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月商600万円のお店と月商200万円のお店。どちらが優秀?

おはようございます。
ハワードジョイマンです。

昨日、売上よりもお店に残る利益を
重視するというお話をしました。

多くの方から
好印象のお返事をいただきました。

多くの人が、売上の幻想に追われ、
売上ばかり意識が向いています。

でも、1カ月働いて月末になると
お店にお金が残ってない現実を目の当たりにして
「え?なんで!?こんなに頑張っているのに!」
ってなっちゃうんですね。

これから数日間にわたり、
「売上高重視」から「利益重視」に意識を変えた経営に変えるると
あなたのお店がどう変わるのか?
なぜ、儲かるお店に変わっていくのか?
お話をいたします。

その為に今日は、
売上重視による経営の弊害というか
なぜ、売上ばかり意識を取られる経営者のお店が
儲からないのか?についてお話しします。

【売上高ばかりに意識を向ける経営者が
 陥りがちな経営上の盲点】

売上高を上げることばかりに意識が向けられると
蓋を開ければ、利益が残ってないという結果になるのですが、
その問題が起きる原因を紐解くことで、
あなたのお店の改善点に気づくはずです。

■間違った経営に進む1段階目
売上高に意識が向けられ利益の視点が落ちると
とにかく売上を上げなくてはという意識が先行します。

■間違った経営に進む2段階目
売上を上げるために客数を増やそうと思います。
※ここまでは当たり前のように思われがちです。

■間違った経営に進む3段階目
ここで意識が売上から客数思考に変わります。
客数を集めるために過度な割引による集客に走ります。

■間違った経営に進む4段階目
過度な割引による集客で見た目の売上は上がります。
事実、お客さんが来るので、お店は賑わいます。
お店の売上も増えます。

■間違った経営にすすむ5段階目
増加したお客さんに対応するため、スタッフ数を増やします。
商品在庫も増やします。

実際、多数のお客さんが来るので、朝から晩まで忙しいです。
1日の営業が終わるころには、体(肉体)も疲れ、
充実感は覚えます。

体に汗をかくので、頑張っている感はすごくします。

■こうしたやり方により起こる症状

症状1
通常料金に戻すと、誰も来なくなります。
怖くて安売り地獄から抜けられなくなります。

症状2
再来店を促そうとしても、同じような割引でないと
お客さんは来ないので、再来店率は低いです。

症状3
価格割引で沢山のお客さんが来るので、
オペレーションが乱れて、クレームも増えます。

症状4
お客さん数の増加に対応するため、在庫量を増やしますが、
全てが均等に売れる訳ではないので、廃棄する在庫がでます。
廃棄ロスがでます。

症状5
人件費が上がります。

症状6
そもそも過度な割引集客をしているので、
お客さん一人から得られる利益は減っています。

症状7
売上高としては確かに伸びています。
しかし、それ以上に人件費や仕入れ費用、廃棄ロスが増える上に、
一人あたりから得られる利益額は減っているので、
売上は伸びても、以前よりお店に利益が残ってない場合が多いです。

月商600万円のお店と月商200万円ででは、
どちらが優秀か?

多くの方は、月商600万円のお店と答えます。
「うちは月商●●万円」と聞くと、
自分のお店より月商が高いと羨ましいと思う人が多いです。

しかし、
月商600万円で利益50万円のお店と
月商200万円で利益50万円のお店とでは
どちらが優秀でしょうか?

明らかに後者の月商200万円で
利益50万円とれているほうが優秀ですよね。

逆に毎月600万円も売らなくては利益50万円を
維持できないなんて、脆弱な経営です。

逆にいえば、月商400万円しか得られなければ
毎月150万円の赤字になる訳です。

高コスト構造です。

だから、売上高ばかりに意識を取られるのは
辞めたほうが良いです。

売上や店舗規模を大きくすることが
もてはやされた時代は終わりました。

利益があって初めて経営が成り立ちます。
利益をとることを前提とした売上の獲得。

こうするとあなたのお店はどう変わるのか?
明日からお話ししますね。

応援しています♪

ハワードジョイマン

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