美容室

54店舗目 大畠さん|理髪店・美容室(群馬県渋川市)

実際のインタビュー映像もございます。こちらもご覧ください。

群馬県渋川市にある理美容室

地図

- 「オービットヘアデザイン」について、おしえてください

1994年にできた、群馬県渋川市にある理美容室です。男女比は、8:2で、広さは24坪。床屋が12坪で4台、美容が12坪3台です。もともとは母が理容室を始めたのが、私が3歳のときですから1970年です。

- お店がある渋川市は、どんな場所ですか?

人口は約8万人ですが、合併しての8万人なので、渋川市という中心街は5万人弱です。ですから、商圏は広いです。私が以前、県庁所在地である「前橋市」で仕事をしていたので、そこからもお客さんが結構来ますし、そこから散っていった県外の人も結構来てくれます。

- お店の特徴は?

リピーター率は90%。最寄りの駅からクルマでも10分はかかりますから、ほとんどのお客さんは、クルマでお越しになります。

- 男女の客層の特徴は?

男性は30代40代が中心で、”いつまでもかっこよくいてもらいたい”っていうのが、売りですね。かっこよくいるために、抜け毛とかも解決する。ヘアスタイルはもちろんですけど、髪の毛が抜けてヘアスタイルが決まらない、なんてことにならないようなケアの仕方を教えたりもします。まずは髪の毛をしっかり維持して、5年でも10年でもそのままでいるような状況を作って、そのうえでヘアスタイルを提案していくっていう形です。

美容室の方も、同じですね。客層がちょっと上で40代後半から50代ですから、白髪や抜け毛、ツヤなどをケアするのが特徴ですね。それをしっかりお客さんに提案しながら、いつもピカピカできれいなヘアスタイルでいましょうっていう感じですね。

前職をクビになり、独立開業

- 独立開業前に至った経緯は?

当初は、渋川市内のチェーン店に3年ほど勤めていました。そこでカミさんと知り合いました。
その後、前橋市で5年ほど、勤務したとき、お店をクビになったんです。

- ええ!どういうことですか?

そのお店では、社内恋愛禁止だったんです。結婚することになったので、ふたりともクビ。

当時は、人余りの時代で、スタッフも結構いた時代でしたから。でも、今は普通に険悪な仲ではないですよ。その社長は、おふくろの仲間でもありますし、仲人も引き受けてもらいました。どちらのお店をやめる時も、礼は尽くさなきゃいけないと思い、顧客名簿引っ張ったり、お客さんに声かけたりとかはしないと決めていました。結果的に、お客さん自身が探してくれて来てくれることはありましたけど。それは非常にありがたかったです。

- どのようにして、お客さんを増やしていったのですか?

いわゆるクチコミです。はじめ爆発したのは中学生からでしたね。中学生が口コミで、「あそこに床屋できて、ああいう人がやってるよ」っていって、バンバンきてくれて。中学生から始まって、次はその親が来てくれるようになった。

- 中学生から火が付き始めて・・・。当時中学生だった14歳とか15歳の人は、いま、何歳くらいですか?

23年前の14歳だから、37歳?アラフォーですね(笑) もう、そんな歳ですね(笑)

ずっとつきあってるから、おまえいくつだよって話じゃないですか。「お前いくつになったの?」「いや35っす」「え、もう35?大して変わらないじゃん、俺と」みたいな世界になるわけですよ。もうどの年代っていうのも全部一緒になっちゃってるんで。誰と誰が同級生っていうのもひとくくりになっちゃってわかんなくなっちゃってるんですよね

- 当時、中学生だったお客さんが、まだ来てるわけですよね。商売しながらそういうのを見るっていうのは、どんな気持ちですか?

非常にうれしいですね、やっぱり。

この前は3歳のころから来てた子が、「今度、結婚します!」って来ました。その時は本当に「おお、お前結婚できるのかよ、大丈夫かよ」みたいな。もう親の気分ですよね。大丈夫なのかよって思って、相手は年上だっていうし、なんとかなるだろって感じだったんですけど。3歳の時に前職の前橋市のお客さんだったんですけど、前橋からこっちに通ってくれて。高校生の時とかは、自転車で来てくれたりとか。

- 前橋から渋川まで、自転車でどのくらいかかるんですか?

