平均客単価24000円を獲得する美容室のメニュー作りの秘訣

おはようございます
ハワードジョイマンです。

一昨日より、
2店の美容室経営をしている
佐藤さんに夏休み特別企画として
自身の過去の経験から編み出された
「高収益美容室を作る3つのポイント」を
お話ししていただいています。

第1回目の一昨日の記事はこちらです。

「6人ものスタッフが突然退職!?あなたならどうする?」
⇒ haward-joyman.com/?p=5205

第2回目の昨日の記事はこちら
「スタッフ教育って困ったことありませんか?」
⇒ haward-joyman.com/?p=5210

興味のある方だけご確認ください。
それでは佐藤さんどうぞ!

(ここから)
おはようございます。
佐藤ゆうじです。

昨日もお話しした通り、
スタッフ6人が一気に離職し、
月商が900万円から400万円に半減以下になり
大赤字店舗になり、預金通帳から毎月100万円以上が
減っていく事態を招いたのは、、、、

結局、自分自身が原因だと思い、
スタッフへの接し方を変え
スタッフを教育しようという観点から
スタッフの成長を支援しようという観点に
変わっていきました。

そうすることで、
スタッフとの関係も日を追うごとに良くなっていきました。

そうした中、
知人から紹介し貰った
独自の矯正技術による新メニューに対し、
最初は難色を示していたスタッフたちも
それを実際にやっているお店に連れていくことで
スタッフもその効果を実感してくれ、

「ボス!一緒にやりましょう!」
と乗り気になってくれました。

あなた
「縮毛矯正?」
「そんなの今、どこのお店でも価格競争が起きているでしょ」
「今更、縮毛矯正かよ!」

もしかしたら、あなたはこんなことを思ったかもしれません。
確かに、縮毛矯正は全国の美容室で導入されている割合が増え、
価格競争に陥っているお店もあるようです。

しかし、当店では平均利用単価24000円です。
それはちゃんと理由があります。

その施術の仕方は、理屈でなく
子供が見ても明らかに違うことをやっています。

通常、縮毛矯正をやる時は、
180~200度のアイロンを使い、
熱とプレスで矯正することをイメージするはずです。

ところがこの矯正では、
アイロンはまったく使いません!

あなた
「え?アイロンを全く使わない?ウソだろ!」

あなたがこう思うのも無理ありません。
なんせ、私自身がそう思ったのですから、、、

アイロン矯正のいいところは
・1剤の報知タイムが短く、多少軟化不足であっても熱とプレスで矯正ができる
・操作が簡単なのでアシスタントでも矯正できる
・光がきれいに反射するため光沢のある髪に見える
・サラサラした感じは簡単に出せる
ということですよね。

でも、その一方で、
一般的なアイロンによる縮毛矯正では、
こんな問題点も指摘されています。
たとえば、、、、

・数カ月たった時、縮毛の部分と矯正してある部分の境がはっきりでるため
 頭が四角いシルエットになる

・真っ直ぐ飽きたからパーマをかけたいがカールが出ない。

・「かかった!」と思ったら癖が戻ってしまったようなうねりが出ただけ

・カラーの色味やレベルがコントロールできず時にはムラになる

・全体的にぺちゃんこ

・針金のように真っ直ぐで不自然

・立ち上がりにボリュームが死ぬため、前髪は額に張り付く

・ブローしても毛先どころか丸みが出ない

「これは何が原因で起こっているか知っていますか?」

実は、世の中にこれだけ縮毛矯正のメニューが普及しているのにもかかわらず
この原因を知らない美容師があまりに多いことに驚かされます

私は、安易に飛びつくのではなく、
こうしたことを学ぶため1から学びました。

資金繰りは大変でしたが、
安易に飛びついてこれ以上失敗するのは許されなかったからです。

しかし、当時、縮毛矯正(アイロン矯正)は
お客さんにも認知され始め、
メニューとして導入するお店も多かったです。

私の友人も、
アイロン矯正を始めたお店は多かったです。

もちろん、私も他の方や友人からアイロン矯正を勧められたこともありましたが、
お客さんにとってのマイナス面や、どの美容室も同じ方法をやっていることから、
近い将来、価格競争になることは予測がつきました。

だから、私は手を出しませんでした。

案の定、一般的なアイロンによる縮毛矯正は、
価格破壊に巻きこまれ、導入当初は15000円以上が当たり前だったはずなのに、
今では1万円をきっているのが現状です

「売上に貢献するどころかお荷物的なメニューになっている」
こういう美容室も多いようです。

また、ヘアスタイルに関するメニュー提案は毎年のように
メーカーからも提案があります。

それが悪いとは言いません。
中には本当に良いものもあります。

でも、経営者として中長期的なお店の繁栄と、
お客さんとの末永い良い関係の構築を考えたときに、
毎年生まれては消えるヘアメニューに安易に飛びつき、
毎回コロコロ提案する髪型を変えるのもいかがなものか?

