録したものです。
机上で作った講座ではありません。参加された店主の方との、その場でのやり取りがそのまま入っています。
教材の内容
- 動画3本/合計1時間33分29秒(33分54秒・28分47秒・30分48秒)
- 参加者テキスト 31ページ(ワークシート+理解促進テキスト+Q&A+キーフレーズ集)
- 視聴形式:オンライン視聴(お申し込み後、すぐにご覧いただけます)
Part 1|LTVと、改善の正しい順番
1人のお客様が、生涯でいくら落としてくれるか
月2回×3,000円×5年=36万円。1人のお客様を失ったとき、失われるのは「今日の3,000円」ではなく「36万円」です。この視点の違いが、経営判断のすべてを変えます。
→ 自店の年間LTV・生涯LTVを、数字で言えるようになります掛け算思考と、6段階の正しい順番
なぜ客単価から始めるのか。なぜ新規集客が最後なのか。順番を守ることが利益の源泉になる理由を、具体例で解説します。
→ 明日から何に時間を使うべきか、優先順位が決まりますPart 2|哲学構築 5STEP と、業種別の実践
【核心】自分の人生を掘り起こし、独自の哲学を構築する 5STEP
①掘り起こす ②言語化する ③選別する ④体現・発信する ⑤磨き続ける。
これは考えるワークではありません。すでにあなたの中にあるものを、掘り出す作業です。「なぜこのお店を始めたのか」から始まり、最後に「私のお店の哲学一文」が完成します。
【この教材だけの内容】来てほしくないお客様を、先に決める
理想のお客様から書き始めると、その中に「嫌なお客様」の要素が混ざり込みます。だから順番が逆なのです。
そして――嫌だったという感情は、あなたが大切にしている価値観の裏返しです。この作業をすると、断るべきときに断れるようになり、行動がぶれなくなります。
ジャッキー・チェン構造 ─ 伝わる物語の作り方
「うちにはストーリーなんてない」という方へ。ジャッキー・チェンは、必ず最初に負けます。そこから立ち上がる過程に、感動が生まれる。
Before(うまくいかなかった頃)→ 転機・気づき → After(今)。この3段階だけで、あなたの物語は書けます。新メニューの告知にも、そのまま使えます。
【この教材だけの内容】お客様を「教育する」情報発信
来てほしい振る舞いは、自店のお客様を褒める形で伝える。来てほしくない振る舞いは、他店の事例として伝える。
角を立てずに、客層そのものを入れ替えていく具体的な文面の作法です。
業種別 購買行動チェックシート(飲食店・美容室・小売店)
認知 → 来店前 → 入店 → 注文・カウンセリング → 会計 → 退店後。この流れのどこでお客様が「止まっている」かを特定します。
飲食店・美容室・小売店の3業種分を、テキストに収録しています。
再来店の仕組み ─ LINE 2段階リスト戦略
広告用リスト(反応率3%目標)と、3回以上来店した方の常連用リスト(反応率15〜30%)を分ける。
クーポンだけを送り続けると、割引目的のお客様だけが集まります。何を、誰に、どの頻度で送るのか。3ステップポイントカードの渡し方まで解説します。
Part 3|AI活用と、90日アクションプラン
【実演】AIに、自分のお店と商圏を分析させる
概論ではありません。実際の指示文と出力結果を、画面でお見せします。
- 自店の周辺環境分析(チャンス・脅威・強み・弱み)
- 10年後・20年後の商圏がどうなるかの予測(鳥取県の実例で解説)
- 理想のお客様/お客様にすべきでない人の、行動特徴と言動の書き出し
- 理想のお客様を増やすためのWordPress記事の生成(予約導線つき)
- 90日プランの策定(「割ける時間は週3時間」と条件を伝える方法まで)
90日間 3フェーズ設計と、「今週月曜日にやる1つのこと」
1〜30日は客単価。31〜60日は再来店の仕組み。61〜90日は集客の本格稼働。
そして最後に、今週の月曜日に何をするかを、1つだけ決めていただきます。「売上を上げる」ではなく「POPを3枚書く」のように、コントロールできる行動で。
たとえば、こんな90日になります
※以下は、この教材の内容をもとに構成した想定の経過です。実在の受講者の体験談ではありません。
4日目 ── 最初の問いに、答えられない
テキストを開くと、最初の問いはこれです。
「なぜ、このお店を始めたのですか?」
ペンが止まります。7年やってきて、この質問に答えたことが、一度もなかったからです。
10分ほどしてから、書きます。
「勤めていた店で、常連さんに『お前が独立したら通うよ』と言われたから」