彼の家は、前橋ICの近くなので、自転車で30分くらいじゃないですかね。ありがたいことです。
長くやってると、とはいえ、たかだか20数年ですけど、本当に、いい時も悪い時も見てますよね。刑務所に入っちゃったやつもいるしね(笑)だから、それこそ、自分もかっこよくいなきゃいけないし、常に前を向いていないといけないなぁと、言い聞かせている部分もありますよね。

奥様には「忙しいと疲れた顔をして、暇だと暗い顔をして、どっちがいいの?」と言われ・・・

- まず始めに、増益繁盛クラブゴールドを受講されました。当時、どんなこと悩んでいましたか?


売り上げですね。売上が上がらない。

スタッフもいるんで、スタッフの給料を稼ぎ出さないといけないっていう意識がやっぱりありますね。スタッフに最低限の暮らしをさせてあげないと、オーナーでいる価値がないって自分で強く思っていて、今以上にもっと稼がなきゃいけないっていうのがありました。そのためには、お客さんにいっぱい来てもらって、売上を上げるしか、なかったんです。

- そのためにどんなことをしていましたか?

技術的な勉強です。自分がうまくなれば、お客さんもばんばん来てくれるんじゃないかとか。昔は競技会とかも出て、勉強に時間を惜しまずやったんですけど・・・。当時は「あそこはうまいよ」で、結構人が来てくれたんですけど長くは続かなくて。「うまい」って何?集客できていないのに、って。

じゃあもっと違うところを磨けばいいんじゃないかと思って、能力開発の勉強をしにわざわざ東京まで行って、結構お金払って、勉強したんですけど、それは目標達成の技術とかだったんで、「目標考えましょう」それには「毎日努力しましょう」とかって言われたんですけど、目標を立てられなかったんですよ、自分の中で。目標達成の技術って、目標を掲げてそこに地味に努力していきましょうっていう感じのだったんですけど、自分は目標を立てるのがすごく苦手なんです。漠然と自分がどうなりたいかを考えるのがすごく苦手で。

お客さんがこないとパソコンを見ながらいろいろ検索して、暗い顔をしてるわけですよ。かみさんには、「忙しいと疲れた顔をしてて、暇だと暗い顔をしてて、どっちがいいの?」っていつも言われるんですね。「忙しかったら喜べばいいじゃない」っていうんですけど、忙しいと疲れるじゃないですか(笑)だけど、暇だと暇で、今度はメンタルやられますから。メンタルやられるほうがつらいんで、もう本当に暗くて。落ちてきた時の自分のメンタルが大変でしたね。

ずーっとパソコンで売り上げがどうの、なにがどうのって検索する状態になるわけですよ。
そこで検索してた時にいつもぱっと出てくるんですよ。「増益増販」みたいな。「ハワードジョイマン・・・怪しいなぁ」と思いながら、半年くらいはスルーしてましたよ、怪しくて。

だけど、ぽちっとおしたら、「これを印刷して読んでください」みたいなのがあって、「この冊子は無料でプレゼントです」っていうのがあって。「まぁ、半年も見てたんだから、そろそろやってみるか!」っていうので、ぽちっと印刷したわけですよ。でも、50枚くらいだと思ってたんですけどね、そしたら400枚くらいあるんですよね。「なんじゃこりゃあ!」って、カミさんも「なにしてんの!?」と。だって半日かかるんですよ、プリントアウトするのに(笑)。「なにやってんの」と。「いやいやなんかこう、なんか冊子くれるっていうから押してみたら、こんなに出てくる」っていう話になって、「騙されてるんじゃないの?」って話になったんですけど、読むと、納得できることがいっぱい書いてあるんですよね。

- 小冊子を読んでみて、いかがでしたか?