という思いがあり、
導入するからには本当にお客さんにとって
良いものをという思いがあったのも事実です。

アイロンによる矯正が、
店舗としてのメニューとしても、
お客さんに良いヘアスタイルを提供するという意味でも
不幸をもたらす要因を話します

1.しっかりとした熱対策もなく1剤の軟化不足で矯正しにくい状態の髪を、
  熱とプレスで無理やり矯正するため、熱で髪は炭化し、
  プレスにより髪1本は本来、丸いはずなのに平らな板状になります。

2.プレスによる板状の髪の変形が、四角いシルエット・ぺちゃんこ・針金のよう
  額に張り付く・丸みが出ないを引き起こしています

3.熱による炭化のトラブルがパーマやカラーの失敗を引き起こしています

こうなってしまった状態の髪の解決は、
今の美容技術ではどうにもなりません

つまり、アイロン矯正は
あなたの経営もお客様も困るという2つの不幸を作っています

ちなみに、この縮毛矯正メニューならば、
1.カラーもできます
2.パーマもかかります
3.ブローで丸みを作る事も可能です
仕上がりは、美容師でも「これ矯正した髪?」と思うほど自然ストレートな髪と区別がつかないほどです

アイロンを使わず矯正するため、
「当店の矯正が他店とここが違います!」などという苦しい説明はいらないですし、

子供が見ても施術方法の違いは分かります。
真似ができない技術のため競合が存在しません。

競合がいないということは、
価格競争も起きないわけです。

その結果、他店が1万円弱の料金をつけているのをしり目に
2万円以上の高単価メニューとして位置づけできます。

事実、私のお店では矯正の料金は平均2万4000円で
毎月150人を超える矯正のお客様が来店しています 。

これだけで単純平均360万円になります。
これは東京都内の青山や表参道などのおしゃれな街の話ではありません。
静岡県は東部の三島という地方都市での話です。

つまり、あなたのお店でも実現可能な数字なのです。

ちょっと想像してみてください。

もしあなたが1人だけでお店を経営しているのであれば、
1日2人来店で2万円×2人=4万円 、
25日営業すると4万円×25日=100万円の売上になります。

しかも、このお客様は幸せをもたらすコウノトリ!です。
1回の来店で2万円以上のお金を使ってくれる方は、無理して来店していない方がほとんどです。

一言でいえば、お金持ちです。こうしたお客様は、お店で販売している店販商品が売れます。特に、高単価の店販商品が高確率で売れていくのです。

例えば、当店の実際の売れ筋ベスト3をあげると、
第1位が3500円のシャンプー
第2位が4200円のトリートメント

そして第3位が
2800円の保湿剤です。

また、来店時の追加メニューとして3500円からの
トリートメントをよくオーダーされます。

さて、いかがでしょうか?

独自商品によりヒットを生み出す秘訣は
3つです。

1.お客さんの対象を絞り込み、低価格重視層は排除し、高額顧客層を中心にする
2.安易に新メニューに飛びつかず、メリット・デメリットの双方から検証する
3.高額顧客層なので、商品価値も理解してもらいやすく、関連商品の購入確率が
  高まる。

あなたのお店が
このアイロンを使わない独自の矯正技術を学んで
高額単価をとれるお店に変われば、
これまでのように売上の低迷で困ることはなくなります。

利益率も高いので
少ない人数で一人当たり100万円を超える売上を得ることも可能です。

もし、興味があれば、この記事のコメント欄に

「興味あります!」

と書いて教えてください。

明日は、お客さんの数を増やす
集客法についてお話しします。

また、明日お会いしましょう。

佐藤ゆうじ

(ここまで)

いかがでしたか?
明日の佐藤さんのお話し
「客数を増やし集客の仕組み」
楽しみですね。

私も明日の配信が楽しみです♪

ハワードジョイマン

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