書いてから、その人のことを思い出します。
開店から半年は、本当に毎週来てくれました。今は、もう来ていません。
20日目 ── 6倍の差に、気づく
いちばん手が止まるのは、「来てほしくないお客様」の欄です。
お客様を選ぶなんて、と思う。1人減れば、その分売上が減る。
それでも書きます。「開店直後に来て、閉店まで粘る人」「予約時間に30分遅れて、当たり前の顔をする人」「まずクーポンの有無を聞く人」
書き終えて、気づきます。3つとも、去年の自分が笑顔で受け入れていたお客様でした。
次に、LTVを計算します。年2回来店、客単価4,500円。1人あたり年間9,000円。
常連さんは月1回。年12回で54,000円。
――6倍でした。
21日目 ── 送信ボタンの前で、指が止まる
市場で仕入れた魚の写真を撮って、生まれて初めて、LINEにこう書きます。
「この魚を扱っている理由があります。独立するときにいちばん最初に頭を下げたのが、この仲買さんでした。当時は誰も相手にしてくれなかったんですが、この人だけが『やってみろ』と言ってくれて――」
送信ボタンの前で、指が止まります。
こんな個人的な話を送って、引かれないだろうか。自分語りをする店主だと思われないだろうか。420人のうち、何人がブロックするだろうか。
目をつぶって、送ります。
10分後、返信が1件。
「知らなかったです。今度その話、聞かせてください」
420人のうちの、1人。
それでも、7年間で初めての返信でした。
45日目 ── 常連さんが、1人離れる
コースの価格を、4,500円から5,000円に上げます。
メニューブックの冒頭に、あの仲買さんの話を1ページ入れます。
最初の週、常連さんの1人が言います。
「あれ、高くなった?」
「はい。上げました」と答える。心臓が鳴っています。
その人は、それきり来なくなりました。7年、通ってくれた人でした。
眠れない夜が続きます。やっぱり間違えたんじゃないか。元に戻そうか。あと2人離れたら、値上げ前より売上が下がる。
その週の金曜日。別の常連さんが、メニューブックを開いたまま、こう言います。
「これ、読んだよ。……こういう店だったんだね」
この45日目を、正直に書いておきます
お客様を選ぶということは、誰かに選ばれなくなるということです。
1人が離れて、19人が残る。そして残った人との関係が、以前より深くなる。それがこの手法の正体です。
「誰も失わずに、全員に好かれたまま利益だけが増える」――そういう方法をお探しなら、この教材はお役に立てません。
60日目 ── 7年間、一度も聞かれなかった質問
カウンターに座った初めてのお客様が、日本酒のリストを見て言います。
「これ、なんでこの蔵ばっかりなんですか?」
7年間、一度も聞かれたことのない質問でした。
そして、答えられる準備が、初めてできていました。
LINEに「あなたの春の楽しみは何ですか?」と送ってみると、11件の返信。そのうち3人が、その週に来店します。
火曜日の夜、カウンターが埋まります。
会計のとき、常連さんが言います。「また来ます」
いつも言われている言葉のはずでした。その日は、違って聞こえました。
※ページ下部の詳細へ移動します
1時間33分と、31ページの書き込みで
変わること
| いまの状態 | 視聴後(ワーク記入済み)の状態 |
|---|---|
| 強みを聞かれると、商品の説明しかできない | 「誰の、どんな問題を解決するお店か」が一文で言える |
| 客層を選べず、値引き要求にも気を遣っている | 来てほしい人/来なくていい人が言葉で決まり、断る基準がある |
| 1人のお客様の価値を、今日の会計金額で見ている | 年間LTV・生涯LTVを把握し、失客1人の損失額が言える |
| 売上目標はあるが、必要な顧客数が分からない | 目標売上から、必要なLINE友だち数が逆算できている |
| LINEは業務連絡とクーポンだけ | 人となりが伝わる参加型の配信ができ、送るネタが尽きない |
| やることが多すぎて、何も始まらない | 90日の計画と、今週月曜にやる1つの行動が決まっている |
| AIに、漠然とした不安がある | 商圏分析・客層分析・記事作成にAIを使いこなせている |
お約束できるのは、売上の金額ではありません。
90日後、次の90日を自分で設計できるようになっている――この状態です。
この教材をお届けする人間について
ハワード・ジョイマン
店舗利益最大化コンサルタント/コピーライター
中小企業診断士(経済産業省登録番号 402345)