3回くらい読んだんですけど、読めば読むほど、自分に当てはまることがやっぱり出てくるんです。
「技術じゃ誰にも負けないぜ」とかいってたのが、だんだん時代が変わってきて、技術が良くたって発信しないことには、誰にもわかってもらえないんだよっていう風に言われたときに、雷がババババーって走ったんです、僕の中で。「そうだよなぁ」って。やっぱ自己満足じゃあ売り上げは上がらないんだよなって。時代が変わってることには気づかなきゃいけないなって。「おれ、時代に乗り遅れてるんだな」ってその時にすごく感じて。

自分を変えるためには、この人に託してみようかな・・・とまでは思わないですけど、非常に怪しかったんで(笑)怪しいけど、言ってることが間違ってないっていうのが一番ですよね。自分に足りないことをドスドス書いてあったんで、「この人の話を聞いてみたいなぁ」「この人のメルマガ読んでみたいなぁ」と感じて。それからメルマガも読むようになって、いてもたってもいられなくなって。ここにいてメルマガ読んでるだけだと非常にフラストレーションがたまるんですね。頭でっかちになっちゃってて、ぜんぜん行動できてない自分が非常に歯がゆくなって。

その前の能力開発で相当金を使ってたんで、カミさんには「もう東京なんか行かないで一生懸命独学でがんばるぜ」って言ってたんですけど、カミさんに頭下げて「ごめん、おれが小遣い出すから、店の経費とか使わないで、こういうプログラムがあるんだけど、これ行かせて」っていうので行ったのが、”店舗利益倍増プログラム”だったんです。今までいろんなことをやりすぎたんで、カミさんを納得してもらうためには、交換条件を出さないと納得してもらえない、そんな感じでしたね。

- 小遣いではなく、お店の経費で受講しなかったのは、なぜですか?

自分で自分に火をつけたほうがいいなって思って、経費使わなかったんです。自分の小遣いでやってるんだから、本気でやらなきゃまずいじゃんって。本当は、本気でお願いすれば経費でなんとでもできちゃうんですけど、それで勉強すると一生懸命やらない気がして・・・。だから東京行って飯食ったりとかも全部自分の小遣いですし、泊りも全部自分の小遣いで出す。その代わり売り上げを挙げてしっかりそれをバックするっていう感覚ですかね。

店舗利益倍増プログラムを受講中、基本クラスからプレミアムクラスにアップグレードした理由

- 途中からプレミアムクラスに変わられましたが、高くないですか?

高いですねぇ。当時、ほんとお金がなくて、基本クラスだけだなって思ってたんですけど、受講仲間ができるんですね。その仲間と、「もっと時間を共有したい」っていうのがすごいあって。今ここでやめちゃうと、また自分の中で不完全燃焼でおわるな、やったつもりになって終わっちゃうなって思ったんで。

あと少し、月に1回東京に行って、仲間と一緒に時間を共有する、ジョイマンさんの話を聞いて自分の中に落とし込みながら動くっていうのを続けたいなって思ったんで。

- プレミアムクラスにアップグレードして、何か変わりましたか?

世界観が変わりました。いや、本当、世界観が変わったんですよ。

- 世界観が変わったとは? 具体的にいうと?

この渋川っていう、ちっちゃいところで一生懸命やる自分しか、自分の中にはないわけですよ。群馬県の中でも、スタッフを育ててお店を出させてるっていうところが、他にあまりなかったんで、ちょっと鼻高々になってたんですよね。スタッフを育てて店を出させることで、俺は業界に貢献しているんだっていう自分がいたんですね。それでもう満足しているところがあったりして。

だけど東京行って勉強しているうちに、そんなことじゃないんだなって。業界に貢献するのも大事だけども、社会に貢献しなきゃいけないんだなぁっていうのが意識が変わっていって。売り上げを出して、人育てていかないと、生きている意味がないなぁって感じる部分があったんです。それまでは、なるべく税金は払わないようにしようとか、経費使って回してこうとしか考えてなかったんですけど、なるべくしっかり利益を出しながら、税金もしっかり払っていくっていう形にするには、じゃあどうするのかなっていう風に変わってきたんです。

あとは、付き合っていく人間も変わってきたんで、意識が全然変わってくるっていうのがありました。
自分が生活しながら付き合っていく人間って、ちっちゃく生きてる人たちが多い。失礼なんですけど、自分の枠の中で生きている人たちが多い。話していても影響されるっていうことがあんまりないし、自分が何かを言って相手が「そうなの!?」っていうことが多かったんで、「何となく俺っていけてるじゃん」って勘違いしてたんですけど、東京行くと、もっともっと頑張っている人がいたりとか、いろいろなやり方があったりとか、本当に打つ手は無限だなぁっていう風に感じたってところですね。この前もここで、ジョイマンさんに教わったことをセミナーっていう形でやったんですけど。

- それは同業者に、ですか?

