2011.08.18

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号数:第219号
【ハワード・ジョイマンの笑人流 圧倒的に楽しく繁盛する方法】
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ハワード・ジョイマンです。

お店が繁盛する上で大切なことは、
『何(商品)を売るかよりも、誰が売るか?』
ということです。

私はラーメンが好きなんで、
色々なラーメン屋さんで食べ歩きします。

美味しいラーメン屋さんもあれば、
そうでないラーメン屋さんもある。

でもね、単に美味いだけのラーメン屋さんは、
その後、行かなくなったりします。

実は、美味い料理って、
3回も食べれば慣れますからね。

もっと、大事なのは、
『誰が売るか』ということです。

過去のメルマガでも配信しましたが
この点を今日は、より詳しくお話しします。

バックナンバー:「何を売るか」ではなく『誰が売るか』
www.haward-joyman.com/step0015.html

なぜ、『誰が売るか』というのが大事かというと、
下記を見比べてください。

(ここから)
当店のラーメンは、利尻昆布、さば節、アゴを始め、
15種類の素材を使い、極上のスープを作っております。
(ここまで)

よくある感じのPR文章ですよね。

でも、良く考えてください。
単に素材アピールだけだったら、
他のお店で16種類、17種類、はてさて30種類の素材で
スープを作ったラーメンが提供されたらどうでしょうか?

素材にひかれてお店にやってきたお客さんは、
結局、そちらのお店に行ってしまいます。

なぜなら、素材をアピールすることで、
来店を促していたからなんですね。

『ではどうしたら良いか?』
というと、『商品を売る』のではなく、
『誰が売るか』が重要ということなんです。

この店主が、なぜ数ある素材の中から
この15種類の素材を選んだのか?

必ず理由があるはずですし、
一杯のラーメンにたどり着く経緯があるはずです。

もしかしたら、
小さい頃に作ってもらった母ちゃんのラーメン。

これがこの人の味の原点になっているかもしれません。

だから、自分自身がラーメン屋を開いた理由、経緯、
思いをお客さんに伝えることが重要なのです。

例えば、下記の文章をお読みください。

(ここから)
今から38年前。私がまだ小学生のころ。

うちの母ちゃんは、毎週土曜日になるとラーメンを作ってくれました。
港がすぐ側にあるから煮干を大量に使ったスープ、
海の香りがするラーメンでした。

私はこの母ちゃんのラーメンを食べている時が、
一番幸せでした。

そして、気付けば毎週土曜日になると
クラスの友人が私の家にきて、
母ちゃんのラーメンを笑顔で食べていた。

物心ついた時、自然とラーメン屋をやりたいと思ったのは、
母ちゃんのラーメンがあったからです。

『たった1杯のラーメンで人は幸せになれる
私は、この仕事が大好きです』

今日も、笑顔でラーメンを作っています。
あなたに食べてもらえることに感謝を込めて・・・。

店主 桜井正一
(ここまで)

桜井さんが作っているラーメンの素材は
何か分からない。

でも、この方がラーメンを作る経緯はわかるし、
その思いも伝わる。

食べたくなりませんか?

ここで気付いて欲しいのは、
文章の上手下手ではなく、
あなたがお店をやっている経緯や思いが
必ずあるはずだと思うんです。

『それをお客さんに伝えていますか?』

もしかしたら、開業した当初は、
とりあえず儲かりさえすれば良いと思って始めたかもしれない。

でも、商売をしていく上で、
様々な喜びや失敗、苦悩を経て、
商売と向き合い、今に至る思いや考えがあると思う。

お客さんの笑顔が見たい。
ありがとうって言われたら嬉しい。

そんな思いがあると思うのです。

それを伝えて欲しいのです。

そうすれば、お客さんは
『商品』ではなく、
『あなたのファン』になります。

あなたには無限の価値があるのです。
早くそれに気付いて欲しい。

あなたのお店が地域の方から愛されて
圧倒的に楽しく繁盛することを
応援しています♪

笑人 ハワード・ジョイマン

 

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