有限会社 繁盛店研究所 取締役/株式会社 繁盛店研究出版 代表取締役
会員制コンサルティングサポート「増益繁盛クラブ」主宰
1975年、静岡県清水市(現・静岡市清水区)生まれ。自営業の家に生まれ、親戚一同も商売をしていたため、小さい頃から店の受付台に立って育ちました。
大学入学と同時に、お笑い芸人としての活動を始めます。
――そのさなか、急性膵炎で父が急死しました。
大学卒業後、清水市役所に奉職。
在職中に中小企業診断士の勉強を始めます。昼は市役所で働き、夜は受験勉強。週末は現場経験を積むため、無給でイタリアンレストランの厨房に立ちました。
合格まで、6年かかりました。
資格取得を機に、7年目で市役所を退職。有限会社繁盛店研究所を設立します。
そこから始めたのが、お笑い芸人時代に身につけた思考法や漫才の手法を、小売店・飲食店・美容室・整体院の販促に応用するという、当時は誰もやっていないやり方でした。
専門用語を使わないメールマガジンは読者総数1万人を超え、会員制サポート「増益繁盛クラブ」には、北海道から沖縄まで、そしてアメリカからも参加される方がいます。コンサルタントが読む専門誌『企業診断』からも連載を依頼されました。
――なぜ、こんな話をしたか。
この教材でお伝えする物語の作り方は、Before(うまくいかなかった頃)→ 転機 → After(今)という3段階です。
いま読んでいただいたのが、まさにその型で書いた文章です。
特別な才能の話ではありません。誰にでも、必ずこの3段階があります。
あなたの7年にも、10年にも、あるはずです。
この教材を、買ってはいけない方
この教材の中では、「来てほしくないお客様を、先に決めてください」とお伝えしています。
それを言っている以上、私自身がここで実行しないわけにはいきません。
次のいずれかに当てはまる方は、お申し込みをお控えください
- 開業前・開業1年未満の方
まだ新規集客そのものが課題の段階です。この教材は「お客様は来ている」ことを前提にしています - 今日の売上を明日つくる、即効性のテクニックだけをお探しの方
この教材は「新規集客は最後」とお伝えします。ご期待と正反対です - 大手チェーンにお勤めで、店舗ごとの個性を出す裁量がない方
哲学を言語化しても、実行できる立場になければ意味がありません - EC専業・BtoB専業で、対面の接客機会がない方
「AIに置き換えられないリアルの接触」が、この教材の核だからです - ワークシートに書き込むつもりのない方
見るだけでは、価値が出ない構造になっています
そして、この教材では解決できないこと
誠実にお伝えしておきます。次のお悩みには、この教材は答えられません。
- 人手不足・採用(アルバイトが集まらない、時給を上げられない)
- 資金繰り・借入返済(財務のご相談は、専門家の領域です)
- 業態転換の具体設計(原価計算・オペレーション・許認可)
- 事業承継の手続き
また、「広告をやめる方法」もお伝えしません。
お伝えするのは、広告に頼る比率を下げていく方法です。ここは混同されないよう、はっきり申し上げておきます。
この教材は、こういう方のために作りました
- 毎月の広告費を払い続けていて、「いつまで払うんだろう」と思ったことがある方
- LINEの友だちや顧客名簿を持っているのに、何を送ればいいか分からず、持て余している方
- クーポン目当てのお客様に疲れ、もう安さで選ばれたくないと思っている方
- 値上げをしたいが、常連さんが離れるのが怖くて踏み切れない方
- 自店の強みを聞かれたとき、言葉に詰まってしまう方
- 10年後、この街でお店を続けられているか、ふと不安になる方
- そして――集客はもう十分やった。それでも楽にならなかった、という方
お申し込みのご案内
お届けするもの
- 収録動画 3本/合計1時間33分29秒(オンライン視聴)
- 参加者テキスト 31ページ(ワークシート/理解促進テキスト/挫折パターンQ&A/キーフレーズ集)
お申し込みの方への3つの特典
AI指示文(プロンプト)集 全22本(A4・24ページ/PDF)
Part 3で使用した指示文を、コピーしてそのまま使える形でお渡しします。自店をAIに理解させる方法から、商圏の10年後予測、理想のお客様・そうでない方の行動特徴の書き出し、記事の生成、90日プランの策定まで。この特典だけでも、十分に元が取れる内容です。
記入用ワークシート(A4・20ページ/印刷用PDF)
ワーク部分だけを抜き出した、印刷して書き込める形式。哲学構築5STEP、来てほしい人・来なくていい人の選別、LTV計算と目標売上の逆算、業種別(飲食店・美容室・小売店)の購買行動チェックシート、再来店の仕組みチェック、90日アクションプランまで、6枚に収めました。