同業者も、異業者も。縁のある人たちを呼んで、2時間くらいPowerPointを使って、セミナーって形でやったんですけど。最終的には「よかったよ」「勉強になるよ」っていう意見と、「大畠だからできるんだよ」っていう意見になってちゃうんですよね。そうじゃつまらないんですよね。「じゃあやってみようか」っていうやつが増えていかないと、全然業界もよくならないし、一緒に話してても面白くないんですよね。

ジョイマンさんのところで一緒に勉強していた人たちとは、そこがすごく楽しくて。
「こうやろうよ、ああやろうよ」「そういうのいいよね」って乗ってきてくれたりとかして。評価もしてくれるし、今までになかった感情が自分の中で芽生えてくるんですよね。そうやって言い合えるっておもしろいよね、ってすごく感じてる部分があるんですよね。

- そういう時間を共有した仲間とは今でも連絡を?

はい。チラシだすと、チラシをLINEであげて評価してもらったりとか、あとはこんなことやってるんだよ、あんなことやってるんだよっていうことをお互いに挙げて、評価しあったりとかっていう形で。なかなか会えないんで、今は。連絡を取り合って、刺激しあってっていうのがすごくいいなぁって思いますね。向いてる方向が同じなんで、話がダイレクトにつながってるんで、わかりやすいですよね。

効果:売り上げと店販が14か月連続アップ

- 店舗利益倍増プログラムを受講して、売上に、どのような変化がありましたか?

前年比で、売上が122%、店販が197%、客数は108%アップです。売り上げと店販は14か月連続アップしています。客数だけは、去年の8月に一度だけ落としましたけど。

- それは何か意図して?

いや、それは意図してなくて、勝手に落ちちゃったって感じです(笑)

- 8月は閑散期ですか?

いいえ。業界的に、8月は忙しいんです。暑いと髪の毛切りたくなるんで。その代わり9月の客数は122%に伸びたので、ならせばアップしています。もっと早くからアプローチしとけばよかったな、って今になって反省しています。

- 14か月連続ということは、利益倍増プログラムの受講中から、ですか?

はい。去年の5月からですから、2か月目からです。

- なにが変わったのですか?

動きが変わってきましたから。利益倍増プログラムに参加して、「やること」が明確になったんです。というか、宿題がいっぱい出るんで、それをこなしていくと、やることが明確になって、なんとなく売り上げが上がったって感じです(笑)だから自分で何を一生懸命にやったかなぁって思うと、一生懸命に宿題をしていたっていう感覚ですね(笑)

それがかえっていいと思っていて。自分は考えて動くタイプではなくて、あるものに影響されて動いていくタイプなので。宿題を出されればそれに向かって動いていくし、こういうのがいいよって言われてそれに向かっていくパターンで動いてるんで、宿題っていうのが自分の中ではすごく効果的に働いたなって思っています。

- 宿題をこなすのはすごい大変じゃなかったですか?

はい、大変でした。それまでチラシなんて出したことないのに、「いついつまでに、チラシを出してください」っていうんですね。作ってくださいじゃなくて、出してくださいだから、出すにはその前に作り終わって、印刷かけて出さないといけないじゃないですか!チラシを出す前にはまずカミさんを説得しないといけないし、一人でやってればバンバン動けるんですけど、一緒にやってますから。必ず相談しなきゃいけなくて。

で、相談したら、「チラシなんてなんで出すの?そんなお金どこにあるの?」って話になるわけですよね「チラシを出せば、お客さん来てくれるから、それでどうにか賄えるんだよ」って言ったんですけど、でもそれは本当かどうかわからないんで・・・。結果それで賄えたんですけど。

- チラシの製作費は超えたということですか?

ええ、そうです。超えました。その時は、チラシ5万枚くらい配ったんですけど、新規で来てもらったりして13万円の売り上げになりました。チラシで呼んだ新規客がその後リピートしてくれているので、それを含めるともっと売上になっていますね。

- 売上が上がったチラシ以外に、どんな施策をしましたか?

ポップですね。今まであんまりやってなかったですけど、宿題ですから(笑)

そのポップも「商品いくら」みたいなポップしかやってなかったんで。昔は例えばこのシャンプーであれば、”育毛シャンプー””いくら”っていう・・・”育毛シャンプー”なんていうのも書いてなかったですかね。ここにプライスが書いてあっただけですね。だからこれがなんなのかっていうのは、お客さんはわからないまま、プライスだけが置いてあるっていう、感覚だったと思いますね。

あとは、こういう業者が作ってくれたようなやつを置いて・・・今も置いてあるんですけど、読めないですよね、今考えれば。それで、なんとなく、ポップの(を作った)気分になってたってことですよね。

のぼり旗もPOPもかっこ悪い。
でも売上が上がったので、これからも続けます

- そのPOPの効果で、店販が2倍です

そうですね。あとは商品を絞ったっていうのもありますね。ムースとか、整髪料とかいろいろおいてあったんですけど、結局お客様が買ってくれるものって決まってきちゃうんで。お客様が買ってくれるものに集中して、なおかつそれを伝えていくっていうやり方。

- 利益倍増プログラムでやったのは、チラシとPOP、あと他には?

チラシ、ポップ、ホームページの改善、DM、店前看板にのぼり旗、ポータルサイトなどです。ただ、のぼり旗なんて大っ嫌いでした(笑)

- 嫌い?なぜ?

かっこ悪いじゃないですか(笑)

- 「かっこいい」がキーワードでしたね

はい!かっこ悪いから嫌だったんです。POPもかっこ悪いから嫌だったんです。でも、売上が上がったので、これからも続けます(笑)

- ところで、この壁にある動画は何ですか?

これですか?これは、デジタルポップです。ポップだらけになると説明だらけでしつこくなっちゃうんで、商品はこれに流して、視覚で入ってきてもらうようにしています。この中にはスタッフのプライベートの写真とか、孫の写真とか、お客様との会話になりやすいような写真をいれて、お客様に楽しんでもらえるようにしているものです。

あとは「日本一の空気清浄機」って入れたりして、空気清浄機を売ってます。

- 理容室で「空気清浄機」を売ってるんですか??

はい。売れますよ。床屋に来て、空気清浄機を買って行かれます。しかも、1台10万円とか。

まずは興味をもってもらうために、このデジタルポップを活用します。「日本一の空気清浄機」って。すると、それを見たお客さんは、「日本一の空気清浄機ってなに?」って食いついてきます。お客さんが反応するような単語をいっぱい書いておいてます。

今まではこんな関係のないものは置くのもどうかなって思っていたんですけど、お客さんも楽しんでみてくれるんで、成功かなって思っています。

- デジタルポップの内容は、どれくらいの頻度で変えてるんですか?

反応次第ですけど、月に1回くらいですね。場合によっては、もっと短い時もありますし、反応が良ければ長いときもあります。

いっしょに学んでいる仲間がいるから、続けられる

- 通常業務をしながらも、短期間で利益倍増プログラムの宿題をこなすのは、大変だったのでは?

大変でしたよー。でも、そのおかげで14か月連続の売り上げアップですから。

- 一時的にやることは、頑張ればできると思いますが、継続させるのは大変では?続けるためのモチベーションは?

「いっしょに学んでいる仲間」がいたんで、仲間が「こんなことやってます」って出すと、「またこいつこんなことやってるのか!だったら俺もやらなきゃなぁ」って感覚ですよね。一人だったらけっこうきつかったんだと思いますけど、どんどんLINEで発信されてくるんで、発信されてくるのを見ると、負けられないって闘志がわいてくるっていうのがありましたよね。

- 以前は能力開発を受講されても、具体的に何をやったらいいのかわからない、という悩みがあったそうですか、いまは?