さらに、90日後のふりかえりシートを独自に追加しています。哲学は一度で完成しません。何度でも印刷して、書き直してください。
キーフレーズ集カード
「おとといの夕飯を思い出せますか」「言語化するからお金が取れる」など、繰り返し口にしたい言葉を1枚に。レジ横や事務所に貼ってお使いください。
これは本来、13時30分から17時まで、半日を拘束してご参加いただくワークショップです。
会場までの移動時間と、その日の営業を休む機会損失を考えれば、参加のハードルは決して低くありません。
今回は、そのワークショップをご自宅・お店で、好きな時間に視聴できる形でご提供します。
24,000円(税込)
クレジットカード決済/銀行振込がご利用いただけます。
初月 100円(税込)
2か月目 11,950円(税込)/ 3か月目 11,950円(税込)
お支払い総額 24,000円(税込・一括払いと同額)
クレジットカード決済のみとなります。
まず100円で始めていただけるプランをご用意したのは、理由があります。
この教材でお伝えしていることの一つが、「準備を整えてからやろうと思わないでください」ということだからです。
やるかどうかを何週間も考えているうちに、季節が変わり、繁忙期が来て、また同じ場所に立っている。――それが、いちばんもったいない。
まず1時間33分を見て、テキストの最初の1行を書く。そこから始めていただければと思います。
この教材は、2つの方法でご覧いただけます
この教材は、増益繁盛クラブ ゴールドクラスの会員サイトでもご覧いただけます。お申し込みの前に、先にお伝えしておきます。
買い切りで購入する(24,000円・税込)
この教材だけをお求めいただけます。期限はありません。ずっとご覧いただけます。
増益繁盛クラブ ゴールドクラスに参加する(初月980円)
この教材を含む155本のセミナーを視聴できます。2ヶ月目から月9,800円(税込)。ただしご覧いただけるのは、ご在籍中のあいだだけです。
この教材を繰り返し見返したい方は買い切りを、幅広く学びたい方はクラブをお選びください。増益繁盛クラブの詳細を見る
お申し込み後、すぐに動画とテキストをご覧いただけます。
よくいただくご質問
正直、勉強する時間がありません。
合計1時間33分です。日曜日の午後、1回で終わります。
そして、この教材が最初に決めていただくのは「今週月曜日にやる、たった1つのこと」です。所要10分の行動から始めていただいて構いません。
テキストにはこう書いてあります。「時間がないから勉強できないのではなく、勉強しないから時間がないのです」
哲学とか世界観というのは、結局、精神論ではないですか。
そう思われるのは当然です。だから、この教材では哲学の話を「数字」に接続します。
LTVの計算、目標売上から必要なLINE友だち数を逆算する式、90日の3フェーズ設計。言語化した哲学が、どの数字を動かすのかまでを扱います。
精神論として終わらせないために、順番を「数字が先、哲学が後」にしてあります。
90日で、本当に成果が出ますか。
売上がいくらになる、というお約束はいたしません。それは私がコントロールできることではないからです。
この教材がお約束するのは、90日後に「行動が完了している」状態です。哲学一文が書けていて、自店のLTVが数字で分かっていて、次の90日を自分で設計できるようになっている。
教材の中でも「コントロールできないことを目標にするから達成できない」とお伝えしています。私自身が、それを守ります。
うちは美容室(小売店)ですが、飲食店向けの内容ではないですか。
テキストには飲食店・美容室・小売店の3業種分の購買行動フローとチェック項目を収録しています。
動画内の対話事例は飲食店が中心ですので、その点は正直にお伝えしておきます。ただし、美容室の事例(技術の記事より、飼っている猫の記事のほうが反響があった話)は、この教材の中でも特に多くの方の反応が大きい部分です。
小さな個人店でも、意味がありますか。
むしろ、小さなお店ほど重要です。
少ないお客様の数で利益を最大化する必要があるからです。スタッフがいなくても、POPを1枚書く、LINEを1通送る、ポイントカードを渡す――これらは全部、お一人でできます。
AIは使ったことがありません。難しくないですか。
動画の中で、実際の指示文と、返ってきた出力をそのままお見せします。特典としてお渡しする「AI指示文集」を、コピーして貼り付けていただくだけです。