今はやることが明確です。もちろん、悩むことはありますけど。

ただ、やることが明確になった分、「これやらなきゃ」「あれやらなきゃ」っていうのが自分の中でぐるぐる回ってるんで、すごく充実した感じがありますね。今は夜寝る前に明日やることを考えて、朝起きてもう一回それをよく考えて、それを書いてポケットの中にしまっておくんです。できたことをチェックしてっていう動きになってるんで、ある程度自分の中でやるべきことを明確にして動いてるっていう意識があるので楽しいですね。

- 先ほど「充実」というキーワードもありましたが、売り上げが上がったことで、気持ちの上での変化は?

そうですね、腐る時間が減ったというか、暗くなってパソコンに向かってる時間が減りましたね(笑)

暗くなってパソコンにしてる時間って検索しかしてないですから、情報を得ることしかしてないんですよね。よくわかんないから検索をしてるんですけど、何を求めているかもよくわからないんで、よさげなものがあると、ずーっと読んでるんですよ。だけど、読んでるだけで一歩を踏み出せないんですよね。今は検索もしますけど、検索してよさそうなところがあったら、携帯にメールで送って、その文章を読みながら自分で解釈を変えながら発信しています。

いろんな人のホームページを見たりしてますけど、「これは自分だったらどういう風に使って、どうやってお客様に発信していこうかな」って想いながら見てるんで、ただ漠然と読んで悩んでいる自分ではなくなってきているんです。その辺は心の充実というか、前向いて動けているなぁっていう感じがありますね。

自分が悩んでいることをちゃんと伝えると、ストレートに答えが返ってくる

- 増益繁盛クラブゴールドも受講なさっていますが、毎月の動画や会報誌はご覧になりますか?

ええ、自宅で見ます。会報誌は、9月号で自分のチラシを添削してもらいましたが、自分がしたことに対しての評価やアドバイスなので、すごく参考になりますね。

- どんな点が参考に?

結局、みんな同じことで悩んでるんです、チラシも。チラシで集客できない、とか、書き方がわからないとか。そこんところがわかりやすく解説されてるんで、「あ、ここを改善すればいいんだな」っていうのがなんとなくわかります。だから、なるべくよさそうなチラシはマネするようにしてます。POPも「このPOPは、いいですよ!」って話になると、そのPOPをなるべくマネしたりとか。

あとは飲食関係とか整体関係とかいろんな業種ありますけど、いいものはいいんで、なるべく真似するっていう。

今まで俺はこういう業界だからって凝り固まってたんですけど、外出ていって感じるのは、どんな業界でもやることは同じなんだなぁっていうこと。お客さんに喜んでもらうためにはどういう言葉がいいのかとか、どういうやり方がいいのか、どういう発信をしたらいいのか、っていうのは結局何の業界でも同じなんだなってすごい感じたんで。

俺は床屋だから、美容室だからって言い訳してたって、結局きてくれるのはお客様ですから。心がうごいて「あそこ行ってみたいな」っていう方が来てくれるんで。そのためにはどうしたらいいのかっていうのが、わかりやすく書いてあるのがすごく参考になってよかった。動画なんかも、めんどくさいんですよ、長くて(笑) 非常に長いんですよ3時間とかなんで。

- 毎月の動画は、すべて見ない?

はい。これジョイマンさんに失礼なんですけど、自分は全部は見ないんですね。そもそも、全部見てたら死んじゃいますから(笑) 全部見ることはもう無理なんです。逆に会費がもったいないよりも、時間がもったいない。それが今の自分にとっては必要ないところまで読んでいる時間があったら、やろうと思っていることに時間を割いて成果を出した方が、費用対効果がいいと思っています。

自分の中で今、悩んでいるもの、こうなりたいっていうものが当たっているものに関しては2回でも3回でも見ますけど。

- 全部見ないと「もったいない」「見なきゃならない」と思っている人が多いと思います。

気持ちはわかります。わかりますけど、時間は有限ですからね。

営業しながら、ポップを書く。チラシを書く。そういう販促もしながら、時間を取らなきゃいけない。そうなったときに、優先順位を決めて動かないと、何もできなくなっちゃうんですね。全部見るとなれば、3時間、4時間かかる。寝る時間を削ることにもなりかねませんからね。

ジョイマンさんに質問するためには、
自分で考えるので頭の中が整理される感じ

- 大畠さんから見て、ジョイマンさんってどんな人ですか?

まず、自分とは全然違ったタイプです。自分は広い視野でもの見て、いろいろ感じて反応しちゃうんですけど、ジョイマンさんはまっすぐ1点を見てると思いますね。よくいえば、これと思ったら、そこにどーんと行ける人だなって感じます。悪く言えば、人のことは一切気にしない人です。「これこうですよね?」っていうと、「あれそうだっけ?」ってなるんですよね(笑)

ただ、自分が悩んでいることをちゃんと伝えると、ストレートに答えが返ってくるんで、非常に頼りになるところがありますね。具体的に聞けば、具体的に返してくれる。逆にこっちの質問が漠然としていると、本当に漠然とした答えしか返ってこないですね。

だから、質問をするのか考えておかなきゃいけない。

初めのうちは「ジョイマンさん、XXXです」と言っても、「その質問の意味が分かりません」って、返ってくるんですよ。だから自分も、多少具体的に言うんですけど、まだ「質問の意味が分かりません」って返ってくるんですね。ですから、もっと具体的に質問すると、「それはこうしてください」って返してくれるんです。これは、非常にありがたいですね。漠然とした質問に対しては、漠然とした答えしか返ってこない。これによって、自分で考えますし、頭の中が整理される感じです。

- 大畠さんがジョイマンさんに会っていなかったら?小冊子、400枚をダウンロードしていなかったら、いま、どんな状態だと思いますか?

正しさばかりを追求して、ずっと自分を責めていたかもしれません。こうあるべきなんだって、スタッフやカミさんに自分の頭の中の小さな思いをしつこく伝えるだけかもしれなかった。うちの理念、「お客様を楽しませるんだよ、元気にするんだよ」っていう理念だけを伝えているだけだったかも。どうしたらその理念が伝わるのかを言えずに、「楽しく帰ってもらおう!」って、ずっと言っていたかもしれませんね。

- いま、売上が伸びずに悩んでいる経営者に、アドバイスをお願いします

今まで自分がそうでしたけど、勝手に全部自分で限界を決めてたんですよね。もう売り上げこんなところだから、とか。場所が悪いからとか。人口が少ないからとか。きっときてくれないだろうとか、こんなことやっても無駄とか。全部自分でやってもいないのに自分で上限を決めちゃってた。

お店の立地も、インターチェンジの側道出たところなので視認性が悪い。誰も気に留めてくれない。だからお客さんが来ないって。だけども、ジョイマンさんに言われて「のぼり旗」を立ててみたら、新規のお客さんが入ってきてくれた。自分の嫌いなことでもやってみないことにはわからないんで、まずは自分を変える勇気をもつ。場所のせいにしてみたって、天候のせいにしてみたりとか、人のせいにしてみたりとかじゃなくって、自分がいかに変われるか。今ここで一歩踏み出せるかっていうのがすごく大事になってくると思うんですよね。

そして、結果出していない自分に聞くよりも、結果出している人に聞いた方が、近道です。時間は有限ですから、早く結果を出すためには、知ってる人に聞く・わかってる人に聞くのが一番いいかなって思う。わかってる人に聞く一歩をどこで踏み出せるかが大事なんでしょうね。自分は、半年ぐちゃぐちゃしてましたから(笑)もう半年早くやってれば、半年早く楽になってたってことですもんね。あー、もったいない。

- 今後の事業展開をお聞かせください

以前は、お店を大きくしたいとか店舗を増やしたいとかあったんですけど。今もう50歳なんで、この10年でいかにお客様を楽しませるか。自分の価値を高めながら、価値をわかってくれる人をどんどん集めるっていう。客単価を挙げて、高額なものでも納得してきてくれる人をどんどん増やして、少ない人数でも利益を出せるようにしていきたいなと思いますね。

- これからゴールドに参加して、新しく出会う方々にエールを

自分は結構頑固だし、あんまり自分を変えたくないっていうのがあるんですけど、なによりも自分を変えて一歩歩んだ結果がこの売り上げだと思うんです。一歩を踏み出せば見るものが変わってくるんで、まずは一歩を踏み出して、見て、売り上げが上がった自分をイメージして、そこにむかって一生懸命勉強していけたら幸せなんじゃないかなぁって思いますね。一緒に勉強していきましょう!

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