「書き出すのが苦手な方は、AIに手伝ってもらってください」――そのためのAIです。
分割払いを選んだ場合、教材はいつ見られますか。
一括払いと同じく、お申し込み後すぐにご覧いただけます。初月100円の時点で、動画3本とテキスト31ページ、3つの特典すべてをお渡しします。
お申し込み後、すぐに動画とテキストをご覧いただけます。
最後に、3つの道をお見せします
年商3,360万円、営業利益269万円(利益率8%)のお店が、これから3年間で取りうる道は、大きく3つです。
前提として、食材の仕入単価が年2%、人件費が年5%、その他の固定費が年1%上がるとします。
――これは楽観でも悲観でもなく、この手紙の前半でお示しした、公表統計に基づく数字です。
| 3年後の営業利益 | 1年目 | 2年目 | 3年目 |
|---|---|---|---|
| A|このまま何もしない 価格据え置き・客数は微減 | 164万円 | 57万円 | ▲52万円 |
| B|値引きで客数を維持する 実質5%引き・客数は年2%増 | 63万円 | 22万円 | ▲22万円 |
| C|単価と再来店を改善する 客単価 年4%/延べ来店 年3% | 396万円 | 535万円 | 686万円 |
※一定の前提を置いた試算です。実際の数値をお約束するものではありません。
Aは、何も間違えていません。
それでも、3年で利益が消えます。
そして、いちばん危ないのはBです。
Bの3年目の売上は、3,387万円。今より増えています。
売上が伸びているのに、利益だけが静かに消えていく。数字を見ていない人には、破綻の直前まで異変が見えません。
Cが実現する条件は、極端なものではありません。
客単価を年4%上げること(4,500円が3年後に約5,060円)。そして、来店の頻度を少し上げて、延べ来店数を年3%増やすこと。
新規のお客様を増やす前提は、どこにも入っていません。
この3つのうち、どれを選ぶか。
――選べるのは、それだけです。何もしないことも、Aを選ぶという立派な選択です。
お申し込み後、すぐに動画とテキストをご覧いただけます。
追伸
ここまで読まずに、ここだけご覧になった方のために、要点をまとめます。
- 外食産業全体は客単価+2.4%で伸びているのに、居酒屋業態だけが±0.0%。苦しさの原因は、客数ではなく「値上げが通らないこと」です
- 最低賃金は3年で17.1%上昇、食品値上げは5年連続で年1万品目超。コストは、あなたの努力では止められません
- 止められないものと、変えられるものを分ける。変えられるのは「価格」と「客層」の2つだけです
- そのための手順が、動画1時間33分と、31ページの書き込み式テキストに入っています
一括払い 24,000円(税込)、または初月100円から始められる分割払いをご用意しました。
追伸2
この教材を作った理由は、売上を上げる方法をお教えしたかったからではありません。
7年、10年と続けてこられたお店には、必ず理由があります。
なぜ、その食材なのか。
なぜ、その街だったのか。
なぜ、今日も店を開けているのか。
それを言葉にしていないだけで、お客様には伝わっていないのです。
「これ、なんでこの蔵ばっかりなんですか?」
――そう聞かれたときに、答えられる準備をしておいてほしい。それだけです。
最後に、教材の中でお伝えしている言葉を、そのままお贈りします。
準備を整えてからやろうと、
思わないでください。
すぐできることから、
どんどんやっていくことが大事です。
有限会社 繁盛店研究所/増益繁盛クラブ
中小企業診断士 ハワード・ジョイマン
お申し込み後、すぐに動画とテキストをご覧いただけます。
【本文中の出典】日本フードサービス協会「外食産業市場動向調査」2026年6月度/東京商工リサーチ「2026年上半期『飲食業』倒産」「『居酒屋』倒産 過去最多」/厚生労働省 中央最低賃金審議会 目安答申/帝国データバンク「食品主要195社 価格改定動向調査」2026年8月/国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)」/総務省統計局「家計調査年報 2025年」
※本文中の数値は、上記の公表統計および公表情報に基づくものであり、特定の成果を保証するものではありません。第19章の3年間の試算は、一定の前提を置いたシミュレーションです。「たとえば、こんな90日になります」の記述は、教材内容をもとに構成した想定の経過であり、実在の受講者の体験談ではありません。